すぐ近くの無料駐車場に停める。
台数に充分余裕があり、休日でも空いている。
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10/9 8:47
すぐ近くの無料駐車場に停める。
台数に充分余裕があり、休日でも空いている。
この老人ホームの裏の坂を上がっていく。
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10/9 8:49
この老人ホームの裏の坂を上がっていく。
集いの森という名前がついているようだ。ゲートはあるが開いている。しばらくは車でも登れる道が続くがこの先駐車スペースはないので、やはり下に停めてくるのが良いと思う。
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10/9 8:51
集いの森という名前がついているようだ。ゲートはあるが開いている。しばらくは車でも登れる道が続くがこの先駐車スペースはないので、やはり下に停めてくるのが良いと思う。
研修管理ヒュッテという小屋。森で研修があるのだろうか
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10/9 8:51
研修管理ヒュッテという小屋。森で研修があるのだろうか
途中に砂防ダムが多数ある。この道はその作業道だったのだろう。
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10/9 8:56
途中に砂防ダムが多数ある。この道はその作業道だったのだろう。
ここで分岐。直進すればもうひとつの砂防ダムの道へ。帰りはこちらで下るとして左へ。
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10/9 9:04
ここで分岐。直進すればもうひとつの砂防ダムの道へ。帰りはこちらで下るとして左へ。
謎の分岐。余裕があればいずれ行ってみたい
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10/9 9:05
謎の分岐。余裕があればいずれ行ってみたい
ちょっとした沼があり、鳥が休んでいるが、近づくと一斉に飛び立った。
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10/9 9:09
ちょっとした沼があり、鳥が休んでいるが、近づくと一斉に飛び立った。
動物の足跡があるのでぎょっとしたが、ヒグマではなくエゾシカのようだ。このあとずっとこのエゾシカの足跡が続いていく。
つい数日前には無かったので、新しい足跡だ。
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10/9 9:11
動物の足跡があるのでぎょっとしたが、ヒグマではなくエゾシカのようだ。このあとずっとこのエゾシカの足跡が続いていく。
つい数日前には無かったので、新しい足跡だ。
ここで十字路。左へ行くと石切山。正面が今日行く柾里山ルート、右はエゾ松沢川に行くらしいがダム開発の際に橋が無くなったらしい。薮に閉ざされており行けそうな雰囲気ではない。
地図上ではこの手前にもいくつか分岐が見られるが、実際は道らしきものは存在しない。
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10/9 9:30
ここで十字路。左へ行くと石切山。正面が今日行く柾里山ルート、右はエゾ松沢川に行くらしいがダム開発の際に橋が無くなったらしい。薮に閉ざされており行けそうな雰囲気ではない。
地図上ではこの手前にもいくつか分岐が見られるが、実際は道らしきものは存在しない。
ここからは未知の領域。早速水溜まりの洗礼があるが、これはほんの始まりに過ぎず、しばらくはひどい水溜まりと泥の連続だ。靴もズボンも泥だらけ
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10/9 9:30
ここからは未知の領域。早速水溜まりの洗礼があるが、これはほんの始まりに過ぎず、しばらくはひどい水溜まりと泥の連続だ。靴もズボンも泥だらけ
ここで少し広い所に出る。標高286mの表記があるポイント。道は右に折れている。が、左が元々の登山道らしい。全然気づかなかった。
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10/9 9:55
ここで少し広い所に出る。標高286mの表記があるポイント。道は右に折れている。が、左が元々の登山道らしい。全然気づかなかった。
ここからさらに段差と泥がひどくなる。ここは普通の車なら1度はまると抜け出すのは厳しいだろう。余程車高の高い車がバギーでもなければ走行は難しいと思う。
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10/9 9:55
ここからさらに段差と泥がひどくなる。ここは普通の車なら1度はまると抜け出すのは厳しいだろう。余程車高の高い車がバギーでもなければ走行は難しいと思う。
このあたりまで来て気づく。
待った、地図上の道を大きく外れているじゃないか。
このままどこへ行くのか分からないので、さっきの286m表記の所まで引き返す。
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10/9 10:07
このあたりまで来て気づく。
待った、地図上の道を大きく外れているじゃないか。
このままどこへ行くのか分からないので、さっきの286m表記の所まで引き返す。
あった。ピンクのテープ。ということはこちらが本来の道なのだろうか。しかし笹が生い茂っており、先行きは不安だ…
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10/9 10:13
