四阿山・根子岳周遊

2020年08月22日(土) [日帰り]

• GPS: 05:21
• 距離: 8.2km
• 登り: 634m
• 下り: 947m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:46
• 休憩: 1:33
• 合計: 6:19

6:59 菅平牧場登山口
7:08 7:09 中四阿道登山口
8:03 8:04 小四阿
9:21 9:31 四阿山・根子岳分岐
9:46 10:35 四阿山
10:46 10:47 四阿山・根子岳分岐
11:12 11:13 大スキマ
11:39 11:42 鬼遊びの庭
11:52 12:19 根子岳
13:02 13:02 東屋
13:17 13:17 菅平牧場登山口
13:18 ゴール地点

天候

曇り後晴れ、湿度高く午後雷

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上信越自動車道上田菅平ICより車で約30分程、菅平高原牧場へ。200円を払って入場、一番奥にある登山口前にある駐車場に停める。トイレ、登山ポスト有り。

コース状況／危険箇所等

●菅平牧場からは根子岳から四阿山へと縦走する人が多いが、今回は逆に四阿山を直接目指した。熊が出そうな下笹の樹林帯が続き地味なコース取りの印象だが、大スキマの鞍部へは四阿山から下りになり体力的にはこちらの方が楽だと思う。熊の糞が登山道に落ちていたので、早朝は気をつけたい。
●日本百名山に名を連ね、菅平高原からは四阿山に比べて簡単に登れるからだろうか、峰続きの根子岳はより多くのハイカーで賑わっている。冬のスキー登山も有名。

その他周辺情報

下山後は少し遠いが温泉を探して彷徨う。たどりついたのは真田町の地蔵温泉「十福（じっぷく）の湯」。（http://www.zippuku.net/）
長野県下最大の露天風呂だとか。

写真

8/22 7:06

朝霧の中の菅平牧場。ここから登山開始。

8/22 7:44

先陣を切る山トモ。本当はこの週末、彼を含む3人パーティで穂高縦走のはずでしたが、紆余曲折ありこの山へ。

8/22 7:55

ミネウスユキソウ。

8/22 7:56

タカネマツムシソウ、咲き始めで瑞々しい。

8/22 8:04

朝霧がなかなか取れない。午後は大気が不安定で雷もありそうな予報。何とか晴れて欲しいのですが…

8/22 8:08

ネバリノギラン。

8/22 8:10

ガスが切れると根子岳が。

8/22 8:12

アサギマダラはマルバダケブキで食事中。

こちらはクジャクチョウ。

8/23 23:08

「ガンバ」
この日いくつ見ただろ？　かなりたくさん出てきます。

8/22 8:28

イブキジャコウソウ。

8/22 8:39

中四阿山付近。

8/22 8:42

一旦下ってから登り返します。

8/22 8:44

ウメバチソウ。

8/22 8:45

荒々しい四阿山の爆裂火口。

8/22 8:49

キオン。

8/22 8:49

中四阿山を振り返る。

8/22 8:52

湿度が高くてもう汗だく。このあたり、「ガンバ」を見るとなんだか逆にペースダウン…調子上がらず。

8/22 8:58

ハクサンオミナエシ（コキンレイカ）。可愛い。

8/22 9:21

根子岳分岐。

8/22 9:35

山頂へはもう「3ガンバ」ぐらいか…急だなっ。

8/22 9:39

最後の最後が歩きにくい木道。

8/22 9:45

石積みの祠を過ぎると…

8/22 9:46

ようやく四阿山山頂に到着。根子岳も足の下に。

8/22 9:46

ほんの一瞬だけ…彼方に北アルプスが見えた。あちらは快晴！あららららら…

8/22 10:33

山頂の祠。

日本百名山は53座目。あ、でも三角点ピークはカットしたからカウントなしか。

8/22 10:35

真田の里ゆかりの神社もありました。下山は根子岳経由で菅平へ。

8/22 11:11

鞍部（大スキマ）の草原。目の前の根子岳への登りを前にしてがぜんペースが上がる山トモ、逆に周りが花で気が散ってよちよち歩きになる私。

8/22 11:21

タカネマツムシソウ咲く大スキマの草原。

8/22 11:29

単にバテただけ…ここに来てペースが随分落ちる。昨日の美ヶ原に続く連チャンの影響か？

8/22 11:32

あれ、もうあんな所に…

8/22 11:32

は、早すぎ！　いや、自分が遅過ぎ？見下ろされている感じ…

8/22 11:36

鬼遊びの庭。ここからの四阿山、百名山に選ばれただけはある堂々の風格。

8/22 11:36

根子岳から登ると随分きつい登りになるのがよく分かる。

火口壁の上は巨岩ばかり。横から巻く。

8/22 11:45

根子岳の爆裂火口。

8/22 11:48

根子岳山頂。随分と登山者で賑わっていました。

8/22 12:23

下り初めは気分の良い緩やかな坂。

8/22 12:31

この日一番綺麗だったマルバダケブキの花。

8/22 12:46

可愛いツリガネニンジン三兄弟。

8/22 13:20

下山。とにかく暑かった。

8/22 13:21

暑さに我慢出来ず駆け込んだアイス。

8/22 13:21

菅平でまだ咲いていたヤナギラン。

8/22 14:36

温泉探してたどり着いたのは真田にある「十福の湯」。広くてよい露天風呂でした。

撮影機器：

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 靴 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル

感想

kenny

前日の美ヶ原に続いての連続登山。白羽の矢が立ったのは四阿山。なぜか万年プランB扱いでしか計画に上がらず登る機会を得ていない山でした。
先のレコにも書いたのですが、この週末に予定していたのは四阿山ではなく、北アルプスの西穂高〜北穂高岳縦走、言わずと知れた岩の難ルート。肝心のジャンダルム登頂予定の日に天気が崩れ午後は雷の予報で数日前に計画を中止、代わりに思案の挙句に違う山を選んで出かけたのでした。
曇り空の下、登り詰めた山頂からチラと見えた北アルプスは青空の下！　行くはずだった穂高の稜線もクッキリ。
この夏、梅雨のあけない本州を見かぎり沖縄へ飛び太平洋高気圧の下で西表島に遊んだ後、8月に入ってから木曽駒ヶ岳、美ヶ原と好天の山を日帰りではあるが満喫出来たその後…
今度はちょっとだけ口惜しさが残った気がします。まぁ、午後には予報通りの雷と夕立が長野県のあちらこちらで発生し、危険は回避出来たのですが。

お天気の神様との夏山好天ポーカーゲームは3勝1敗と言ったところ。「四阿山はBプラン扱い」なんて失礼な気持ちでいたからでしょうかね。

でも今やその言葉は撤回しないといけないでしょう。
鬼遊びの庭から見た堂々とした四阿山の姿はしっかりと山好きのハートを掴み、好天の日の再訪を約束させるのに十分でした。