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Yamareco

記録ID: 2565388 全員に公開 沢登り 丹沢

法行沢〜富士見峠南尾根

情報量の目安: A
-拍手
日程 2020年09月13日(日) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
, その他メンバー1人
天候曇り
アクセス
利用交通機関
車・バイク
浅瀬
経路を調べる(Google Transit)
GPS
--:--
距離
16.0 km
登り
626 m
下り
621 m

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
コース状況/
危険箇所等
■世附川大又沢水系 法行沢
  法行沢林道は昨年の林道補修工事できれいになっています。
  大又沢林道から法行沢林道を使い中法行沢橋から入渓。
  浅瀬の渓流釣り事務所を見ると法行沢にはテンカラ2名が入っていたようで
  ちょっと心配しながら遡行しましたが、どうやら橋よりも下流部だったようで
  不安は払拭されました。
  中流部の3m滝や釜が深い2m+2条5×10m滝は右岸に巻き道もあります。
  他は小滝とナメ床が続いており遡行グレードは1級。癒し系の渓です。
  ただ下山は同沢を下降するか、富士見林道をひたすら下り地蔵平経由で
  大又沢林道を下るか(時間が3時間以上かかります)、地図読みを確実に
  しながら椿丸経由で浅瀬橋に下りるか、同じく読図必須の法行沢・長尾沢の
  中間尾根(富士見峠南尾根)を下るかになります。一般登山道は林道経由以外
  ありません。

  拙著『丹沢の谷200ルート』に法行沢左俣は掲載しています。
  ※今回遡行した右俣は掲載していません。

■法行沢・長尾沢中間尾根(富士見峠南尾根)
  富士見林道からの下降点は「林班界標128 127」から南に下りる尾根ですが
  地図読みがきちっとできればこういう情報に頼らずに乗れるでしょう。
  P798は尾根がはっきりと二分され南東方向の尾根にまず下降し、30〜40m
  ほどで右手の南に下りる尾根に乗ります。
  その後に現れる小さなコルと小ピーク(標高差は2m程度の登り返し)から
  進行方向左手(東向き)に派生する小尾根を下って、尾根末端が急傾斜に
  なるのが見えてきたら左手斜面をジグザグに下りれば法行沢林道へ下りられ
  ますが踏み跡はほぼありません。最後は土ザレの斜面です。

■マウントファーム登山学校(JMIA認定)
  沢登り、読図、クライミング等主体性、リスク管理を主眼とした講習実施。
  http://mt-farm.info/
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図

