このルートは気持ちイイ☆（札掛→ヨモギ尾根→表尾根→塔ノ岳→長尾尾根）

2012年12月16日(日) [日帰り]

• GPS: 08:19
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,457m
• 下り: 1,453m

コースタイム

7:10掛札駐車場-7:31ヨモギ尾根登山口-8:29806ピーク-9:00ヨモギ平-9:50表尾根分岐--10:15烏尾山10:24-10:42行者ヶ岳-11:06政次郎ノ頭-11:11書策小屋跡11:14-11:25新大日-11:41木ノ又大日-12:05塔ノ岳12:55-13:13木ノ又大日-13:24新大日-13:37タライ小屋沢分岐-14:44本谷コース分岐-14:59札掛分岐-15:18丹沢ホーム-15:29掛札駐車場

天候

晴れ（季節外れの暑さ）、午後から一時霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

札掛森の家手前の駐車場を利用（無料）
15〜20台くらい停められますが、利用者はアングラーさん中心かな

コース状況／危険箇所等

◆ヨモギ尾根
渡河ポイントまで下りるのに苦労しちゃいました(丹沢ホームまで行って河原まで下りて戻りました)。札掛森の家の方に下りて、抜けて河原に出るのが一番近道(朝はまだ門が開いてないので、森の家過ぎたあたりの車道から入れます）。
登山口の取りつきは、藤熊川・タライ小屋沢の合流付近の赤テープを目印にします。
踏み跡は明確ですが、営林関係や渓流釣りの人など、山登りに関係ないのもありますので、尾根を目指すことを念頭に進みます(尾根に乗るときに藤熊川の堰堤方面に進む巻き道に入ってリカバリーすることになりました)。
上りに関しては尾根に乗ってしまえば基本真っ直ぐです。複雑な分岐もなく、踏み跡も鮮明。道標はないですが、赤テープが多くあるため、無雪期なら高度なルーファイ技術は必要ありません。
下る場合は数か所で尾根の分岐がありますので、自分の位置が把握できる程度の地図読み力は必要かと。
三ノ塔直下がやわらかい土で崩れやすい斜面となるので注意。
◆表尾根
この暑さで土が露出した登山道はひどい泥濘状態です(個人的には過去イチバンのひどさだったかも)。
◆長尾尾根
踏み跡も鮮明。所々にも道標があります。本谷コースとの分岐以降は細い巻き道になっている個所も多く、注意が必要です。

