また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 2594163
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

今年はあきらめてたけど間に合った!!早月尾根で剱岳

2020年09月23日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
10:32
距離
15.7km
登り
2,464m
下り
2,462m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:48
休憩
1:45
合計
10:33
5:13
36
5:49
5:49
56
7:28
7:29
42
8:11
8:18
54
9:12
9:13
43
9:56
10:02
27
10:29
10:38
4
10:42
11:31
4
11:35
11:51
22
12:13
12:14
35
12:49
12:55
37
13:32
13:40
26
14:06
14:07
28
14:35
14:35
44
15:19
15:19
27
15:46
15:46
0
15:46
ゴール地点
「コースタイムの0.5〜0.6くらいかな〜」と思ってたけど、0.6〜0.7でしたか。まあこんなものでしょう。
天候 晴れ☀️
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
今年はコロナウイルスのため、このルート唯一の山小屋「早月小屋 」は休業中。よってこのコースで剱岳に登るには、日帰りもしくは早月小屋のテン場までテン泊装備を担ぎ上げられるだけの力量が求められます(早月小屋のテン場は利用可能)。

このコースには水場がありません。早月小屋が営業していればペットボトルの飲料水を購入することも可能でしたが、今年はすべて下から持ってくる必要があります。涼しくなれば水の消費量は減りますが、余裕を持った量を担いで登りましょう。

エスケープなし、補給なし、体力一本勝負の挑み甲斐のあるコースです。飯豊山の各コースや鹿島槍ヶ岳(扇沢)、甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)を日帰りでこなせる登山者なら、早月尾根もいけると思います。


コース概要

・馬場島〜早月小屋〜標高2400m付近

基本的に急登、ちょっと平坦、そして急登の繰り返しで標高を稼ぎます。樹林帯の中、展望はあまり期待できないです。きっちり整備してくださってて歩きやすく、特に危険な箇所はありません。下山時はとにかくひたすら長く、うんざりするような激坂を駆け下る我慢の道のりとなります。


・標高2400m〜2800m付近

森林限界を突破し、展望が広がり始めます。このあたりからようやく剱岳の姿を拝めるようになります。運が良ければライチョウに会えるかもしれません。土と岩が混じった脆く不安定なガレ場が多く、斜度も増してくるので地味ですが危険地帯です。実際私も地面ごと1mほど滑落しかけました。要注意。滑落はもちろん、浮き石も多いので落石を起こさないよう慎重な足運びが求められます。この付近からヘルメットを装着した方がよいでしょう。


・標高2800m付近〜剱岳山頂

植物がかなり少なくなり、我々の想像する剱岳そのものの姿になってきます。要所要所にクサリが設置され、池ノ谷側に大きく切れ落ちた断崖のトラバースと直登を繰り返しながら進みます。落石を起こさないようにいきましょう。待望の山頂は360度遮るもののない素晴らしい眺めが広がります。特に立山のカールは大迫力です。快晴なら遥か彼方に富士山も見ることができます。景色を楽しんだら下山を開始しますが、剱岳は下りの方がずっと危険です。登り以上に細心の注意を払って下ります。

『山と高原地図』の案内文っぽくしてみましたw
その他周辺情報 駐車場は登山口近くの馬場島荘に30〜40台分ほど。馬場島にはキレイに整備されたキャンプ場があるので、ここで前泊するのもいいと思います。

