日向山【七沢温泉BS→見城山→日向山→日向薬師→諏訪坂下BS】
SuSE
体力度について
- GPS
- 04:35
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 401m
- 下り
- 412m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:02
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 4:26
| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
http://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable/cs:0000801369-1/nid:00128256/rt:0/k:%E5%8E%9A%E6%9C%A8%E3%83%90%E3%82%B9%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC ■神奈川中央交通 伊20/伊22伊24 伊勢原駅北口行 http://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable/cs:0000801593-5/nid:00128180/rt:0/k:%E8%AB%8F%E8%A8%AA%E5%9D%82%E4%B8%8B |
写真
拍手登山に使えるバスは実質1日1本のみ。
七沢温泉入口BSから15分歩いても来れます。
高旗観音方面に少し歩くと、左手に登山口。
分かりにくいですが電柱のすぐ奥にあります。
小林多喜二の離れには公衆トイレ。
地図には未記載ですが助かります。
序盤は一般登山道とは思えないほど不明瞭な踏み跡。
そして山ビルとの戦いが始まります。
思った以上に整備されていました。
雨の日の下りでは慎重さを要する場所ですね。
テーブルがあったので、早めのランチに。
山ビルが生息する山域ではテーブルに乗って休みます。
少し戻って大釜弁財天方面に進みます。
立ち寄らなければピンと来ないランドマークですね。
鞍部まで下りて日向山へと登り返します。
この辺りも少ないながら山ビルが登ってきました。
眺望のない山頂に、彼岸花が色を添えます。
テーブルが無いので休むことは出来ません。
桃の木尾根への分岐を日向薬師へと下ります。
地図に未記載のキャンプ場へのルートもありました。
日向薬師へのルートにも山ビルの生息域が何箇所か。
最後まで気が抜けませんでした。
林道の駐車場は満車状態でした。
ここからなら本堂へのアクセスも楽ですね。
指導標に置かれていた塩で山ビルを溶かします。
全行程を通して30匹は剥がしたでしょうか。
バス停はよく利用するのですが、本堂に来たのは初めて。
本尊はもちろん薬師如来です。
車道は駐車待ちのマイカーが列を成しています。
1時間に2本もバスが来るのだから利用すればいいのに。
昼から晴れる予報を信じて鑑賞は山行後にしたのですが。
なかなかスッキリとは晴れないようですね。
日陰道の傍に沿って咲いていた彼岸花。
見どころは少ないように感じました。
前日の雨を、まだ携えたままでした。
この混雑は前日が天候不良だったのもあるのでしょう。
クロアゲハが忙しそうに吸蜜しています。
パーソナルスペースが広く近寄れませんでした。
藤野地区の彼岸花を見に来たつもりですが…。
群生地の案内板に誘われて、洗水方面に来ました。
伊勢原市観光協会の地図には未記載の群生地がありました。
散策路の周囲に群生地が点在しています。
まだ蕾の状態も見られるものの、枯れ始めも目立ちます。
綺麗に撮るにはギリギリセーフの時期でした。
池の畔に咲く彼岸花と、逆さ彼岸花。
登山道に咲く花と違って様々な角度から楽しめます。
日向地区の彼岸花は、白い個体が多く見られました。
ショウキズイセンとの交配種で赤とは別の学名が付いています。
里には真っ赤に色付いたトンボが帰ってきました。
まるで彼岸花から吸蜜しているよう。
薄っすらと晴れ間が広がりつつあります。
上に向かって咲く花を下から捉えるのは難しい…。
洗水地区にもきっと群生地があるのでしょう。
きちんと下調べしてから訪れると楽しそうです。
感想
今年の巾着田や寺坂棚田は、コロナの影響で彼岸花を切り取ってしまうらしい。
確かにイベントを開催すれば密になり得るし、致し方なしの判断か。
そんな中、日向薬師の彼岸花は見られるとの事で急遽行程を組みます。
花を愛でるだけでは飽き足らず、ついでに山に登るという勿体ない精神です。
■七沢温泉BS→見城山
七沢温泉まで午前中に乗り入れるのは、広沢寺温泉行きの1本のみです。
他には七沢行きのバスに乗って、広沢寺温泉入口バス停から歩くという選択肢も。
高旗観音バス停方面に少し歩くと、左手に登山口があります。
蟹工船の文豪、小林多喜二が滞在した離れに綺麗なトイレがありました。
害獣除け扉を潜ると左手に指導標がありますが、示す通りにネット沿いは間違い。
踏み跡があるような無いような、怪しい稜線を辿るのが正解です。
藪蚊や蜘蛛の巣を振り払いながら、ふと足元を見ると靴に山ビルがしがみ付いています。
ヤバい！と思って裾をめくると、時すでに遅し状態で10匹以上が吸血スタンバイ。
慌てて1匹ずつ剥がすも、すでに何箇所か吸血が始まっていた模様。
ライターは持っているものの、剥がすのを優先してしまい焼けませんでした。
恐ろしい山域に足を踏み入れてしまったと感じつつも、引き戻すのが怖いので進みます。
東丹沢は行かないように気を付けていたものの、七沢まで侵食されていたとは。
早足で見城山の山頂に至ると、休憩用のテーブルが設置されていたので早めのランチに。
山ビルが多い山域では、この上に乗ることで安全に休憩できます。
本来の計画だと日向山まで行って休憩でしたが、確かテーブルは無かったはず。
なので、この行程で安全に休める唯一の場所を活用することにしました。
■見城山→日向山→日向薬師→諏訪坂下BS
山ビルの忌避剤を持ち合わせていなく、気休めの虫除けを足元に撒きます。
この先は稜線歩きなので、山ビルの生息数も減少するはず。
交差点の鞍部まで下り、山ビルを何匹か落として日向山に登り返します。
何という事もない距離ですが、常に足元が気になり早足になります。
日向山の山頂は、眺望がないからか山ビルが生息するからか人影もなく。
テーブルも無いので、ここで足を止めても気は休まらないかと。
梅ノ木尾根へと進む鞍部を分けて、日向薬師方面へと下山を開始します。
浄発願寺奥ノ院まで行こうと思っていましたが、山ビルの猛攻に折れました。
下山ルートの途中にも山ビルの巣があったようで、途中で10匹ほど剥がしました。
日向薬師の駐車場に塩が置いてあったので、残りの山ビルは塩漬けに。
彼岸花目当ての観光客が押し寄せて、賑やかになった日向薬師を後にします。
参道を辿り日向薬師バス停まで下りますが、よく滑るので注意でしょう。
駐車待ちのマイカーが溢れるバス通りまで出たら、彼岸花の散策に移ります。
tenki.jpは日和って夜から晴れに変えるも、それもハズレ。何だこの会社。
メイン会場の日向薬師バス停周辺は、観光用に農道も解放され賑わいを見せます。
あぜ道などにポツポツと咲いているものの、やや物足りないスケール。
日陰道を経て諏訪坂下の近くで、ようやく群生地を発見しました。
伊勢原市観光協会のWebサイトで案内図が見られますが、思うように見つかりませんでした。
http://www.isehara-kanko.com/
それでも、何とか撮れたので最寄りの諏訪坂下バス停から帰路に就きます。
天気がイマイチだったからか、バスは拍子抜けするほど空いていました。
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