船形山(泉ヶ岳〜定義)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 1,979m
- 下り
- 2,165m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:15
天候 | 6日:曇り→小雨、7日:曇り→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:仙台市営バス 定義BS→仙台駅BS |
写真
感想
私の中では、船形山と云えば「橅と水の山」。で、当初、今回のルートは新緑の頃にと企画したものでした・・・
10月、状況は何も変わっていませんが、ようやく遠出も許されるか、と計画しました。病み上がりでやや不安もあったのですが、「計画即実行」です。
泉ヶ岳から北泉ヶ岳、さらに続く長倉尾根は、ブナの美林で有名な所。出来れば残雪の頃歩きたかった尾根ですが、今日はブナにもまして、紅葉の進み具合が素晴らしい。ウルシはちょっと怖いものの、黄色や鮮やかな赤が際立って注意警告しています。もちろん、ナナカマドやツツジ、カエデやムシカリ、登るにつれて色鮮やかに、山肌を染めて行きます。
三峰山に近くなると展望も開け、辺りはまさに錦繍。お伝えできる言葉がありません。今日は、あいにくの曇り空。もし、晴れていたらどれだけ鮮やかだったのか!
むしろ、怖ろしいくらいです。
浮かれて歩いていると、大きな黒いウンコが。まだ新しそうなので、とりあえず熊鈴を着けながらも、紅葉にウットリしながら歩いていると、蛇が岳の登りで、すぐ近くで荒いうめき声が・・。
あわてて笛を吹きました。いつも「熊」なら人の気配を感じると、脱兎のごとく逃げだすのに、今回のはそれらしい気配がありません。後ろに回り込まれた感じなので、しばらく様子を見て、足早に、でも笛は吹きながら蛇が岳に向かいました。
升沢への下降路の草原、ここもまた素晴らしいの一言。ほとんど夢遊病者のような状態で升沢小屋に入りました。(きれいな小屋でした)
夜は風が強く、なかなか寝付けません。
小屋から千畳敷までは、ちょっとした沢登り気分。もちろん紅葉のトンネルです。登り着いた稜線は、残念ながらガスで展望はなし。でも、少し下るとガスの下に出たのか、展望も開けてきました。黒伏南壁が見える!そして遠くに月山も・・・これでもう満足です。
本当に来てよかった。
後白髪も静かな山頂です。ここで最後の展望を楽しみました。
定義への下りは、地図に「道不明瞭」との記載があり心配したのですが、しっかりとした道で、迷いようがないと思いました。(改訂のおりは実査が必要と思います)
定義に着くと、バスが待っていて、今回も拝観することも無く仙台に向かいました。
コメント
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ふうさんの船形にコメントされていたので、遠路、いらっしゃったんだとは知ってましたが、泉ヶ岳〜定義とはレコ拝見して驚きました。
泉ヶ岳からだと山頂小屋には水場がないので、荷物重くなると躊躇してましたが、一旦、升沢小屋に下りて一泊すれば解決ですね。蛇ヶ岳起点に周回にもなるし、なるほどいいコースと思いました。今回は紅葉時期にジャストミート、羨ましい限りです。
定義では、三角あぶらあげ食べていってほしかったです。次は是非。 (*^^)v
ご無沙汰しております。
下山して一週間がたつのに、まだ余韻に浸っています。
バスで行くとなると、泉ヶ岳か定義しかなく、下山後のバスの本数や下りてから時間がつぶせることを考えて、今回のコースしました。正解だったのですが、定義に着くとバスが目に入り、運転手さんとのアイコンタクトで猛ダッシュ、つい飛び乗ってしまいました。
おかげで、今回も三角揚げは食べずじまい・・・。
次は、花の蔵王を思い計画を温めたいと思っております。
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