あった。ピンクのテープ。ということはこちらが本来の道なのだろうか。しかし笹が生い茂っており、先行きは不安だ…
沢の上を歩いていく。道ってレベルではないぞこれは……。引き返すべきか迷うが、地図を信じてとりあえず進む。
所々にたしかに道の痕跡らしきものはある。昔は登山道だったのだろう。
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10/9 10:17
沢の上を歩いていく。道ってレベルではないぞこれは……。引き返すべきか迷うが、地図を信じてとりあえず進む。
所々にたしかに道の痕跡らしきものはある。昔は登山道だったのだろう。
沢を慎重に登っていく。水が少ないのでなんとかなるが、足元が危ない。
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10/9 10:26
沢を慎重に登っていく。水が少ないのでなんとかなるが、足元が危ない。
このあたりで道を見失ってしまった。そのまま沢を上がっていくと道から外れる。左の崖を登りながら行くようだ。これは絶対わからないぞ……。
ちなみに右側に林道の気配を感じたので、このあたりで林道にエスケープする方法もあったような気がする。
これは帰り道の候補として覚えておいて損はなかった。
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10/9 10:34
このあたりで道を見失ってしまった。そのまま沢を上がっていくと道から外れる。左の崖を登りながら行くようだ。これは絶対わからないぞ……。
ちなみに右側に林道の気配を感じたので、このあたりで林道にエスケープする方法もあったような気がする。
これは帰り道の候補として覚えておいて損はなかった。
左の坂を登るとなんとなく登山道らしきものがまた現れた。だがそれも束の間……
いよいよ本格的に道が無くなる。
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10/9 10:52
左の坂を登るとなんとなく登山道らしきものがまた現れた。だがそれも束の間……
いよいよ本格的に道が無くなる。
駄目だ。道が無い。完全に道が消えている。地図通りの座標に立ってもまるでその痕跡はなく、ひたすら背丈の高い笹が行く手を阻み、ほんの僅かの前進すら難しくしている。しかも登り坂だ。
本当ならここで引き返すべきなのだろうが、一つだけ希望があった。衛星写真を見ると縞模様の林業地帯が近くに見えたのだ。
なんとかあそこまでたどり着くことが出来たら……。笹枝に刺されて傷だらけになりながらも、最後の力を振り絞って突き抜けた。
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10/9 10:58
駄目だ。道が無い。完全に道が消えている。地図通りの座標に立ってもまるでその痕跡はなく、ひたすら背丈の高い笹が行く手を阻み、ほんの僅かの前進すら難しくしている。しかも登り坂だ。
本当ならここで引き返すべきなのだろうが、一つだけ希望があった。衛星写真を見ると縞模様の林業地帯が近くに見えたのだ。
なんとかあそこまでたどり着くことが出来たら……。笹枝に刺されて傷だらけになりながらも、最後の力を振り絞って突き抜けた。
出たー!開けた空間。林業地帯に入ったらしい。
安心感が半端ない。やっと人間の空間に戻ってきたような感覚。
気がつけば腰に差していたペットボトルが抜け落ちていた。どこかで落としたらしい。しまったと思ったが、後ろを振り返る勇気はない。諦めて進むことにする。
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10/9 11:05
出たー!開けた空間。林業地帯に入ったらしい。
安心感が半端ない。やっと人間の空間に戻ってきたような感覚。
気がつけば腰に差していたペットボトルが抜け落ちていた。どこかで落としたらしい。しまったと思ったが、後ろを振り返る勇気はない。諦めて進むことにする。
大きな林道に合流した。張碓橋から朝里峠まで続く長い林道だ。
ここで車を運転するおじさんに遭遇する。おじさんも車で探検に来たらしい。人がいた事にほっとする。
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10/9 11:13
大きな林道に合流した。張碓橋から朝里峠まで続く長い林道だ。
ここで車を運転するおじさんに遭遇する。おじさんも車で探検に来たらしい。人がいた事にほっとする。
せっかくなので柾里山の山頂も行っておこう。
ここに来るのは2度目だ。つい先日、張碓方面から石倉山と合わせて登った。
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10/9 11:27
せっかくなので柾里山の山頂も行っておこう。
ここに来るのは2度目だ。つい先日、張碓方面から石倉山と合わせて登った。
山頂は少し薮を突っ切る必要がある。が先程までの困難な道に比べればどうということはない。正面から行くより、左から回り込んで行った方が薮を行く距離は短い。
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10/9 11:29
山頂は少し薮を突っ切る必要がある。が先程までの困難な道に比べればどうということはない。正面から行くより、左から回り込んで行った方が薮を行く距離は短い。
三角点吹上。「小樽内山」の木札が括り付けられている。これは地元のまちづくりの会が命名した名前らしい。
ただ「小樽内」は春香山の三角点名称で、小樽内川は春香山から注ぐ。ここから小樽内川はだいぶ遠く、名前として微妙なところ。
なので他で言われているように「柾里山」(まさりやま)もしくは「柾里吹上山」と呼ぶことにしている。ここから柾里川が流れ出ていることに由来する。吹上は三角点名称だ。
