稲村ケ岳
- GPS
- 07:37
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,094m
- 下り
- 1,138m
コースタイム
天候 | 曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・JR高槻駅-高槻IC-〈名神・近畿自動車道・南阪奈道路〉-御所南IC-〈R309〉-洞川温泉-母公堂 約2.5時間。 〈駐車場〉 ・母公堂前にトイレ、有料駐車場有(500円、10台位可)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道の状況-危険個所なし |
その他周辺情報 | ・温泉-村営洞川温泉センター 電話:0747-64-0800 料金-大人700円/小人200円 |
写真
感想
「稲村ヶ岳」は、シャクナゲ、コアジサイなど「花の百名山」としても有名で、女人大峯と呼ばれています。今まで何回も登っていますが全て冬期の雪山登山のみです。
今回は初めての夏山で女性含めた7名が参加しました。山上ヶ岳の南西に位置し、そそり立つ岩峰「大日山」を目印に登ることとなります。
7時に大阪を発ち、9時半ごろ稲村ケ岳登山口の母公堂に到着、遅い出発になりました。
登山口から法力峠までは緩やかな杉の植林帯の登山道、その道には花の時期は過ぎましたが緑の葉のコアジサイが連続しています。
登山口から約1時間、法力峠に到着する。谷から吹き上げる風が涼しく心地良い。
法力峠から広葉樹林帯の登山道を軽快に進むと前方に大日山の鋭鋒が垣間見える。
その先の登山道は沢山の木橋や鎖が連続し少し荒れていますが歩くには支障ありません。
12時過ぎに山上辻、稲村小屋に到着します。小屋前は大勢の登山客が溢れ、特に女性の登山者が多く見られました。
稲村小屋前で昼食を摂り大日山から稲村ケ岳山頂を目指します。
稲村ヶ岳の山腹はブナなど広葉樹林が広がり、登山道は短く刈り込まれたような緑のミヤコザサが一面に拡がりとても気持ち良く歩くことができます。
稲村小屋から約30分、ガスに包まれた大日のキレットに到着します。
通り過ぎようとした瞬間にガスが消え視界が開け、大日山と稲村ヶ岳の間の鋭いキレットが西側の谷へと落ち込む断崖、前方に大峰の山脈と青空が拡がります。
幸運にも山頂に近づくと天候が回復してきました。
大日山から最後の急坂を登ります。
山頂付近はブナ・ウラジオモミ・コメツガ・トウヒの混合林とシャクナゲが一帯に拡がっています。
大日山から約30分で三等三角点が設置された、標高1726mの稲村ケ岳山頂に到達する。
また、山頂には展望台が設置されており、世界遺産に登録された大峯奥駈道などを見ることができます。
ゆっくり山頂から雄大な景色を楽しみ下山を開始する。
途中、今まで冬山の雪と氷と強風で登ることができなった大日山に登ります。
ハシゴや鎖場、ロープが設置されている岩壁を登ると、あっという間に山頂に辿り着きます。大日山の標高は1,689m。山頂に大日如来を祀る祠があり、鋭い岩峰を持つ大日山を古くは稲村ヶ岳と呼び、こちらが本峰であることが表記されています。
山頂からの視界は効きませんでしたが、ピンク色のヤマアジサイが印象的でした。
念願の大日山に登ることができました。
次第に天候が下り坂になります。稲村小屋周辺は再び深いガスに覆われ、途中から法力峠まで雨が降り続きます。
16時過ぎ、無事下山する。一旦止んだ雨も車に乗ると待ち構えていたように大雨になりましたがとても楽しい山行になりました。
久し振りの大峰、やはり大峰は素晴らしい。
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