企救山系縦走(小文字山-妙見山-足立山-戸ノ上山)【福岡県北九州市】
- GPS
- 06:49
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,010m
- 下り
- 1,046m
コースタイム
天候 | 晴時々曇一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
本日は企救山系を縦走します。スタート地点は『足立公園』にある『メモリアルクロス』前です。9:00に開始するつもりで向かったのですが、なんと雨が降り出しました(>Д<;)。しかし、天気予報では晴、しばらく待つことにしました。9:30頃には雨は止み晴れたのです(*´∀`*)。先ずはウォーミングアップついでに『メモリアルクロス』に行きました。出発前に散歩のおばちゃんに「小文字行くの?」と聞かれ、「戸ノ上まで行こうと思ってます。」と答えたら「縦走かね、がんばってね。」と応援されました。
登山口から急な階段が伸びています。初っ端からハードですなぁ(; ̄д ̄)。20分程登り続けると岩があるところに出ましたよ。ここから下りだ。この後、アップダウンを繰り返します。
林を抜け開けた場所にでました。山頂が見えます。振り返ると小倉の街並みが見下ろせます。もう一息だ!上からおじさんが1人下りてきました。「そこが小文字だよ。」と声をかけてくださいました。 出発から37分、『小文字山』に到着です。短い時間ながらアップダウンの繰り返しで楽しい行程だった気がします(^o^)山頂にはベンチがひとつあり、その奥にコスモスが咲いていました。360°の展望が素晴らしい!登ってきた甲斐があるというものです。この『小文字山』は国土地理院の地図には記載されていません。なので山頂標識がないようです。名の由来は1948年の福岡国体のときに京都の大文字焼きに対して、山肌に「小」の字を炎で描いて選手を迎えたのが始まりだそうです。それ以来、毎年8月13日に「小文字焼き」が行ない、お盆の迎え火としているそうです。さて、展望を楽しみながらベンチで休憩です。テーブルの足に『小文字山』と書かれた板が貼られています。地元の方が作られたんでしょうか。それにしても風が強いです。雲の流れが早い、なんだか自分も飛ばされそうだよ。
次は、『妙見山』を目指して出発です。『足立山』の標識に従って進みます。一旦下った後、急な登りに入ります。すぐに緩やかな登りになり、振り返ると『小文字山』が見下ろせます。10分で辿り着いたピークにはベンチがありました。そして、再び下りに入ります。何だか曇ってきました。次のピークに着き、フェンス沿いの道を下っていると…雨が降ってきましたよ(; ̄_ ̄)。しかも、だんだん強くなってきた…ビパークする場所もないし、今は進むしかないか( ̄∧ ̄)雨は10分間で止んでくれました。よ、よかった。さらに5分もすると晴れて青空が!通り雨だったようです。
岩が剥き出しの道を登り切ると『小文字山』から50分1.5km、『妙見山』に到着です。『妙見神社上宮』にお参りします。なんか、また曇ってきてますが…。狛犬が苔で緑になっているのは愛嬌でしょうか( ̄▽ ̄;)。ここは、他に見るところがないので、お参りを済ませ、足立山に向かうことにします。
『妙見神社上宮』から5分で、『妙見町登山口』からのルートと合流、そこの標識に「足立山まで0.4km」とあります。そして、「戸ノ上山まで6km。余裕を持って行きましょう。」とあります(文面がちょっと違う気がするが、意味は同じはず)。案内に従って左に進むと急な登り階段が見えます。これ、結構きついよなぁ。気を取り直しGO!です。登りつづけること15分、『足立山』に到着。先客におばちゃん2人がいました。挨拶すると「さっきまで虹が出てたんだけどね。」とのことです。『妙見山』からも小雨が降ることがありましたからねぇ。少しすると私の後からおばちゃんが1人登ってきました。そのおばちゃんが「虹が。」というので見てみると、うっすら虹が見えました。こういうのって何か特した気分ですな(^o^)ベンチに荷物を置き、クールダウンしてからお弁当にしましょう。先客2人は『妙見山』方面に下りて行きます。後客はもう一つのベンチでお弁当を広げています。ここの展望は北側の関門海峡・響灘方面のみです。南側は辛うじて見えますかね。お弁当を食べ終わったおばちゃんにどこから登ってきたのか尋ねられました。「戸ノ上まで行こうと思ったけど、天気が不安だから、小文字に行ってみます。」と、来た道を引き返して行きました。空を見上げると雲の流れが速いです。天候が崩れないことを祈るのみです。では、私もそろそろ出発しましょうか。ウォーミングアップをしておばちゃん達とは反対の道へ進みます。
