ハンガレ沢遡行
- GPS
- 03:59
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 531m
- 下り
- 545m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:00
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
備考 | ロープは使わなかった。使うとしても30mで十分。 フェルトソールで行ったが、ラバーの方が良さそうな箇所もあり、どちらが良いかは微妙。難しくはないのでどちらでも可。 |
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感想
オツルミズ沢を計画していたが、関東甲信越の天気が悪そうで、こちらに転進。
仕事の都合で朝発になったことから、短そうなハンガレ沢を選択。途中、道路工事により片側交互通行があり、十分以上待たされたので、そこで着替えたりした。
ハンガレ沢に入ると、まずは堰堤2連発。左と右から巻く。その先の10m滝は直登できそうになく、右から小さく巻いたが、泥っぽくて結構悪い。パートナーは大きく巻いていたが、それが無難。
急傾斜のゴーロを遡行していくと、また堰堤が2つ出てきて巻く。すると10m2条滝が出てきて、これが前半(車道まで)の核心。釜を泳いで左の凹角に取りつき、フリクションの良い快適なクライミングで越える(今回ロープ不使用だが、初級者には出した方が良い)。
この先も暫く急傾斜のゴーロが続くが、力量に応じて直登したり巻いたりすれば楽しめる。
一旦傾斜が緩まって暫くすると沢はゴルジュ状になり、5m樋状滝。この滝、ボルトやハーケンが打ってあるがフリーで登るのは難しく、右から容易に巻く。
このゴルジュはすぐに途切れるが、すぐに次のゴルジュ。最初の3m滝は右に残置があり、A0すれば容易だと思うがフリーでも登れる。次の2.5mは右に残置が連打されているが、泳いで左から登るのが良い。
最後に釜を泳いで2.5m滝を登ると、以降暫くは平凡な沢となるので、右岸の径路へ上がり下山する。
この下山路は、途中の車道に出るまでは良く整備されているが、そこから駐車スペースに戻るまでの区間は荒れている。しかし道形はしっかりしているので、迷うことはなく、ちょうど駐車スペースの近くに戻れる。
【総評】
天竜川本流の佐久間ダム下流には、いくつかの遡行対象となっている沢があるが、ハンガレ沢はその中では比較的メジャーな沢と思われる。どの沢も似たような沢で、急傾斜の巨岩ゴーロが続くようだが、小規模ながらゴルジュがあるのがこの沢の魅力だろう。また、下山が楽なのも良い。比較的水温は高いが泳ぎが数ヶ所あるので、初夏〜初秋にお薦めである。
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