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雪山ハイキング
富士・御坂

【御坂山地縦走】御坂山・御坂黒岳・節刀ヶ岳・鬼ヶ岳・雪頭ヶ岳(絶景富士山フルコース)

2012年12月26日(水) [日帰り]
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GPS
10:06
距離
16.2km
登り
1,291m
下り
1,789m

コースタイム

天下茶屋6:50-7:40御坂山7:50-8:20旧御坂峠-9:10黒岳9:30-すずらん峠-10:05破風山-10:20新道峠-10:50中藤山-(昼食)-12:30不逢山-12:40大石峠-13:40節刀ヶ岳-金山-14:40鬼ヶ岳-15:10雪頭ヶ岳-16:50西湖県営駐車場
天候 快晴
天下茶屋付近-2℃ 黒岳付近-5℃ 破風山付近0℃ 節刀ヶ岳付近2℃ でした。風は時々強く吹きましたが、無風の時もありました。寒さは感じません。日に当たる箇所では、温度表示以上に温かさを感じます。
過去天気図(気象庁) 2012年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今回は同僚と二台の車で、縦走の終点の西湖湖畔にある県営駐車場に一台の車を置き、もう一台で起点の天下茶屋に二人で向かいました。
コース状況/
危険箇所等
■道路の状況
 西湖、河口湖周辺道路は凍結はありませんでした。天下茶屋に向かう御坂峠は、甲府側は冬期通行止めで河口湖側のみ通行可です。心配していましたが、ここも凍結はありませんでした。中央道通行止めの迂回コースとなっているため、車の量が増えてはいますが、朝夕とも渋滞するほどではありません。

■旧御坂峠〜雪頭ヶ岳
 この間は2-3センチくらいの雪があります。ところどころ氷となっています。慎重に歩けばアイゼンなしでも歩行可能ですが、装着した方が歩きやすいです。私たちは、黒岳〜雪頭ヶ岳の間を軽アイゼン装着しました。もっと早くから履いてもよかったかもしれません。鬼ヶ岳〜雪頭ヶ岳には、ハシゴやロープがありますが、まったく問題ありません。