全般的に前日の雨と霜解けで道のコンディションは今一つでした。

また長尾尾根で最近クマの目撃があったとの表示がありました。
念のためヨモギ尾根と長尾尾根では熊鈴を装着です。

写真

12/16 19:50

出発時は手元温度計で3℃となってますが、実際は7℃くらい。これでコイツの誤差の目安がわかりました。
まぁ暖かいってことです。

12/16 7:10

丹沢ホームのクルマが山肌見ながらクラクション鳴らしまくってグルグルしてます。
何かを追い払ってるんでしょうが、シカですかね？

12/16 7:10

霧がでてないだけマシですね。
札掛の無料駐車場は7時過ぎでワタシだけ。

12/16 7:12

「札掛森の家」
こんなに立派な施設とは思いませんでした。

12/16 7:18

吊り橋の近くに下りたいんですが、取りつきがわからなく丹沢ホームまで来ちゃいました。
ここでようやく案内表示発見。

12/16 7:22

降りて見渡しますが吊り橋は見えない。

12/16 7:24

タライ小屋沢沿いをずいぶんと駐車場方面に戻ります。

12/16 7:29

とにかく渡れそうな場所で渡河すればいい様子。
ここを越えましたが（渡ってから振り返り撮影）、石が滑りやすくて；；；

12/16 7:30

登山道の取りつきらしき場所はありませんので、更に下流へ。

12/16 7:31

吊り橋が見えてきました。
手前の渡河ポイントもビミョーなカンジ。。。

12/16 7:31

そして藤熊川・タライ小屋沢の合流付近に登山道取りつきの目印の赤リボンがヒラヒラ☆

12/16 19:53

しばらく斜面を巻いていきます。
踏み跡は明瞭。

12/16 19:53

渓流釣りの人も多く、踏み跡追ったら藤熊川の堰堤方面に・・・だんだん尾根とズレてきたので、この先で尾根に直登しました。

12/16 7:36

この糞は。。。
イノシシとかであってほしい。

12/16 19:53

尾根に向かい直登する道も踏み跡しっかり。
実はこれが正しい道なのか？

12/16 7:40

尾根に出ました。歩きやすい。

12/16 19:53

これだけ明瞭な尾根だと道外しませんね。

12/16 19:53

丹沢ホームもだんだん小さく・・・

12/16 7:50

明瞭ですが自分のポイントは外さないよう、地図としっかり合わせます。

12/16 7:59

右手から支尾根が合流してきました。

12/16 8:03

合流先から振り返り見下ろします。
これだけ見ると左に下りたくなりますね；；；
正しくは右。テープも右についてます。

12/16 8:09

トゲトゲ攻撃を避けて。。。

12/16 8:10

シカの後ろ脚キックの足跡。
とにかくシカの糞があちこちポロポロ；；；

12/16 8:14

だんだん自然林が多くなってきます。

12/16 8:24

またもや左からの支尾根が合流し、その先で振り返り。
ここも正しいルートは右ですが、この位置からは右に道は続いていなさそうに見えます（急に落ちているため）。
もちろん道標などないので、下りの場合は注意ですね。

12/16 19:56

お約束の尾根を塞ぐエイリアン。

12/16 8:27

806ピーク手前。
またまた右手から支尾根が合流してきます。

12/16 8:29

806ピーク到着。

12/16 8:31

またまた合流地点で振り返りますが、左の木があるため前の2回ほど明確な分岐にはなってません。
もちろん注意ポイントではありますが。

12/16 8:32

境界尾根のような営林の違いですね。

12/16 8:32

右手の視界が開けてますので、長尾尾根が見えます。

12/16 8:35

その後、また植林帯となります。

12/16 19:57

しっかりと間伐されてキレイな並びです。

12/16 8:44

スタート時点で着ていたフリースはとっくにザックの中へ。
手袋は最近出番が少なくなりましたが、3シーズン目の100均フリース。重宝してます（これもそのうち暑くて薄手のグローブにチェンジになったけれど）。

12/16 8:50

やがてシカ柵を抜けると・・・

12/16 8:51

いきなり視界がドーンと開けました♪

12/16 19:57

この小径だけでもウキウキさせてくれます。

12/16 8:55

気持ちをカラダで表現してみました☆

12/16 8:59

シカ柵になってないとこを通過。

12/16 9:00

左にボスコからのコースとベンチが見えます。

12/16 9:00

ここで合流。

12/16 9:01

道標もいい味出してます。

12/16 9:01

この一帯の枯れた草はテンニンソウらしい。

12/16 9:02

正面の三ノ塔に向かいます。

12/16 9:02

振り返ると癒しの広場が☆
なんかここでピクニックして戻ってもいい気がしてきます。

12/16 9:03

こっちから表尾根を眺めるのもなかったので新鮮。

12/16 9:03

何があったん？って状態ですが；；；

12/16 9:09

このへんからしっかりとした傾斜が。。。

12/16 9:12

といっても激坂じゃないので。

12/16 9:12

これもシカのキック跡ですねぇ。

12/16 9:28

一旦また平らになって・・・

12/16 9:29

烏尾山。ショートカットしたいけど。。。

12/16 9:30

塔ノ岳からの表尾根稜線と、新大日から手前に分岐する長尾尾根。

12/16 20:01

ちょいと足元がゆるい。。。
自分の足跡を振り返り。

12/16 9:46

そろそろこのコースも終わり近い。

12/16 9:49

このピークの先には・・・

12/16 9:50

富士山ちゅどん！

12/16 9:51

三ノ塔のお地蔵さんの右背後に合流です。

12/16 9:52

せっかく登りましたが・・・すぐ下ります。。。

12/16 9:52

雲ひとつないピーカンです☆

12/16 9:55

相模原・多摩方面の市街地もクッキリ

12/16 10:00

足をとられないように注意して降ります。

12/16 10:05

ここも崩落激しいポイント。以前、橋がポッキリしててビビリながら渡ったことも。。。

12/16 20:05

今日の表尾根は泥・・・とにかく泥。

12/16 10:15

今日はお休みかな？

12/16 10:15

相模湾と箱根方面は何やら幻想的になってます。

12/16 10:18

今日の行動食の秘密兵器デス☆

12/16 10:20

上ってきたヨモギ尾根もバッチリ。

12/16 20:06

田おこしにはまだ早いでしょうに；；；

12/16 10:30

アセビ畑越しの日本一♪

12/16 20:06

アスレチックの時間です。

12/16 20:07

人が少なかったんで、練習で何回か登下降しようかと思ったんですが・・・ヤメました（笑）
ストック手に持って降りようとする人に「背中に刺して」って言ったら怪訝そうな顔されちゃいました(:_;)

