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Yamareco

記録ID: 2564535
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ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

碓氷峠〜矢ヶ崎山〜入山峠〜新軽井沢峠(クマとヒルで撤退)

2020年09月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:53
距離
22.5km
登り
655m
下り
655m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:12
休憩
0:41
合計
6:53
5:03
14
軽井沢駅北口
5:17
5:19
35
5:54
6:00
62
7:02
7:17
55
8:12
8:12
19
8:31
8:49
30
9:19
9:19
155
11:54
11:54
2
11:56
ゴール地点
【自転車】
11:23ルグラン軽井沢ホテル&リゾート前発〜11:56軽井沢駅(7.8km)
 
天候 晴れ→ガス→雨
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
●クルマ
タイムズ軽井沢駅前(178台/24時間550円)

●自転車
上発地バス停付近にデポ
 
コース状況/
危険箇所等
●軽井沢駅〜碓氷峠
1.3kmの車道歩き。

●碓氷峠〜入山峠
碓氷峠から矢ヶ崎山までは、踏み跡も明瞭でピンクテープもあります。
矢ヶ崎山直下はかなりの急登で足元も悪く岩と木を掴みながらよじ登りました。
矢ヶ崎山から先は踏み跡も薄くなり、テープもほぼ無くなります。
ここからは広い尾根の部分や尾根の分岐に気をつける必要があり、
進行方向を頻繁に確認しながら進みました。
入山峠に下る直前にクマと遭遇。クマの方が慌てて逃げてくれましたが心臓に悪すぎ。
そして、このルートヒルがウジャウジャ。

●入山峠〜新軽井沢峠
国道18号を跨いで引き続き分水嶺を辿ります。
ここも油断すると西に延びる何本かの尾根に引き込まれそうになります。
ただ、前の区間と比較すると、尾根筋がしっかりしていて、
県界標も立っているので比較的わかりやすい印象でした。

●新軽井沢峠〜八風湖近くの自転車デポ地点
ヒル被害に遭わないために、アスファルトを中心に。
和美峠まで廃林道を辿り、一度国道18号に出てから、
妙義荒船林道に入り、南軽井沢の別荘地を抜けて戻りました。
 