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10/9 11:30
三角点吹上。「小樽内山」の木札が括り付けられている。これは地元のまちづくりの会が命名した名前らしい。
ただ「小樽内」は春香山の三角点名称で、小樽内川は春香山から注ぐ。ここから小樽内川はだいぶ遠く、名前として微妙なところ。
なので他で言われているように「柾里山」(まさりやま)もしくは「柾里吹上山」と呼ぶことにしている。ここから柾里川が流れ出ていることに由来する。吹上は三角点名称だ。
ここから下山へ。
ちなみにここを真っ直ぐ行くと張碓橋まで降りていく。
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10/9 11:51
ここから下山へ。
ちなみにここを真っ直ぐ行くと張碓橋まで降りていく。
下山はいくつかルートがあるが、先程引き返した道が気になる。衛星写真で見ると、近くにつづら折りになった林道があるのでもしかしたらあれに繋がっているのでは?という一かバチかの賭けに出て冒険してみる。
第二吹上の近くの辺りから右に折れる林道があった。おそらくこれだろう。
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10/9 12:09
下山はいくつかルートがあるが、先程引き返した道が気になる。衛星写真で見ると、近くにつづら折りになった林道があるのでもしかしたらあれに繋がっているのでは?という一かバチかの賭けに出て冒険してみる。
第二吹上の近くの辺りから右に折れる林道があった。おそらくこれだろう。
林道はどんどん狭くなっていき心配になってくる。やはりこれは行き止まりになるパターンでは……
そしてここで何か大きなものが崖を下るような物音がした。
熊か!?鈴を大きく鳴らして警戒しながら慎重に進む。ただここまでに熊の形跡は無かった。おそらく行きの道で足跡がついていたあの鹿ではないかと思うことにし、先に進むことにした。
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10/9 12:20
林道はどんどん狭くなっていき心配になってくる。やはりこれは行き止まりになるパターンでは……
そしてここで何か大きなものが崖を下るような物音がした。
熊か!?鈴を大きく鳴らして警戒しながら慎重に進む。ただここまでに熊の形跡は無かった。おそらく行きの道で足跡がついていたあの鹿ではないかと思うことにし、先に進むことにした。
ここから行きに通った廃道にエスケープできそうだ。
いざとなったらこれを使おう。ただ結構な斜面なので危険は伴う。
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10/9 12:28
ここから行きに通った廃道にエスケープできそうだ。
いざとなったらこれを使おう。ただ結構な斜面なので危険は伴う。
衛星写真で見えた行き止まり地点。
この先が行ければ繋がる可能性が高いのだが……
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10/9 12:38
衛星写真で見えた行き止まり地点。
この先が行ければ繋がる可能性が高いのだが……
繋がった!!やはり行きに進みかけたこの道こそが正しいルートたったのだ!安堵で胸を撫で下ろす。
この朝里川温泉ルートを行く時は、地図を信じて行ってはだめだということだ。完全に廃道になっており、ひどい薮を突き抜けないといけない。泥だらけになる覚悟で、道なりに行くのが正しいようだ。いい収穫だった。
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10/9 12:41
繋がった!!やはり行きに進みかけたこの道こそが正しいルートたったのだ!安堵で胸を撫で下ろす。
この朝里川温泉ルートを行く時は、地図を信じて行ってはだめだということだ。完全に廃道になっており、ひどい薮を突き抜けないといけない。泥だらけになる覚悟で、道なりに行くのが正しいようだ。いい収穫だった。
帰りは上側のダムルートを通って降りてくる。
砂利道がずっと続くと思いきや。
武蔵亭が目前に見える、まさにその1番最後で、道が無くなるのだ。最後の最後に。
地図上にある道は完全に塞がっている。
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10/9 13:41
帰りは上側のダムルートを通って降りてくる。
砂利道がずっと続くと思いきや。
武蔵亭が目前に見える、まさにその1番最後で、道が無くなるのだ。最後の最後に。
地図上にある道は完全に塞がっている。
一応ピンクのテープが抜け道を指し示してくれるが、ほんとにここ通るの?という気持ちにさせれくれるルートだ。笹薮と小さな崖を抜けて、グループホームの裏に出る。
何はともあれ無事帰還できてほっとする。薮道を登っていたときは本当にきつかったので、二度とあそこは通りたくない。
武蔵亭の日帰り温泉に入って至福の時を過ごす。お疲れ様でした。
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10/9 13:43
一応ピンクのテープが抜け道を指し示してくれるが、ほんとにここ通るの?という気持ちにさせれくれるルートだ。笹薮と小さな崖を抜けて、グループホームの裏に出る。
何はともあれ無事帰還できてほっとする。薮道を登っていたときは本当にきつかったので、二度とあそこは通りたくない。
武蔵亭の日帰り温泉に入って至福の時を過ごす。お疲れ様でした。
衛星写真を見てると、歩いてみたくなる林道が沢山あるんですよねー
探検は楽しいです。
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