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Yamareco

記録ID: 2581229
全員に公開
ハイキング
北陸

北国街道・木ノ芽峠(敦賀市新保〜今庄)

2020年09月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
yoriton その他3人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
05:37
距離
13.2km
登り
309m
下り
530m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:06
休憩
0:28
合計
5:34
9:44
10:12
18
10:30
10:30
235
14:25
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
往路:敦賀までサンダーバード。敦賀駅から新保までタクシー(\4000)
復路:今庄駅から普通電車で敦賀へ(約10分)。敦賀から新快速で約90分、京都で途中下車して反省会。反省会後、新快速で大阪まで。切符は片道100km以上だから途中下車OK。
コース状況/
危険箇所等
新保の登り口から峠までは要所に道標があり一本道なので迷う心配はないが、下りは殆ど無く、林道、スキー場のゲレンデ、一般道が錯綜しているので、事前に調べておいた方が良い。今庄365スキー場を過ぎると今庄までの8.5kmは舗道を歩く。約4kmは緩やかな下りで、二ツ屋川が鹿蒜川に合流する辺りから今庄までの約4kmはほぼ平坦な田園の中を歩く。
その他周辺情報 北国街道の要衝だった今庄の街並は一見の価値あり。酒蔵が4軒ある。
この日は4人で出発。きれいに晴れ上がって気持ちの良い天気となった。敦賀駅からタクシーで約20分、料金は4000円。R476の木の芽トンネル手前(新保)
の登山口にて。(タクシーの運転手さんが撮影してくれた。)
2020年09月19日 08:44撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 8:44
この日は4人で出発。きれいに晴れ上がって気持ちの良い天気となった。敦賀駅からタクシーで約20分、料金は4000円。R476の木の芽トンネル手前(新保)
の登山口にて。(タクシーの運転手さんが撮影してくれた。)
木ノ芽峠の歴史がまとめてある。
2020年09月19日 08:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 8:46
木ノ芽峠の歴史がまとめてある。
登山口にはツユクサが群生していた。
2020年09月19日 08:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 8:48
登山口にはツユクサが群生していた。
こちらはキンミズヒキ
2020年09月19日 08:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 8:48
こちらはキンミズヒキ
峠までの中間地点。古い道標に新しい案内板が付けられていた。
2020年09月19日 08:58撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 8:58
峠までの中間地点。古い道標に新しい案内板が付けられていた。
木ノ芽川沿いの峠への道
2020年09月19日 09:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 9:04
木ノ芽川沿いの峠への道
弘法の爪書き地蔵の案内
2020年09月19日 09:07撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 9:07
弘法の爪書き地蔵の案内
弘法の爪書き地蔵が描かれた大岩。描線は風化して定かでない。30mほど道を逸れた場所にある。
2020年09月19日 09:08撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 9:08
弘法の爪書き地蔵が描かれた大岩。描線は風化して定かでない。30mほど道を逸れた場所にある。
この辺りから下草が伸びて前日の雨が大量に付着していた。スパッツを付けた方が良かったかもしれない。
2020年09月19日 09:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 9:13
この辺りから下草が伸びて前日の雨が大量に付着していた。スパッツを付けた方が良かったかもしれない。
紫式部(973頃〜1014頃)がこの辺りで歌を詠んだらしい。997年とあるから1000年以上前の話だ。
2020年09月19日 09:18撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 9:18
紫式部(973頃〜1014頃)がこの辺りで歌を詠んだらしい。997年とあるから1000年以上前の話だ。
昔の旅人はこのように休憩していたんだなあ。良いデザインだ。
2020年09月19日 09:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 9:21
昔の旅人はこのように休憩していたんだなあ。良いデザインだ。
ゲンノショウコ。根を乾燥させて煎じて飲むと胃腸病、特に下痢に効いたそうだ。
2020年09月19日 09:30撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 9:30
ゲンノショウコ。根を乾燥させて煎じて飲むと胃腸病、特に下痢に効いたそうだ。
木ノ芽峠下の木ノ芽川源流地点。冷たかったがあまり綺麗ではなかった。新保から約1時間かかった。
