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Yamareco

記録ID: 2635904
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

リベンジ! 国見峠〜笹森山

2020年10月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:58
距離
6.0km
登り
283m
下り
304m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:47
休憩
0:08
合計
1:55
8:34
8:38
27
9:05
9:05
12
9:17
9:20
28
9:48
9:49
38
10:27
秋田駒ケ岳登山口駐車場
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
秋田駒ケ岳国見登山口の駐車場を利用。トイレあり。登山届ポストあり。
この日はどんよりした天気で、秋田駒の紅葉も終盤だったのにもかかわらず駐車場は満車。少し離れた路肩に駐車したが、それもできない場合には旧国道分岐のゲート前に駐車するのでもいいかも。
コース状況/
危険箇所等
特に危険な場所はない。ハイキングコースです。
その他周辺情報 登山口に国見温泉。下った道の駅にも温泉。他にも周辺には温泉地多数。
標識も何も無いが、ここが登山口。
秋田駒に行く時に何度も通っているが、ここに道があるのを知ったのはわりと最近(笑
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標識も何も無いが、ここが登山口。
秋田駒に行く時に何度も通っているが、ここに道があるのを知ったのはわりと最近(笑
一旦斜面を下っていくとすぐに渡渉点が現れる。
一旦斜面を下っていくとすぐに渡渉点が現れる。
川幅が広い。雨天時は増水しそう。天気が悪い日はこのコースはダメだなぁ。
川幅が広い。雨天時は増水しそう。天気が悪い日はこのコースはダメだなぁ。
国見温泉を見上げる。なんか新鮮な景色。
3
国見温泉を見上げる。なんか新鮮な景色。
河床からは急な斜面をよじ登る。急斜面はここだけ。
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河床からは急な斜面をよじ登る。急斜面はここだけ。
その後はのんびりと林間の小径を歩いていく。紅葉にはまだ少し早いがいい雰囲気。
その後はのんびりと林間の小径を歩いていく。紅葉にはまだ少し早いがいい雰囲気。
10分ほど歩くと分岐点に出る。まずは右へ進み笹森山の山頂を踏んでこよう。
10分ほど歩くと分岐点に出る。まずは右へ進み笹森山の山頂を踏んでこよう。
鬱蒼とした笹薮を抜けて笹森山を目指す。整備は行き届いているのであまり不安はないが今年は熊が怖い。
鬱蒼とした笹薮を抜けて笹森山を目指す。整備は行き届いているのであまり不安はないが今年は熊が怖い。
目の前に思いがけず石垣が現れた。隙間のない積み方から見るにそれほど古いものではなさそう。塩ビパイプの水抜きあるから少なくとも戦後のもののよう。誰がなんのために?
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目の前に思いがけず石垣が現れた。隙間のない積み方から見るにそれほど古いものではなさそう。塩ビパイプの水抜きあるから少なくとも戦後のもののよう。誰がなんのために?
小さな山頂標識と秋田駒をバックに記念写真。残雪期に果たせなかった笹森山山頂到達。半年を経てリベンジ成功!
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小さな山頂標識と秋田駒をバックに記念写真。残雪期に果たせなかった笹森山山頂到達。半年を経てリベンジ成功!
しかし…天気はご覧の通り…。前に来たときもこんな感じだったな。私の中の国見峠のイメージは曇天で固まってしまいそうだ。
しかし…天気はご覧の通り…。前に来たときもこんな感じだったな。私の中の国見峠のイメージは曇天で固まってしまいそうだ。
秋田側のほうが幾分明るいかな。
秋田側のほうが幾分明るいかな。
山頂から少し外れた場所に三角点を発見。明らかに整地されたと思われるあとがあったり、なんだか不思議な山頂だ。
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山頂から少し外れた場所に三角点を発見。明らかに整地されたと思われるあとがあったり、なんだか不思議な山頂だ。
半年前、残雪の上を歩いた長大な県境の稜線。今日は手前に見える丘の向こう側くらいまでしか行かないお手軽コース。
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半年前、残雪の上を歩いた長大な県境の稜線。今日は手前に見える丘の向こう側くらいまでしか行かないお手軽コース。
笹森山から下り、さっきの分岐まで戻る。そこからは国見峠を目指し南下する。
笹森山から下り、さっきの分岐まで戻る。そこからは国見峠を目指し南下する。
10分ていどで藩境の石碑に到着。前回はここで敗退しているので、赤線をつなげることに成功した。