前年まで馬場島は携帯電話圏外でしたが、今年はバッチリ電波が入りました(docomo)。

馬場島荘の営業に関しましては上市町役場等に要確認。
おはようございます。夜明けの馬場島荘です。今日は早月尾根から剱岳を目指します。毎年必ず一度は登ってるこのコース、コロナで「あー、今年はムリかもしれんな」と諦めかけていましたが、寒くなる前にどうにか間に合いました。ではいざ剱岳へレッツゴー!!
2020年09月23日 05:12撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 5:12
おはようございます。夜明けの馬場島荘です。今日は早月尾根から剱岳を目指します。毎年必ず一度は登ってるこのコース、コロナで「あー、今年はムリかもしれんな」と諦めかけていましたが、寒くなる前にどうにか間に合いました。ではいざ剱岳へレッツゴー!!
馬場島からは舗装路を先に進み、この碑が見えたら左に曲がって道路を外れ、しばらく行くと登山口。最初に来たときどこから行けばいいのかわからんかったwww川を渡るところまで行っちゃうと行き過ぎ
2020年09月23日 05:17撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 5:17
馬場島からは舗装路を先に進み、この碑が見えたら左に曲がって道路を外れ、しばらく行くと登山口。最初に来たときどこから行けばいいのかわからんかったwww川を渡るところまで行っちゃうと行き過ぎ
登山口から200mほど高度を上げ、標高1,000mの松尾平奥の院です。体が慣れるまではなるべくペースを上げないようにゆっくり進みます。先日の飯豊本山から、ゆっくり登った方が早く山頂に到着するというスタイルでやっています
2020年09月23日 05:43撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 5:43
登山口から200mほど高度を上げ、標高1,000mの松尾平奥の院です。体が慣れるまではなるべくペースを上げないようにゆっくり進みます。先日の飯豊本山から、ゆっくり登った方が早く山頂に到着するというスタイルでやっています
松尾平を過ぎたところで、で、出た〜、クマ〜〜!!体長1mほどの個体でしたが、登山道を横切ってあっという間に茂みへ消えていきました。あービックリした〜。実は登山しててクマに出会ったのは初めて。向こうが勝手に驚いて立ち去ってくれて助かったwダブル熊鈴つけといてよかったぜ😅

(『いらすとや』さんからかわいいクマのイラストを拝借)
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松尾平を過ぎたところで、で、出た〜、クマ〜〜!!体長1mほどの個体でしたが、登山道を横切ってあっという間に茂みへ消えていきました。あービックリした〜。実は登山しててクマに出会ったのは初めて。向こうが勝手に驚いて立ち去ってくれて助かったwダブル熊鈴つけといてよかったぜ😅

