東根山〜夏道がない尾根を登って下る_2013/1/14
- GPS
- 06:19
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 770m
- 下り
- 765m
コースタイム
09:00 水分神社鳥居前+スノーシュー装着
11:06 夏道合流+スノーシュー脱着
11:51 見晴展望台の雪庇下+スノーシュー装着
12:05 東根山山頂
12:50 鍵掛峠+小休止
13:53 457.6mピーク
14:21 林道合流
14:55 紫波農園に下山
天候 | 曇りのち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※岩手の山150―阿部陽子の里山スケッチに水分神社からのルートが紹介されていますが、現在は正式な登山道という位置づけではないと思われます。 ※水分神社からの最初の登りは、地形図から読み切れない急登でした。 ※夏道合流までなだらかな尾根が続きますが、もう1箇所急登が待っています。 ※鍵掛峠からの下りは、林道と作業道が入り乱れ、初めてだったこともあり正直迷いました。 ※林道ベースではなく尾根ベースで下るときは、田沢山への分岐を経て、尾根を下るのが間違いないようです。 ※最後、林道に下りるのに苦労しましたが、東の林道とのT字路を目指して下るのがいいようです。 |
写真
感想
以前から、鍵掛峠から水分神社に下るコースを歩きたいと考えていましたが、なかなか実行できずにいました。
その思いは、ちょうど1ヶ月前に田沢山まで縦走した時に再燃し、今回実施することができました。
ただ、ただ夏道を登ってもつまらないなと、水分神社から夏道がない尾根を登る周回ルートを計画しました。
水分神社にはおいしい水が湧いている聞き、過去に一度車で入った記憶があります。
地図で位置を確認したものの、具体的にどこから水分神社に上がるのか思い出せません。
後ろからきた車を前に出し、入り口を確認しながら進むと、水分神社の入り口を発見しました。
ところが、除雪されていなかったため、車では入ることができませんでした。
すぐ向かいに「紫波農園」さんがあったので、お断りをして車を停めさせて頂きました。
道路を横断し、水分神社を目指します。
水分神社に向かって踏跡が続いていたので、そこを歩きます。
よく見るとソリの跡もついています。
どうやら冬でも、水を汲んで持ち帰る方がいらっしゃるようです。
踏跡は鳥居の手前で左に曲がり、そのまま水場に続いていました。
ここで喉を潤し、スノーシューを装着します。
赤布の先に道が続いていたので、モノは試しと道なりに進みます。
しかし、道は尾根に取り付くこと無く、沢を越えて向こう側に続いていました。
そこで、道を離れて尾根に取り付きました。
この取り付いた尾根が、かなりの急登です。
ジクザクにコースを取りながら高度を上げ、最初の展望地で小休止です。
ここからはなだらかな尾根歩きが続きます。
曇り空でしたが、風はありません。
順調に高度を上げていくと、外界も見え始めてきます。
また、途中で東根山の頂上付近も見えると、気分はMAXです。
正直、植林帯をうねうねと登る東根山の夏道は好きになれませんが、もしこの尾根が登山道なら最高だと思います。
しばらく登ると、再び急登が現れました。
ここを登って、もうひと登りすれば夏道に合流します。
いや、ここを登らないと夏道に合流出来ません。
急登を登り切り、再びなだらかになった尾根を進むと、夏道に合流しました。
水分神社からここまではフルラッセルでしたが、夏道はしっかり踏み固められた圧雪道路です。
自分はスノーシューを脱いで、ツボ足で登りました。
途中、下山していく方8人ほどとスレ違いながら登り、誰もいない展望地に到着です。
なんか雪庇のでき方がいつもと違う感じですねえ。
今年は風の吹き方、雪の降り方がおかしいのかな!?
スノーシューを履いて、雪庇の上に登ります。
頂上方面に踏跡が続いていたので、自分たちも頂上を目指します。
まだ12時を回ったばかりでしたが、頂上にも誰もいませんでした。
踏跡は縦走路の案内板までで、さすがに縦走路に進んだ踏み跡はありません。
再びラッセルとなりますが、縦走路に進みます。
12月に来たときは雪が少なくブッシュが出ていましたが、さすがにブッシュの殆どは雪の下です。
颯爽とスノーシューで下ります。
少し重めのパウダーですが、下りならあまり気になりません。
多少の登り返しはありますが、快適にどんどん下ります。
重いパウダーが幸いして、急登もコケる回数が少なく下れました。
軽いパウダーだと踏ん張りが利かなくて、尻餅をついてしまうんですよ〜。
鍵掛峠に到着し、小休止です。
ふたりともここから下るのは初めてです。
焦らず地図を確認しながら下ることとにして、道なりに進みます。
作業道らしき道を進むと、地形図の林道に出ました。
標識も建っています。
ここから道なりに先に進みますが、道路は巻いているからとショートカットすることに…。
下れば林道があるのはわかっていましたが、ここはちょっと急登でした。
林道に目が言って等高線をきちんと見ていなかったのが失敗でした。
なんとか危険なところもなく林道に出て、道なりに進みます。
この先、林道と作業道が入り乱れて、正直どこを歩けばいいのかわからなくなりました。
そこで林道は無視して、尾根を下ることにしました。
しかし、尾根にも作業道が通っていました。
道があるなら道を進むかとなりましたが、倒木を越えるのに苦労したりと、やっぱりうまくいきません。
結局、作業道を離れ、尾根筋を下ります。
これが正解でした。
なだらかな尾根を下り、457.6mピークを登り返し、最後の下りに入ります。
次第に斜度が増し、すぐ下に林道が見えているのですが、最後の最後で崖っぽいところに出てしまいました。
ここで少し右往左往して、いい場所がないか見てみますが、なかなかいい所がありません。
結局、比較的斜度が緩くて、掴める気があるところを何とか林道に下りました。
すぐそこには砂防ダムの看板が建っています。
砂防ダムがある沢の対岸に水分神社があり、目視できるのですが、沢が深すぎます。
沢に下って登り返すことを考えますが、ちょっと危ないかな!?ということで、少し遠回りになりますが、林道を道なりに下ることにしました。
これが正解だったようです。
程なく町道に出て、紫波農園を目指します。
交通量が多い狭い道なので、除雪された雪の上を歩きました。
紫波農園の屋根が見えてから思いの外長かったですが、無事下山となりました。
紫波農園で、ボリュームたっぷりのラ・フランスソフトを頂いてから、帰路につきました。
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