赤岳
- GPS
- 27:00
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,417m
- 下り
- 1,434m
コースタイム
01/13 05:00赤岳鉱泉-赤岳展望荘07:30-赤岳山頂08:30-行者小屋10:30-(南沢経由)-美濃戸12:30-美濃戸13:30
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・茅野9:35発 アルピコバス ⇒ 美濃戸口10:13着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
晴天で気温が高かったので雪は少なめだったのですが、美濃戸口から美濃戸までの林道まで凍った道が続きます。アイゼンなしでも歩けますが所々滑ります。 美濃戸からアイゼンをはく人が多かったですが、赤岳鉱泉までアイゼンなしで歩きました。赤岳鉱泉から上はアイゼン・ピッケルが必須です。 |
写真
感想
冬の雪山に入ったことがなかったので、今シーズンこそはと思い下調べと装備の強化をずっとやってきました。雪山のきれいな山並みを近くで眺めたかったので、天気がよいタイミングを見計らっていました。
木曜の夜の段階では、この3連休も初日しか天気が持ちそうにないので完全にあきらめていたのですが、金曜の夜に家に帰ってから一応天気のチェックしたら2日目も天気がよくなる予報に変わってる!ということで、急遽翌朝に電車で山に行くことに決めました。
冬の時期には山に行ったことがないので、車の装備は冬に対応しておらず、初めて電車で登山に向かいます。でっかいザックをもって電車に乗るのにかなり抵抗がありましたが、休日の早朝なので迷惑かけることもなかったと思います。近所のコンビニで行動食買うときは恥ずかしかったですが。
八王子の駅に着くと、ザック担いだ人がたくさん現れました。おおー、いっぱい仲間がいるじゃない!
最悪電車で座れなくても1時間半なら立っていられると思って自由席にしましたが、ラッキーなことに座れました。
茅野の駅に着くと、まー電車のホームにザック担いだ人がたくさん降りてくること!3連休で天気がよいとなればみな考えることは同じですね。
冬の山の寒さをあまり体感したことがなかったので不安だったのですが、バスに乗って美濃戸口に着いた時に、拍子抜けするほど寒くないのでびっくり。山についている雪の量も少ないのでここ最近天気がよく、気温も高いのでしょう。
初日は赤岳鉱泉に向けて北沢を歩いていきますが、雪に覆われた道を歩いてワクワク感が高まります。森を抜けてアイスキャンディーが目の前に急に現れてびっくり、大きいのときれいなのと青空に映えるのと。
しばらく休んでから、中山乗越展望台に向かいましたがここまでアイゼンなしで来ました。赤岳鉱泉から先はアイゼン履かないと危ないです。ここで初めて南八ヶ岳が一望できて感激!日も傾きかけていい感じです。
宿泊する赤岳鉱泉に戻ると、宿泊人数がすごく多いようです。廊下がザックで埋め尽くされ、普段はトイレに行く途中の通路のような場所にも布団が敷いてあります。冬でもこんなに山小屋が混むなんて、冬山に行く人ってこんなに多いんですね。
翌日は、日の出直後の山並みを稜線で眺めるために5時に出発です。地蔵尾根に向かう登りは傾斜が結構ありますが、アイゼンとピッケルで確実に登っていきます。稜線まで来ると風が強くなり、肌が露出している場所は痛くなってきました。ここでゴーグルをはじめて使いましたが、ゴーグル必須ですね。これで寒さはほとんど問題にならなくなりました。
ただ、赤岳山頂に到着した頃にはバテバテで、風があまり来ない場所を選んで水分補給して休みました。冬山ではお湯を飲むだけでもすごくおいしく感じると聞いたことがありましたが、本当です。
山頂から周りを眺めていると、南方面にすごくかっこいい山を発見!これって権現岳だよね?夏にも見ているはずだけどこんなにかっこよかったっけ?険しい岩山と雪山に惹かれる自分にとっては、夏は緑の木々に覆われている(?)権現岳のかっこよさに気づかなかったようです。あまりに気に入ったので写真をひたすら撮りました。
帰り道に通る文三郎道は夏に通ったときには、段差が大きくて歩きにくいのに加えて、少し強度的に頼りない感じの階段に思えたのですが、今回は雪にほとんど埋まっており歩きやすいトレースがあったので、夏よりも歩きやすい状態でした。トレースがなくなってしまったら自分には厳しいだろうな。行者小屋まで一気に下り、すばらしい山々の景色とはお別れです。
南沢のながーい道のりを下って、美濃戸口に続く林道も通って登山口に着くとちょうど路線バスが待っていたので飛び乗って帰りました。長いこと念願となっていた冬の雪山を堪能できて、非常に満足しました。ただ、今回は気象条件はこれ以上ないほど良かったと思うのですが、ひとたび天気が崩れたら大変なことになると思うので気を引き締めなくてはならないですね。事実、翌日は爆弾低気圧で東日本は一気に大荒れ、登山どころの騒ぎじゃない天気に急変しました。
行きは早朝だったので電車内に人が少なかったのですが、帰りは夕方で人が多いところに大きなザックを背負って横浜駅などうろうろするのは、結構勇気が要りました。。。
私も13日に行ってきましたが天気最高でしたね。
行者小屋着の時間が同じくらいなのでどこかですれ違ったかもしれませんね^^
私もバテバテでしたよ…(汗)
alex ss さんコメントありがとうございます!
同じ頃にいらっしゃったんですね。本当に天気が最高でした。花粉が飛び始めると登山どころじゃないので、その前に雪山をこんなに良いコンディションで堪能できてすごく満足しました。
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