(『いらすとや』さんからかわいいクマのイラストを拝借)
(ピンボケ)くそばかでかい立山杉がありますね〜。
2020年09月23日 05:57撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 5:57
(ピンボケ)くそばかでかい立山杉がありますね〜。
谷を挟んだ向こう側の猫又山と同じ高さまで身体を持ち上げることを当面の目標にしてがんばります⤴️⤴️
2020年09月23日 06:50撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 6:50
谷を挟んだ向こう側の猫又山と同じ高さまで身体を持ち上げることを当面の目標にしてがんばります⤴️⤴️
大して展望の無い樹林帯の中、単調な登りがつづく。つ、つらい……😣💦この付近でトレイルランナーさんに颯爽と追い抜かれる。山頂まで4時間弱で行くらしい。信じられん脚だ😅
2020年09月23日 07:10撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 7:10
大して展望の無い樹林帯の中、単調な登りがつづく。つ、つらい……😣💦この付近でトレイルランナーさんに颯爽と追い抜かれる。山頂まで4時間弱で行くらしい。信じられん脚だ😅
標高200mごとに目安になる案内板がありますが、けっこういいかげんですwww1400m〜1600mは短く、1800m〜2000mは長い
2020年09月23日 07:40撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 7:40
標高200mごとに目安になる案内板がありますが、けっこういいかげんですwww1400m〜1600mは短く、1800m〜2000mは長い
早月小屋到着です。今年はコロナで休業中。なので早月尾根は日帰りもしくはテン泊装備を担ぎ上げられる健脚かつ手練れのツワモノしかいません。空いてて静かな山歩きができるのはいいけど、ちょっと寂しい……😢
2020年09月23日 08:11撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 8:11
早月小屋到着です。今年はコロナで休業中。なので早月尾根は日帰りもしくはテン泊装備を担ぎ上げられる健脚かつ手練れのツワモノしかいません。空いてて静かな山歩きができるのはいいけど、ちょっと寂しい……😢
小窓尾根は険しすぎるな。あんなとこどうやって通るのか興味津々
2020年09月23日 08:13撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 8:13
小窓尾根は険しすぎるな。あんなとこどうやって通るのか興味津々
うおおお、逆光だけどようやく剱岳の姿を拝めた!!
2020年09月23日 08:49撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 8:49
うおおお、逆光だけどようやく剱岳の姿を拝めた!!
岩に足場となる鉄筋が打ち込まれています。ありがたや〜ありがたや〜。
2020年09月23日 09:00撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 9:00
岩に足場となる鉄筋が打ち込まれています。ありがたや〜ありがたや〜。
標高2600mを過ぎるとガレ場の急登多発。落石起こさないように。実はこの手前の足場の脆いガレ場で1mほど滑落未遂。さすがに肝を冷やした😓
2020年09月23日 09:39撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 9:39
標高2600mを過ぎるとガレ場の急登多発。落石起こさないように。実はこの手前の足場の脆いガレ場で1mほど滑落未遂。さすがに肝を冷やした😓
標高2800mまで上がってきました。ここからが剱岳の核心部。ちょうど山頂から下ってきたトレイルランナーさんとスライドしたので挨拶&雑談
2020年09月23日 09:53撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 9:53
標高2800mまで上がってきました。ここからが剱岳の核心部。ちょうど山頂から下ってきたトレイルランナーさんとスライドしたので挨拶&雑談
で、「トレイルランナーはどうやったらあんなに軽やかに動けるんだろう…?」と考えてるうちに、自分にはまずムリなことに気がつきました。見てるとトレイルランナーさんは中〜小柄で細身な人が大半ですが、私は身長185cmで体重79kg。エネルギー効率を考えると縦も横も大きすぎです。山で走りまくるなんてとてもできません。平地でも怪しいのにwww
2020年09月23日 09:53撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 9:53
で、「トレイルランナーはどうやったらあんなに軽やかに動けるんだろう…?」と考えてるうちに、自分にはまずムリなことに気がつきました。見てるとトレイルランナーさんは中〜小柄で細身な人が大半ですが、私は身長185cmで体重79kg。エネルギー効率を考えると縦も横も大きすぎです。山で走りまくるなんてとてもできません。平地でも怪しいのにwww
それを考えると、私とほぼ変わらない体格の田中陽希さんがあれほど動けるのはスゴいとしか言いようがありません。ん!?あんたはただの鍛練不足だろうって?うーむ、それは認めざるを得ない(笑)

あっ、これは白馬岳と奥に雪倉岳です。コロナがなければ泊まりで行きたかったけど
2020年09月23日 09:55撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 9:55
それを考えると、私とほぼ変わらない体格の田中陽希さんがあれほど動けるのはスゴいとしか言いようがありません。ん!?あんたはただの鍛練不足だろうって?うーむ、それは認めざるを得ない(笑)

