天狗岳〜黒百合ヒュッテ

2012年12月22日(土) 〜 2012年12月24日(月)

• GPS: 49:50
• 距離: 19.6km
• 登り: 1,573m
• 下り: 1,567m

コースタイム

2012.12.22
11:30　渋の湯
13:28　黒百合ヒュッテ

2012.12.23
06:40　黒百合ヒュッテ
07:30　渋の湯
10:30　黒百合ヒュッテ
12:49　天狗岳
13:41　黒百合ヒュッテ

2012.12.24
09:49　黒百合ヒュッテ
10:19　中山展望台
11:50　黒百合ヒュッテ
13:30　渋の湯

天候

2012.12.22　曇り時々雨
2012.12.23　晴れ後曇り
2012.12.24　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

2012.12.22
10:25　茅野駅発、渋の湯行きバス

コース状況／危険箇所等

渋の湯〜高見石分岐：凍結個所あり。
高見石分岐〜黒百合ヒュッテ：雪道。トレースばっちり。
黒百合ヒュッテ〜中山展望台：トレースないと時間かかる。
黒百合ヒュッテ〜天狗岳：トレースばっちり。アイゼン＋ピッケル必要。

写真

12/22 11:36

ネオプレングローブ。冬山では使えないことが分かった。

12/22 13:28

黒百合ヒュッテ。テントはまだ一張り。

12/22 14:15

久々に水作り。最近ぬるい雪山しか行ってないから。

12/22 14:38

中山峠。不思議な凍りつき方。

12/22 14:46

ノートレース万歳！

12/22 14:52

にゅうへの分岐。時間ないんで今回はパス。

12/22 14:53

だんだん雪も深くなってきた。

12/22 14:53

ヒマラヤングラブ。雪山にはこれだな。コストパフォーマンス最高。

12/22 15:13

中山展望台。風雪が。

12/22 15:15

風上にカメラ向けるとあっという間に氷が。

12/22 15:18

風下に向けてポーズ。

12/22 15:21

白い世界だ。

12/22 15:26

イスカ・ウェザーテック・オーバーミトン。メインでも充分使えるわ。

12/22 15:59

マイテントに戻る。

12/22 17:34

夕食はペミカン豚汁とα五目米。

12/22 18:08

初導入の象足。その威力に感激。

12/22 22:42

GOREカバーの外側にエマージェンシーカバー。口部分にベルクロつけて絞れるように。

12/22 22:46

気温はたいして下がらず。

12/23 11:53

翌朝、友達と合流して天狗岳を目指す。

12/23 12:25

良い天気だ。

12/23 12:40

わっしわっしと高度を上げる。

12/23 12:50

『もう何も怖くない』のポーズ。

12/23 17:04

夕食は豆乳鍋。

12/24 7:12

朝は−21.5度。寒いよー。

12/24 7:15

テントもだいぶ埋まってた。

12/24 7:15

良い天気になりそう！

12/24 7:54

朝飯のそば。

12/24 10:20

中山展望台。おとといに比べてなんて穏やかな。

12/24 10:25

でも白さは増してる。

12/24 10:27

俺の相棒。

12/24 10:31

3本そろえば何とやら。

12/24 10:36

諸君、派手にいこう！

撮影機器：

LUMIX DMC-FT1 パナソニック

感想

yogins

年末年始の燕岳に向けて最後の調整しようと、雪山テント泊初の友達2人連れて天狗岳に行ってきた。
二人ともアイゼンワークなどは特に問題なさそうで、晴れた天狗岳を楽しんでくれたようだ。

2012.12.22
11:37　登山届を記入して渋の湯出発。結局一人で先行して黒百合ヒュッテを目指す。明日は朝一でここまで友達を迎えに来る予定だ。

今回はミドルグローブとしてネオプレン製の薄手を試してみたが、すぐに濡れる始末だった。やはり雨降ると駄目だな。
e-VENTはGOREの完全防水でも手から発生する汗は透湿しきれるものではなく、必ず結露すると思っている。以前は手術用みたいなウレタングローブをインナーとして使っていたが、貧弱なため代替品を探していた。これをはめるとグローブ内に水分をほとんど保持しないため、凍結の心配がなくなる。代わりに一日中ゴム手袋をはめてると激しく不快だが・・・

13:28　分岐をいくつか通り過ぎて黒百合ヒュッテ到着。下の方では雨がパラついていたが、途中からみぞれ→雪になり、ここではあまり降っていない。
時間が早いせいかテントはまだ一張り、もう一パーティーも設営を開始したようだ。自分のテントのモデル違い[SARASARA EVO]の隣に張ることにした。