12/16 11:01

ここはそのうちゴッソリ落ちそうです。

12/16 11:04

下の方はけっこう“もわん”だなぁ。

12/16 11:27

もわんがいい絵をつくってます。

12/16 20:09

逃れられない・・・

12/16 20:09

ここは下からも意外に見えるんですよ。

12/16 20:09

ここも逃れられない・・・

12/16 11:54

塔ノ岳山頂ももうじき。
といっても今日はピークハント気分じゃないので、まったり行きます。

12/16 12:03

上ってきた道。

12/16 12:03

右に回します。

12/16 12:03

更に右へ。

12/16 12:06

塔ノ岳山頂から改めて日本一。

12/16 12:06

アルプスの山々もクッキリです☆

12/16 22:29

お約束はいつもと別のポイントで☆

12/16 12:10

都心もクッキリ。

12/16 12:11

搭太郎はなんかおねだり中ですか；；；
ま、食べ物与える方の問題ですね(ー。ー)

12/16 12:17

今日はビーフンを茹でて、ちゃんぽん風の汁ビーフンにしようと思います。

12/16 12:23

美味しくできました♪
米の麺なので腹持ちがいい気がします。

12/16 12:24

田おこしの成果です；；；

12/16 12:51

なぁんてやってたら・・・
どんどん下から雲が湧いてきました。

12/16 12:51

反対側も。

12/16 12:54

上も時間の問題でしょう。

12/16 12:55

白い中を下山開始です。

12/16 20:15

短時間で改善されるもんでもなし(-。−；)

12/16 13:24

表尾根はこの先も白そうだなぁ。。。

12/16 13:24

新大日からは長尾尾根に分岐します。
ここ使うのは今年の2月以来。下りだと1年ぶりです。

12/16 13:25

長尾尾根はガスの影響なし♪

12/16 20:15

ここって整備されてるんだか、されてないんだかわからない道です（笑）

12/16 13:32

この先が急斜面のため、一旦左に迂回します。

12/16 20:20

でもこの迂回の巻き道が細く、積雪時は真っ直ぐ行ったほうがいいですね（今年2月にそー思いました）。

12/16 20:20

踏み跡明瞭。なだらかな傾斜の歩きやすい道です。

12/16 13:42

それでもって人がいない。

12/16 20:20

土嚢の保護道があったりも。

12/16 13:45

右手には大山と、手前にヨモギ平。

12/16 20:21

下りなので汗もそんなにかかない。
気持ちいい山歩きです。

12/16 20:21

気分は“あしながおじさん”

12/16 13:49

最近クマ目撃っていうから・・・熊鈴装着してます。

12/16 13:50

やっぱり怖くて中を覗けない（笑）

12/16 13:52

モノレール終点駅？

12/16 20:22

ここも尾根で営林が分かれてます。

12/16 20:23

人が歩かないと、こんな至福のガサガサ歩きができます♪

12/16 13:58

1年前は道を塞いでいた巨木だったのに、すっかりヤラれてます。

12/16 13:59

とにかくこういった景色が続きます。

12/16 14:04

ちょっと傾斜が強くなってきました。

12/16 14:07

2時過ぎですが、もう夕方の日差しになりつつあったり。

12/16 14:11

そろそろ植林帯がスタートしますかね。

12/16 20:23

しばらくは明るい森歩き。

12/16 14:18

シカ柵くぐると・・・

12/16 20:23

日があまり差し込まない森へ。

12/16 14:23

この柵はくぐらず真っ直ぐ行きます。

12/16 14:26

ようやく半分過ぎ。ちょっと長いのが玉に瑕かな。

12/16 20:24

だんだん巻き道が多くなり。

12/16 14:44

本谷コースとの分岐に着きました。

12/16 14:45

本谷コースは破線ルートになります。

12/16 14:46

今日は初のこちらへ。

12/16 20:25

こっちも巻き道中心ですね。

12/16 14:49

ダメな人はこの程度もダメ。。。

12/16 14:52

苔で同化した橋。

12/16 20:25

こっちも滑りやすい巻き道で、今日のように水を吸った日は気を遣います。

12/16 15:09

ここも雪が着いたらいやらしい道。

12/16 15:15

丹沢ホームが見えてきました。

12/16 15:18

朝も見ましたが・・・だそうです。

12/16 15:24

駐車場へ向かう途中、ドロドロの靴を沢で洗いました。

12/16 15:26

スタートポイントへの近道は、森の家の背後から沢に下りることですね。

12/16 15:29

駐車場に戻りました。
ワタシ以外は皆さん釣りの方のようです。

撮影機器：

LUMIX DMC-FT3 パナソニック

感想

macha76

『東丹沢登山詳細図』でバリルート体験！
ってな企画はありませんが、今週も前から気になっていたルートを歩いてみました。

それがヨモギ尾根。
けっこうここのレコも多いので歩かれてる道のハズですが、ヤマケイの丹沢ガイドや1/25,000地形図にもルートが存在しません。
そんなとこが見事に図面に出ております☆
こりゃ雪が着く前に行かなきゃ！とばかり出陣です。

