雷雨と焚火の三田谷〜伯母子岳
alpine3B
体力度について
- GPS
- 17:18
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,165m
- 下り
- 2,167m
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| 天候 | 晴れ→豪雨→晴れ→豪雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
上西谷……河原は好きなように。連瀑帯はだいたい巻ける。 熊野古道……伯母子峠〜上西旅籠間で崩落通行止めのもよう。伯母子岳山頂経由で迂回可能 |
写真
連瀑帯の前のどこかにツェルトを張ろうとしましたが、雷鳴が聞こえてきて撤退。松尾谷出合手前に設営していた山岳会の皆さんの脇に張らせてもらいました。（この10分後に雷雨であっさり浸水する）
ここの巻きがかなりきわどかった。滝の方に寄りすぎたのかな？あと20m上に6m滝がかかっているのでしっかり最後まで巻かないと降りられません
振り返るとそこそこはっきり平場が見えますね。平場が本来の巻き道かどうかは知りませんが、その下から平場に上がってしまったような……
まあでも、ピークを踏めたのはうれしいですね。1344m、起点の三田谷橋が342mなのでほぼジャスト1000mの登りでした。
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なんか空が暗くなってきて遠くでゴロゴロも聞こえだしました。そういえば昨日も2時ごろに雨だったな……休憩もそこそこに急いで下り始める
感想
久々にシュラフ沢泊をやるか〜とそこそこ長くてそこそこ楽そうなつもりで選んだ三田谷だった。1日目はゆっくりマツオ谷〜二俣くらいまで行くつもりで進むも雨が降って停滞したり、マツオ谷を過ぎると雷鳴が響いてきたりでもう完全に撤退する気で戻り始めたが、K山岳会の皆さんがシュラフを張っていて近くにお邪魔させてもらった。設営完了10分後くらいに雷と豪雨が降ってきてわが一晩の住まいは一瞬でしっとりとしてしまった。タープの存在意義を完全に理解した……。
雨が止んでK山岳会の皆さんが焚火を起こした。沢での焚火は初めてだったが温かいし乾かせるしで無敵ですね。しかし薪もなにもかもビチャビチャで焚火を起こせるのはすごいです……自分ひとりだったら早々にふて寝してたと思う（笑）
翌日起床時、空はすっきりしないが増水もしてなさそうなので上を目指し出発。立派な滝が多数出てきたがだいたい巻けた。水線をビシャビシャと歩く。源頭の登山道出会いまで水が切れないので汲まなくていいのは評価ポイント。最後の急登はシオカラ谷を少し思い出すくらいの傾斜だった。
完全に着替えるためだけに伯母子峠の小屋に寄ったがここで熊野古道の道崩れを知る。DETOUR（まわり道）が伯母子岳経由ということで+140m登る覚悟を決めてヒイコラ登る。1344mピークを踏めたのはまあ結果的には良かったね（まだ晴れてたから景色もよかったし……）
熊野古道の快適下山。若干下りぎみの概ねトラバース道という最高の道だったが、途中から空模様が怪しくなってくる。昨日2時くらいに雨降ってきたし同じ感じかな……と思ってたらまさにその通り、2時から雨が降ってきた。石畳の急登（降下）は大変スリッピーになっていたが最後は駆け下るような勢いで登山口へ降り立った。心配してた奈良県道733の河中道路は難なく通れたが、雷が鳴っている中だだっ広い河原の中を二輪で走るのはまるで生ける避雷針のようで一番怖かったかもしれない……
結局平面距離で22�辧�標高差1000mというそこそこ骨のある沢行になった。先週の静閑瀞なんかよりはよほどしんどかった。
K山岳会の皆さんありがとうございました。またどこかでご一緒することがあればよろしくお願いします。
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