14:36　水を作りつつティータイムで身体を温め、暇なんで中山展望台まで歩くことに。アイゼンつけ忘れたけど、まぁいいか。何と中山峠からはノートレースではありませぬか！嬉しくなってわっしわっしと進む。
ガスって真っ白だけど、自分だけのトレースを振り返りつつにんまりしながら進む。

14:53　にゅうへの分岐。あっちにも行ってみたいが、今回は時間ないし、アイゼン付けてないし素通りした。ここら辺からくるぶしまでは埋まるようになる。

やがて登りに差し掛かる頃にはスネまで潜る感じで楽しいのなんの。ラッセルと言う程ではないにしても、こういうのって好きだな。

15:13　中山展望台到着。ちょっと風が強いぞ。粉雪が吹き飛ばされて、風上を向けない。記念撮影しようとしたが風上にレンズ向けるとあっという間に白くなってる。ウェアの裁縫部分に雪が付着して白くなってきた。
もういいや。そう思ってさっさと戻ることにした。どうせ夕陽も拝めそうにないし。

15:45　黒百合ヒュッテ到着。誰ともすれ違わなかった。とりあえずビールを買ってぼんやり独りで乾杯。

夕飯はペミカン豚汁とα五目米。やっぱペミカン良いな。肉から出る油だけで、ラードを追加しなくても充分日持ちしそうだし、ラードギトギトバージョンは食ってて苦しくなる。

担ぎ上げたプレミアムモルツでさらに乾杯して就寝の準備に取り掛かる。

今回は象足とハンディウォーマーを追加した。さらに寝袋システムの最外層の口部分にベルクロを張り付けてある程度絞れるようにした。これで自身が発する熱が逃げないようになるはず。

2012.12.23
03:00　寒さで目が覚める。ゴアカバーの内側にも結露が発生している。自分の発熱量がこの時間帯から下がり始めてる気がする。今度から0200時頃に一度起きて温かいものでも飲んでみることにしよう。

06:43　朝飯食って黒百合ヒュッテ出発。目指すは渋の湯。すたこらさっさと降りる。
07:28　渋の湯到着。友達に頼んでおいた食材をザックに詰め直して、いざ出発。
10:33　黒百合ヒュッテ到着。2時間半かからないくらいで登れた。二人とも上出来じゃん。

とりあえず3人分受付頼んで、自分のテントを撤収する。
その後1人が担ぎ上げた3人用を設置し、天狗岳へ向かった。

11:42　天狗岳へ向けて出発。だんだんガスが出てきてるが、なんとかなりそうだ。
12:49　わっせわっせと登りきったなら天狗岳山頂！トナカイとサンタクロースのコスプレしてる二人組が上がってきてたな。もの好きな方たちだ。

10分ほど記念撮影してから降ることにした。『もう何も怖くない』のポーズも忘れない。
ガスが出てきたし、風も結構強い。東天狗はまたの機会だな。
樹林帯までの間で風が強い個所がいくつかあり、楽しいのなんの。

13:41　無事テント場到着。片づけやらしてとりあえずビールで乾杯。冬季は3人用テントに3人はやはり狭いが、寒くはないだろうからこんなもんかね。

適当に時間をつぶし、夕飯の準備だ。今夜のメニューは豆乳鍋（コラーゲン入り）。野菜と鳥つくねをたっぷり入れたおいしいやつだ。〆のうどんも忘れない。

2012.12.24
06:30　起床。寒さが原因ではないが2人ともあまり寝られなかったらしい。俺はいびききてたらしく、申し訳なかった。テント内はせいぜい−5℃くらいかな？
曇り予報だったが、外を見ると明るいではないか。朝飯の準備に取り掛かる。

朝飯はつくねと野菜の残りを入れたそばにしたが、いかんせん汁のとろみが半端ない。今後はうどんにするか。

09:49　いろいろ準備して中山展望台を目指す。少しガスが出てきたようだ。
10:19　ばっちりトレースが付いており、あっというまに展望台に着いた。
あれ？おとといは倍の時間かかったぞ？ま、そんなもんかね。

わりと晴れ間が出てて綺麗な景色を堪能できた。
記念撮影を済ませてテントへ帰ることに。

12:10　テントの撤収とコーヒータイムを楽しみ、いざ渋の湯へ。
13:22　渋の湯到着。お疲れ様でした。

初めての雪山テント泊にしてそこそこ楽しめたんじゃないかな。
さて、次はどこに行こうかね？