起点は札掛。とあらば帰りはこれまた静かな山歩きが楽しめる長尾尾根で周回でしょう。
天気予報は晴れ。気温は高いとの予報ですが、先週の激寒ぶりで怖気づいたんでしょうな・・・厚手のフリース着こんで出発です。
ルート詳細は「コース状況」「写真」に任せますが、一般登山道にならないのがホント不思議です。

とにかく今日は暑かった。
まさに小春日和・・・というか春の陽気で、上りでは大汗；；；
フリースはすぐザックに突っ込まれ、長袖Tシャツ1枚で十分でした。
（塔ノ岳で食事休憩のときに薄手のウィンドシェル着れば十分）

それにしてもこの周回コースはホントに気持ちがいい♪
表尾根の区間は賑やかなので、人寂しくもならないし、かえってヨモギ尾根・長尾尾根の静かさが強調される感じです。
危険個所も少ないし、この両尾根で会った方は1人だけでした。
起点が公共交通機関では行けない場所ってのがマイナーにさせる要因なんでしょうが、塩水橋の賑やかさから比べればもっと人がいても不思議じゃないのに・・・
わかりませんね。
ただ暖かい時期はクネクネの魔物が多いエリアでもあるので、秋〜冬のお楽しみかな？


【装備記録】
■装備・・・ospザック24、car靴、priバーナー、pri250Gガス、n-bダブルストック、panコンデジ、救急セット、グルーミングセット、h-mオールウェザーブランケット、c-sエマージェンシーシート、m-bヘッドライト*2、s-pコッヘル、s-pマグカップ、s-p6本爪簡易アイゼン
■食料/水・・・昼食/ビーフン、チャンポン具、チャンポンスープ、行動食/パン・大福・ゼリー・羊羹・飴、非常食/アルファ米ピラフ、スポーツドリンク500ml、水1000ml
◎摂取・・・ビーフン、大福、ゼリー、飴、スポーツドリンク500ml、水（ビーフン使用含）700ml
■服装・・・a-d長袖Tシャツ、m-b中薄フリース赤、colウィンドシェル、cwx長タイツ黒、halニッカホース、fjaニッカボッカ、m-bQDタオル黄、m-bハンチング、l-aグローブ、daiフリースグローブ、a-dレインスパッツ
◎未使用・・・m-bレインジャケット＆パンツ

コメント

ゲスト

ヨモギ平だ！
少し前にPEAKSだったか雑誌にヨモギ平載ってました！
前回に引き続き、自然感たっぷりでいいですね
ヒル出没エリアだと秋か冬が適期になりますね。

バス通ってないだろうからなぁ。アクセスできるならルーファイしながら歩いてみたい道です〜。

追伸
daiってダイ○ー？（笑）

umejazz

こんにちわ。
はじめまして、私もヨモギ尾根をmacha76さんの５０分程後ろを歩いていました。　県道から吊り橋をわたって沢に降りたので赤テープがすぐに分かったのですが前日の雨のせいか水量が多く渡渉するのが大変でした。　で、尾根までのトラバースで見ましたよ。　ありゃ　熊さんのですかね？　ちょっとビビリましたｗ
あと、お地蔵さん手前の直登は滑りまくりでした。うっかりすると滑って滑落しそうでしたね。　三ノ塔から車を停めた菩提峠まで降りましたが　どこも　田んぼ状態でした。　笑

macha76

> s3214さん
> daiってダイ○ー？
(;ﾟ∇ﾟ)そこ気づく！？
書いてないけど他に一人用クッションマットとか、意外と山にも使えるモノ多し

夏の緑の草原もよさそうですが、この黄金のカーペットもなかなかです
これが一般登山道じゃないなんて不思議でしょーがありません
あ、行くとき足出しますよ

macha76

> umejazzさん
はじめまして
コメありがとうございます

渡河ポイントは、飛び石の数がどこ見ても“もう1つあればなぁ”ってカンジでしたね
トレッキングポール大活躍で渡りました

土の性質もあるんでしょうが、三ノ塔手前はズルズルでしたね；；；
きっとワタシのズルッた足跡見られてましたね
乾いていればもっと楽に行けたとは思います
それでも、田んぼのような表尾根よりは遥かに歩きやすかったと

で、あの落し物は･･･食べ物によって変わっちゃいますからね･･･ヤツのですかねぇ

acchi1979

お疲れさんです！
お〜〜！こちらに行きましたか

同じようなコースを考えていたんでストライクでございます！

Ｖルートにはまっているみたいですね！
人が少なくてアレですけど、メジャーとは違った味わいがありますよね！

macha76

> acchi1979さん
どもども
ここはacchiさん好きなルートだと思いますよ
なにより裏に行かずとも静かな山歩きできますから

でもacchiさんは距離物足りなくて、丹沢山〜天王寺尾根まで足の延ばしそうですね