軽井沢駅北口からスタート
軽井沢駅北口からスタート
碓氷峠までは1.3kmほどの車道歩き
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碓氷峠までは1.3kmほどの車道歩き
碓氷峠に到着
碓氷峠からの取り付き
碓氷峠からの取り付き
樹林の間から朝日
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樹林の間から朝日
踏み跡明瞭、ピンクテープあり
踏み跡明瞭、ピンクテープあり
なんか既にこの辺りで足首がチクチクしてたんだよな
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なんか既にこの辺りで足首がチクチクしてたんだよな
朝日を浴びながら
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朝日を浴びながら
このまま好天もありえるかも、なんて都合の良いことを考えてました
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このまま好天もありえるかも、なんて都合の良いことを考えてました
ちょっとボーボーのところも
ちょっとボーボーのところも
浅間山が見えました。山頂はガスの中
浅間山が見えました。山頂はガスの中
廃ゴンドラの脇を抜けていきます
廃ゴンドラの脇を抜けていきます
矢ヶ崎山へ向けて斜度を上げていきます
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矢ヶ崎山へ向けて斜度を上げていきます
妙義がよく見えました
5
妙義がよく見えました
矢ヶ崎山直下はかなりの急斜面
矢ヶ崎山直下はかなりの急斜面
矢ヶ崎山山頂に到着
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矢ヶ崎山山頂に到着
山頂より。妙義方面
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山頂より。妙義方面
山頂より。浅間山と眼下に軽井沢の街並み
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山頂より。浅間山と眼下に軽井沢の街並み
山頂より。上越国境の山々
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山頂より。上越国境の山々
矢ヶ崎山からの下りがわかりづらい
矢ヶ崎山からの下りがわかりづらい
踏み跡もリボンもすっかり無くなりました
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踏み跡もリボンもすっかり無くなりました
幅広の尾根になっていて進行方向に注意
幅広の尾根になっていて進行方向に注意
若い頃はグレてましたが大人になって更生した系
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若い頃はグレてましたが大人になって更生した系
切れ落ちた尾根の東側を意識して進む感じでした
切れ落ちた尾根の東側を意識して進む感じでした
悲劇が待っていることも知らずに…アホやね(photo komemame)
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悲劇が待っていることも知らずに…アホやね(photo komemame)
この後、ヒルに取り憑かれていることが発覚。一生懸命払い落としました。大ショック。
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この後、ヒルに取り憑かれていることが発覚。一生懸命払い落としました。大ショック。
気を取り直して出発すると足元が笹原に変わりました
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気を取り直して出発すると足元が笹原に変わりました
この後、クマと遭遇。1098からの下りでした。「ンホッ!ンホッ!」という荒い息づかいと黒い塊が前方に見え、足早に去ってくれました。よかった〜
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この後、クマと遭遇。1098からの下りでした。「ンホッ!ンホッ!」という荒い息づかいと黒い塊が前方に見え、足早に去ってくれました。よかった〜
アセりながら、車道に向かいます
アセりながら、車道に向かいます
国道に出てひと安心(ホントは安全ではないかも)。ここで徹底的にヒルチェック。しかし思いとは裏腹に、めっちゃ付いていて再び大ショック
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国道に出てひと安心(ホントは安全ではないかも)。ここで徹底的にヒルチェック。しかし思いとは裏腹に、めっちゃ付いていて再び大ショック
ひと通り取り除き、心機一転のつもりで再スタート
ひと通り取り除き、心機一転のつもりで再スタート
ガスが濃くなってきました
ガスが濃くなってきました
いかにも危ないですよ〜というキノコ
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いかにも危ないですよ〜というキノコ
油断すると西に延びる何本かの尾根に引き込まれそうになります。
油断すると西に延びる何本かの尾根に引き込まれそうになります。
が、前の区間と比較すると、尾根筋はしっかりしてます
が、前の区間と比較すると、尾根筋はしっかりしてます
たまにピンクテープ
たまにピンクテープ
1169.2は岩峰になっていました
1169.2は岩峰になっていました
ひと一人分のスペースが空いてました
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ひと一人分のスペースが空いてました
依然としてガス
ヒルのことで頭いっぱい
ヒルのことで頭いっぱい
雨が降り始めました
雨が降り始めました
桜堂山への登り
こんな感じで県界標も立っているので比較的わかりやすい
こんな感じで県界標も立っているので比較的わかりやすい
1125を過ぎてひと登りすると…
1125を過ぎてひと登りすると…
桜堂山に到着
マッチロケ〜。ガスってなかったらなかなか眺めが良さそうな山頂でした
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マッチロケ〜。ガスってなかったらなかなか眺めが良さそうな山頂でした
桜堂山から新軽井沢峠までは、それまでと比べるとちょっとうるさいところが目立ちます
桜堂山から新軽井沢峠までは、それまでと比べるとちょっとうるさいところが目立ちます
特に新軽井沢峠手前はこんな感じで…
特に新軽井沢峠手前はこんな感じで…
ビショビショになります
ビショビショになります
新軽井沢峠に到着。長野側から見ると群馬の標識
新軽井沢峠に到着。長野側から見ると群馬の標識
群馬側から見ると長野の標識
群馬側から見ると長野の標識
ここで、ヒルがウネウネしているのが再び目に入り、完全に心がポキリと音を立てて折れました。もうこれ以上はイヤ!
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ここで、ヒルがウネウネしているのが再び目に入り、完全に心がポキリと音を立てて折れました。もうこれ以上はイヤ!
入念にヒルチェックをして自転車をデポした八風湖近くまで戻ります
入念にヒルチェックをして自転車をデポした八風湖近くまで戻ります
廃林道を進んで…
廃林道を進んで…
いつもクルマで碓氷軽井沢ICから軽井沢に抜ける下仁田軽井沢線に出ます
いつもクルマで碓氷軽井沢ICから軽井沢に抜ける下仁田軽井沢線に出ます
しばらく車道を歩き…
しばらく車道を歩き…
妙義荒船林道に入ります
妙義荒船林道に入ります
通行止めと書かれていますが、別荘地の方からクルマがきました
通行止めと書かれていますが、別荘地の方からクルマがきました
いちおね
雨と雷でダメ押しやね
雨と雷でダメ押しやね
チャリデポ地に到着
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チャリデポ地に到着
ここから軽井沢駅まで戻ります
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ここから軽井沢駅まで戻ります
チャリでの帰り道。雨はほとんど止んでくれました。それにしても散々な山行だったな
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チャリでの帰り道。雨はほとんど止んでくれました。それにしても散々な山行だったな

