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Yamareco

記録ID: 2545905 全員に公開 沢登り 白神山地・岩木山

白神山地 横断(暗門〜赤石〜追良瀬〜白神岳〜日本海)

情報量の目安: S
-拍手
日程 2020年08月31日(月) ~ 2020年09月03日(木)
メンバー
 sunnysky(SL)
 ShoNu(気象)
 kouW(CL)
天候31日 晴れ/夜少し雨 1日 晴れ 2日 晴れ 3日 快晴(猛暑)
アクセス
利用交通機関
車・バイク
アクアグリーンビレッジANMONに車をデポ→帰りはレンタカーで送迎。白神ライン(砂利道)を通り暗門へ戻る
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

1日目
山行
5時間40分
休憩
1時間40分
合計
7時間20分
S暗門登山口06:2006:24暗門の滝登山口分岐06:51横倉沢分岐06:5206:57暗門の滝 第三の滝07:0107:09暗門の滝 第二の滝07:14暗門の滝 第一の滝07:2907:30西股沢分岐08:23西股沢 F108:3508:42西股沢 F208:46西股沢 F309:0009:35モックリノアゲ10:00郡界尾根10:0810:50美人ブナ10:5611:19ヤナダキ沢 マタギ小屋跡地11:2112:09ヤナダキ沢分岐12:4613:30フキワラ沢出合い13:3113:40赤石川二股
2日目
山行
6時間44分
休憩
1時間0分
合計
7時間44分
赤石川二股05:5505:55赤石川二股06:48ジャグの沢分岐07:01ヤナギヅクリノ沢分岐08:29ニシノ沢分岐09:0512:22県境天狗岳分岐12:4613:39逆川分岐
3日目
山行
6時間18分
休憩
18分
合計
6時間36分
逆川分岐06:0706:40ウズラ石沢分岐10:55930m付近分岐10:5912:27白神岳山頂水場12:29白神岳12:4312:43白神岳山頂避難小屋
4日目
山行
3時間13分
休憩
11分
合計
3時間24分
白神岳山頂避難小屋06:0206:37蟶山コース最後の水場06:4708:09二股分岐08:1008:10旧登山口08:32白神岳登山口駐車場09:26日本海G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
このルートなら最速2泊3日で横断可能
コース状況/
危険箇所等
行ってみてのお楽しみ。上流部には枝沢が多く迷いやすい。
その他周辺情報アオーネの湯、不老不死温泉など
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 シュラフ シュラフカバー フリース Tシャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 沢靴 軍手 レイン 日よけ帽子 幕営用着替え ザック コッヘル トイレットペーパー 行動食 非常食 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 防虫ネット 細引き 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ハーネス ヘルメット エイト環 環付カラビナ×2 カラビナ×2 120スリング×1 プルージックコード
共同装備 タープ ブルーシート コッヘル×2 食料6食分+予備食2日分 MSRドラゴンフライ ホワイトガソリン×2(大+小) ブス板 計画書 30mハーフロープ×2 環付カラビナ×3 カラビナ×6 240スリング×1 120スリング×2 60スリング×3(アルパインヌンチャク用) 捨て縄×3 ナッツ ナッツキー ファーストエイドキット ムヒ 蚊取り線香
備考 防虫ネット・ムヒ・蚊取り線香持っていってよかった,ホワイトガソリン少なくてもいい

