北横岳 〜クリスマスの週末にみんなでヒュッテに泊まる

2012年12月22日(土) 〜 2012年12月23日(日)

• GPS: 20:55
• 距離: 4.2km
• 登り: 279m
• 下り: 276m

コースタイム

22日：ロープウェイ山頂駅12:45 - 14:05北横岳ヒュッテ
23日：ヒュッテ5:05 - 5:20山頂7:15 - 7:25ヒュッテ8:55 - 9:40山頂駅
　

天候

22日：雨　のち　曇り
23日：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

・長野新幹線佐久平駅で車にピックアップして貰う。北横岳ロープウェイまで1時間ほど
・北横岳ロープウェイ　往復1,620円（割引クーポン使用）
・復路は茅野駅までバス　1,200円　本数が少ないので注意
　

コース状況／危険箇所等

■登山ポスト：山頂駅内にあり
■道の状況：
（雪の状況）坪庭の木々がほぼ隠れるくらいの積雪。トレースははっきりしている。
（ヒュッテまで）登りはアイゼンなしでも大丈夫。下りはあると安心。
（頂上まで）急勾配の部分の上り下りはアイゼンがある方が安全。

　坪庭を含めてスノーシューは効果なし。無用。
　

写真

12/24 11:09

ロープウェイの山頂駅を出発
霧雨が吹き付ける

12/24 11:09

9人でゆっくり進んで行く
樹林帯に入ると風も和らぐ

12/24 11:14

1時間余りで北横岳ヒュッテに到着

12/24 11:14

天気も悪いのですぐにクリスマス宴会に突入
東京から持って来て担ぎ上げたケーキを山ナイフでカット

12/24 11:16

シャンパンで乾〜杯〜！
ほかのお客さん、ごめんなさい…

12/24 11:08

ちょっと温かいのでモンスターもやや元気ないか？

12/24 11:08

寒いので小屋の2階から…

12/24 11:09

今夜の夕食は小屋名物の桜肉のすき焼き

12/24 11:17

当然、完食！

12/24 11:08

翌朝6時前、下の方は靄って良い条件ではなかった
10分露出
蓼科山の山頂には登山者のヘッドランプが光る

12/24 11:08

日の出直前、金星が残る

12/24 11:08

日の出時刻になったが光は差さない

12/24 11:08

7時近くにやっと太陽が顔を出した

12/24 11:08

これ、いい感じ
再来年の年賀状に使ってみようかな

12/24 11:08

日が当たると頂上の地面はこんな感じ
寒々しい

12/24 11:08

浅間山方面
雪はまだまだ少なめ

12/24 11:19

もう一泊するメンバーが万歳で送り出してくれた

12/24 11:08

小屋から数分の場所から見る三ッ岳
厳しそうな表情

12/24 11:08

縞枯山へ続く坪庭の一部
回遊路から外れて人が歩いた跡がある

12/24 11:09

この色のコントラストが冬の北横の魅力

12/24 11:09

ダケカンバかな？

12/24 11:09

これは誰？
4つの足が別々だからウサギじゃなさそう

12/24 11:09

坪庭から三ッ岳

12/24 11:09

ロープウェイの駅に到着
今日は天気が良いので人が沢山

撮影機器：

COOLPIX P300 ニコン

D800 ニコン

感想

Tad

クリスマスの3連休、山岳写真ASAメンバーが北横岳への2泊3日のクリスマス撮影山行を企画。
我が家では例年クリスマスの週末に家族全員が集まって食事をするので、昨年は参加しなかった。
しかしみんなとの山行の機会も今年最後だし、雪山での撮影もしたいので1泊だけ参加することにした。

22日の朝、家を出る時は雨。
お昼過ぎにロープウェイに乗り込んだ時にも小雨で、坪庭も霧に包まれて冴えない天気。
総勢9名で北横岳ヒュッテに向かって黙々と歩く。
割と強い風で霧の粒が眼鏡に当り、前が見えにくい。

1時間余りでヒュッテに到着するが天候回復の兆しはないのでこの日の撮影は早々に諦め。
みんなで担ぎ上げたケーキやシャンパン、チーズなどで宴会第一弾。
いやいや、なかなかおいしかったし楽しかった。
もうこれで帰ってもいいかな、と一瞬思う。

馬肉すき焼きの夕食も終えて、夜中の撮影に備えて早々と寝床に着く人もいて2次会はなし。
真上の空に少し星が見えてきたので、7時過ぎに4人ほどで山頂へ行ってみる。
しかし山頂は霧の中で下界の灯りもよく見えない。
暫く待ってみたがすぐに回復しそうもないので小屋へ戻り8時半には床に就く。

翌朝、4時半に目を覚まして外に出てみると晴れていて星も光っている。
みんなも起き出し、5時過ぎに全員で頂上へ向かう。

頂上はいつものように風が強いが、気温はそれほど低くなくて耐えられる寒さ。
星は見えているものの、何となく靄っぽく、下界はボオッと霞んで見える。
5時半を過ぎ、空もだんだん明るくなっているので写る星の数も少ない。
そこで10分ほどシャッターを開けて星を流してみると割とうまくいった。

靄っているせいで日が昇っても山はきれいに焼けない。
風の中で既に2時間撮影していて体も冷えたし、小屋の朝食の時間も迫ったので7時半過ぎに撤収して小屋へ下りる。

この日の夕方には家に戻っていなくてはいけないので、朝食を済ませ全員で記念撮影をした後に、この日も小屋に泊まるみんなと別れて下山する。
茅野駅行きのバスまで1時間半も待たされるという連絡の悪さはあったが、何とか我が家のパーティの開始には間に合って面目を保った。