塔ノ岳(大倉-三ノ塔-塔ヶ岳-大倉)



- GPS
- 07:34
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,601m
- 下り
- 1,591m
コースタイム
8:00 竜神の泉
8:30 表丹沢林道入口
8:55 三ノ塔尾根合流(牛首)
10:10 三ノ塔
10:45 烏尾山
11:10 行者岳
11:30 政次郎の頭
12:00 新大日
12:40 塔ヶ岳 12:45
13:00 金冷し
13:10 花立山荘
13:40 堀山の家
15:00 大倉バスターミナル
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前回の大倉は周辺の林道ハイキングだったので、今回は真面目に登ってみることにしました。正月3日ということもあって表尾根は大混雑だろうと踏んで大倉から三ノ塔尾根を登って三ノ塔まで往復することにしました。
秦野戸川公園の駐車場は8:30まで開かないので、近くの道に車を駐めて出発。山に向かって林道を歩き始めます。あとにして思えば既にこの時点で道を間違えていたのでした(^^ゞ 果てなき林道を進むこと1時間。「竜神の泉」という名水スポットが見えてきました。それよりさぁ、登山道の入口はまだなのぉ〜と間違いに気づかないふりして進みます。やっとこさ表丹沢林道の入り口に到着。林道歩きはまだまだ続きます。歩き始めて1.5時間。ようやく正規の三ノ塔尾根の登山道に当たりました。既に山頂までの登山道は距離にして半分を消化しております(笑) 今日のハイキングの精神力はここまでで大半が消費されてしまいました。残るは体力だけ。
此処から先は100%登りです。途中にはかなりの急登もありますが、総じて歩きやすい道です。登り始めるとすぐに子供連れの家族に出会いましたが、その先は頂上まで誰にも会いませんでした。
そんなこんなでようやく三ノ塔に到着。最初のミスコースで30分くらいロスしましたが、着いてみれば30分くらい余裕があります。取り敢えずおにぎり1個食べて「表尾根もそんなに混んでないし、せっかくだから塔ノ岳までプチ縦走して大倉尾根を下りるか」ってことになりました。
三ノ塔から烏尾山に向かう下りは結構な傾斜で、前回は塔ノ岳からヤビツ峠に戻るときに随分ヤラれた辛い思い出があります。今日は戻ってこないので足取りは軽いもんです。でも所々に鎖場もあるので気は抜けません。鎖場を下って鞍部に出れば烏尾山はすぐです。振り返ればさっきまでいた三ノ塔が大きく見えます。この先暫くはのんびりした尾根歩きが楽しめるはずだったんですが、陽当たりの良い尾根道は溶けた霜でグチョグチョになって靴が泥団子状態。歩く度に「グニュ、ッポン!」という音で靴が鉛のように重くズルズルと滑りやすくなります。この状態で痩せ尾根はちょっと緊張です。
行者岳の先は表尾根随一の鎖場のある難所です。人が多いと渋滞必至の場所ですが、今回は殆ど人がいなかったので慎重に下ります。鎖場を下り切ったところはプチ・キレットになってます(笑) ここも落ちたら多分タダでは済まないと思われます。特に鎖場から落ちた場合にはダブルパンチで、社会復帰が困難になるかもしれません。おーこわ(^^; ちょっと歩くと先ほど行者岳から見えた大崩落の現場に差し掛かります。ここは流石に鉄パイプの手摺が付けられてます。
塔ノ岳の尊仏山荘が間近に見えるようになれば山頂はもうすぐです。この辺りからは東京方面、関東平野越しに筑波山も見えます。反対側には相模湾、江ノ島越しに三浦半島、東京湾、房総半島まで見えます。山が見えて海が見えて街が見えて富士山が見える表尾根って、なんて贅沢なんだろう。
塔ノ岳到着。にわかに天気が悪くなってきて雪が降り出しました。風も猛烈に冷たいのでさっさと下山することにします。
塔ヶ岳からは大倉尾根に向けて一目散に下ります。鍋割山に向かう尾根との分かれ道は「金冷し」です。あちこちの山に金冷シって場所があるけど、特に金が冷えそうなとこはありませんでした。ここからの下りは四半世紀ぶりです(笑) 流石に大倉尾根は表丹沢のゴールデンルートだけあって人も多いです。所々に山小屋や茶屋が充実しています。気温もどんどん下がってザックに内蔵した水筒チューブの水が凍って吸い口を噛むとジャリジャリ音がしています。
塔ノ岳から約2時間で大倉に到着。大倉のバスターミナルにある靴洗い場で泥々の靴を洗って、秦野の不二家レストランでホットケーキを食べて帰って来ました。三ノ塔尾根のルートはとても空いてて良かったし大倉からの周回ルートも取れるので、またその内に来たいです。
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