写真

浅瀬は釣り師などで多少混んでいました
2020年09月13日 08:40撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
浅瀬は釣り師などで多少混んでいました
浅瀬橋
2020年09月13日 08:48撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
浅瀬橋
法行沢橋
2020年09月13日 09:27撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
法行沢橋
その奥を少し進むと法行沢林道の分岐
2020年09月13日 09:33撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
その奥を少し進むと法行沢林道の分岐
法行沢林道
2020年09月13日 09:52撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
法行沢林道
長尾沢出合は以前かなり崩壊していましたが復旧していました
2020年09月13日 10:00撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
長尾沢出合は以前かなり崩壊していましたが復旧していました
下山にこの尾根を使う可能性があるので、様子をチェックします
2020年09月13日 10:05撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
下山にこの尾根を使う可能性があるので、様子をチェックします
中法行沢橋
2020年09月13日 10:15撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
中法行沢橋
記名してある
2020年09月13日 10:16撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
記名してある
昨年復旧工事したようですね
2020年09月13日 10:20撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
昨年復旧工事したようですね
中法行沢橋からザレを下りて入渓
2020年09月13日 10:29撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
中法行沢橋からザレを下りて入渓
最初から癒し系
2020年09月13日 10:31撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
最初から癒し系
1
倒木架かった2m滝
右の段差を登ります
2020年09月13日 10:35撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
倒木架かった2m滝
右の段差を登ります
トロもいい感じです
2020年09月13日 10:37撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
トロもいい感じです
2
685m二俣にある3m滝
左から巻くことも可能ですが、今日は流芯左壁を登りました。
落ち口がややハイステップです。
2020年09月13日 10:47撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
685m二俣にある3m滝
左から巻くことも可能ですが、今日は流芯左壁を登りました。
落ち口がややハイステップです。
1
685m二俣右岸にある湧き水帯
2020年09月13日 10:48撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
685m二俣右岸にある湧き水帯
3m滝落ち口から
2020年09月13日 10:53撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
3m滝落ち口から
その後も癒し系
2020年09月13日 10:53撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
その後も癒し系
倒木架かった2m滝
ここは釜が深いので少し戻って右岸の巻き道へ
2020年09月13日 10:55撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
倒木架かった2m滝
ここは釜が深いので少し戻って右岸の巻き道へ
巻き中
2020年09月13日 11:02撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
巻き中
その上の2条5×10m滝も一緒に巻きます
2020年09月13日 11:03撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
その上の2条5×10m滝も一緒に巻きます
落ち口
2020年09月13日 11:04撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
落ち口
晴れて陽が射しこめばもっと美しく輝くのにな
2020年09月13日 11:06撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
晴れて陽が射しこめばもっと美しく輝くのにな
堰堤越えれば平凡な渓相になります
2020年09月13日 11:11撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
堰堤越えれば平凡な渓相になります
720m二俣の左俣
2020年09月13日 11:16撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
720m二俣の左俣
720m二俣の右俣
今日はこちらへ
2020年09月13日 11:17撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
720m二俣の右俣
今日はこちらへ
すぐに4段6m滝
2020年09月13日 11:38撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
すぐに4段6m滝
案外容易に登れます
2020年09月13日 11:40撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
案外容易に登れます
次の堰堤は左巻き
2020年09月13日 11:42撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
次の堰堤は左巻き
やはり倒木多くなってきた
2020年09月13日 11:45撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
やはり倒木多くなってきた
小振りなナメ
2020年09月13日 11:48撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
小振りなナメ
この堰堤はどっちから巻くか?
山を観る眼を養ってもらうため口出しは致しません。
2020年09月13日 11:51撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
この堰堤はどっちから巻くか?
山を観る眼を養ってもらうため口出しは致しません。
左が一見して巻けそうに見えたらしいのですが残念ながら足元ズルズルで何よりホールドにしたい木や根がありませんね。
2020年09月13日 11:55撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
左が一見して巻けそうに見えたらしいのですが残念ながら足元ズルズルで何よりホールドにしたい木や根がありませんね。
正解は右巻きです
2020年09月13日 11:55撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
正解は右巻きです
仕切り直して右巻いてきます
2020年09月13日 11:56撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
仕切り直して右巻いてきます
上流部にまたナメ帯が現れました
2020年09月13日 12:18撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
上流部にまたナメ帯が現れました
すぐにゴルジュになってくる
2020年09月13日 12:24撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
すぐにゴルジュになってくる
最後まで行けば行き詰る恐れもあり得ますので、そろそろ弱点を探ります
2020年09月13日 12:29撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
最後まで行けば行き詰る恐れもあり得ますので、そろそろ弱点を探ります
右手にちょっと魅力的な急なナメ床が出てきましたが、詰まる恐れもあるから冒険はしないように。
2020年09月13日 12:35撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
右手にちょっと魅力的な急なナメ床が出てきましたが、詰まる恐れもあるから冒険はしないように。
さて最後まで行けるかな
2020年09月13日 12:35撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
さて最後まで行けるかな
稜線直下で左の尾根に上がります
2020年09月13日 12:42撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
稜線直下で左の尾根に上がります
富士見林道に出ました
2020年09月13日 12:51撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
富士見林道に出ました
乗りたい尾根の方向を確認しながら南下
2020年09月13日 12:54撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
乗りたい尾根の方向を確認しながら南下
白いベールを纏って美しい
2020年09月13日 12:57撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
白いベールを纏って美しい
ここですね。
尾根の両側の沢の流れ落ちる方向も沢線を引いた地形図通りです。
2020年09月13日 13:04撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
ここですね。
尾根の両側の沢の流れ落ちる方向も沢線を引いた地形図通りです。
林道も南東から初めて北東に向きを変えています。
現在位置を確認する証拠がたくさん揃いました。
2020年09月13日 13:05撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
林道も南東から初めて北東に向きを変えています。
現在位置を確認する証拠がたくさん揃いました。
さて尾根下降
2020年09月13日 13:17撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
さて尾根下降
ここが798ピーク
2020年09月13日 13:33撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
ここが798ピーク
尾根の傾斜の変化も意識します
2020年09月13日 13:53撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
尾根の傾斜の変化も意識します
650ピークから東尾根に乗ります
2020年09月13日 13:55撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
650ピークから東尾根に乗ります
最後は尾根が急峻(切通し)になるので左の斜面を下ります
2020年09月13日 14:00撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
最後は尾根が急峻(切通し)になるので左の斜面を下ります
最後が土ザレで崩れやすい
2020年09月13日 14:04撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
最後が土ザレで崩れやすい
法行沢林道に予定通り下りました
2020年09月13日 14:04撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
法行沢林道に予定通り下りました
浅瀬に戻りました
2020年09月13日 15:23撮影 by FinePix XP140 XP141 XP145FUJIFILM
浅瀬に戻りました

感想/記録
by kamog

土曜の予報では結構な降水量が見込まれていたため小川谷は中止し、本日日曜場所を西丹沢の法行沢へ変えてみました。
予報とは裏腹に土曜の降水は大したことなくほぼ平水状態。
ま、仕方ないですねー。
法行沢は癒し系。今回は720m二俣で右俣へ歩を進め、富士見峠から法行沢と長尾沢の中間尾根(富士見峠南尾根)を下降。
天気は終日曇天ながら沢と尾根の読図を学習していただきました。
ガスっていたから今日は森のクマさんに再び会えるかと期待していたのですが、遠くで微かに臭うくらいで姿を見せてはくれませんでした。
法行沢林道は昨年林道工事でかなりきれいに整備されています。
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