試練と憧れ 試練しかなかった初めての早月尾根、剱岳日帰り
- GPS
- 10:07
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 2,412m
- 下り
- 2,413m
コースタイム
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 10:07
天候 | 快晴→ガス→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
馬場島荘前の駐車場に駐車 23時到着時3割 3時起床時満車 キャパ30台ほど キャンプ場(手前や奥)にも何台か停められる。 下山時は路駐もあった。 あとは馬場島荘手前150mくらいに2つ大きい広場があり何台も停まってたがそこは空きが余裕であった。 ◇水場 馬場島のキャンプ場のみ(沢水) 水分3.5L(水3L,スポドリ0.5L,アミノバイタル2本)持参 3.2L消費 過去の記録を見てて大体の人が3Lは持ってきてるのを見て参考にした。 下山時日差しがなかったので、もしあったことを考えるとギリギリだった。(結構飲む方) あと、登りでしかアミノバイタルを飲まなかったが、下りでも余ったもう一本飲めばよかったなと思った。 ◇トイレ 馬場島キャンプ場のトイレ ぱっと見、使えなさそうだったけど早月小屋のトイレも利用可能なようです。でも紙がないみたい。(公式サイトより) ◇今季は早月小屋営業してません。馬場島荘は宿泊のみ、売店も食堂もやってません。コーラすぐ飲みたかったけど下のコンビニまで我慢した.... |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト 馬場島荘玄関前 危険箇所 木の根が登山道の多くに張り巡らされてて滑る。 早月小屋以降、岩場が出始める。三点支持と落石注意。 カニのハサミとかいうのがあったみたいだが、全然気づかずに通過した。 1箇所やばそうなのがあったがそれだろう。ただ、その頃には岩場に慣れて特に気にならなかった。別山尾根の岩場より難しい印象だった。慎重に進むべき。 下山も急坂を下るので気を遣う上に永遠に着かないと感じるくらい長いので膝に来る。体力勝負。 |
その他周辺情報 | 湯神子(ゆのみこ)温泉 500円/人 でっかい内湯と露天風呂がひとつずつ 土曜昼過ぎお客さん三人しかいなくてガラガラで快適だった。 露天風呂があつすぎて入れなかったが内湯がとても気持ちよかった。 |
写真
感想
ノリで2日前決めていくことにした早月尾根。地獄だった。
北アルプス三大急登ということで登りにビビっていたが、自分のペースを守りながらだと割と余裕を持って登ることができた。地獄だったのはむしろ下山の方だった。
松尾平まではあっという間についたが、そこから始まる急登で標高も低く、湿度も高かったのでめちゃくちゃ汗かいた。多分登りではそこが一番汗をかいた。やっとの思いで早月小屋につくと、その手前の丸山展望台で絶景が広がり、報われる。岩場が始まると、目の前にはとてつもなくでかい岩山が。岩場は別山尾根より怖いと感じた。鎖があってもいいんじゃないかっていうような登りでなかったり。先々週の不帰キレットより断然難しかった。急登の2文字しか頭にない状態で来たので、この巨大な岩壁を目の当たりにして、正直少しびびったがなんとかなった。山頂までの最後の45分はもっと巻けるかと思いきや、意外と全然つかず計5時間でようやく山頂に。
山頂につく20分ほど前に急にガスり始めて、すぐに晴れるだろうと思ったが、粘ったが結局晴れることはなく、1.5kgの一眼は鉄の塊とかしてた。
ここまでは良かったが地獄はここからだった。
下山が今までの山の下山の中で一番つらい下山となった。曇っていたのでまだましだったが、下山でも汗が止まらなかった。早月小屋までもしんどかったが、そこから先以降ずーっと同じ景色で歩いても歩いても永遠につかない....。早く下山したいと飛ばした自分が悪いが、標高差2200mの急坂はひざに来る。一段一段が高いので集中しなければならず汗も止まらない。標高1000mあたりでついに足に限界がきて、友達と電話で早月尾根の下りが地獄だという話を聞いてもらいながら(全行程ドコモLTE接続)話を聞いてくれたおかげでなんとか気を紛らわせることができ、下山できた。
途中何回か話しさせていただいた長野の方もはじめての早月尾根だったらしいが、甲斐駒の黒戸尾根よりもきついと言っていた。甲斐駒は岩場をガシガシ行けるがこちらは木の根が嫌らしいとのことだった。(僕は甲斐駒行ったことない)
タオルを15回位絞ったくらい汗をかき全身びしょびしょで過去一番汗をかく山行だった。3.5Lの水を飲んだのに下山後の温泉で体重はかったら3.6kgも痩せてた。汗が7L出たってこと?笑
山頂の景色が残念だったが過去別山尾根から来たときに2回晴れたのでよしとする、今回は試練と憧れの石碑を見れたのと早月尾根を登ったという実績を得れたので、もう2度と早月尾根は登りたくないと思った。。というか登るのはいいけど、いくとしても立山に抜けるルートで、下山には使いたくない...。要はトレーニングが足りないと思い知らされた。いや、やっぱりあの下山はもう懲り懲りだな...。以上。
こんにちは、昨日はお疲れ様でした。
ヤマレコ ユーザーだったんですね。持参水量の話した時にレコを参考にしてたと言ってたので、もしかしてと思ってました。
何とか水足りて下山できました。下りはきつかったですね。
丸山では景色期待出来そうだったのに、残念、途中追い抜き時から早月小屋までは同じペースでおかげでいいペースで行けました。今回はソロで寡黙に登ってたので、また下山時早月小屋でまた話が出来て、少し気分を変えれて良かったです。またお会いする機会があるかもしれませんね。
昨日はお疲れ様でした!まさかそちらもヤマレコやられていたとは。久々に筋肉痛です(笑)
2Lでよく足りましたね。あの満身創痍状態で水まで足りてなかったらと思うと恐ろしいです。下山早くて追い付けなかったです(笑)
本当にお疲れ様でした。
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