西穂独標

2012年12月16日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.9km
• 登り: 615m
• 下り: 617m

コースタイム

9:00新穂高温泉駅−9:25西穂高口駅9:40−11:05西穂山荘11:30−11:58丸山12:05−13:00西穂独標13:15−13:50西穂山荘14:00−14:57西穂高口駅

天候

曇りのち快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

前日、新平湯温泉に投宿。翌朝、新穂高ロープウェイにて西穂高口駅まで。新穂高温泉駅に駐車したが、登山者用駐車場は結構な満車具合。

コース状況／危険箇所等

天候は、快晴・強風だった。
西穂高口からトレースはバッチリついていた。ロープウェイのおやじに聞いたら前日は雨だったので雪がしっかり固まっているらしい。独標までアイゼンなしでも行けるんじゃねえの、と。
ほんまかいな、と思いつつ、ブーツのみで出発。西穂山荘まで全く支障なくブーツのみで到着。西穂山荘からはアイゼンを付けたが、結果的には独標までブーツで行けそうな雪面状態だった。若干氷結して光っているところがあるくらい。でも安全のためにはアイゼンで。
下山後はロープウェイ新穂高温泉駅と登山者用駐車場の間にある奥飛騨の湯が良い。入湯料は800円だけど、新しい建物で温泉もグッド。露天もあり、源泉掛け流し。あまりに高温なので竹の小枝を寄せ集めたヨシズみたいなものに上からお湯を流しながら冷ましているそうだ。
ちなみに前日、当日と松本から沢渡、安房トンネル、平湯のルートを通ってきたが、雪は路面にはなく、滑りそうな凍結もなかった。でも安全のためにはスタッドレスタイヤで。

写真

12/16 8:07

前日は新平湯温泉で一泊。十分に栄養と休養を確保した。仕事の疲労が吹き飛び、鋭気漲る。ちなみにこの旅館で出されたごはんが実に美味かった。聞くと、米は「龍の瞳」という金賞も取ったことのある地元米で、それを奥飛騨の水で炊き込んでいるそう。

12/16 8:37

登山者用駐車場。

12/16 8:41

ロープウェイ奥飛騨温泉駅。う〜ん、ガスが濃い。

12/16 8:50

朝いちばんの9時始発を待つ人々。観光客も含めてかなりいる。

12/16 8:59

第一ロープウェイ。

12/16 9:07

第二ロープウェイしらかば駅

12/16 9:27

西穂高口駅に到着。ここで防寒、防雪態勢を整えて出発。

12/16 9:49

西穂山荘までの登山道の積雪状態はこんな感じ。前日の雨でしっかりとした道になっていた。ブーツで十分な所以。

12/16 10:05

おっ！なんと見上げれば突然紺碧の青空と真白な西穂が眼前に現れた。天候が不安だっただけに歓声があがる。

12/16 10:08

当初8名でスタート。

12/16 10:53

いよいよくっきりと。

12/16 10:53

クリスマスも近い。

12/16 11:01

西穂山荘到着。もう完全に快晴。

12/16 11:07

西穂山荘前。ここでアイゼン装着。

12/16 11:07

西穂山荘のテン場。結構な数のテン泊者だった。

12/16 11:07

12/16 11:08

こちらを独標に向けて上がっていく。

12/16 11:09

12/16 11:37

12/16 11:38

今回のツアーメンバー中1名は当日予定があり西穂山荘で引返し。お供ありがとうございました。

12/16 11:38

12/16 11:38

12/16 11:41

12/16 11:42

12/16 11:43

岩に氷結がついている。

12/16 11:53

12/16 11:54

12/16 11:54

12/16 11:55

12/16 11:58

西穂丸山到着。
西穂山荘からの7名のうち4名はここで引き返し。

12/16 11:58

こんな感じで風が巻き起こり…。

12/16 11:59

突風を受けながら雪煙とガスに包みこまれ…。

12/16 12:00

また晴れる、という繰り返し。

12/16 12:00

登りは丸山からのこの斜面が一番長く疲労感が出てくる。

12/16 12:13

12/16 12:13

12/16 12:17

写真だと非常に見えづらいが、肉眼では富士山がはっきりと見えた。富士山だよな？

12/16 12:26

12/16 12:26

12/16 12:26

12/16 12:26

12/16 12:35

ここまで来ればあと一息。

12/16 12:35

12/16 12:35

12/16 12:39

残りメンバーの3名のうち1名がアイゼンとブーツの相性が悪く外れるため止む無く独標までの途中で引返し。

12/16 12:46

独標はもうすぐ。岩場は独標の手前のみ。

12/16 12:46

12/16 12:53

独標まで最後の岩場。

12/16 13:06

独標到着。爽快。

12/16 13:03

12/16 13:04

奥穂と前穂の吊尾根が美しい。

12/16 13:04

視界を穂高から右へ流して…。

12/16 13:04

眼下に梓川。

12/16 13:04

上高地。

12/16 13:06

12/16 13:04

登ってきた尾根筋。

12/16 13:03

笠ヶ岳。

12/16 13:10

もう一度穂高を振り返り眺めつつ、下山。

12/16 13:14

独標の下降出だし。

12/16 13:19

この写真の後ろの3名は西穂の方からやってきた。軽快なスピード感であっと言う間に去って行った。本物を見たという感じ。

12/16 13:21

12/16 13:28

12/16 13:28

12/16 13:40

西穂丸山に戻る。

12/16 13:40

12/16 13:44

12/16 13:47

西穂山荘に戻る。

12/16 14:03

12/16 14:07

12/16 14:28

12/16 14:56

西穂高口駅に到着。

12/16 15:06

西穂高駅の展望台から。左手に槍ヶ岳も見える。ここでも十分楽しめるじゃない。

12/16 15:06

12/16 15:11

行きは展望ゼロだったが、帰りはロープウェイから絶景が広がった。

12/16 15:12

12/16 15:12

槍。

12/16 15:13

ヤリ。

12/16 15:13

天気がいいのでロープウェイ内も心なしか雰囲気がいい。

12/16 15:14

水墨画的。

12/16 15:15

やり。

12/18 0:52

12/16 15:17

第二ロープウェイのすれ違い。

12/18 0:52

12/16 15:19

12/16 15:41

駐車場に戻ると、笠ヶ岳の山並みの山頂付近が照らされていた。

撮影機器：

FinePix F31fd 富士フイルム

感想

wallabee

今回も天候に恵まれた。本来は土曜日の予定のところ、天候が芳しくなさそうということで、地元登山会の方々らの現地情報収集と判断により、一日ずらして日曜日に登ることに変更したのが、見事に的中。功を奏した。大感謝。
朝はまったく日が差さず、ロープウェイ西穂高口駅に到着時はガスでどんより暗い雰囲気。しかししばらく歩き出すと徐々に明るくなり日が差してきた。西穂山荘への途中でふと樹林帯から上を見上げると、なんと雲一つない紺碧の冬空に西穂が真白くくっきりと見えるではないか。この後は、写真の通り快晴での山行となった。
ただ風は強く、丸山付近では突風が吹きまくり、体が右へ左へ揺さぶられた。顔にも細かい粉氷が強くあたり痛かった。ただ独標では風の強さは気が付かないほどになった。
独標への最後の登りとなる岩場は、雪も付いており、また岩は薄く氷結だった。