飛生川


- GPS
- 08:30
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 421m
- 下り
- 418m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 苫小牧温泉ほのか |
写真
感想
お盆休み北海道遠征の2本目、雨天により2日間停滞しての最終日に遡行しました。
初の本格的突破系泳ぎ沢、記録を見ると結構時間がかかっているパーティが多いので、うーんと思っていたが、水根沢で水流に突っ込んだ経験や海沢で泳いだ感覚を基に写真と動画からイメージすると行けそうな気がしてくる。ザックをサブザックにして、寒さに備えて着れるものは全部着て突入した。噂通り、噂以上の綺麗な泳ぎ沢で、ガチガチ震えたがとても楽しかった。
グレードは2級くらいらしい。確かにそんな気がした。でも小川谷よりはだいぶ難しいがタイプが違うからか?一気に抜ける力が必要。水が綺麗だが、個人的には苔の魅力がすごいと思う。苔がきれい、ガスってたので雰囲気増してさらに素敵だった。しかし寒い。アクティブスキン、フラッドラッシュ、ウェットスーツ上、ライジャケで寒かった。気温は18-25度、水温は水風呂よりは温かい程度なので10度くらいだろうか。これだけ来ていても泳ぐと寒いし、風呂入った後の空港検温で35.4度だった。まずかったな。ホラノ貝の記録でgenterも書いていたが、恐るべし泳ぎ沢。
ゴルジュ内はあれこれやって突破。めちゃ楽しいが、めちゃ寒い。エイドの技術があるとより面白い。水量は少な目だと思う。それでも2mほどの落ち込みで必死になり、あれこれ手を尽くして突破した。サブザックだと意外と泳げる、意外と浅い。しかし、全荷だと平泳ぎもクロールもできないと思う。八目鰻泳法だろう。ザックでの抵抗も大きく、めちゃ難しそうなので練習する機会も欲しい案。
泳ぎリードは、全員でじゃんけんしたが、kaguさんが2mで帰ってきたり、haruさんが平泳ぎ上手かったりと才能を見せつけていた。ヌビナイで飛び込まないので泳げないのかと思っていたが隠してたみたい。
今回分かったことは、泳ぎ取り付きだと筋肉が硬直するのと、ザックが水貯めて重くなるので、突っ張るのが全荷状態くらいきつい。水中内で突っ張るのはレストにもなって割と有効だが、水中に長居するとライフポイントが削られる。水中に入る回数もここぞのために減らしたい。
フローティングロープは小さいビナを付けただけでも沈んだ。上流から流すときは流れをよく見る必要があるが凄く難しい。横押し出しと反転流にすぐ巻き込まれる。
上流側ロープの出すのが遅い、早過ぎて団子になると抵抗が増して狙った流れから外れる。そのため、セカンド以降は、バックロープ引くとパーティの遡行スピードがあがる。でも、かなりの長さのロープが必要。お助け10mは横移動の場合短すぎる。
20mは欲しいので、20mx2本くらいか。CS滝は難しい。下部ハング、上部ホールドなし。唯一、手のある隙間からは大量の水が流れて弾き飛ばされる。
モンベルのアクアペル+ゴミ袋2重でばっちり浸水した。上から下から水圧がかかる場合はよっぽど防水しないと駄目なようだ。
第一ゴルジュ抜けるとナメが綺麗だった。沢上谷、小松原沢、飛生川がナメ沢の3本に入る。飛生川は苔むしたゴルジュが魅力だと思う。本当に綺麗で日本庭園のよう。
第二ゴルジュも楽しんで、竹藪を藪漕ぎ(Yutaさんに先頭を行ってもらい、自分は楽々)さっと林道に出ることができた。親切な釣り人の車に乗せてもらい楽々下山。
突破系沢もとても楽しい!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する