小秀山（ニノ谷登山口より周回）
やまぼうし
体力度について
- GPS
- 08:15
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,333m
- 下り
- 1,313m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 8:14
| 天候 | 晴れ☀️のち曇り☁️ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
※ トイレは中央管理棟の少し先にあり。トイレの近くにも駐車場はあるが、傾斜地となっている。 ※ 登山者は駐車料金￥500。管理人がいないときは中央管理棟の入口に封筒があるのでそこに料金を入れて日付と車番を記入し、ボックスに入れておけばよい。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■ニノ谷登山口〜夫婦滝 乙女渓谷キャンプ場の中央管理棟の右がニノ谷登山口となっており、ここから登山道に入る。最初は滝見物のための遊歩道で、ウッドデッキの道が続く。雨の後には大変滑りやすくなるので注意。和合の滝からはときおりウッドデッキの道となるが岩ゴロの道も増える。避難小屋からは岩ゴロの道となるが、烏帽子岩から再びウッドデッキな道が混じり、夫婦滝に至る。 ■夫婦滝〜三ノ谷分岐 夫婦滝からはガレ場の急坂を登る。子滝で渡渉し、沢を奥に詰める。孫滝からゴーロ場の急坂を登り、尾根に取り付く。第二展望台まで急坂が続く。カモシカ渡りを含め岩場の登りが連続するところが正念場。緩やかになると、やがて三ノ谷分岐に差し掛かる。 ■三ノ谷分岐〜山頂 三ノ谷分岐から木の根や岩ゴロの登りが始まる。岩場を登ると兜岩の下に出る。岩場を慎重に歩いて兜岩の裏側に周る。第3高原までは樹林帯の中をアップダウンを繰り返す。笹が切り払われた泥濘な道が続く。第3高原を過ぎると山頂部に取り付く。斜面を登り切ったら避難小屋が現れる。右奥に進むと山頂に達する。 ■三ノ谷分岐〜ニノ谷登山口 三ノ谷分岐からは比較的緩やかな九十九折の道で下っていく。造林小屋が見えてきたら登山道は終わり、林道に入ってニノ谷登山口まで戻る。 |
| その他周辺情報 | 付知峡倉屋温泉おんぽいの湯（￥650） |
写真
拍手
感想
岐阜遠征第2弾は小秀山。前夜に乙女渓谷の駐車場に入り、翌日の天気予報を見ると、前日より悪化しており、雲の行方によっては雨が降る可能性もある模様。このため出発を1時間繰り上げることとしました。翌日の準備を始めると大粒の雨が降り始め、翌日の天気の予兆にならないとよいがと思いました。
翌日目覚めると空には星が輝いていたので少し安心して出発準備をし、5:00にスタートしました。ニノ谷登山口から入り、暗い中、ウッドデッキ状の遊歩道を進みました。ところがこの遊歩道が前夜の雨のせいで滑る、滑る。何度も転びかけ、今回の登山道の核心部であったと言えるかもしれません。個人的にはカモシカ渡り以上に恐怖を感じました。滑るウッドデッキが怖くてノロノロ歩きをしていたら後から来た健脚の年配の方にサッと抜かされ、どうやって滑らないように歩いているのかと感心しました。前日の疲れからか、膝も痛み始めました。
夫婦滝から先は目が回るような急坂の連続。こんなの人間ではなくカモシカ向けの道なのではないかと疑っていたら、カモシカ渡りが現れ驚きました。カモシカ渡りは三ノ谷分岐の後だと思い込んでいたので、不意を突かれました。カモシカ渡りからは鎖のない岩場の垂直登攀が連続しました。岩が雨で濡れていたので慎重にホールドを探し、エイヤと身体を持ち上げながら登りました。こんなに腕の筋肉を使って登ったのは初めてかもしれません。この道を下りに使うのはとても危険だと思いました。
岩場の連続で苦しめられたため、三ノ谷分岐から先は急坂もありましたが、楽に感じました。兜岩の手前に、ここから先は危険なルートなので十分注意、みたいなことが書いてありましたが、いやいやカモシカ渡りからの岩場の方がずっと危険でした。兜岩に登ってみたいと思いましたが、そのための力が残っておらず、この先の天気も心配なので先に進むことにしました。
第1高原から第3高原までは緩やかなアップダウンが続きました。展望はどうかと第1高原でチェックしましたが、辛うじて恵那山と前日に登った奥三界岳辺りが顔を出していましたが、中央アルプスは雲の中でした。第3高原からは青空の下に小秀山の山頂部がくっきりと見えました。一縷の望みを抱いて歩を進め、程なく山頂に到着。先行者が1名、山頂標の先の岩の上で食事をされていました。肝心の展望は変わらず。楽しみにしていた御嶽山も雲の中でした。小秀山一帯だけ青空の下という不思議な天気でした。眺望もあまりないのでささっと昼食を食べて山頂を後にしました。
分岐から三ノ谷登山口に下りましたが、緩やかなスイッチバックでニノ谷からの登りに比べたら天国のようでした。登りで思った以上に時間をかけてしまったので、下りは思いっきり巻いて下りました。登りのときに痛んだ膝も問題ありませんでした。現金なものです。目標の13:30より前に無事にニノ谷登山口に到着しました。
小秀山は、思っていた以上に夫婦滝から先の登りがキツく、本格的な岩場もあり、ガツンとした手応えの山でした。休憩中のグループのリーダーらしき人が、ここを登れれば奥穂も大丈夫、違うのは高度だけ、と話していたのが頷ける感じでした（まだ奥穂は登っていませんが）。奥三界岳のときとともに御嶽山にはふられてしまいましたが、秋雨前線が活動する中、2日間、自分の周りだけ天気を守ってもらえたみたいで、山の神様に感謝です。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
小秀山の最新記録
tenjinyama さん
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する