写真

いつも通りの水量で安心
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いつも通りの水量で安心
第三の滝 右岸に巻き道
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第三の滝 右岸に巻き道
1
水量少なすぎ(前回と比べて)
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水量少なすぎ(前回と比べて)
西股沢F3 左岸を直登(前回は左岸を小さく巻いた)
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西股沢F3 左岸を直登(前回は左岸を小さく巻いた)
モックリノ'アゲ’⤴⤴
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モックリノ'アゲ’⤴⤴
一歩滑ればヤナダキ沢ウォータースライダー
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一歩滑ればヤナダキ沢ウォータースライダー
1
20m滝の淵にて 途中がよく見えない
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20m滝の淵にて 途中がよく見えない
ヤナダキの懸垂下降
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ヤナダキの懸垂下降
3
赤石川本流に出る
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赤石川本流に出る
1
ヤナダキ沢出合 本流側から
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1
エメラルドグリーン
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エメラルドグリーン
使い古して初日からすでにぶっ壊れてるSLの沢靴
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使い古して初日からすでにぶっ壊れてるSLの沢靴
枝沢からそよ風が吹き込む 爽快
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枝沢からそよ風が吹き込む 爽快
2
ニシノ沢5m滝。左岸の草付きを直登 
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ニシノ沢5m滝。左岸の草付きを直登 
1
腰の深さのカマ。左岸から登るも苦戦 渡り終えての一枚
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1
5m滝。右岸草付きを直登
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5m滝。右岸草付きを直登
白神産ブナ製ストック
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白神産ブナ製ストック
2
稜線上で。左が摩須賀岳、右は988peak
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ボルダチックにいこう
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はいドボンしました
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はいドボンしました
C2 サカサ川・ツツミ沢出合
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C2 サカサ川・ツツミ沢出合
1
C2で水浴び 個人装備:度付き競泳用ゴーグル
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C2で水浴び 個人装備:度付き競泳用ゴーグル
1
ウズラ石沢出合(ウズラ石側から) 真ん中がウズラ石?
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この後どうなったでしょう..
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1
振り返れば...連なる稜線
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1
隊長!人工物を確認しました
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3
もう少し?期待なんてしてません期待なんて..
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ここから来ました
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1
あれが今日の宿泊地...じゃなくてトイレでした
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2
朝日が昇ろうとしている
2020年09月03日 04:44撮影 by TG-630 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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朝日が昇ろうとしている
2
山行一番のコメの仕上がり
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山行一番のコメの仕上がり
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きちまったよ日本海
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きちまったよ日本海
1

感想/記録
by kouW

はじめに;世界遺産白神山地は青森県と秋田県の県境付近にまたがり、ブナの原生林として有名である。今回の山行では白神山地の沢を伝って東から西へ横断し最終的に白神岳への登頂を目指す山行である。以前、北アルプスの後立山連峰を縦走した時このまま日本海へと抜けたらどんなに気持ちいだろうか、いつかそんな山行をしたいと思っていた。暗門から白神山地を日本海まで東西に貫くこの美しいラインを描けたらきっと達成感と大きな自信につながるだろう。今回の計画は 3 泊 4日を要するもので貴重な時間を生かし今まで得た技術を最大限に活かしてこの計画に望みたい。

総括
 今回の山行はメンバー全員が助け合い達成できた山行だと思っている。山行が終わってみると大きなトラブルもなくスムーズに余裕をもって進んだ山行だった。訓練期間も少なく計画した当初は不安だったが、アドバイスをもらい訓練、偵察をして計画を練り直し無事山行を成功できた。今回の山行の成功の理由としてはまず事前に訓練、偵察で2回白神に入れたこと、またアドバイスをもらえたこと。そして軽量化が挙げられる。軽量化について詳しく言えばタープを使ったこと、カラビナはワイヤーゲートのものを使ったこと、その他ナッツをできるだけ少なくしたり、その他登攀装備も訓練山行とアドバイスを参考に減らしたことである。あとは天気が良かったことに尽きる(訓練山行も含め)。山行前日好天で切り抜けることができた。前後に1日でもずれていたら大雨にあたっていただろう。日頃の行いに白神が微笑んでくれたのかな。反省点としては2日目最初にばてたこと。日ごろからしっかりと体を作り山行に臨もうと思う。何はともあれ皆さん本当にありがとうお疲れさまでした。


詳しく書いてるのでネタバレ含む↓遡行したい方は読まない方が楽しめるかも

0日目;
 もともとの30出発の予定から変更。30日は雨以前のように暗門が増水していないか朝に雨が降らないだろうか。予報で31のの天候が回復してきたので結局31出発に。

1日目;8月31曇りのち晴れ
 登山口から見える堤防の水量も少なく一安心。西股沢に入って前回との水量の違いを実感。少なすぎて驚く。むしろこの水位が正常。西股沢のF3は左岸を小さく巻けるが時間も十分あるため左岸をリードが空身で直登。ビレイしてフォローは荷を背負って登り、ロアーダウンして一度降りリードの荷物を回収し登り返す。事前の偵察も功を奏し郡界尾根(赤石への稜線)まで爆速で進む。郡界尾根からはコンパスを合わせながら進む。地図に現れないくらいの尾根と谷を何度か越え斜面を下降し水の音の方角へ進むとヤナダキ沢に合流した。と言うことで今日の核心は終了。ここでShoNuが発案したブナストックはゴーロ歩きに最適。その後ぬるぬるのナメ滝が連なるヤナダキ沢を慎重に下降する。まもなく20m滝の淵へ。30mハーフロープ2本で懸垂下降。階段状になって一見降りやすそうだがヌメるため慎重に下降する。降りてみると美しい滝で階段からすだれのように落ちる無数の水線は柳のようにも見える。これがヤナダキ沢の名前の由来だろうか。その後すぐに赤石川本流に合流する。本流は支流とは渓相が変わり光が差し込み開けて開放的で美しい空間が広がる。景色に見とれながら進むと大きな分岐に差し掛かる距離感覚からすると滝川出合ではなさそうだがコンパスを合わせると...悩んだ末に少し進むがヤマレコを見ると(ヤマレコ見ない縛りをしていたので今日初めて)二股を過ぎていた。引き返してC1。タープを張ってだらだらした後夕食。今日は焼きそば、デザートにミカン缶。豚小間で貴重な肉を摂取。夜は少し雨が降った。赤石二股は開放的だが蚊が多い。シュラフに潜り込み防虫ネットをしているのに大量に刺された。