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10分ていどで藩境の石碑に到着。前回はここで敗退しているので、赤線をつなげることに成功した。
リベンジなった国見峠でしばし感慨にふける。
…風が強く寒いので早々に撤収。
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リベンジなった国見峠でしばし感慨にふける。
…風が強く寒いので早々に撤収。
国見峠からは旧街道跡を歩く。積雪期とはまるで雰囲気が違って見える。
国見峠からは旧街道跡を歩く。積雪期とはまるで雰囲気が違って見える。
この辺りからは岩手山と姫神山が見えるはずだが、今日は分厚い雲に阻まれて裾野が見える程度。
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この辺りからは岩手山と姫神山が見えるはずだが、今日は分厚い雲に阻まれて裾野が見える程度。
…なんか、頬に雨粒を感じたような気がする。なんか、我々の頭上が一番暗い感じ。わざわざ天気が悪い場所を選んで来てしまったか…。
…なんか、頬に雨粒を感じたような気がする。なんか、我々の頭上が一番暗い感じ。わざわざ天気が悪い場所を選んで来てしまったか…。
この掘割は昔の人達が普請したのだろうか?
だとすれば重機もない時代に大変な労力だろう。
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この掘割は昔の人達が普請したのだろうか?
だとすれば重機もない時代に大変な労力だろう。
見覚えのある鉄塔が見えてきた。
見覚えのある鉄塔が見えてきた。
旧国道46号と謎の建物。ここは冬とあまり印象が変わらないな。
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旧国道46号と謎の建物。ここは冬とあまり印象が変わらないな。
ヒヤ潟の湖面を見たのは初めて。前は真っ白だったからなぁ。
ヒヤ潟の湖面を見たのは初めて。前は真っ白だったからなぁ。
開通記念の立派な石碑が今も立っている。結局この道は13年で廃道になるんだけどね。
ところでこの河野一郎って、河野太郎のお父上?
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開通記念の立派な石碑が今も立っている。結局この道は13年で廃道になるんだけどね。
ところでこの河野一郎って、河野太郎のお父上?
ヒヤ潟からは旧国道を歩く。廃道になってから44年。工事関係者などが入って来るとはいえ、両側から少しずつ自然に浸食されつつある。
ヒヤ潟からは旧国道を歩く。廃道になってから44年。工事関係者などが入って来るとはいえ、両側から少しずつ自然に浸食されつつある。
橋の上だけが本来の道幅を保っている。欄干は腐食が激しいので、あまり橋の端に寄るのはおすすめしない。
橋の上だけが本来の道幅を保っている。欄干は腐食が激しいので、あまり橋の端に寄るのはおすすめしない。
昔はこの廃道区間もヒヤ潟あたりまでは開放されていたような気がする。実際、大きな崩落もないのだし、開放してもいい気がするけどね。
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昔はこの廃道区間もヒヤ潟あたりまでは開放されていたような気がする。実際、大きな崩落もないのだし、開放してもいい気がするけどね。
現道と廃道を分けるゲートが現れた。
現道と廃道を分けるゲートが現れた。
ゲートを潜るとそこには見慣れた県道国見線がある。歩くのは初めてだけど。
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ゲートを潜るとそこには見慣れた県道国見線がある。歩くのは初めてだけど。
車まで戻ってきて、無事笹森山周回コース終了。2時間弱のショートウォークだったけど天気が思わしくない中、歩けただけで御の字だ。
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車まで戻ってきて、無事笹森山周回コース終了。2時間弱のショートウォークだったけど天気が思わしくない中、歩けただけで御の字だ。

感想

残雪期に仙岩トンネル付近から笹森山を目指したが、思ったより深い雪に前進を阻まれ国見峠で敗退していた。直線距離で300m手前での敗退だったので、今回はその区間を回収、笹森山の山頂を踏んでこようという計画である。
残念ながら天気はあまりよろしくなかったが、国見温泉〜笹森山〜国見峠の空白区間を赤線で繋ぎ、国見峠からヒヤ潟までの区間の夏道の様子を見て、旧国道の廃道をたどって帰ってくるというルートは変化に富んでいて面白かった。歴代の峠道をそれぞれ歩くというのは歴史の道を歩くということでもあり、古代から連綿と続く交通史に思いを馳せる良い機会となった。…というのは後付の設定で、単に雰囲気を楽しんできただけである(笑
もう少し遅い時期ならば紅葉狩りにも良さそうだ。近くに秋田駒が有るのでそちらに目が行きがちだが、ファミリー層などにもう少し歩かれても良さそうな良いコースであった。
そうそう、笹森山のピークを踏んだことで「分県登山ガイド 岩手版」の最新バージョンに載っている山を完登したことになったらしい。よくやった自分。

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