(富士市)雨乞山―歩き初めは地図を片手に
- GPS
- 07:40
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,284m
- 下り
- 1,279m
コースタイム
―12:20嵐山―12:35林道交差―13:20金丸山―13:45尾根乗越
―14:55足ヶ久保―15:45風の宮15:55―16:55富士川橋水神社
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨乞山の南尾根は道がありません。酷いヤブではないですが、ヤブや立木がうるさいです。 嵐山も山道は薄く、頂上付近は全くありません。 嵐山を下った林道交差からの破線道は、廃道同然です。倒木も多くあります。 そのほかは山道がありますが、一般登山道といえるものではありません。 赤布など目印になるものはありません。 |
写真
感想
まずは始動と手近な山へ地図を片手に歩きました。
スタートは富士川橋東の水神社。
水神社は各地にありますが、そのほとんどは水源近くで、水の恵みを祀っていると思うのですが、ここは水源近くでもないのにと・・・。
富士川の渡しですから、水の害がないようにということかもしれません?。
また、ここには富士山道と書かれた碑もあります。
西方面から来る人にとって、ここが富士登山の第一歩だったようです。
まったく同じ碑が村山古道の入口にもありました。(宝暦八年と書いてあります。)
車道を吉津区の明見神社に向かいます。この付近は鎮守の森を育てる会の人たちが里山として遊歩道などを整備しています。
この上から雨乞山の南尾根を登ります。入口には愛宕山と記された碑もあります。かっては神社でもあったのでしょうか?。(愛宕山の頂上には石垣の跡が残っていました。)
取付付近は杉林ですが、それもすぐ終わり、このあたりでは数少ない自然林の尾根になります。急な道のない尾根です。途中に鉄塔があるのだから巡視路として整備されて良さそうと思うのですが・・・。
立木や倒木のうるさい尾根です。途中の小ピークが愛宕山です。このピークからは下る道が付いていますが、急です。
下りきると車道の終点、ここは愛宕山地下壕のあった所です。第二次世界大戦時に本土決戦に備え駿河湾から上陸する米軍の侵攻を、この山頂より攻撃し阻止せんとするために地下壕が掘られたということです。
長さ81.7m、1.5m幅、1.5m高さ、壕が五つ作られているそうです。
(ワタシには、ちょっと考えられないようなことですが・・・。)
ここから雨乞山へも道はなく急な尾根が続きます。
山頂近くなると杉の植林帯になり、山頂も同様、展望はありません。
下る途中に送電鉄塔の巡視路に合流し、少し良くなりますが、それも途中で消えてしまいます。杉の葉っぱに隠されているのかもしれません。
鉄塔から林道に出て次の目的地である嵐山に向かいます。嵐山は北方向から登ることにして山道と林道を使って大きく回り込みます。
取付きから少し入ると道はあるのかないのかわからないような尾根になります。忠実に尾根を行くと緩やかな山頂に着きますが、まったく展望はありません。緩やかな山頂付近なので下りには細心の注意が必要です。
下りきると鉄塔の所に出ます。ここから地図の破線道を上がりますが、ここは廃道同然な道です。手入れされていない植林で倒木も多く見られます。
登りきると野田山弘法広場へと続く車道に出ます。
金丸山へは最近電柱設置のために切り開かれた所を林道から直登しました。ここも無理して作った所で急です。
山頂は水のタンクだけだったのですが、いまは広報用の同報無線の中継アンテナが立っています。
弘法広場に降りたあと主稜に向かって地図の破線道を登ります。ここもよく荒れているのですが、今日は刈り払いもあり歩きやすくなっていました。
主稜から香木穴方面への道を下り、途中から北へ林道に向かいました。
あとは林道を歩いて富士川沿いにでたあと風の宮に寄り、昔の身延道を歩いて帰りました。
まわり歩いたという感じで、結構長い一日でした。
コメント
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toshi-17さん、こんばんは
結構マニアックな山ですね
蒲原〜富士川あたりは低山ですが、なかなか面白い
ですね
今回行かれた3山はいずれも知りませんでした
マニアックといえば聞こえは良いのですが・・・。
物好きにもほどがあるというものです。
植林されて、それも手入れなく放置された展望のない山に登る人はいません。
次はスカッとした所へ行こう。
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