記録ID: 2575266
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無雪期ピークハント/縦走
東海
鎌ヶ岳
2018年04月28日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 810m
- 下り
- 807m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:05
鎌ヶ岳の登山口は幾つかあるが、今回は鈴鹿スカイラインの長石谷登山口から周回コースを辿り、上り下りで変化をつけたルートを選ぶ事にした。登山口となっている長石谷付近は、小さいながら道路脇に駐車場があるが、到着した6時頃には既に満車になっていた。道路が広くなっている路側帯に車を停め、手早く装備を固めて歩き始めることにする。多くの登山者は御在所岳へと向かう中、一人谷を下り登山口へと向かった。当初は長石谷沿いのコースを少し歩き始めたが、最近歩く人が少ないのか小枝が煩く踏跡も不鮮明になってしまう。どうも快適なルートではなさそうと判断し、尾根ルートに転進することにした。
尾根道は「馬の背尾根」とも呼ばれる尾根に、湯の山温泉にある三岳寺から取り付くルートだ。三岳寺には、かつてハイカーと問題があったのか、登山口の標識は無い。ただ道は鮮明で、寺の裏手ある石仏のある遊歩道の一番奥から登山道が始まっていた。少し歩くと白砂の明るい尾根道が始まった。若葉に覆われた白い尾根は絵になる光景で、何か仏にでも導かれている様な気さえしてくる道だった。
山岳寺から約1時間で、「湯の峰717m」の標識の立つ小ピークにたどり着く。辺りは樹木に覆われて展望はなかったが、シロヤシオの木が花をつけていて、白い地面と頭上の白い花が、何か特別な道を歩いている様な気持ちにさせてくれた。湯の峰で一休みしてから歩き始めると、気木々の間から鎌ヶ岳の山頂部が見え隠れする様になった。頭をもたげた形が特徴的な山だ。
道はこの先で、今日一番の難所「シロハゲ」にさしかかった。木の根の張った岩塊斜面を、手と足を使って登って一気に高度を上げると、雲母峰からの縦走路と合流する標識に出る。時間にすると5分程の行程だったが、慎重に越えれば危険はないだろう。標識から先は、疎林帯の尾根筋を歩く様になるが、この辺りまで来るとアカヤシオが現れはじめ、花を追いかけて歩いている内に岳峠に到着した。
岳峠で登山道は、今日初めに登ろうとした長石谷からのルートと合流ており、峠から山頂へは山頂直下にある南の谷筋を辿ることになる。峠で展望を楽しみながら一休みしたが、鎌ヶ岳の名の由来が判る様な、ゴツゴツとした岩の穂先が迫ってくる様で、一見すると登るのが難しそうに見える。ただ道は巻き気味に付けられており、見た目ほどの困難さは無かった。
峠から登る事10分程、鳥居のある山頂にたどり着いた。山頂部は南北に細長く、北の端からは御在所岳、雨ヶ岳の眺望が素晴らしい。南端には小さな社が設けられていて、鈴鹿南部の山が遠くまで見渡せる。爽やかな春の山を充分に楽しめる山頂だ。
下山路は武平峠まで峠道を下り、此処から車を停めた鈴鹿スカイラインの中腹まで下ったが、鎌ヶ岳へは武平峠の駐車場から登る人が圧倒的に多いようで、沢山の登山者とすれ違った。峠から駐車場までスカイライン沿いに下り周回コースを辿り下山した。
尾根道は「馬の背尾根」とも呼ばれる尾根に、湯の山温泉にある三岳寺から取り付くルートだ。三岳寺には、かつてハイカーと問題があったのか、登山口の標識は無い。ただ道は鮮明で、寺の裏手ある石仏のある遊歩道の一番奥から登山道が始まっていた。少し歩くと白砂の明るい尾根道が始まった。若葉に覆われた白い尾根は絵になる光景で、何か仏にでも導かれている様な気さえしてくる道だった。
山岳寺から約1時間で、「湯の峰717m」の標識の立つ小ピークにたどり着く。辺りは樹木に覆われて展望はなかったが、シロヤシオの木が花をつけていて、白い地面と頭上の白い花が、何か特別な道を歩いている様な気持ちにさせてくれた。湯の峰で一休みしてから歩き始めると、気木々の間から鎌ヶ岳の山頂部が見え隠れする様になった。頭をもたげた形が特徴的な山だ。
道はこの先で、今日一番の難所「シロハゲ」にさしかかった。木の根の張った岩塊斜面を、手と足を使って登って一気に高度を上げると、雲母峰からの縦走路と合流する標識に出る。時間にすると5分程の行程だったが、慎重に越えれば危険はないだろう。標識から先は、疎林帯の尾根筋を歩く様になるが、この辺りまで来るとアカヤシオが現れはじめ、花を追いかけて歩いている内に岳峠に到着した。
岳峠で登山道は、今日初めに登ろうとした長石谷からのルートと合流ており、峠から山頂へは山頂直下にある南の谷筋を辿ることになる。峠で展望を楽しみながら一休みしたが、鎌ヶ岳の名の由来が判る様な、ゴツゴツとした岩の穂先が迫ってくる様で、一見すると登るのが難しそうに見える。ただ道は巻き気味に付けられており、見た目ほどの困難さは無かった。
峠から登る事10分程、鳥居のある山頂にたどり着いた。山頂部は南北に細長く、北の端からは御在所岳、雨ヶ岳の眺望が素晴らしい。南端には小さな社が設けられていて、鈴鹿南部の山が遠くまで見渡せる。爽やかな春の山を充分に楽しめる山頂だ。
下山路は武平峠まで峠道を下り、此処から車を停めた鈴鹿スカイラインの中腹まで下ったが、鎌ヶ岳へは武平峠の駐車場から登る人が圧倒的に多いようで、沢山の登山者とすれ違った。峠から駐車場までスカイライン沿いに下り周回コースを辿り下山した。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
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