2020年09月19日 09:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 9:38
木ノ芽峠下の木ノ芽川源流地点。冷たかったがあまり綺麗ではなかった。新保から約1時間かかった。
源流に咲くツリフネソウ。付近一帯に沢山咲いていた。
2020年09月19日 09:39撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 9:39
源流に咲くツリフネソウ。付近一帯に沢山咲いていた。
木ノ芽峠
2020年09月19日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 9:41
木ノ芽峠
峠に建つ一軒の民家。築550年だそうだ。御年80歳のご主人が、猫と一緒に暮らしておられる。

2020年09月19日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
9/19 9:41
峠に建つ一軒の民家。築550年だそうだ。御年80歳のご主人が、猫と一緒に暮らしておられる。

道元禅師の碑。曹洞宗の総本山・永平寺の開祖。
曹洞宗の教えの根幹は、「只管打坐(しかんたざ)」 で、 ただひたすらに坐るという坐禅だそうだ。
2020年09月19日 09:42撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 9:42
道元禅師の碑。曹洞宗の総本山・永平寺の開祖。
曹洞宗の教えの根幹は、「只管打坐(しかんたざ)」 で、 ただひたすらに坐るという坐禅だそうだ。
ご主人と話が弾み、と言うよりご主人の独演会ではあったが、30分以上休憩させて頂き、地元のアイスクリームをご馳走してもらった。アイスの上に黄な粉がまぶしてあり、おいしかった。写真は座敷にデンと置かれた茶釜。豊臣秀吉から拝領した陣中茶釜だそうだ。ちなみにご主人の家系は桓武天皇を祖とし、お主人は初代から数えると55代目だそうだ。平清盛から35代くらいだったかな?織田信長の流れもあるそうだ。信長の先祖は越前の神職だったことは歴史上明らかで、この家の伝承と一致している。その後、尾張に出て、尾張の守護代織田氏の庶流となり、信長の父、信秀の代に勢力を広げた。前川氏の先祖は朝倉氏に仕えた時代もあったようで、その後は福井の北の荘城に詰めた時期もあったそうだ。代々の宝物は殆ど散逸した模様だ。
2020年09月19日 10:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
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ご主人と話が弾み、と言うよりご主人の独演会ではあったが、30分以上休憩させて頂き、地元のアイスクリームをご馳走してもらった。アイスの上に黄な粉がまぶしてあり、おいしかった。写真は座敷にデンと置かれた茶釜。豊臣秀吉から拝領した陣中茶釜だそうだ。ちなみにご主人の家系は桓武天皇を祖とし、お主人は初代から数えると55代目だそうだ。平清盛から35代くらいだったかな?織田信長の流れもあるそうだ。信長の先祖は越前の神職だったことは歴史上明らかで、この家の伝承と一致している。その後、尾張に出て、尾張の守護代織田氏の庶流となり、信長の父、信秀の代に勢力を広げた。前川氏の先祖は朝倉氏に仕えた時代もあったようで、その後は福井の北の荘城に詰めた時期もあったそうだ。代々の宝物は殆ど散逸した模様だ。
玄関の正面に平重盛の墓があった。重盛は清盛の嫡男。墓誌にはご主人の36代の祖と記してあった。
2020年09月19日 10:10撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 10:10
玄関の正面に平重盛の墓があった。重盛は清盛の嫡男。墓誌にはご主人の36代の祖と記してあった。
苔むした麦藁屋根を見上げるYさん。
2020年09月19日 10:10撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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苔むした麦藁屋根を見上げるYさん。
2020年09月19日 10:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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今庄側から見た峠と藁ぶきの家。古い街道の面影が濃い。
2020年09月19日 10:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/19 10:12
今庄側から見た峠と藁ぶきの家。古い街道の面影が濃い。
北西に展望が広がっていた。
2020年09月19日 10:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 10:14
北西に展望が広がっていた。
アップすると大きな山塊が確認できたが、どこの山だろう。同定が難しいが方角と距離感から判断すると、永平寺町北側に東西に広がる浄法寺山1052.9mではないだろうか。
2020年09月19日 10:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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アップすると大きな山塊が確認できたが、どこの山だろう。同定が難しいが方角と距離感から判断すると、永平寺町北側に東西に広がる浄法寺山1052.9mではないだろうか。
ツリフネソウ
2020年09月19日 10:18撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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ツリフネソウ
アップで