感想

今週末もビミョーな天気。
土曜は予定あり。日曜日はなんとかAMは天気が保ちそうということで、
午前中に下山ができるところを考えて、
軽井沢の上信国境(中央分水嶺)繋ぎの続きをすることに。

しかし!
矢ヶ崎山を過ぎてのっぺりした尾根を歩いているあたりのこと。
komemameが途中で靴の紐を締め直していると「キャー」という絶叫。
なぜかすぐにピンと来て自分の足元を見ると、靴と靴下にウネウネしたものが!
生まれて初めてのヒルでした。
ひと通り払い落として、1098から入山峠に向かって下っていると
人の咳払いが聞こえました。
「こんなとこを歩いている人が他にもいるんだ〜」と思いながら歩を進めると
「ンホッ!ンホッ!」という荒い息づかいと黒い塊が前方に見え、
その塊は足早に駆け出して行きました。
今度はクマでした。

国道18号まで出て少し安心しながら、
再度足元チェックをすると取り切れていなかったヒルが付いてるわ、付いてるわ。
もう最悪。

靴下を脱いで、ズボンの裏、靴は紐を完全に緩めてベロとレースホールの間まで、
チェックして取り払い、気を取り直して歩き始めます。
しかし、桜堂山の手前から予想よりも早い雨。
新軽井沢峠まで下ったその先で再び足元にウネウネしているのを見て、
完全に心がポキリと音を立てて折れました。

予定では八風山まで中央分水嶺を歩いて下山する予定でしたが、
なるべくアスファルトを辿ってデポした自転車を回収に。
いやぁ、普段会えない(決してお会いしたくない)方々と遭遇する上に
別荘地を歩いていると強い雨と雷が…、もう散々。
 

またまたやってきました、軽井沢。
天気がいまいちでしたが、ちょいワイルドな裏山を散策する感じで、
子どもの頃によく「冒険」と称して近所の森に潜り込んだことを思い出しました。

んがっ!そんな思い出に浸っている場合じゃなかったのです。
最初はヒル。足首がずっとちくちくしていて、木屑でも挟まっているのかと立ち止まり見てみると、
あちこち流血!思わず触ってみるとヌルッと。ギャー!!
ひと通り取り払って一安心して、再び歩き出しましたが、
ヒルはそんな簡単にいなくなるものじゃありませんでした。
途中よく見たら小さな尺取り虫のようなのが何匹も靴の隙間をうごめいていました。

そして追い打ちをかけるように行く手に現れた黒い生き物。
ちょっと前に男性の息づかいが聞こえて、こんなところ、誰か歩いているのかな?と思っていたのですが、この正体はクマだったのでした。
すかさず逃げ出しそうになったのをdanyamaに「逃げちゃダメ!」と止められ、立ち止まりましたが、こっちに来たらどうしようと恐怖の数秒……クマは逃げていきました。クマは「んほ、んほっ」と焦っているみたいでした。

そこからは鈴を鳴らしまくりながら進みましたが、そのうちに雨も降ってきて、なんとまたもヒルに遭遇。
ヒルは岩の上で、小さな体を伸び上がらせて今にも飛びつかんばかりの体勢です。
これを見てもう限界に……。車道を何時間でも歩くから、一刻も早く山を出たい!と訴え、ここで撤退することになりました。

気持ち悪くて怖い思いをした日曜日でした。
(ちなみに帰宅後、靴を洗ったらヒルが一匹まだくっついていました、しつこいよ)

おしまい。

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