■雪頭ヶ岳-西湖県営駐車場
 雪頭ヶ岳の山頂は雪が解け、ぬかるんでいます。西湖県営駐車場までの道はアイゼン不要です(ところどころ雪が残りますが、慎重に歩けば問題ありません)。
西湖から天下茶屋に車で向かう途中の富士山です。河口湖の湖面と朝焼けが織りなす、幻想的な富士山です。今日はいい天気になりそうです。
2012年12月26日 06:17撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/26 6:17
西湖から天下茶屋に車で向かう途中の富士山です。河口湖の湖面と朝焼けが織りなす、幻想的な富士山です。今日はいい天気になりそうです。
天下茶屋(御坂峠)から見た富士山です。ずいぶんと夜が明けてきました。出発です。
2012年12月26日 06:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/26 6:37
天下茶屋(御坂峠)から見た富士山です。ずいぶんと夜が明けてきました。出発です。
御坂黒岳からの富士。10日ぶりの再びの場所です。やはりここからの富士はすごい。ここが初めての同僚も「うぉ〜〜」と叫んでいました。
2012年12月26日 09:17撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/26 9:17
御坂黒岳からの富士。10日ぶりの再びの場所です。やはりここからの富士はすごい。ここが初めての同僚も「うぉ〜〜」と叫んでいました。
ずっとこのような稜線歩きが続きます。落葉しているので、いつ見ても富士山が左に坐しています。ザックザックのアイゼン感覚が癖になりそうです。
2012年12月26日 10:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/26 10:45
ずっとこのような稜線歩きが続きます。落葉しているので、いつ見ても富士山が左に坐しています。ザックザックのアイゼン感覚が癖になりそうです。
太陽が富士山の真上に来ました。河口湖も西の端になりました。前に見えるのは毛無山です。
2012年12月26日 11:20撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/26 11:20
太陽が富士山の真上に来ました。河口湖も西の端になりました。前に見えるのは毛無山です。
大石峠からの富士山です。ススキと雪。秋と冬ですね。
2012年12月26日 12:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/26 12:37
大石峠からの富士山です。ススキと雪。秋と冬ですね。
富士山の見える角度が変わってきました。富士山の表情も変わってきます。前に見えるのは十二ヶ岳。
2012年12月26日 13:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/26 13:41
富士山の見える角度が変わってきました。富士山の表情も変わってきます。前に見えるのは十二ヶ岳。
節刀ヶ岳からの富士山です。東から昇った太陽も随分、西に来ました。あと目指すは、右に見える鬼ヶ岳と雪頭ヶ岳です。
2012年12月26日 13:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/26 13:44
節刀ヶ岳からの富士山です。東から昇った太陽も随分、西に来ました。あと目指すは、右に見える鬼ヶ岳と雪頭ヶ岳です。
途中、出会ったのは、すずらん峠付近で登山者一名と、このカモシカくん一頭。ずっとこちらをみたまま。こちらも動けず、にらみあいは1分くらい続きました。
2012年12月26日 14:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/26 14:16
途中、出会ったのは、すずらん峠付近で登山者一名と、このカモシカくん一頭。ずっとこちらをみたまま。こちらも動けず、にらみあいは1分くらい続きました。
鬼ヶ岳の角。富士山と一緒に。
2012年12月26日 14:42撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/26 14:42
鬼ヶ岳の角。富士山と一緒に。
鬼ヶ岳からみた南アルプス。前回登った釈迦ヶ岳かそれを超えるくらいの360°のパノラマです。北アルプスも見えます。とてもいい場所です。
2012年12月26日 14:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/26 14:44
鬼ヶ岳からみた南アルプス。前回登った釈迦ヶ岳かそれを超えるくらいの360°のパノラマです。北アルプスも見えます。とてもいい場所です。
前は雪頭ヶ岳。このコラボレーションもいいですね。
2012年12月26日 14:53撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/26 14:53
前は雪頭ヶ岳。このコラボレーションもいいですね。
雪頭ヶ岳へ向かうハシゴ。アイゼンはいているので、つま先で慎重に降ります。まったく問題ありません。
2012年12月26日 14:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/26 14:56
雪頭ヶ岳へ向かうハシゴ。アイゼンはいているので、つま先で慎重に降ります。まったく問題ありません。
最後に、雪頭ヶ岳からの富士山。前は西湖です。河口湖越しの富士山のショットは良く見ますが、この西湖越しのショットもいいですね。御坂山地の東部縦走は、日が沈む少し前に、無事、駐車場にたどりつくことができました。おなかいっぱいになるほど、絶景富士山フルコースの山行でした!
2012年12月26日 15:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/26 15:11
最後に、雪頭ヶ岳からの富士山。前は西湖です。河口湖越しの富士山のショットは良く見ますが、この西湖越しのショットもいいですね。御坂山地の東部縦走は、日が沈む少し前に、無事、駐車場にたどりつくことができました。おなかいっぱいになるほど、絶景富士山フルコースの山行でした!

感想

 10日前に御坂黒岳・釈迦ヶ岳に登り、すっかり御坂山地に魅了されてしまいました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-253200.html
その成功体験をもとに、天気図と私と同僚の予定をにらみながら、この御坂山地の縦走を企画しました。
 結果は「おなかいっぱいの絶景富士山フルコース」。副題をつけるとすれば、そういう充実の御坂山地縦走でした。この縦走コースには、地図には表記していない絶景ポイントが各所にあり、しかもこの季節、落葉樹越しにいつも富士を感じて歩いていけます。薄く固い雪の上をザックザックと軽アイゼンで踏みしめて歩くのも、とても気持ちのいいものでした。初アイゼンの同僚は「アイゼン癖になりそう!」と喜んでいました。富士山の表情も、天下茶屋(御坂峠)の朝焼け富士山から、雪頭ヶ岳の西湖を抱く富士山まで、バリエーション豊かで飽きません。
 日が短い時期でもあり、日没が気になりながらの山行でしたが、今年を締めくくる大満足の山行になったと思います。次は、西湖の王岳から始まり精進湖、本栖湖へと抜ける、御坂山地西部の縦走を、今回の同僚と一緒に行ってみたいです。

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