2020年09月19日 10:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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アップで
峠からしばらくは幅の広い歩きやすい道が続く。
2020年09月19日 10:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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峠からしばらくは幅の広い歩きやすい道が続く。
言奈地蔵(いうなじぞう)のお社
2020年09月19日 10:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
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言奈地蔵(いうなじぞう)のお社
2020年09月19日 10:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2020年09月19日 10:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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屋根の苔がすごい
2020年09月19日 10:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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屋根の苔がすごい
トリカブトが多い。季節の花だ。
2020年09月19日 10:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 10:28
トリカブトが多い。季節の花だ。
木ノ芽峠を下り、笠取峠を下ったところにある案内。
2020年09月19日 10:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 10:34
木ノ芽峠を下り、笠取峠を下ったところにある案内。
ミゾソバがスキー場のゲレンデに咲いていた。ここらから舗道が始まった。
2020年09月19日 10:40撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 10:40
ミゾソバがスキー場のゲレンデに咲いていた。ここらから舗道が始まった。
長い舗装道歩きの途中の道標。木ノ芽峠から3km歩いてきた。この辺りは旧道は不明瞭になっている。旧道を拡張して舗装したのだろう。
2020年09月19日 10:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 10:55
長い舗装道歩きの途中の道標。木ノ芽峠から3km歩いてきた。この辺りは旧道は不明瞭になっている。旧道を拡張して舗装したのだろう。
綺麗に晴れ上がった空に秋を感じた。
2020年09月19日 11:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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綺麗に晴れ上がった空に秋を感じた。
樹の根元には山神様の石塔が建っていた。
2020年09月19日 11:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 11:04
樹の根元には山神様の石塔が建っていた。
二ッ屋の宿場跡に着いた。遺構が沢山あった。昔は賑わったんだろう。
2020年09月19日 11:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 11:24
二ッ屋の宿場跡に着いた。遺構が沢山あった。昔は賑わったんだろう。
2020年09月19日 11:26撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 11:26
2020年09月19日 11:26撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2020年09月19日 11:27撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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大きなケヤキがあった。
2020年09月19日 11:27撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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大きなケヤキがあった。
樹齢は300年くらいだそうだ。
2020年09月19日 11:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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樹齢は300年くらいだそうだ。
ケヤキの横には荒れ果てた日吉神社。北国街道全盛の頃は二ツ屋宿の鎮守だったが、豪雪のため住民は離村してしまい、今は荒れ放題になっている。
2020年09月19日 11:29撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 11:29
ケヤキの横には荒れ果てた日吉神社。北国街道全盛の頃は二ツ屋宿の鎮守だったが、豪雪のため住民は離村してしまい、今は荒れ放題になっている。
二ツ屋宿跡の標識
2020年09月19日 11:32撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 11:32
