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Yamareco

記録ID: 260489
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

5歳児と行く、鶏鳴山(栃木県)

2013年01月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 APY124 その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:51
距離
7.5km
登り
645m
下り
643m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

09:50 登山口付近駐車場出発
10:16 登山開始 登山口到着
12:55 鶏鳴山登頂(961m)
16:10 下山 登山口到着
16:40 登山口付近駐車場到着
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口付近
コース状況/
危険箇所等
登山口付近駐車場から登山口までの砂利道約30分が辛い。
登山口手前まで車で行けそうである。
序盤から迷路のような狭い山道で冒険心に火がつくコース。
中盤は急斜面が何度か出てくる。
終盤は超急斜面と岩場コース。
頂上には広いスペースとちょっとした木のベンチあり。
鶏鳴山(けいめいざん)と読みます。
車から見えてきた鶏鳴山
2013年01月13日 09:31撮影 by  iPhone 5, Apple
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車から見えてきた鶏鳴山
ここが登山口付近駐車場
2013年01月13日 09:46撮影 by  iPhone 5, Apple
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ここが登山口付近駐車場
登山口まで徒歩約30分
2013年01月13日 09:55撮影 by  iPhone 5, Apple
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登山口まで徒歩約30分
「もう疲れたぁ」・・・まだ登山していないし(汗
2013年01月13日 10:04撮影 by  iPhone 5, Apple
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「もう疲れたぁ」・・・まだ登山していないし(汗
道に映った親子影(快晴)
2013年01月13日 10:08撮影 by  iPhone 5, Apple
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道に映った親子影(快晴)
ようやくのようやくにして登山口到着
2013年01月13日 10:17撮影 by  iPhone 5, Apple
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ようやくのようやくにして登山口到着
「ヒャッハー!」子供は橋が好き
2013年01月13日 10:17撮影 by  iPhone 5, Apple
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「ヒャッハー!」子供は橋が好き
さぁこれから登山スタート
2013年01月13日 10:17撮影 by  iPhone 5, Apple
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さぁこれから登山スタート
開始5分で休憩を求められる
2013年01月13日 10:28撮影 by  iPhone 5, Apple
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開始5分で休憩を求められる
まるで森の迷路、冒険心をくすぐらされる
2013年01月13日 11:14撮影 by  iPhone 5, Apple
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まるで森の迷路、冒険心をくすぐらされる
山登りは楽しみながらが一番
2013年01月13日 11:30撮影 by  iPhone 5, Apple
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山登りは楽しみながらが一番
まだ落ち葉も少なく歩きやすい序盤
2013年01月13日 11:43撮影 by  iPhone 5, Apple
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まだ落ち葉も少なく歩きやすい序盤
急勾配が現れる、ヘルメット装着
2013年01月13日 11:58撮影 by  iPhone 5, Apple
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急勾配が現れる、ヘルメット装着
樹木から垣間見える景色が美しい
2013年01月13日 12:06撮影 by  iPhone 5, Apple
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樹木から垣間見える景色が美しい
急勾配の次は緩斜面、これが繰り返される
2013年01月13日 12:06撮影 by  iPhone 5, Apple
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急勾配の次は緩斜面、これが繰り返される
登りで初めてポールを使用した、やるな!鶏鳴山
2013年01月13日 12:26撮影 by  iPhone 5, Apple
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登りで初めてポールを使用した、やるな!鶏鳴山
少し前はこの崖をロープで登っていく道があったようだ
2013年01月13日 12:27撮影 by  iPhone 5, Apple
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少し前はこの崖をロープで登っていく道があったようだ
だいぶ高いところまで来た、あと少しか?
2013年01月13日 12:27撮影 by  iPhone 5, Apple
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だいぶ高いところまで来た、あと少しか?
頂上まであと12分という目印
2013年01月13日 12:31撮影 by  iPhone 5, Apple
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頂上まであと12分という目印
あと12分、岩場&超急斜面の戦いが待っている
2013年01月13日 12:31撮影 by  iPhone 5, Apple
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あと12分、岩場&超急斜面の戦いが待っている
岩場が好きな息子、「いくぞぉ」と気合入れてた
2013年01月13日 12:34撮影 by  iPhone 5, Apple
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岩場が好きな息子、「いくぞぉ」と気合入れてた
徐々に斜面がきつくなってくる
2013年01月13日 12:34撮影 by  iPhone 5, Apple
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徐々に斜面がきつくなってくる
ふと横をみると町が小さくみえる
2013年01月13日 12:37撮影 by  iPhone 5, Apple
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ふと横をみると町が小さくみえる
まだまだ岩場は続く、一つクリアしたらまた次が
2013年01月13日 12:38撮影 by  iPhone 5, Apple
