夏の巻機山（井戸尾根）

2020年08月17日(月) [日帰り]

• GPS: 06:20
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,608m
• 下り: 1,597m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:42
• 休憩: 0:36
• 合計: 6:18

5:48 桜坂駐車場
6:21 6:26 5合目
6:53 6:58 6合目
7:55 7:55 ニセ巻機山
8:03 8:03 巻機山避難小屋
8:21 8:21 御機屋
8:29 8:29 巻機山
8:46 8:48 牛ヶ岳
9:01 9:01 巻機山
9:11 9:24 御機屋
9:42 9:45 割引岳
10:00 10:05 御機屋
10:17 10:19 巻機山避難小屋
10:26 10:27 ニセ巻機山
11:08 11:08 6合目
11:33 11:33 5合目
12:05 12:05 桜坂駐車場
12:06 ゴール地点

天候

（予報が外れて）晴れ！

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

駅レンタカー ホンダFIT　5,000円/24h　実績55.5km/1.76L
第4駐車場に駐車（空いてた。5時過ぎで3台程度）
トイレは第1にあり。登山ポストは第1と第4にあり
帰りに受付のおじさんに500円支払い。（朝はまだ来てない）
そして越後湯沢からMAXときの2階で東京へ（ガラガラで快適〜♪）

コース状況／危険箇所等

コース中での危険箇所は特になし。
下りで少し小走りで下りてたら、足元に蛇が。（たぶんマムシ）
前日の越後駒ヶ岳でも多く見かけたので、時期なのかな。

その他周辺情報

前泊した湯沢ニューオータニで日帰り入浴（泊まった翌日は無料で日帰り入浴できる）
ほぼ貸切状態だった。

写真

8/17 4:53

早朝5時前、水田の中を山へ向かう。晴れたらいいなー。

8/17 5:46

駐車場で準備整えて、登山開始。
これは、第4駐車場の先にある入山時の注意看板。山を舐めるなよ、ってこと。

8/17 5:46

山頂付近は穏やかなのだけど、それまでがハードでした。。。

8/17 5:59

まずは樹林帯を歩く

8/17 6:26

少し開けてヌクビ沢が見える

8/17 6:27

五合目。ここまで45分。

8/17 7:00

ヌクビ沢。彫りが深い。

8/17 7:13

8/17 7:20

急に風景が変わった。ゴーロ地帯。

8/17 7:21

と思ったら7合目

8/17 7:22

山々の風景がいい感じ

8/17 7:29

帰りは走りやすそう

8/17 7:43

青空に向かう階段

8/17 7:51

登って来た階段を振り返る

8/17 7:52

山に来てるんだよなぁ。

8/17 7:54

影ができる喜び

8/17 7:54

この空が好き

8/17 7:55

前巻機山は青空です。

8/17 8:00

イワショウブ　岩菖蒲

8/17 8:00

避難小屋が見えて来た（真ん中の左あたりに煙突が見える）

8/17 8:02

小屋に到着。ここまで2時間半弱

8/17 8:02

イワイチョウ　岩銀杏
秋になるとイチョウのように黄色い葉になる、とのこと。葉は腎形。

8/17 8:03

トイレは小屋の裏にもあります、とあったから、たぶん中にもあるのだろうけど、裏のトイレに行きました（帰りに）。

8/17 8:05

キオン　黄苑

8/17 8:15

やさしい稜線

8/17 8:21

山頂！山頂標識はココ、最高地点は別。なんでやねん。

8/17 8:29

最高地点1967m

8/17 8:37

少しだけ雪渓が残ってる

8/17 8:38

イワショウブ　岩菖蒲

8/17 8:39

ハクサンフウロ　白山風露

8/17 8:40

ミヤマアキノキリンソウ　深山秋の麒麟草

8/17 8:44

キンコウカ　金黄花

8/17 8:46

牛ヶ岳1962m。ここまでちょうど3時間。山標は寝ていた。

8/17 8:47

地図には眺望良いとあったが、この日はガスで眺望なし。

8/17 8:50

8/17 8:52

ハクサンフウロ　白山風露

8/17 8:58

アヤメ

8/17 9:04

ニコちゃん池塘

8/17 9:05

避難小屋までの稜線

8/17 9:06

新旧イワショウブと稜線

8/17 9:06

イワショウブの実

8/17 9:06

イワショウブ　岩菖蒲
岩とついているが、湿地に咲く。新鮮な花は雄しべは赤い。

8/17 9:29

タテヤマリンドウ　立山竜胆
初夏の花というが、8月中旬の巻機山で咲き誇ってた。

8/17 9:32