2日目;9月1日晴れ
 朝起きたら顔と手がかゆいことに気づく。朝食の準備をしていると日が昇ってくる。すると蚊に刺された痕がはっきり見えだす。互いの顔を見るとニキビのように刺されているじゃないか、かゆすぎ。顔と手を掻きながら、朝食は焼きそばとパン。今日はまず滝川へ入りまずは西の沢出合までゴーロ歩きが続く。昨日の足の疲れが全く取れておらず少しばてたためメンバーに30mザイルとホワイトガソリン缶を持ってもらうことに。その後ニシノ沢出合で行動食を大量に補給し復活。上流部に出てくる複数の5m滝はどれも直登した。巻くこともできるが時間もあったので前日のようにリードが空身で直登する方式で登攀した。途中でクマさんの糞を発見。乾燥具合から2,3日以内のものかな。まあ今日は追良瀬に抜けるから大丈夫でしょととか言いながら進む。ここからが本日の核心、最上流部での詰めは難しい。目標の沢を過ぎてしまい進んでいる方角からすぐに間違いだと気づく。戻ってコンパスを合わせヤマレコで方向を確認し方向修正。上流部での15m滝は右岸方向から大きく巻くその後沢を詰め稜線へ抜ける。目の前には摩須賀岳が見えた。稜線を詰めあがった時の爽快感はやっぱり格別。コンパスを合わせ下降しサカサ川へ合流、1度だけ懸垂し爆速でツツミ沢出合いへ。ここが今日の宿泊地。意外と蚊が少なく快適水浴びをして。飯をたき夕食に。レトルト丼とみそ汁、今日の飯はまじでうまい。

3日目;9月2日晴れ
 刺された箇所をボリボリ掻きながら朝飯に。王道のレトルトカレーにみそ汁。出発すると意外とすぐに分岐にコンパスを合わせウズラ石沢だと確信して進む。程よく進んだところで滝が表れる。ここで残しておいたモモ缶を食べ、荷物の減量と白神岳への詰めに備えてエネルギー補給。すぐにv字岩壁に囲まれた2mの滝を巻く。リードが泥壁を登りロープをフィックスして後続はゴボウで。ここはちょっと反省あり。その後等高線も詰まってきて枝沢が頻繁に現れるように。頻繁に地図読みをしながら進む。地図読みもばっちりで目標としていた沢を詰めあがることに成功。振り返ると今までたどってきた沢筋や越えてきた稜線が見える。最上流部はやぶ漕ぎかと思いきやわずかながら水が流れる沢をたどるだけでやぶ漕ぎというやぶ漕ぎはない。目の前には尾根筋が見え期待が膨らむ。そこからまあまあ進むとなんと人工物が!白神山頂直下にあるという水場に突き当たった。ほどなくして目の前が明るくなり登山道に!白白神岳に登頂した。天気は晴れ。360度パノラマ。山頂で感動に浸り予備食のコメを炊き昼ごはんを食べた。山頂避難小屋は築2年の新築。きれいな木造小屋で青森ヒバの香りがいい。夕食は米とみそ汁と缶詰とソーセージと玉ねぎの炒め物。夕食を作っているうちに日が沈み始める。。日本海と夕日が美しい。

最終日;9月3日快晴(猛暑)
 今日は猛暑らしい。今回の山行一番の出来のコメと缶詰とみそ汁をたべた。8時半には駐車場に9時半には日本海へ出る。照り付ける日差しは暑いが雲一つない快晴。日本海の青も空の青も美しい。登山口付近には閑静な集落が広がり長く下山後の感動に浸れた。個人的に最終日の核心は打ち上げ。食べ過ぎた。



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