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Yamareco

記録ID: 2620199
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

釜無川林道から鋸岳

2020年10月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:55
距離
24.9km
登り
1,976m
下り
1,977m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:04
休憩
0:51
合計
9:55
4:59
4
スタート地点
5:03
5:03
121
7:04
7:04
26
8:02
8:14
81
9:35
9:38
20
9:58
10:02
24
10:26
10:47
18
11:05
11:05
19
11:24
11:25
45
12:10
12:10
19
12:29
12:30
26
12:56
12:56
113
14:49
14:49
5
14:54
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道諏訪南ICで降り、テクノ街道から国道20号を走り、釜無川の釣り堀方面へ。ゲートから500mくらい手前の道路幅の広い路肩に停めました。ダンプカーが往来していて車は砂だらけ。帰りに洗車しました。
コース状況/
危険箇所等
【林道】
・7km地点までは普通の林道です。落石はチラホラあります。自分以外、皆さん帰りを考えて折りたたみチャリを押していました。自分は半分くらいランしたので、後ほど、急登でふくらはぎがパンパンに。
・7km以降は崩落箇所が出てきます。河原に降りて対応しました。一番大きく崩落している箇所は、手前の道路コンクリートが浮いているところにガレガレの斜面から河原に降り、ダムの堰堤の手前にミニ堰堤があり、ハシゴ登り、踏み跡が付いている草原をトラバースしながら登り、大きな堰堤のハシゴから再び河原に降りるのが正解です。フジアザミだらけの斜面を無理やり登らない方がいいです。

【ログハウス〜富士川源流】
・ログハウスからまず少し下がった所に黄色の矢印のペイントがあるので、そこから河原に下りましょう。木に付いている赤テープに釣られて上がって行くと間違えやすいと思います。
・河原に下りると山に向かって左側の沢を目指します。左側の沢に向かって、右側の茂みに赤テープやペイントがありますので、その目印を把握しつつ、茂みや河原を行ったり来たりします。必ずしもテープ通りに行かなくていいと思いますが、テープの位置は把握しつつ、柔軟に歩きやすい場所を選択すると疲れにくいです。ルートファインディング力と柔軟性が試されます。

【富士川源流〜横岳峠】
・富士川源流の標識に来ると少し安心しますが、ここからまだ踏み跡が薄いです。河原沿いに赤テープが多かった印象です。次第に赤テープやトラロープが出てきてルートが明瞭になります。

【横岳峠〜角兵衛沢の頭】
・横岳峠からルートロスしました。稜線を進みます。ガレガレのトラバース道に踏み跡が付いていますが、間違えですので、要注意。赤テープも何も無いので少し歩くと気付くと思いますが。
・角兵衛沢の頭までは急登がずっと続きます。かなり足にきました。

