山行記録: 伊吹山で「マイペース登高能力テスト」 2回目

天候	晴れのち曇り一時雨
過去天気図（気象庁）	2020年09月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車最寄り駅：JR東海道線近江長岡駅アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	昨日の雨で1合目まではぬかるんでいるところや滑りやすいところがありました。また、山頂手前の200mほどはドロドロ道でした。

写真

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今日は2年ぶりに「マイペース登高能力テスト」をすることにしました。なのでカメラは持っていたものの写真はこの3枚のみです。

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また来たよ。

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無事下山できました。ありがとう。

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無事下山できました。ありがとう。

装備

個人装備	水分昼食行動食非常食ヘッドランプサングラス雨具帽子救急セット靴ひもラジオコップカイロウエットティッシュ十徳ナイフ携帯電話バッテリー笛鈴ライターコンパス筆記用具防寒着手袋保険証カメラジェットボイルコーヒーセットマスク消毒液体温計

感想

みのん

「マイペース登高能力テスト」とは、鹿屋体育大学の山本正嘉教授が開発されたもので、
（1）できるだけ単調な登りが500m以上続くルートを選ぶ
（2）マイペースで登りに掛かった時間から 1 時間あたりの登高標高差を求める。
マイペースとは
・きつさを感じる手前のスピード
・息がはずまないで、話をしながら登れるスピード
・休みながら、数時間程度同じ早さで登れるスピード
（3）登高標高差から自分のメッツを知る
500m以上/時間≒ 8メッツ台≒「信州山のグレーディング」に載っているルートを
登れる体力があります
420m以上/時間≒ 7 メッツ台≒「信州山のグレーディング」の”一般的な登山ルート（技術的難易度 A～C の範囲）を登れる体力があります
330m以上/時間≒ 6メッツ台≒ 「信州山のグレーディング」の”易しい登山ルート”（体力度 2.5 以下で、難易度 A・B の範囲）を登れる体力があります
330m未満/時間≒ 6 メッツ未満≒ ”信州山のグレーディング”の山に登るには体力が不足してリスクが大きくなります。
※ 評価は、体重の10％程度の荷物で標準的なコースタイムで歩く場合
というものです（「マイペース登高能力テスト」について　長野県山岳総合センター2015 年 6 月 26 日　をもとにしています)。
2年前の3月にも行ったのですが、その時は381.8m/時間でした。今回の結果は、標高差1157m(山頂1377m-上野登山口220m)÷2時間43分(登頂11:07-スタート8:24)≒ 425.4m/時間　でした。荷物の重量は約11㎏で、「体重の10％程度の荷物」の2倍近くあったので、まずまずの結果だったと自己満足しています。
前回より向上した一番の要因は、インソールです。昨年10月に左足首を捻挫して整形外科を受診したのですが、そのとき登山時の足の痛みを訴えると足型をとってインソールをつくることを勧められました（保険適用）。これが信じられないほどバッチリ。両足の親指と小指の付け根、両膝関節、両鵞足、右ふくらはぎ、右ハムストリングに頻繁に発生していた痛みが嘘のように消えました。それまでは何時痛み出すかひやひやしながらの登山でした。また、筋力がつく以前に痛みが発生するので体力もつかず、たいていが痛みに耐えながらの登山でした。
足首が8割がた回復した3月から負荷をかけたウォーキングを始めて、9月末までで約1100㎞ぐらい歩きました。この間、運動による筋肉痛はありましたが、これまでのような痛みは殆どおきませんでした。その成果が今回の結果に現れたのだと思います。
「信州山のグレーディング」に載っているルートを登れる体力の目安は500m以上/時間です。伊吹山に当てはめると2時間18分以下で登頂しなければなりません。あと30分ほど短縮しなければならないことになります。これは私にとってそんなに簡単なことでもないし、またそれを目標に登山をしているわけでもありません。今回の結果を自分の現状を知る一つの指標にして、これからもぼちぼちと楽しい登山を続けたいと思います。足が痛くない登山は最高だ！！