二ツ屋宿跡の標識
林道の横は二ツ屋川が流れている。この辺りでは水量が増えてくる。
2020年09月19日 11:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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林道の横は二ツ屋川が流れている。この辺りでは水量が増えてくる。
街道に佇む地蔵尊。比較的新しいようだが風雪を経た表情が良い。
2020年09月19日 11:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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街道に佇む地蔵尊。比較的新しいようだが風雪を経た表情が良い。
街道脇の広場で昼食休憩。周りの風景に溶け込んで寛ぐ
KFさん。木株の上にはお茶を沸かすコンロが置いてある。
2020年09月19日 12:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 12:22
街道脇の広場で昼食休憩。周りの風景に溶け込んで寛ぐ
KFさん。木株の上にはお茶を沸かすコンロが置いてある。
大分下ってきて、現在の二ツ屋の集落の入り口。民家は大きく立派な造りの家ばかりだった。正面の建物はトイレ。同行者に女性が居る場合は重宝すると思う。有難い。
2020年09月19日 12:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 12:48
大分下ってきて、現在の二ツ屋の集落の入り口。民家は大きく立派な造りの家ばかりだった。正面の建物はトイレ。同行者に女性が居る場合は重宝すると思う。有難い。
二ツ屋の看板と二ツ屋川。奥は藤倉山の稜線
2020年09月19日 12:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 12:48
二ツ屋の看板と二ツ屋川。奥は藤倉山の稜線
藤倉山をアップで。カタクリなど春の花で有名だったが、鹿害で絶滅したそうだ。数年前に計画して観光案内所に問い合わせたら花が無くなってしまったので断念した経緯がある。
2020年09月19日 12:51撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 12:51
藤倉山をアップで。カタクリなど春の花で有名だったが、鹿害で絶滅したそうだ。数年前に計画して観光案内所に問い合わせたら花が無くなってしまったので断念した経緯がある。
かなり広い範囲の田んぼでソバが栽培されていた。今花盛りで、11月には新ソバが食べられるそうだ。今庄では有名らしい。地元の人がおいしいソバ屋を教えてくれたが、昼ご飯の後でお腹が一杯なので、食べられなかった。残念!
2020年09月19日 12:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 12:55
かなり広い範囲の田んぼでソバが栽培されていた。今花盛りで、11月には新ソバが食べられるそうだ。今庄では有名らしい。地元の人がおいしいソバ屋を教えてくれたが、昼ご飯の後でお腹が一杯なので、食べられなかった。残念!
ソバの花
2020年09月19日 12:56撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 12:56
ソバの花
ソバ畑の横をゴールに向かって歩く。今庄駅まであと4kmくらいがんばろう!!
2020年09月19日 12:58撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 12:58
ソバ畑の横をゴールに向かって歩く。今庄駅まであと4kmくらいがんばろう!!
藤倉山の麓の新道地区。この辺りも立派な家が多かった。
2020年09月19日 12:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 12:59
藤倉山の麓の新道地区。この辺りも立派な家が多かった。
北陸トンネルの今庄側出口を撮ったつもりが右端に切れてしまった。
2020年09月19日 13:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 13:19
北陸トンネルの今庄側出口を撮ったつもりが右端に切れてしまった。
北陸トンネルを目指す同じサンダーバード。焦っていたので斜めになっている。アカンなあ!!
2020年09月19日 13:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 13:28
北陸トンネルを目指す同じサンダーバード。焦っていたので斜めになっている。アカンなあ!!
この辺りは鹿蒜の里というらしい。木ノ芽峠の案内もある。
2020年09月19日 13:29撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 13:29
この辺りは鹿蒜の里というらしい。木ノ芽峠の案内もある。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
2020年09月19日 13:32撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 13:32
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
稲田の向こうを疾走する特急しらさぎ。後部がかけているではないか!!
2020年09月19日 13:32撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 13:32
稲田の向こうを疾走する特急しらさぎ。後部がかけているではないか!!
