忠別岳

2020年08月16日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 31.4km
• 登り: 1,912m
• 下り: 1,914m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:00
• 休憩: 0:40
• 合計: 10:40

5:00 大雪高原温泉
6:45 6:45 緑岳
7:25 7:25 小泉岳
7:30 7:30 白雲分岐
8:00 8:00 白雲岳
8:40 8:50 白雲岳避難小屋
10:30 10:30 忠別沼
11:00 11:15 忠別岳
11:30 11:30 忠別沼
13:30 13:40 白雲岳避難小屋
14:25 14:30 緑岳
15:40 15:40 大雪高原温泉
15:40 ゴール地点

「山と高原地図」による参考コースタイム：高原温泉→3時間→緑岳→2時間20分→白雲岳→50分→白雲岳避難小屋→3時間50分→忠別岳、往路10時間、忠別岳→4時間→白雲岳避難小屋→1時間→緑岳→2時間10分→高原温泉、復路7時間10分。合計17時間10分。

天候

小雨、曇り、晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旭川から国道39号を大雪湖の交差点で三国峠方向へ、国道273号から標識に従って砂利道の林道へ分岐し10 km行くと、大雪高原山荘、ヒグマ情報センターが並ぶ登山口前へ。公衆トイレあり。入山届の建物横に水場あり。

コース状況／危険箇所等

ヒグマを除けば、特に危険個所はない。

その他周辺情報

日本秘湯を守る会にも登録のある大雪高原山荘の温泉はピカイチ。単純酸性泉らしいが、独特の香りとにごり湯が心底疲れを癒してくれる。

写真

8/16 4:53

車中泊の昨夜から朝まで雨が降ったり止んだり。雨ガッパを着ての登山開始。森林パトロール小屋で届出を済ます。

8/16 5:17

びしょ濡れの中の森林急登で、朝からブルーな気持ち。

8/16 5:24

急登を終えると第一花畑。濡れた木道が滑る。

8/16 5:32

エゾコザクラがあちらこちらに。

8/16 5:39

ヨツバシオガマもちらほら。

8/16 5:48

高度が上がると陽射しが出てきた。一面アオノツガザクラの花畑。これは凄い。

8/16 6:01

ヒグマ注意エリア。

8/16 6:04

街中ではお目にかかれない大きな虹。小雨でどんよりした心が洗われる。

8/16 6:14

緑岳の登りの途中、雲の上まで上がってきた。

8/16 6:15

岩がゴロゴロの登山道。黄色のマーキング通り行けば問題なし。

8/16 6:45

まずは緑岳山頂に到着。ガスが濃すぎて景色を楽しめず。さて、どうしようか。

8/16 6:57

白雲小屋分岐まで下りて来た。濃いガスと強い風と小雨、忠別岳まで行くべきか悩む。

8/16 7:24

景色を楽しめないなら、せめて白雲岳でもということで予定変更。

8/16 7:26

せっかく来たのにというモヤモヤな気持ちの中、まずは小泉岳の標識。

8/16 7:32

続いて、白雲岳分岐。空のガスは濃いねずみ色。天候は一層悪くなるばかり。

8/16 7:53

白雲岳山頂も濃いガスの中。

8/16 8:00

白雲岳山頂に到着。登ってみたものの、旭岳の美しい姿などまったく見られず。

8/16 8:22

せめて白雲岳避難小屋を見てから撤退しようと、避難小屋分岐を下る。

8/16 8:26

下りの途中で緑岳の姿。何だか少し天気が回復してきたか。

8/16 8:31

新築中の白雲岳避難小屋。テン場に沢山の小屋が。

8/16 8:34

登山道脇のトリカブトは紫がとても綺麗。

8/16 8:42

水場で白雲岳の水を有り難く分けて頂く。

8/16 8:44

テント泊の受付は奥で。

8/16 8:44

素晴らしい避難小屋が出来そう。天気が良くなってきた。

8/16 8:45

一度諦めた忠別岳へ向かうことに。当初決めていた山頂タイムリミット11時まで間に合うかギリギリ。

8/16 8:55

タカネトウウチソウは、いつ見ても猫じゃらしみたい。

8/16 9:03

振り返って、どっしりとした白雲岳。この方向から見るのは初めて。

8/16 9:09

スレート平。板状の岩が多数散らばっているのが特徴。

8/16 9:23

沼回りコースや三笠新道のある谷。ヒグマの生息地。

8/16 10:23

ガスと強風の中、ひたすら歩みを進める。もう秋の風か。

8/16 10:27

やっと忠別沼までたどり着いた。結構大きな沼。

8/16 10:29

目指す忠別岳まであと一息。ガスで見えない。

8/16 10:58

忠別岳山頂。白雲岳に寄り道した割には、目標の11時までに到着。しばしランチタイム。

8/16 11:09

あまり気にしていなかったが、ナキウサギのマークが。大雪だからかな。

8/16 11:15

帰り道、石狩岳方向は良い天気。

8/16 11:36

振り返って、忠別岳の方向が少し晴れてきた。

8/16 11:37

何とも美しい景色。本当に来て良かったと実感。

8/16 11:59

晴れると、遠くの山並みも美しく。

8/16 12:16

緑岳方面もいい感じにガスが晴れてきた。

8/16 12:28

やっぱり大雪はこうじゃなきゃ。

8/16 12:39

後旭岳もようやく姿を現した。

8/16 12:40

三笠新道だと忠別岳まで近いのだが。クマさんのため。

8/16 12:54

白雲岳・左と緑岳・右とのツーショット。中央に白雲岳避難小屋。気持ちの良い青空。

8/16 13:07

改めて白雲岳の雄姿。

8/16 13:34

白雲岳避難小屋のトイレ。使えます。

8/16 13:35

完成が楽しみ。

8/16 13:49

避難小屋から緑岳に向かう手書きの分岐。

8/16 13:54

雪渓をロープに沿って歩いていく。

8/16 13:58

久々の登り。

8/16 14:25

再び緑岳山頂へ。往きと全く異なる景色。旭岳の方角まで堪能、絶景かな。

8/16 14:42

高原温泉方向。早く湯に浸かりたい。

8/16 14:59

振り返って緑岳。素晴らしい眺め。

8/16 15:35

看板の根元から湯気が上っている。

8/16 15:36

地の底から泥湯が次々に湧き出している。温泉への期待が高まる。

8/16 15:39

無事に下山。予定していたタイムリミットの17時よりもかなり早く到着。

8/16 15:39

大雪高原山荘。一年が123日の温泉宿。秘湯で芯から疲れを癒す。

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

kazu_VLX

3週連続で大雪を堪能。ピストン＆温泉のセットメニューで、今回は忠別岳をチョイス。朝の悪天候から実現可能か先が読めない中での強行。晴れた時の大雪の景色は、やはり素晴らしい。来月（9月）の中旬には、黒岳あたりから雪の便りが届きそうなので、短い大雪の夏を思いっきり堪能したい。今回スライドする人が少なかったが、途中、青森から来道し十勝連峰〜大雪を縦走している方と出会った。大雪を満喫して気を付けて帰って頂きたい。