北横岳 吹雪そして白銀世界に歓喜！
長野県
nksan
その他8人 - GPS
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- 距離
- 3.1km
- 登り
- 235m
- 下り
- 226m
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| 天候 | 吹雪〜晴れ 気温マイナス10〜12℃ 風速10〜15m |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆山頂駅〜北横岳ヒュッテ 坪庭周辺は積雪50cmくらい。トレースは吹雪で消滅。坪庭登路はポールがあるため問題なし。北横岳ヒュッテまでの樹林帯は積雪50〜100�僉�吹き溜まりに注意。 ◆北横岳ヒュッテ〜頂上（南峰2,472m） 樹林帯の急坂、積雪50�僉�100�僉Ｄ詐緜床爾魯僖Ε澄爾凌疾磧�雪下が凍結したところもあり、アイゼン装着が無難。頂上は雪が飛んでアイスバーン、強風に煽られ転倒などに注意。 |
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感想
◆新宿8:00発あずさで茅野へ。茅ヶ岳、奥秩父の山並みは晴れ、八ヶ岳・南アは雪雲の中。予報どおりの天候です。茅野から北八ヶ岳ロープウエイ行きのバスは、途中チェーンを履いて山麓駅11:30到着。あたりは雪景色で、雪が舞っていた。身支度して12:00発のロープウエイに乗車（20分間隔運転）。遅い出発です。
◆山頂駅の外観は雪で凍結、見るからに寒い。私たちのパーティー以外はハイカー数人で、火の気のない駅2F休憩所で簡単な昼食。室内はマイナス5℃、湯気と息が白い。窓越しの坪庭は吹雪で視界不良のコンディション。
◆坪庭入口からポールに導かれて北横岳方面へ向かう。トレースなし。100mくらい歩いたところで張綱に囲まれ、順路を誤ったかと思い、スタート地点に戻り指示板を再確認。順路に誤りはなかったが少しタイムロス。
◆坪庭を過ぎて、樹林帯を辿る。モノトーンの世界。北横岳ヒュッテまで休憩なし、夏道標準1時間で到着。吹雪の中、ヒュッテ前のベンチで、グループ1組が楽しげに鍋パーティーを開催中でした。山頂への様子をお尋ねすると、これから登るとのことで様子は不明。低温、強風なので、長居は無用、アイゼンをセットして即、頂上に向かった。
◆樹林帯の途中で2人連れの方と行き違う。頂上は強風とのこと。急坂を詰めた頂上直下はパウダーの深雪で膝くらいまで潜った。開けた頂上（南峰）は強風＆アイスバーン。記念写真をすませて即、退却。強風でフードが開いた仲間が、帽子とゴーグルを飛ばされた。帽子は天高く白い雲の中にスッーと消えた。ゴーグルは10mくらい飛ばされたが、雪原で回収。
◆ヒュッテに戻り、ひと息入れていると雲が切れ、見る見る青空が広がった。今日は終日雪雲とのお付き合いと思っていたが、幸運のひと言。白銀の光景が広がり歓声が上がる。往路を下ると、縞枯山を望む神秘的な光景にも出会えた。
◆坪庭も一面白く輝いてとても美しかった。冬山の感傷に浸りながらロープウエイ最終便直前に山頂駅に到着。アイゼンを解いて、夕日を眺めながら下界に下った。
◆今日は厳冬期並みの低温、強風の雪山ハイクでしたが、白銀の光景を拝むこともできてとても素晴らしい山行でした。
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