経ヶ峰、穴倉東道沢歩記
- GPS
- 03:58
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 693m
- 下り
- 681m
コースタイム
- 山行
- 3:33
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 3:59
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1.穴倉道入り口駐車場-東西道分技 ・車1台が通れる舗装路 ・東西道分技に案内板有り 2.途中の目無し地蔵への分技道(377三角点まで) ・整備された登山道 ・三角点への取り付き道は歩行自由な踏み跡 3.東西道分技-東道 ・尾根筋ルートは、歩いた部分は整備された登山道 ・沢筋ルートは、上流に行くにつれて踏み跡不明瞭になり、上流は荒れた沢筋を遡上する 4.稜線尾根道 ・ハイキング道 5.穴倉西道 ・地図では2ルート有るが、今回通った(主?)ルートは整備された登山道 ・山頂から2km超えると舗装路になり、東西ルート分技に至る |
その他周辺情報 | 穴倉道入り口駐車場から8km程の所に「安濃温泉」が有り、今回初めて使用した。 入湯料は大人300円(タオル別) |
写真
感想
計画していた山を天候の都合で諦めて、迷った挙句、暫くぶりの経ヶ峰、午後からの陽射しと山頂からの伊勢湾眺望を期待して、初ルートでスタンプゲットを目指すことに決める。
当初、「山出ルートで登り、穴倉ルートで下る」予定で、穴倉登山口駐車場にまず自転車デポしようとやって来たが、何と穴倉ルートには東西2つのルートが有る事が分かり、今回はこの2つのルートを使って登り、下る事にした。経ヶ峰は標高の割に画体が大きく懐の広い山でルートも多い。
と言う訳で、穴倉ルート入り口の駐車場から出発して、枝葉が落ちたスレ違いが難しい程の幅の舗装路を穴倉川沿いに進む。
500m程して、左「目無し地蔵」への立派な分技道...。ちょっと立ち寄るだけの軽い積りで入ってみたが、中々お地蔵様の姿が現れる気配が無い。過日細野ルートで登った時に立ち寄った事を漸く思い出し、おまけに此処からお地蔵様まで往復1時間以上かかる事が分かって、目無し地蔵尊には申し訳無いが、諦める事にした。...その代わりにと近くの三角点を踏んで引き返す。
本道に戻って、東西ルートの分技点で案内板を改めて確認する。左手舗装路の延長の西ルートを見送り、右手に延びる土道の東ルートを、迷わず選択する。
ところが少し先に予想外の分技...。左手・尾根へと登る道とそのまま沢筋を進む道...。地図によると沢筋にもルートが有りそうな様子なので、ここまで来たらと今日は沢筋のルートを取る事に決める。
始め谷の斜面にハッキリと広く付いていた道は、進むに従って1人が通るだけの幅になり、やがて踏み跡程度のものが崩れ掛けたり見失ったり...。
途中、二度ほど尾根道へと登る目印の有る分技道を確認したが、最終的に沢筋に下りてこのルートをあくまで進む。
中程から先は、最近人の通った形跡も殆ど無さそうで踏み跡も時に不明瞭になるが、構わずそのまま沢筋を辿る。この谷は結構狭く、迷うほどの分技らしい分技の沢も無いほぼ一本道で、水の流れも細く、この時期水に浸かることは無い程の流れだ。2回ほど古い石積みの石堤を越える他、小さな滝状の段差を幾つか越えて行くのに、さほど難しい技術は要らない(持ってもいないが)が、流木などで荒れているのと、岩なども脆いところが有るのでその点は注意が必要だ。
途中、倒木の絡んだ小さな段差の流れを避けて、左斜面を巻こうと岩に足を駆け掛けたら、この大きな岩が足元から埋まっていた砂ごと崩れて(運良く岩だけ)3m程転がり落ちた...。危うく足を引いて間一髪難を免れたが、巻き込まれていたら...と冷や汗を掻いた。
おかげでその後は、足の置き場や手がかりに、慎重の上にも慎重に注意を払って、それでも沢の音や流れを楽しみながら登り、とうとうこの沢の最初の一滴かと思える雫の始まりを確認、最後は四躯で登り詰める事が出来た。
稜線を通るハイキング道に出合った後、山頂のお地蔵様にも本日の感謝のお参りをして、展望台で遅い昼食を食べながら、未だ雲が薄く残っている伊勢湾の眺望を、心地良く山頂から楽しんだ。
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