あっ、これは白馬岳と奥に雪倉岳です。コロナがなければ泊まりで行きたかったけど
地獄谷から硫黄臭が漂ってきます。室堂までは一昨年観光で行きましたが、えらく華やかでした。早月尾根コースはマイナーとまではいかないまでも、地味な存在であることを実感
2020年09月23日 10:04撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 10:04
地獄谷から硫黄臭が漂ってきます。室堂までは一昨年観光で行きましたが、えらく華やかでした。早月尾根コースはマイナーとまではいかないまでも、地味な存在であることを実感
ここから剱岳のクライマックス突入です。空気が若干薄くなり、もうバテバテ。一歩一歩がなかなか出ません。もはや気力のみで進みます
2020年09月23日 10:13撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 10:13
ここから剱岳のクライマックス突入です。空気が若干薄くなり、もうバテバテ。一歩一歩がなかなか出ません。もはや気力のみで進みます
これが早月尾根コースのシンボル的な存在となっている金属棒です。これが無いとここの突破は厳しい
2020年09月23日 10:17撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 10:17
これが早月尾根コースのシンボル的な存在となっている金属棒です。これが無いとここの突破は厳しい
振り返ってもう一丁です。右足を置くかあるいは左足か、いつも迷うwww
2020年09月23日 10:18撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 10:18
振り返ってもう一丁です。右足を置くかあるいは左足か、いつも迷うwww
通過してからカニのハサミを眺めます
2020年09月23日 10:21撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 10:21
通過してからカニのハサミを眺めます
くさりのあるトラバースと直登を繰り返しながら進みます。険しいけど慎重にいく分ペースも上がらないので楽っていえば楽
2020年09月23日 10:28撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 10:28
くさりのあるトラバースと直登を繰り返しながら進みます。険しいけど慎重にいく分ペースも上がらないので楽っていえば楽
この岩影を回り込むといよいよ山頂稜線へ
2020年09月23日 10:32撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 10:32
この岩影を回り込むといよいよ山頂稜線へ
立山のカールがキレイに見えてます。でも立山って登ったことないんだよなあ。剱岳ばかり登っちゃって、立山までは手が回りません
2020年09月23日 10:34撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 10:34
立山のカールがキレイに見えてます。でも立山って登ったことないんだよなあ。剱岳ばかり登っちゃって、立山までは手が回りません
おお、別山尾根と早月尾根の分岐は道しるべが落ちちゃってる😅
2020年09月23日 10:37撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 10:37
おお、別山尾根と早月尾根の分岐は道しるべが落ちちゃってる😅
そして山頂の社が見えました。今回はきつかった……。
2020年09月23日 10:42撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 10:42
そして山頂の社が見えました。今回はきつかった……。
ふー、ようやく剱岳2999m山頂到着です。毎年登っているコースですが、いつもここの風景は格別。疲れも一気に吹き飛びましたよ〜😊😊😊
2020年09月23日 10:44撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 10:44
ふー、ようやく剱岳2999m山頂到着です。毎年登っているコースですが、いつもここの風景は格別。疲れも一気に吹き飛びましたよ〜😊😊😊
去年は5時間10分で登ったので今年は5時間切り目標にしてましたが、結局5時間29分。なかなかうまくいかんな……。今日は剱岳上空は晴天も、遠くは雲が多くて立山よりも先はほとんど見えず
2020年09月23日 10:44撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 10:44
去年は5時間10分で登ったので今年は5時間切り目標にしてましたが、結局5時間29分。なかなかうまくいかんな……。今日は剱岳上空は晴天も、遠くは雲が多くて立山よりも先はほとんど見えず
これは後立山方面。白馬岳から南側は雲に覆われていました。雪倉岳や朝日岳なら見えたけど😓
2020年09月23日 11:25撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 11:25
これは後立山方面。白馬岳から南側は雲に覆われていました。雪倉岳や朝日岳なら見えたけど😓
歩いてきた早月尾根を眺めます。剱岳は10月に入ると山頂近くの岩場が薄く凍りつき、日中でも溶けない日が出てくるそうです。そうすると一般登山者が登るのはきわめて困難
2020年09月23日 11:23撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 11:23
歩いてきた早月尾根を眺めます。剱岳は10月に入ると山頂近くの岩場が薄く凍りつき、日中でも溶けない日が出てくるそうです。そうすると一般登山者が登るのはきわめて困難
山頂は暑くもなく寒くもなくほぼ無風の穏やかな気候で過ごしやすかったです。ホントにもうすぐ凍りつくのか信じられないくらい
2020年09月23日 10:46撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 10:46
山頂は暑くもなく寒くもなくほぼ無風の穏やかな気候で過ごしやすかったです。ホントにもうすぐ凍りつくのか信じられないくらい