こちらはサンダーバード。同じく後部が欠けている。アカン。これからは鉄道写真は専門家のSFさんに任せよう。
2020年09月19日 13:36撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 13:36
こちらはサンダーバード。同じく後部が欠けている。アカン。これからは鉄道写真は専門家のSFさんに任せよう。
今庄に入って直ぐにある鹿蒜神社。鹿蒜の里にあるから鹿蒜神社だろう。式内とある。式内とは平安時代に編纂された格式である「延喜式」に記載されている神社だそうだ。
2020年09月19日 13:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 13:41
今庄に入って直ぐにある鹿蒜神社。鹿蒜の里にあるから鹿蒜神社だろう。式内とある。式内とは平安時代に編纂された格式である「延喜式」に記載されている神社だそうだ。
旧街道は秋の風情が漂っていた。
2020年09月19日 13:51撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 13:51
旧街道は秋の風情が漂っていた。
今庄宿のの入口にある常夜灯
2020年09月19日 13:56撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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今庄宿のの入口にある常夜灯
今庄には造り酒屋が4軒ある。そのうちの1軒。
2020年09月19日 14:05撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 14:05
今庄には造り酒屋が4軒ある。そのうちの1軒。
街の中心付近にある新羅神社。朝鮮半島から移住した人たちは敦賀に上陸して、この地に集落を作ったのだろう。福井からは伝説上の継体天皇が出ている。朝鮮から渡来した技術集団の長を総称したのだろう。この地を豊かにして力を蓄え、大和に進出し一時代を築き、その後も大和朝廷の基礎をこの人たちが築き上げたのだと思う。
2020年09月19日 14:08撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 14:08
街の中心付近にある新羅神社。朝鮮半島から移住した人たちは敦賀に上陸して、この地に集落を作ったのだろう。福井からは伝説上の継体天皇が出ている。朝鮮から渡来した技術集団の長を総称したのだろう。この地を豊かにして力を蓄え、大和に進出し一時代を築き、その後も大和朝廷の基礎をこの人たちが築き上げたのだと思う。
藤倉山にはここから登るようだ。
2020年09月19日 14:08撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 14:08
藤倉山にはここから登るようだ。
造り酒屋(2軒目)KFさんは何を想う?
2020年09月19日 14:10撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 14:10
造り酒屋(2軒目)KFさんは何を想う?
広くて立派な本陣跡
2020年09月19日 14:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 14:12
広くて立派な本陣跡
本陣の説明
2020年09月19日 14:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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本陣の説明
造り酒屋(3軒目)
2020年09月19日 14:13撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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造り酒屋(3軒目)
町屋に上げられた「うだつ」。徳島県美馬市の脇町が有名だが、ここは木製で珍しい。防火のためと富の象徴でもあり、余裕のある家はこぞって上げたそうだ。
2020年09月19日 14:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 14:17
町屋に上げられた「うだつ」。徳島県美馬市の脇町が有名だが、ここは木製で珍しい。防火のためと富の象徴でもあり、余裕のある家はこぞって上げたそうだ。
今庄駅横の大きな高札風の看板
2020年09月19日 14:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 14:21
今庄駅横の大きな高札風の看板
今庄駅前に設置された付近の案内板
2020年09月19日 14:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 14:22
今庄駅前に設置された付近の案内板
広域の案内板
2020年09月19日 14:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 14:22
広域の案内板
今庄駅。観光協会と物産館が同居してる。初めて来たので、昔の状況はわからないが、新しくなって昔の面影は無くなってしまったようだ。
