【過去レコ・百名山家族山行】連休雲取山ツアー（三峰神社〜白岩小屋〜雲取山〜鴨沢）

2006年05月03日(水) 〜 2006年05月04日(木)

• GPS: 30:00
• 距離: 21.7km
• 登り: 1,469m
• 下り: 2,013m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:25
• 休憩: 0:45
• 合計: 6:10

10:30 ロープウェイ山頂駅
10:40 10:45 三峯神社
11:20 11:25 妙法ヶ岳分岐
13:20 13:45 霧藻ヶ峰
14:20 14:30 お清平
16:40 白岩小屋

2日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 1:45
• 合計: 9:15

6:30 白岩小屋
7:15 7:20 白岩山
8:20 8:25 大ダワ
9:10 9:30 雲取山荘
10:20 10:55 雲取山
11:20 11:25 ヨモギノ頭
12:00 12:20 奥多摩小屋
12:45 12:50 ブナ坂
13:20 13:25 七ッ石小屋下分岐
13:55 14:00 堂所
15:45 鴨沢バス停

天候

2日間とも晴れ、一時曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

（往路）池袋より西武レッドアロー・ちちぶ7号にて08:51西武秩父着、バス・ロープウェイにて三峰山頂駅へ
（復路）鴨沢バス停より奥多摩駅へバス移動

コース状況／危険箇所等

霧藻ヶ峰〜白岩小屋まで、子連れには厳しいヤセ尾根の急登が続き、コースタイム大幅オーバー…。

写真

好天の大型連休後半、久々の家族山行。中学1年生＆小学生2人のダンゴ3兄弟とともに、三峰神社を元気良く出発！

バスとロープウェイで標高を稼ぎ、登山口の神社は既に標高1,100m。セーター着用でちょうど良い涼しさです。

長い尾根登りの途中、3兄弟お揃いで記念にパチリ。三男クンも上着脱ぎ、頑張って歩いてます。

結局、霧藻ヶ峰の先の急なヤセ尾根歩きで全員ヘロヘロ、当初予定の雲取山荘にはとてもたどり着けず、急遽年季の入った伝統の白岩小屋に1泊。翌朝、お世話になった小屋のオヤジさんと家族で記念に1枚。

朝イチで小屋のすぐ先の白岩山山頂へ。深い樹林帯に囲まれ、展望ナシ…

奥秩父の雰囲気満点、苔むした原生林の中を登っていきます。

やっとのことで雲取山荘到着。ここで小休止、いよいよメインターゲットの雲取山を目指します。

1日半の苦行の末、ようやく雲取山頂到着、家族揃って記念にパチリ。5人の身長が見事な等差数列！ここで素晴らしい景色を見ながらラーメン昼食済ませ、鴨沢目指し下山開始！

感想

さとなお

この年の半ばから2度目の海外勤務が決まり、暫くの間は単身赴任となりそうな状況。そこで、この年の大型連休は久々の家族揃っての泊まりがけ名山ツアーを計画、小1の三男クンも参加可能な雲取山をチョイス。往路は西武特急・バス・ロープウェイを駆使して、標高1,100m弱の三峰神社から昼前スタートします。最初は緩いコースを家族でワイワイ賑やかに登っていきますが、霧藻ヶ峰を過ぎるあたりから岩混じりのヤセ尾根の急登が続き、すっかりペースダウン。初日のうちに雲取山荘まで上がるつもりが、お清平にたどり着く頃には途中で日が暮れる雰囲気となり、諦めてこの日は途中の物寂びた有人の白岩小屋にて素泊まりすることに（※その後同小屋は営業休止)。すきま風吹き込む小屋の夜はかなり冷え込みましたが、口数は少ないながら親切な小屋のオヤジさんが湯たんぽを出してくれて、家族一同疲れも出て暖かくグッスリ睡眠。
　翌朝は早々に朝食を済ませ、朝イチで小屋のすぐ先の白岩山を越え、約2時間弱で雲取山荘着。ここで大休止、いよいよメインターゲットの雲取山を目指します。深い原生林の斜面をツーピッチで念願の山頂到着。家族揃って記念撮影後、四周の山々の展望を楽しみながらラーメン昼食。帰路は眺めの良い石尾根を進み、奥多摩小屋で休憩後、お疲れ気味の三男クンも頑張って、鴨沢へと一気に下ります。雲取にはかれこれ10回近く登った経験がありますが、この家族山行は一際思い出深いものとなりました。海外勤務の間は家族での山登りも暫くお休みですが、いずれ家族全員で日本一の富士山を目指したいところです（この願いは3年後の2009年に実現)。
【2020年8月再録】