碓氷峠〜矢ヶ崎山〜入山峠〜新軽井沢峠(クマとヒルで撤退)
- GPS
- 06:53
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 655m
- 下り
- 655m
コースタイム
天候 | 晴れ→ガス→雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
タイムズ軽井沢駅前(178台/24時間550円) ●自転車 上発地バス停付近にデポ |
コース状況/ 危険箇所等 |
●軽井沢駅〜碓氷峠 1.3kmの車道歩き。 ●碓氷峠〜入山峠 碓氷峠から矢ヶ崎山までは、踏み跡も明瞭でピンクテープもあります。 矢ヶ崎山直下はかなりの急登で足元も悪く岩と木を掴みながらよじ登りました。 矢ヶ崎山から先は踏み跡も薄くなり、テープもほぼ無くなります。 ここからは広い尾根の部分や尾根の分岐に気をつける必要があり、 進行方向を頻繁に確認しながら進みました。 入山峠に下る直前にクマと遭遇。クマの方が慌てて逃げてくれましたが心臓に悪すぎ。 そして、このルートヒルがウジャウジャ。 ●入山峠〜新軽井沢峠 国道18号を跨いで引き続き分水嶺を辿ります。 ここも油断すると西に延びる何本かの尾根に引き込まれそうになります。 ただ、前の区間と比較すると、尾根筋がしっかりしていて、 県界標も立っているので比較的わかりやすい印象でした。 ●新軽井沢峠〜八風湖近くの自転車デポ地点 ヒル被害に遭わないために、アスファルトを中心に。 和美峠まで廃林道を辿り、一度国道18号に出てから、 妙義荒船林道に入り、南軽井沢の別荘地を抜けて戻りました。 |
写真
感想
今週末もビミョーな天気。
土曜は予定あり。日曜日はなんとかAMは天気が保ちそうということで、
午前中に下山ができるところを考えて、
軽井沢の上信国境(中央分水嶺)繋ぎの続きをすることに。
しかし!
矢ヶ崎山を過ぎてのっぺりした尾根を歩いているあたりのこと。
komemameが途中で靴の紐を締め直していると「キャー」という絶叫。
なぜかすぐにピンと来て自分の足元を見ると、靴と靴下にウネウネしたものが!
生まれて初めてのヒルでした。
ひと通り払い落として、1098から入山峠に向かって下っていると
人の咳払いが聞こえました。
「こんなとこを歩いている人が他にもいるんだ〜」と思いながら歩を進めると
「ンホッ!ンホッ!」という荒い息づかいと黒い塊が前方に見え、
その塊は足早に駆け出して行きました。
今度はクマでした。
国道18号まで出て少し安心しながら、
再度足元チェックをすると取り切れていなかったヒルが付いてるわ、付いてるわ。
もう最悪。
靴下を脱いで、ズボンの裏、靴は紐を完全に緩めてベロとレースホールの間まで、
チェックして取り払い、気を取り直して歩き始めます。
しかし、桜堂山の手前から予想よりも早い雨。
新軽井沢峠まで下ったその先で再び足元にウネウネしているのを見て、
完全に心がポキリと音を立てて折れました。
予定では八風山まで中央分水嶺を歩いて下山する予定でしたが、
なるべくアスファルトを辿ってデポした自転車を回収に。
いやぁ、普段会えない(決してお会いしたくない)方々と遭遇する上に
別荘地を歩いていると強い雨と雷が…、もう散々。
またまたやってきました、軽井沢。
天気がいまいちでしたが、ちょいワイルドな裏山を散策する感じで、
子どもの頃によく「冒険」と称して近所の森に潜り込んだことを思い出しました。
んがっ!そんな思い出に浸っている場合じゃなかったのです。
最初はヒル。足首がずっとちくちくしていて、木屑でも挟まっているのかと立ち止まり見てみると、
あちこち流血!思わず触ってみるとヌルッと。ギャー!!
ひと通り取り払って一安心して、再び歩き出しましたが、
ヒルはそんな簡単にいなくなるものじゃありませんでした。
途中よく見たら小さな尺取り虫のようなのが何匹も靴の隙間をうごめいていました。
そして追い打ちをかけるように行く手に現れた黒い生き物。
ちょっと前に男性の息づかいが聞こえて、こんなところ、誰か歩いているのかな?と思っていたのですが、この正体はクマだったのでした。
すかさず逃げ出しそうになったのをdanyamaに「逃げちゃダメ!」と止められ、立ち止まりましたが、こっちに来たらどうしようと恐怖の数秒……クマは逃げていきました。クマは「んほ、んほっ」と焦っているみたいでした。
そこからは鈴を鳴らしまくりながら進みましたが、そのうちに雨も降ってきて、なんとまたもヒルに遭遇。
ヒルは岩の上で、小さな体を伸び上がらせて今にも飛びつかんばかりの体勢です。
これを見てもう限界に……。車道を何時間でも歩くから、一刻も早く山を出たい!と訴え、ここで撤退することになりました。
気持ち悪くて怖い思いをした日曜日でした。
(ちなみに帰宅後、靴を洗ったらヒルが一匹まだくっついていました、しつこいよ)
おしまい。
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