針ノ木大雪渓でコマクサ満開の蓮華岳と針ノ木岳

2010年07月25日(日) 〜 2010年07月26日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 15.4km
• 登り: 1,826m
• 下り: 1,825m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:33
• 休憩: 1:32
• 合計: 6:05

7:10 扇沢駅
8:03 8:14 大沢小屋
10:26 11:16 針ノ木小屋
12:05 12:36 蓮華岳
13:15 針ノ木小屋

2日目

• 山行: 3:42
• 休憩: 1:02
• 合計: 4:44

4:21 針ノ木小屋
5:00 5:34 針ノ木岳
6:06 6:34 針ノ木小屋
8:13 8:13 大沢小屋
9:05 扇沢駅

天候

1日目：晴れ☀️
2日目：くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長野自動車道安曇野ICから県道306号線(北アルプスパノラマロード)で大町市へ。あとは扇沢(立山黒部アルペンルート)の案内板に沿って進むのみ。
立山黒部アルペンルートの扇沢駅の手前に無料駐車場があります。夏山シーズンの週末は駐車場からはみ出すくらいになるようです。今回は日曜日だったので、何とか一台スペースを確保できました。

コース状況／危険箇所等

キモは針ノ木大雪渓。ほぼほぼ直登なので、結構しんどいです。
かといってのんびり雪渓で休憩していると、いつ何時石(岩)が落ちてくるかわからないので、気が抜けません。
それ以外は普通の登山道です。

その他周辺情報

湯けむり屋敷薬師の湯で汗を流しました。
↓↓
http://o-yakushinoyu.com/

写真

7/25 8:32

針ノ木大雪渓。
パッと見た感じはどうということはないのですが、基本的に直登なので、結構しんどい。

7/25 9:21

息が上がって一休み。
雪渓を吹き抜ける風が気持ちいい。
振り返ると爺ヶ岳も見えた。
高度が上がってきたことを実感です。

7/25 9:21

雪渓の上をひんやりとした風が吹き抜けます。一服の清涼剤です。
でもいつ何時石が落ちてくるかわからないので、少しも気を抜けません。

7/25 10:29

やっとこさで針ノ木峠に到着。
水晶岳や赤牛岳など裏銀座の山並みを一望です
ここまで来れば、今回の仕事は終わったようなもんです。
まずは小屋で幕営の受付をして、今宵の宿をセッティング。
テント場は段割りしてあるので、他のテントと密着することなく、それなりの広さがありました。

7/25 10:29

槍ヶ岳もばっちり。
いつかは表でも裏でもどちらでもいいので、歩き通してみたい。
4、5日の連休が取れればの話だけどね。

7/25 11:19

一通りテントの設営が終わったので、蓮華岳へ向かいます。
針ノ木岳と針ノ木小屋は絵になるね。

7/25 11:48

蓮華岳、ロックオン！
何やらガスが湧き出してきたので、急がんとね。

7/25 11:48

おっ、チングルマが満開だ。
いつも花びらが散って綿毛だけの状態ばかり見ていたので、とても新鮮。

7/25 11:50

蓮華岳手前の斜面ではコマクサが満開でした。
高山植物の女王とは言ったもんです。
いっぱい咲いているので、踏みつけないよう気を遣います。

7/25 12:14

蓮華岳のてっぺんに到着。
針ノ木小屋から50分くらいの距離でした。
何とかガスガスになる前にたどり着けたので、ホッと一安心。

7/25 12:18

針ノ木岳と立山。
既にお昼だし、ガスがどんどん沸いてくる。

7/26 5:11

翌日です。
目指すは針ノ木岳です。
残念ながら立山や剱岳の頭はガスの中。朝日を拝むことは叶わず・・・。

7/26 5:24

黒部湖は見えるけど、肝心の立山と剱岳はご機嫌斜め↘️

7/26 5:43

かろうじて蓮華岳は見えてる。
まあ昨日は天気が良かったので、2日間トータルとしてはまずまずです。

7/26 5:52

天気がスッキリしないときは、雷鳥との遭遇確率が上がるようです。
独特の鳴き声でした。

撮影機器：

LUMIX DMC-FX30 パナソニック

D80 ニコン

感想

kimiron

Aさんとの定例登山。この夏は針ノ木大雪渓からの針ノ木岳と蓮華岳を計画。夏山シーズン真っ盛りで、小屋は混みそうだったので、今回は針ノ木小屋でテント泊。
背中にずしりとテントや寝袋など関連グッズの重みがかかります。もちろんアルコールも。うちらは、1人1リットル相当のビールないし酎ハイがノルマです。ザックに余裕があれば、ウイスキーないし焼酎も。よっぽどお札を担いだ方が楽チンだと思うんだけどな。
さらには大雪渓の一途なまでの一直線の登り坂。もう少し大回りしていいから、緩い勾配の道にしてくれんかな(ぶつぶつ)・・・。かといって休み休み歩いていると、いつ何時石が落っこってくるかわからんし。雪が解けたあとの夏道はアホみたいに高巻きしたりするので、大雪渓の方が楽なんかもしれんけど。
大雪渓を突破してしまえば、あとは快適な登山道。眺めはいいし、高山植物はたくさん咲いているし。
針ノ木小屋のテント場は小屋のすぐ横ではないので、静かで快適。景色もいいので、テント場としては申し分ありません。