2020年09月19日 14:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 14:23
今庄駅。観光協会と物産館が同居してる。初めて来たので、昔の状況はわからないが、新しくなって昔の面影は無くなってしまったようだ。
今庄駅構内は昔の面影が残っていた。敦賀方面。画面左には広大な機関区跡があった。北陸トンネルが開通するまで峠を越える為に増結する機関車が配備されていたそうだ。敦賀からの列車は増結した機関車をこの駅で切り離し、敦賀に向かう際は連結したそうだ。(同行のSFさん談)
2020年09月19日 14:40撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 14:40
今庄駅構内は昔の面影が残っていた。敦賀方面。画面左には広大な機関区跡があった。北陸トンネルが開通するまで峠を越える為に増結する機関車が配備されていたそうだ。敦賀からの列車は増結した機関車をこの駅で切り離し、敦賀に向かう際は連結したそうだ。(同行のSFさん談)
福井・金沢方面。長いホームが昔の繁栄を物語っていた。今、停車するのは普通電車だけで2両編成だから悲しくなる。
2020年09月19日 14:40撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 14:40
福井・金沢方面。長いホームが昔の繁栄を物語っていた。今、停車するのは普通電車だけで2両編成だから悲しくなる。
敦賀行き521系の普通電車が入ってきた。敦賀で15:23の新快速に乗り換えて京都で下車して反省会に臨んだ。反省会はKFさんの配慮でエビスビールをたらふく飲むことができた。KFさんありがとうございました。飲み気に走ってしまい、反省会の写真はありません。
2020年09月19日 14:44撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/19 14:44
敦賀行き521系の普通電車が入ってきた。敦賀で15:23の新快速に乗り換えて京都で下車して反省会に臨んだ。反省会はKFさんの配慮でエビスビールをたらふく飲むことができた。KFさんありがとうございました。飲み気に走ってしまい、反省会の写真はありません。
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感想

長い歴史の重みを感じた木の芽峠
6/27に北山を歩いた後、山仲間とは久しぶりに1泊2日で木曽駒ヶ岳を計画していた。東京からも参加予定だったが、コロナの感染拡大を考慮して、5月の熊野古道・小辺路・果無峠に続いて中止した。この日はほぼ3か月ぶりの例会となった。数日来の雨も晴れ上がり、気持ちの良い初秋の峠越えが楽しめた。このコースは歩く人は少ないようで逢う人は無かった。出発点の敦賀市新保(しんぼ)から木ノ芽峠までは旧街道の面影が色濃く残っていた。峠に建つ藁ぶきの家は築550年で、現当主になってから解体修理をされたそうだ。家の柱は薪を燃やしたすすで真黒になっていた。現当主は平家の末裔で自身は55代目、平清盛から37代目とおっしゃっていた。家の前には清盛嫡男の重盛の墓を平成20年に建てられたようだ。墓誌には現当主の36代の祖と記されていた。織田信長の流れも引いておられるとの事で、現当主の先祖は越前の神職だった時期があるそうだ。信長の先祖も越前の神職で、尾張に出て尾張守護代の織田氏の庶流になった史実がある。
家の前には道元禅師の碑もあった。道元はこの峠を越えて越前に入り、永平寺を開いた。今は曹洞宗の大本山になっている。木ノ芽峠はそのほかにも紫式部、親鸞、蓮如など多くの歴史上著名なひとが通った。蓮如上人の御影を京都から吉崎まで運ぶ行事が今も連綿と受け継がれ、一行が木ノ芽峠で休憩するのが慣例になっているそうだ。
峠から今庄へ向かってしばらくは平坦な道で、途中「言奈地蔵(いうなじぞう)」の社がある。今庄365スキー場を横切った辺りからは舗装道路となり今庄まで緩やかに下っていく。途中に二ツ屋宿の跡があるが建物類は一切ない。住民は豪雪のためすべて離村したそうだ。現在の二ツ屋は1kmあまり下流に数軒の集落がある。二ツ屋川が鹿蒜川に合流する新道集落付近にはソバ畑が広がっていて、丁度花が咲いていた。新道から東に転じてしばらく歩くと南今庄に達する。北陸トンネルの出口がある。南今庄から2kmほどで今庄に着く。今庄は明治時代に北陸本線が開業するまで、北国街道の要衝として栄えた町で、静かな佇まいながら、過去の繁栄を偲ばせるものが沢山残されていた。北陸本線今庄駅の駅舎は改装されたようだが、構内は以前の雰囲気が残っていて、ホームは15両編成でも対応できるほど長かった。現在は521系・2両編成の普通電車が停車するだけである。
北陸新幹線が敦賀まで延長されると第三セクターに移管されるそうだから、ますます寂しくなるのではないだろうか。新幹線が走っても地元の人たちの日常にはあまり良いことは無いのではないだろうか。由緒ある大動脈だった北陸本線はえちごトキめき鉄道、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道にすでに分断され、新たに福井県の区間も同様の扱いとなる。貧乏だった明治政府がなけなしの金をはたいて建設した国民の遺産が無くなって寂しい限りだし、腹立たしくもある。(スミマセン。鉄レコになってしまいました。)鉄レコも含め長い歴史を感じさせる街道歩きでした。
以上、長々とお付き合い頂きありがとうございました。

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