『熱帯夜のナイトハイカー』 伊吹山
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,168m
- 下り
- 1,155m
コースタイム
- 山行
- 2:54
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 3:29
タイムは撮影時間から算出
天候 | 熱帯夜 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所なし 夜間でも道明瞭 |
写真
感想
※写真もないし、レコあげるの面倒く...もとい控えようと思ったが、まぁ忘備録として残しておく
諸事情あって、アルプス・ワンデイ・ロングハイクに行けてない。その間、体力が落ちないようにといつもの猿投山でトレーニングハイクしたのだが、熱中症っぽくなって倒れそうになる始末。すっかりモチベを失ってしまった私は、堕落な日常を過ごしておりました。
久々にヤマレコを開いたら、コロナ禍の中でも張り切って登っていらっしゃる皆様方のレコ。触発された私は「久々に登ってみるか」と思い立ったのでございます。そうは言っても、遠方へはちょっと行けそうもないし、かといって低山ハイクは熱くてやってられない。そこで、過去にご一緒させていただいた方々が伊吹山ナイトハイクされてるレコを拝見。私も伊吹山ナイトハイクは何度か経験もあるので、気軽な気持ちで行ってみることにいたしました。
予定の問題もありまして、『ご来光登山』ではなく『落陽登山(?)』を計画。ちょっと暑いかもしれないけど、琵琶湖に沈む夕陽(になるかどうかは知らない)をバックに登ったら楽しそう。しかし、夕焼けに間に合うこと叶わず、結局日没後のスタートとなってしまいました(悲)。
まぁ日中よりはマシだと思うが、それでも吹き出る汗はノンストップ。雨かと思った雫は私の汗だったり。流石にこんな時間から登るハイカーさんはおらず、何とも寂しいナイトハイカー。しかし、私を見つめる野獣の光る眼はそこかしこに数多あり、漂う獣臭が夜風に漂い、指笛のような甲高い鳴き声が暗闇にこだまするのでした。
”闇夜をのぞく時、闇夜(鹿)もまたこちらをのぞいているのだ”
「う〜んニーチェっぽい...何だが哲学チック」などとくだらないことを思いつつ、ただひたすらに登っていく私。
山頂に着くと、カメラオジサマが夜景撮影会をやっていらっしゃった。しばし周回したのち、手持無沙汰になってベンチに寝転がりボーと星を眺める。汗が冷えて少々寒くなってきてので、Tシャツを着替えようかとも思ったが、面倒くさいので下山する。
”闇下り”はとても危険なので、慎重に歩を進めたが、それでも右足のつま先を岩にぶつけてしまい、負傷してさらに遅くなる。何とか無事下山した頃に、やっと少しずつ闇上がりハイカーさんの姿があった。
今回は完全なるナイトハイク山行になってしまった。花の美しい伊吹山なので、ちょっと残念。でも久々の登山でまぁまぁ楽しめました...とさ。
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