山頂はこれまで剱岳を訪れた中で最も登山者が少なかったです。やっぱりコロナの影響でしょうか。しばらく写真撮影係したり、登山談義に花が咲いて1時間近くいちゃったw滋賀県からいらっしゃった方からお聞きした「上高地からの奥穂高岳日帰り」の話は大変参考になりました。岳沢、重太郎新道経由は危険だし時間もかかるから、遠回りでも横尾涸沢ザイテングラートをピストンの方がオススメとのことでした。コロナおさまったらやってみようか
2020年09月23日 10:45撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 10:45
山頂はこれまで剱岳を訪れた中で最も登山者が少なかったです。やっぱりコロナの影響でしょうか。しばらく写真撮影係したり、登山談義に花が咲いて1時間近くいちゃったw滋賀県からいらっしゃった方からお聞きした「上高地からの奥穂高岳日帰り」の話は大変参考になりました。岳沢、重太郎新道経由は危険だし時間もかかるから、遠回りでも横尾涸沢ザイテングラートをピストンの方がオススメとのことでした。コロナおさまったらやってみようか
おっ、槍ヶ岳の穂先が顔を出してくれました(立山の左にちょこっと見える)😊剱岳から見ると槍ヶ岳は立山と重なるような感じになっちゃって見づらいのが難点だよなあ
2020年09月23日 11:22撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 11:22
おっ、槍ヶ岳の穂先が顔を出してくれました(立山の左にちょこっと見える)😊剱岳から見ると槍ヶ岳は立山と重なるような感じになっちゃって見づらいのが難点だよなあ
別山尾根はいずれ歩いてみたいけど、現状早月尾根を日帰りできる足がありますし、もう少し力が落ちてからでもよかろう
2020年09月23日 11:31撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 11:31
別山尾根はいずれ歩いてみたいけど、現状早月尾根を日帰りできる足がありますし、もう少し力が落ちてからでもよかろう
さあ下山しまーす。剱岳山頂で過ごしたひととき、まさに至福でした。また来年も訪れたいです
2020年09月23日 11:33撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 11:33
さあ下山しまーす。剱岳山頂で過ごしたひととき、まさに至福でした。また来年も訪れたいです
早月尾根は下りのほうがツラい。とりあえず標高2400m付近までは落ちたら命取りなのでなるべくゆっくり
2020年09月23日 11:37撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 11:37
早月尾根は下りのほうがツラい。とりあえず標高2400m付近までは落ちたら命取りなのでなるべくゆっくり
うーむ、険しい
2020年09月23日 11:48撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 11:48
うーむ、険しい
カニのはさみも慎重に
2020年09月23日 11:55撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 11:55
カニのはさみも慎重に
ひえ〜💦💦
2020年09月23日 11:58撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 11:58
ひえ〜💦💦
うおおお〜💦💦
2020年09月23日 11:59撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 11:59
うおおお〜💦💦
『日本百名山』で深田恭子……いや、深田久弥は「北アルプスで南の重鎮を穂高とするならば、北の俊英は剱岳」と言ったそうですが、未だに穂高は登ったことないなあ〜。剱岳は6年連続6回目の登頂だけどwww
2020年09月23日 12:05撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 12:05
『日本百名山』で深田恭子……いや、深田久弥は「北アルプスで南の重鎮を穂高とするならば、北の俊英は剱岳」と言ったそうですが、未だに穂高は登ったことないなあ〜。剱岳は6年連続6回目の登頂だけどwww
だんだんガスが湧いてきました
2020年09月23日 12:15撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 12:15
だんだんガスが湧いてきました
毛勝三山です。これらの山々はまぎれもなく名山だと思うのですが、すぐ近くに剱岳という名峰中の名峰があるために地味になってしまうのはちょっと気の毒
2020年09月23日 12:41撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 12:41
毛勝三山です。これらの山々はまぎれもなく名山だと思うのですが、すぐ近くに剱岳という名峰中の名峰があるために地味になってしまうのはちょっと気の毒
登りではこのあたりで滑落未遂😅
2020年09月23日 12:37撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 12:37
登りではこのあたりで滑落未遂😅
早月小屋がもう間近なところまで下ってきましたが、ひょえ〜、もうガスまみれ
2020年09月23日 13:10撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 13:10
早月小屋がもう間近なところまで下ってきましたが、ひょえ〜、もうガスまみれ
早月小屋から下は忍耐忍耐。標高差2200m余りを一気でもうヘロヘロ😓ようやく下山完了
2020年09月23日 15:40撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 15:40
早月小屋から下は忍耐忍耐。標高差2200m余りを一気でもうヘロヘロ😓ようやく下山完了
早月尾根名物「試練と憧れ」の碑。うーむ、今回はなかなかの「試練」でした。けっこうキツかったな〜。「憧れ」については毎年登っていることで察してくだされ😊
2020年09月23日 15:41撮影 by  SO-02L, Sony
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9/23 15:41
早月尾根名物「試練と憧れ」の碑。うーむ、今回はなかなかの「試練」でした。けっこうキツかったな〜。「憧れ」については毎年登っていることで察してくだされ😊