スタート直後から急な下りが続きます。ロープを使いゆっくり下ります。10分以上ロープ伝いに下ることになり膝に負担が掛かります、かなり疲れました(>д<)。風も強く周囲の木々がザワザワいってますよ。この後もアップダウンの繰り返しです。
『足立山』を出発して50分「戸ノ上山まで4.3km」の標識があります。ここから北の展望が開けています。関門海峡や響灘の眺めが良く、気分転換に良いですね。でも、風が強く身体が煽られてしまい、落ち着いて楽しめませんでした( TДT)。
いくつものルートと合流し進んで行きます。途中に何ヶ所か灰皿がありました。タバコをポイ捨てされるよりはいいんですが、こんな自然の中で吸おうなんて気になる人の気持ちが理解できません。「戸ノ上山まで1.2km」の地点に『原町バス停』の案内がありました。真っ直ぐ行くと『大台ケ原』なんですが、『原町バス停』の反対の道に「水場」と記されています。ルート上に水場はないと思っていたので気になります。ちょっと寄り道してみましょう。案内に従って進むと3分でそれらしき場所に出ました。チョロチョロと水が流れていました。せっかくなので顔を洗ってから引き返します。分岐に戻り『大台ケ原』に向かって道を登ると4分ほどで到着です。
展望が広がり気分爽快ですv(=∩_∩=)。北側は『関門海峡』、南側はこれまで見られなかった『周防灘』が広がり、『新門司港』や『北九州空港』が見えます。荷物を降ろして休憩です。
ゆっくりと休み『戸ノ上山』目指して出発です。ここからは、ほとんど登りでした。22分程度で到着です。山頂は北側が開けているだけでイマイチな気分です。山頂標識では「518.1m」ってありますが、国土地理院では「517.8m」…どちらが正しいのですか??
山頂の先には『戸ノ上神社上宮』があり、山小屋がありました。参拝に来られた方のためにあるのでしょうか。鳥居をくぐりお参りを済ませ、下山します。傾斜がきついです。その上、岩がむき出しになっているところは苔が生えていて滑ります。気を抜くと危険です。慎重に足場を確認しながら下っていきます。ひたすら下り続けるのですが、全く案内表示がないので残りの距離がどれぐらいか分からず余計疲れてしまいます。50分ぐらい下り、ようやく地図に巡り会えました。もう一息です。『柳城址』を過ぎるとコンクリートの階段に着きました。これを下り住宅街を抜け県道71号に出ました。左に行くと『寺内バス停』です。時計を見て時刻表を見ているとバスが来ました。バス停に着いたのが「16:50」発着時間が「16:51」グッドタイミングでした(*^ー゜)v♪
バスは『大里インターチェンジ』から都市高速に入ります。9分後、『富野小学校前バス停』に着き下車します。…7時間近い行程がたったの9分で…何とも言えない複雑な気分になってしまいました(;一_一)。
バス停から『大谷池』に向かって平坦な道を進みます。突き当たりで右に曲がり、坂道を登れば『足立公園休憩所』です。「イノシシにエサを与えないでください」と注意書きがあります。以前、下見に来たとき、ここでパンを食べていたウリ坊がいました。近付いても全く気にすることなく食べていたので、かなり人に慣れているようですね。ここから200mで『メモリアルクロス駐車場』です。
今日は、ここから4km離れた北九州高速鉄道(北九州モノレール)『片野駅』近くにある『華の湯』で疲れを癒して帰ります(≧∇≦)ノ
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