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まだまだ岩場は続く、一つクリアしたらまた次が
あっ!斜面がきついので足が滑る
2013年01月13日 12:39撮影 by  iPhone 5, Apple
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あっ!斜面がきついので足が滑る
写真ではわかりにくいが超急勾配
2013年01月13日 12:39撮影 by  iPhone 5, Apple
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写真ではわかりにくいが超急勾配
木が少々邪魔ではあるが景色が良い
2013年01月13日 12:43撮影 by  iPhone 5, Apple
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木が少々邪魔ではあるが景色が良い
カメラを傾けずに水平に撮った斜面、45度!?
2013年01月13日 12:46撮影 by  iPhone 5, Apple
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カメラを傾けずに水平に撮った斜面、45度!?
頂上が目前!あと数十歩!
2013年01月13日 12:52撮影 by  iPhone 5, Apple
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頂上が目前!あと数十歩!
頂上の祠に向かってご挨拶
2013年01月13日 12:53撮影 by  iPhone 5, Apple
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頂上の祠に向かってご挨拶
すぐ左側は崖斜面
2013年01月13日 12:54撮影 by  iPhone 5, Apple
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すぐ左側は崖斜面
「やったぜ!登頂したぜ!」
2013年01月13日 12:55撮影 by  iPhone 5, Apple
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「やったぜ!登頂したぜ!」
目前に男体山、神々しいオーラをまとっている
2013年01月13日 12:56撮影 by  iPhone 5, Apple
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目前に男体山、神々しいオーラをまとっている
男体山2486mの火山、昨年11月に登山予定であったが冬季閉山と重なってしまった
左奥は雪で真っ白の白根山
2013年01月13日 12:56撮影 by  iPhone 5, Apple
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男体山2486mの火山、昨年11月に登山予定であったが冬季閉山と重なってしまった
左奥は雪で真っ白の白根山
最高の景色をバックにて
2013年01月13日 12:56撮影 by  iPhone 5, Apple
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最高の景色をバックにて
頂上で親子ツーショット
2013年01月13日 12:57撮影 by  iPhone 5, Apple
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頂上で親子ツーショット
コンビニで買った豚汁がうまい!
2013年01月13日 13:19撮影 by  iPhone 5, Apple
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コンビニで買った豚汁がうまい!
いやホントごはんもコーヒーもうまい!
2013年01月13日 13:22撮影 by  iPhone 5, Apple
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いやホントごはんもコーヒーもうまい!
息子「ねぇコレ(豚汁)全部食べていい?」
パパ「え?少しだけ残しておいてよ〜」
2013年01月13日 13:22撮影 by  iPhone 5, Apple
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息子「ねぇコレ(豚汁)全部食べていい?」
パパ「え?少しだけ残しておいてよ〜」
反対側の景色も親子ツーショット
2013年01月13日 14:06撮影 by  iPhone 5, Apple
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反対側の景色も親子ツーショット
登頂、看板には961.4mと書かれている
2013年01月13日 14:14撮影 by  iPhone 5, Apple
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登頂、看板には961.4mと書かれている
親子ツーショット
2013年01月13日 14:15撮影 by  iPhone 5, Apple
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親子ツーショット
新年バーゲンで買ったTHE NORTH FACEウェアを着て、さてこれから下山しますか!
2013年01月13日 14:15撮影 by  iPhone 5, Apple
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新年バーゲンで買ったTHE NORTH FACEウェアを着て、さてこれから下山しますか!
さらば鶏鳴山山頂景色
2013年01月13日 14:23撮影 by  iPhone 5, Apple
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さらば鶏鳴山山頂景色
パパは急斜面の下山は膝にくる
2013年01月13日 15:42撮影 by  iPhone 5, Apple
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パパは急斜面の下山は膝にくる
「登ってくるときこんなに歩いたっけ?」
2013年01月13日 15:50撮影 by  iPhone 5, Apple
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「登ってくるときこんなに歩いたっけ?」
ようやくようやく登山口まで戻ってきた
2013年01月13日 16:09撮影 by  iPhone 5, Apple
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ようやくようやく登山口まで戻ってきた
カメラを向けると決めポーズを作ってくれる
2013年01月13日 16:11撮影 by  iPhone 5, Apple
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カメラを向けると決めポーズを作ってくれる
駐車場の車が見えたとたんに全力ダッシュする息子、どこにそんな体力が?(汗
2013年01月13日 16:39撮影 by  iPhone 5, Apple
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駐車場の車が見えたとたんに全力ダッシュする息子、どこにそんな体力が?(汗
登山中に集めた松ぼっくり
2013年01月13日 16:43撮影 by  iPhone 5, Apple
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登山中に集めた松ぼっくり
帰路につくとき振りかえると、あんなに高い山に登ってたのか・・・いやほんと疲れた
2013年01月13日 16:55撮影 by  iPhone 5, Apple
1/13 16:55
帰路につくとき振りかえると、あんなに高い山に登ってたのか・・・いやほんと疲れた
撮影機器:

感想

5歳の息子と新年初登山。

日光市のとあるひっそりとしたところにあるとても静かな標高961mの山。
岩場大好きロッククライマーの息子好みの山でした。

駐車場から登山口まで緩斜面を30分も歩くのでここで息子がバテる。
いつもなら「いくぜー!」と張り切って登山するのだが、登山口から
スタートして5分後に「休憩したい」
再び歩き出して10分ぐらいでまたも「疲れた休憩したい」


・・・いつもの息子ではない。さすがに2回目の休憩では、
息子の気持ちのスイッチが入るまでゆっくり20分〜30分休憩をとる。
いつもなら1時間以上歩いてから、また登頂してから食べるお菓子を
好きなだけ食べさせた。
「パパの自己満足だよなぁ。無理して登山させるのは可哀想か…」
と思っていたら高カロリーお菓子が効いてきたのか、息子の充電が
完了していた。

なるほど。スタートから体力消耗しているときはお菓子をたんと食べさせ、
気持ちが入っていない時はゆっくり待ってあげるのが良いのか。
誰一人といない静かな山だからゆっくりと待っていられたのかも。
また一つ学ぶことができた。

三度歩き出してからは山の迷路のような冒険心をくすぐる登山道が続く。
なんとも急勾配を踏ん張って歩けば、またちょっとしてから急勾配の連鎖。
今回はDIY GPSで頂上までの距離を確認しないため、自分でもあの急勾配を
超えたら頂上かなと何度騙されたか。スノボーで言うと上級者コースの勾配。

そして終盤の超急斜面&岩場コース。
息子の大好きなコースにて異常な元気が出ていた。
ロープをしっかり掴んでグイグイ登っていく息子。
勾配は横から見て45度ぐらい。スノボーでもこの急斜面はマウンテンスタイル。
自分でも斜面に乗っかっている足裏はつま先だけ。
岩場の段差も息子の身長とそんなに変わらない1m段差の部分もあるが、
大人顔負けのスピードで息子が登っていく。
岩登りは自分も楽しいが、これは下山が恐ろしいなと思っていた。
頂上付近なのでちょっと立ち止まって景色をみるとほとんどの山が自分より
低いところあった。ちいさな街並みも見える。二人で「ヤッホー」連発。

やっとのことで頂上到着。
日光東照宮の神山、雪を被った男体山が目の前に。
なんとも絶叫してしまう景色であった。
その奥には栃木県と群馬県の県境に位置する両県の最高峰白根山。
広い場所がありまずは息子といきなり凧揚げ。
いつも頂上は風が吹いていることが多いのだが、今日はほぼ風が無いため、
凧揚げはあまりうまくできなかった。まぁ風が無いほうが登山日和であるが。

朝コンビニのお惣菜コーナーで買った豚汁をクッカーにいれてガスストーブで
温めて食べた。これは絶品。息子もペロリと食べてしまった。次から2袋買おう。
あとはいつものカップラーメン。食後にコーヒー。山頂で飲むコーヒーは格別。

少し離れたところにある961m三角点へ行って登頂完了。
さて、ゆっくり食事時間もとったのでそろそろ下山か。
下山準備を行い、頂上祠の神様に挨拶をしていよいよ。
先ほど登ってきた急勾配の岩場を改めて上から見るとまるで崖。
マジでこれを降りるのか?
ロープを使って降りる方法を息子に教えてゆっくりゆっくり降りていく。

一つ一つ岩場を緊張しながら自分、息子と降りていた時、映画「運命のザイル2」
実在したトニークルツの悲劇の下山を思い出した。
一つの壁をクリアしてもすぐまた新しい壁がやってくる。
緊張が伝わってくる息子の岩場降り姿に重なったのかもしれない。
崖のような岩場をクリアし、超急勾配斜面をようやく下ってやっと安堵。
まだまだ中盤には急勾配斜面が多々あり、まだまだ到着までだいぶある。
明日も休日。焦って下山しなくてもいい。時間がかかっても40分も車で走れば
帰宅できる。ゆっくり行こう。

途中息子が「ねえ、登っているときってこんなに歩いたっけ?」
そうだな。今日はずいぶん歩いたな。よく考えれば5歳の子供がこんなに
高い山を歩くというのは普通に考えてすごいことかと思う。
頂上で1組の夫婦に出会ったが、小学生ですか?と尋ねられた。
大人でも結構きつい1000m近い山登り。
昨年末に1000超えを登ったからと1000m以下は余裕でしょ、と当たり前に
思っていてはいけないなと改めて感じながら急勾配斜面を下っていく。

もうそろそろゴール。思えば最初にいきなり休憩をとった場所まで来ていた。
ゴールが目前の息子はいつも通り元気いっぱいであった。
やっと登山口まで来たね。
・・・でもそこから駐車場までやはり長い30分の道のりであった。

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