【角兵衛沢の頭〜鋸岳】
・ここから岩稜帯に入ります。アップダウンが続きます。核心部だと思いますが、このルートに来ている人達であれば問題無いと思います。鋸岳への最後の登りは、ここ登るの?という感じの登りですが、きちんと道が付いています。
林道から編笠山。
2020年10月03日 05:31撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
10/3 5:31
林道から編笠山。
ここは右側を行きます。ここから落石が多くなります。
2020年10月03日 06:01撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
10/3 6:01
ここは右側を行きます。ここから落石が多くなります。
崩落箇所一つ目。大きな雨が3、4回あるとここも崩落しそう。
2020年10月03日 06:10撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
10/3 6:10
崩落箇所一つ目。大きな雨が3、4回あるとここも崩落しそう。
ここは河原におり、奥の茂みを登り、林道に復帰します。下降点、復帰点ともに赤テープがあります。
2020年10月03日 06:12撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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10/3 6:12
ここは河原におり、奥の茂みを登り、林道に復帰します。下降点、復帰点ともに赤テープがあります。
ここが最もひどい崩落箇所。
2020年10月03日 06:24撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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10/3 6:24
ここが最もひどい崩落箇所。
手前の道路が浮いている所からガレ場を下ります。
2020年10月03日 06:26撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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10/3 6:26
手前の道路が浮いている所からガレ場を下ります。
河原を歩いたあとにダムの堰堤に来ますが、堰堤のハシゴを使って下さい。自分は登りはなぜかのフジアザミだらけのこの斜面を無理やり登りましたが、チクチクして痛いし、足も相当消耗しました。
2020年10月03日 06:39撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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10/3 6:39
河原を歩いたあとにダムの堰堤に来ますが、堰堤のハシゴを使って下さい。自分は登りはなぜかのフジアザミだらけのこの斜面を無理やり登りましたが、チクチクして痛いし、足も相当消耗しました。
林道終了。第一核心部終了。
2020年10月03日 07:00撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
10/3 7:00
林道終了。第一核心部終了。
第二核心部。ログハウスからすぐに河原を下り、左側の沢を進みます。
2020年10月03日 07:04撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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10/3 7:04
第二核心部。ログハウスからすぐに河原を下り、左側の沢を進みます。
30分くらい登り、中央しげみに富士川源流の標識があります。
2020年10月03日 07:25撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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10/3 7:25
30分くらい登り、中央しげみに富士川源流の標識があります。
富士川源流の標識。
2020年10月03日 07:29撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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10/3 7:29
富士川源流の標識。
横岳峠まで到着。ここまで来ると迷う心配は少ないですが、急登が続きます。
2020年10月03日 08:02撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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10/3 8:02
横岳峠まで到着。ここまで来ると迷う心配は少ないですが、急登が続きます。
仙丈ヶ岳と左側の奥に北岳。
2020年10月03日 08:09撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
10/3 8:09
仙丈ヶ岳と左側の奥に北岳。
中央アルプスと御嶽山。
2020年10月03日 09:35撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
10/3 9:35
中央アルプスと御嶽山。
乗鞍岳。
2020年10月03日 09:35撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
10/3 9:35
乗鞍岳。
恵那山。
2020年10月03日 09:35撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
10/3 9:35
恵那山。
うっすらと槍穂高。
2020年10月03日 09:35撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
10/3 9:35
うっすらと槍穂高。
この下から登ってきました。
2020年10月03日 09:36撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
10/3 9:36
この下から登ってきました。
奥秩父方面の山。
2020年10月03日 09:36撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
10/3 9:36
奥秩父方面の山。
仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳。
2020年10月03日 09:36撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
10/3 9:36
仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳。
鋸岳。岩稜帯を越えて目指します。
2020年10月03日 09:38撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
10/3 9:38
鋸岳。岩稜帯を越えて目指します。
八ヶ岳連峰と奥にうっすらと浅間山。
2020年10月03日 09:39撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
10/3 9:39
八ヶ岳連峰と奥にうっすらと浅間山。
角兵衛沢。ガレガレで落石が怖いです。
2020年10月03日 10:03撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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10/3 10:03
角兵衛沢。ガレガレで落石が怖いです。
甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳。
2020年10月03日 10:21撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
10/3 10:21
甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳。
塩見岳が見えました。
2020年10月03日 10:21撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
10/3 10:21
塩見岳が見えました。
鋸岳到着。
2020年10月03日 10:21撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
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10/3 10:21
鋸岳到着。
帰りに富士川源流の水をガブのみ。冷たくて美味しかった。
2020年10月03日 12:30撮影 by  Redmi Note 9S, Xiaomi
10/3 12:30
帰りに富士川源流の水をガブのみ。冷たくて美味しかった。

感想

山を初めた年に、戸台から南アルプススーパー林道をバスに乗り、北沢峠より甲斐駒ヶ岳に登りました。そのバスの車中で紹介のあった鋸岳。バスから見てもギザギザしているし、難易度の高い山だという。自分には縁がない山かなと思っていたが、10年後にまさか登るとは、という感じです。

10年間いろんな山に行き、鋸岳も気になる山でした。戸台からのルートが崩落している事もあり、釜無川からのルートのレコ多く、皆さんの情報を元にチャレンジしました。

林道は大人の危険なアスレチックという感じですね。林道のアプローチも長い。
ログハウスからはルートファインディング力が問われます。
角兵衛沢の頭までは、急登で脚力が必要。
角兵衛沢の頭からは岩稜帯です。

8月に日帰りで登った笊ヵ岳より難しい印象でした。

まぁ天気も悪くなく、無事に登れて良かったです。山頂で少し話をさせて頂いた方は100名山を完登し、次は100高山を目指しているそうです。自分も100高山やろうかな。

余力があれば、鹿の窓を見に行きたかったけど、またいつか来たいと思います。

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コメント

お疲れさまでした
mkt1003さん、

山頂でお話させて頂きましたyamadayと申します。
いろいろと興味深いお話をお聞かせ頂き楽しい時間を
過ごさせ頂きました。
しかしここは疲れましたね。お陰様で足はパンパンです。
また、どこかでお会いしそうですね。その際には新たな
体験談をお聞かせくださいね。
2020/10/4 20:59
Re: お疲れさまでした
yamadayさん

山頂ではお世話になりました。山談義がとても楽しかったです。私も100高山に興味を持ちました。

このルートはとても疲れましたね。最後、チャリで颯爽に下られているのが羨ましかったです。

またどこかの山でお会いしましょう。
2020/10/5 6:03
プロフィール画像
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