感想

ここ数年毎年欠かさず登っている剱岳。今年はこれまでコロナの影響でなかなか訪れることができませんでした。さらに3000mクラスの山は10月に入ると岩の表面が凍りついてしまうようにシーズンも最終盤。ですが幸いなことに滑り込みで登るチャンスがやってきたので、新潟から日帰りで行ってみました。

夜明け前、満天の星空が広がっていたので勝利を確信し、明るくなり始めた午前5時すぎに馬場島をスタート。毎年来てるので慣れたものです。秋の大型連休翌日のこの日、馬場島の駐車場にあったクルマは15台ほど。少ないですね〜。コロナで早月小屋が営業してないので、結果的に日帰り可能な力のある登山者だけに絞られてるってことなんでしょう。

早月尾根の前半は展望の無い樹林帯の登り。ここでクマと遭遇🐻すぐに逃げてくれたので安心しましたが、あービックリした〜。熊鈴をダブルで使っていて助かったwww

3時間弱登って休業している早月小屋を過ぎると、展望が広がって剱岳の姿も拝めるようになります。この付近のガレ場で1mほど滑落未遂。うーっ、肝を冷やしたぜ。足元が脆くなっていて浮き石も多いからなあ。要注意地点。

標高2800mを過ぎると大きく切れ落ちた断崖のトラバースと直登。いかにも剱岳といった光景です。このあたりは空気も薄いのでもうバテバテ。険しくてどうせスピード上がらないので、クサリをうまく使いながら一歩一歩ゆっくり進みます。山頂稜線まで上がるとあとはビクトリーロード。登山口から5時間29分、ようやく剱岳2999mの山頂にたどり着きました。いやー、剱岳山頂からの景色はいつも最高ですね〜。立山をはじめとする近隣の山くらいしか見えなかったけど……(槍ヶ岳の穂先はかろうじて見えた)。

山頂では登山者のみなさんと登山談義を楽しんだり、写真撮影係をしたり、ぼーっと景色を眺めたり、至福の時間でした。それにしても天候が悪いわけでもないのにこんなに空いてる剱岳山頂ははじめて。連休明けってこともあるけど、やっぱりコロナの影響は大きいんだろうな〜。

剱岳山頂の気候は暑くもなく寒くもなく、平穏そのもので過ごしやすかったです。いやー、本当に良いタイミングで登れました。

山頂を楽しんだ後、下山を開始。険しい岩場を慎重に下り、早月小屋からはペースアップ。この下りは毎回毎回キツいです。とにかく長いですが忍耐、ひたすら忍耐の道のり。心を無にして進み、ようやく登山口に到着しました。うーむ、このコースはやっぱりハードですねえ。

早月尾根名物「試練と憧れ」の碑……。
今回はまぎれもなく「試練」でした。苦しい道のりでなかなか消耗したなあ。「憧れ」については毎年登ってることで察してくだされ。

その後は高速使って新潟に帰りましたが、ここが今回最大の試練でした。とにかく眠い眠い。30分ごとに15分の仮眠を挟みつつどうにか帰宅。うむ、なかなかだったぜ。

さあ、次は飯豊へ行くぞ!!
最近は休みのたびに悪天候に見舞われてるからなあ。

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コメント

同じ日、私は7:00にピーク到達していました。早月小屋が休業の今年、さすがに誰もここからは上がってこないだろ〜な…って思いながら別山・早月尾根合流地点を通過しましたが、いらっしゃったんですね😆 すごいです!
2020/9/25 17:02
Re: 無題
こんにちはSachivitaさん、はじめてまして!!

今年は早月小屋が営業してなくて、例年よりも剱岳の敷居がだいぶ高くなっているようですね。こんなに静かな剱岳山頂は初めてだったような気がします。

来年は何も心配せずに剱岳を訪れることができるといいですね!!
2020/9/26 17:27
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
剱岳/早月尾根ルート/馬場島起点早月小屋経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [日帰り]
馬場島〜三ノ窓〜剣岳〜早月尾根〜馬場島
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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