標高差2,200m超!!北アルプス3大急登!!「試練と憧れ」早月尾根にトライ🎵


- GPS
- 12:05
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 2,476m
- 下り
- 2,462m
コースタイム
- 山行
- 11:06
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 12:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
明瞭 |
写真
感想
剱にいつか・・・その思いがついに実現♪
9月18日?、ネットで注文しておいた登山用ヘルメットが家にとうちゃこ♪
ルンルン(★^∀^★)遠足前の幼稚園児の気分と一緒♪
これ着けてどこ行こうかな〜っと思案していたのが剱岳♪
しかし!!9月は秋の収穫に追われ、父親が熱中症で倒れて入院するなど、なんやかんやでなかなか山行に行けず。(T-T)山に対する体力、気力が衰え始めている・・・
ヤバイ!(ノ・ェ・)ノ
でも「憧れ」の気持ちには勝てなかった・・・!
週間予報では4連休もあまり天気が芳しくないと思われたのだが、間近になると思いのほか良い天気♪
立山から入り、別山を縦走して剱を目指そうか・・・ダメ元で、剣沢小屋などに空き状況を確認するも、既に満員御礼(TT)仕方ない。
よしっ!それならばと日帰りなら「試練と憧れ」の早月尾根からと決めていた。
前日夕方に出発!約5時間かけて馬場島駐車場夜10時半とうちゃこ♪
途中、トレランの姿を見たが頂上を目指すのだろうか。ここはトランスジャパンアルプスレースのコースでもある。
既に駐車場は満車状態かな?夜間なので地理状況等があまり把握できず、ちょっと斜めになってるとこに駐車。
とにかく仮眠(´ω` )zzZ・・・秋の気配がし、涼しいがワクワクして眠れず。
午前1時半になり、起きてエネルギーチャージ!!
3週間ぶりの登山とあって余裕をもって午前2時15分出発。皆さんのレポから往復10〜12時間と見込む。
真っ暗ではあるが、数名の登山者と遭遇。
なんと!群馬県から天気を見て、思いつきで来山した御年81歳の男性に会う!
寝てないらしい(゜◇゜)
とにかく前半からひたすら登る!!ヘッデンの明かりだけなので、足元に集中するしかない。
下界の夜景が少し見える。
早月小屋に午前5時39分にとうちゃこ♪少し辺りは明るくなってきた。
今年はコロナの影響で小屋は運営されていない。
テントが10張りほどある。
ここからのコースは岩場が連続する。
久しぶりの登山に、遠出の疲れと、寝不足が重なり超眠い!!(*´ο`*)
まさに試練と憧れ・・・頭の中にこの言葉がグルグル@@
ここで持ってきたヘルメットを装着!≧ω≦さぁ来い!岩場!
早月小屋でテン泊していた60歳代の5名のパーティーと遭遇し、その内一人の元気な男性とほぼ一緒に剱を目指す!!
途中、午前4時に馬場島を出発したというトレランの男性に抜かされる。早(゜.゜)!!
登るにつれ、剱から続く山々の姿に圧倒される・・・東には立山の室堂がはっきり見える。
登ってきた稜線を見ると早月小屋が小さく見える。
こんな稜線をよくもまぁきたかと我ながら感心・・・
反対にこの急登を下山するのかと思うとゾッとする。(^_^;)
午前8時半、カニのハサミと呼ぼれる鎖の岩場が連続する。
過日に大杉谷の鎖場を経験済みなので、そう驚きはないが、下を見るとやはり怖い。
こんな場所にアンカーを打って、鎖を設置してくれた方々に感謝である。
山頂手前で私を抜き去ったトレランの男性が下山してきた。
男性曰く「山頂は寒くて10分もいられないですよ」とアドバイスを受ける。別山から来る登山者の列が半端なく、昨夜は200以上のテントが張っていたとか・・・
午前8時46分、剱岳とうちゃこ!!?(^?^)?
憧れ・・・がついに実現した瞬間である。
北には富山湾、東は白馬の山々、南は立山の稜線、その向こうに槍ヶ岳か。富士山は雲の中のようだ。
山頂にはドンドン登山者が押し寄せている。山頂の祠での写真は順番待ち。
後ろの人が前の人の写真を撮影するという暗黙のルールが出来ていた。
ゆっくりしたいのだか、風があり寒い!!上着がないといていられない。
さて、ここからが本番!!下山時にケガをしていては、元も子もない。
慎重には慎重を期して挑むのは下山である。
頂上を出発したの午前9時前、これからすれ違う登山者の方が俄然多い。これがかなりの時間ロスとなるが、慌てずゆっくりと自分に言い聞かせた。
すれ違う方々には「頑張って〜」「お疲れ様」などの声かけをする。
返事は「降りる方が大変そうですね〜」と不安の声。ホントにそうである。
下山途中、ガンガン登ってくるトレランの女性に遭遇。
下山時に思ったとおり抜かされるが、途中登山道から違う道へ・・・
この道行けるのか?と思いつつ下山していると、1時間程して先ほどの女性が後ろに。
「コースアウトしてしまいました!」と会話が始まった。
年は27歳、童顔なので、もっと若く見える。トレランを初めてまだ1年とのこと。
お仕事は公務員、お話を進めると静岡市の消防士!?ってことは、トレランのスーパースター望月将悟と同じ職場ですやん♪
「普通に会話してますよ〜」って言いながら、サーっと去ってしまった。
午前11時半、早月小屋とうちゃこ♪山頂で休めなかった分、ここでゆっくり休憩♪
今日は定期的な小屋の管理の日らしく、管理人のご夫婦がトイレ掃除や草刈りをされていた。今年は残念ですねと声をかけた。
休憩もそこそこで下山。
ひたすら下る。レポでも長いとは書かれているが、ホンマに長い。
14時、やっとこさ馬場島にとうちゃこ♪試練と憧れ・・・過酷だが、達成感は半端ない。
無事、下山できたことで安堵(*´∀`)
とにかくドMな方にはピッタリのコースである♪
次はどこの急登に行こうかな🎵
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