割引（ワレメキ）岳に向かう稜線。とがった三角山に登る。途中左側に伸びている道は沢筋からの道。「下山禁止」の看板あり。

8/17 9:39

ワレメキ岳山頂に到着。ここまで約4時間

8/17 9:41

稜線の写真が多くなってしまう。

8/17 9:42

ワレメキ山頂独り占め〜

8/17 9:42

下山禁止看板そばの風景。ずっと見ていたい。

8/17 9:44

ワレメキ岳からのパノラマ。左⇒われめき岳への稜線⇒巻機山山頂⇒前巻機⇒遠くの山々⇒六日町⇒右

8/17 9:53

ワレメキから巻機山山頂に戻るトラバース道。緑が濃ゆくて。

8/17 10:11

避難小屋手前の池塘で。逆さ巻機山と言いたいけど、少し風があったのかな。

8/17 10:13

小屋を経由して帰る道のり

8/17 10:19

名残惜しくて振り返りパチリ

8/17 10:22

青空に向かって行く階段を撮ってしまうんだなぁ。みつを

8/17 10:26

前巻機からのワレメキ岳

8/17 10:58

帰りにワレメキ

8/17 11:07

ヌクビ沢。彫りが深いw

8/17 11:07

六合目、ここまで1時間で下りて来た。

8/17 11:11

森の妖精

8/17 13:32

下山後、お風呂の前に腹ごしらえ。越後湯沢でお蕎麦。
（へぎそば中野屋が混んでたので、こちらで）
そばつゆをこぼしてしまったが、笑顔で対応してくれた。ありがとうございます。

8/17 13:58

「しんばし」おいしくいただきました。
※前日夕食を食べた「とんかつ人参亭」の向かい側です。

8/17 15:39

前泊したホテルの大浴場にて貸切状態で疲れを癒す。
寂しいくらいに1人。。。
前日は広い和室に案内してもらったので、サラダホープをつまみながらゆったりと翌日の準備ができた。ありがとうございます。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

liebe-02

仲間と越後駒ヶ岳に行くことになったのだが、そこまで行ったら、巻機山もぜひ登りたい！ということで、わがまま言って帰りに越後湯沢で降ろしてもらい、ホテルの和室で1人翌日の登山に備えた。

★早起き厳しい
　越後駒ヶ岳の前夜、銀山平キャンプ場で前泊したのだが、元気のいい若者たちが23時くらいまで音楽かけてて、よく眠れなかった。その状態で8時間歩いたその夜、サラダホープを食べならが翌日の荷物をある程度仕分けして、「半沢直樹」を我慢して21時過ぎには床についた。のだが、3:30に起きるときは、悶絶した。やっぱり睡眠は大事なのだ。

★稜線、稜線、稜線！
　巻機山の前半は樹林帯だ。粘り強く登って尾根歩きになってもなかなか景色が開けない。でも景色が開ける時がきた。そこには、山の峰々に続く稜線が。前日の越後駒ヶ岳がガス一色だった反動で稜線の写真をとりまくり、稜線に見入ってしまった。山って何て素晴らしいんでしょうね。それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。

★奥様と
　楽しい時はいつも知らないうちに過ぎてしまう。稜線歩きが終わり、樹林帯を歩きしばらく経った頃、途中の道で男性が休んでいた。11時ごろだったので、これからのぼるのか、と見ながら下りて来たら声をかけられた。「写真、とっていただけますか」え、こんな樹林帯で？なんで？と思ったら、樹林帯の中の少し小高いところに写真と位牌が飾ってある。こ、これは。。。
「かみさんとね、山に登ろうと思ってきたけど、キツくてもう無理かなぁって」
聞くと、生前奥様が登られてた山に登ろうとして登って来たものの、体力が続かなくてもう折り返そうかと思い、眺望がない樹林帯でせめて記念写真を撮りたかったとのこと。写真をとってカメラを渡す。
「ありがとう、また、トレーニングして出直すよ」
素敵な話だ。

★日帰り入浴
　湯沢ニューオータニは、泊まった翌日に無料で日帰り入浴できる。いいサービスだ。もっとアピールしてもいいのに。
　お風呂は男女入れ替えで露天のある方とない方がある。昨夜はない方だった。今日こそはと楽しみにして行ったが、露天のない方だった。まぁ、いい。風呂に入れるだけ幸せだ。こっちの売りは「翡翠の湯」だ。ヒスイを使った浴槽がジャグジーになっていてリフレッシュと健康によい湯、とのこと。ただし、入った時間にはジャグジーは動いてなかった。サウナも営業前。ま、温泉と水風呂でも十分ゆっくりできたので、それはそれでよかった。

★トレランで幅を広げる
　今回の山行はトレランシューズにトレランザック。登りはほぼ歩いたが、下りや緩い登りはゆっくり慎重に走った。トレランが選択肢にできると行動範囲が広がる。もし、この日、普通の登山として歩いて上り下りしてたら、ゆっくり蕎麦やお風呂を楽しめなかっただろう。今後もこのスタイルはぜひ試してみたい。