【南ア】鳥倉山(2024m)

2020年10月11日(日) [日帰り]

• GPS: 01:45
• 距離: 3.8km
• 登り: 248m
• 下り: 234m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:33
• 休憩: 0:13
• 合計: 1:46

13:58 スタート地点
14:41 14:54 鳥倉山
15:44 ゴール地点

◆鳥倉山にどうして？そうですね、南アルプス主脈への玄関の一つである三伏峠。そこに至るのが鳥倉林道です。この山は、その「鳥倉」の名前を頂いているんですからね。
◆鳥倉山の標高は2024m。3年後は西暦の山として一躍脚光を浴びて、人気急上昇のはずです（笑）。

写真

10/11 11:52

夜明け前に見た青木川は
ごう音を立てて威圧的だったけど
今こうして眺めると
瀬をはやみ・・・
の百人一首のおもむき

10/11 12:38

これが大西山で

10/11 13:05

こちらは大日影＆小河内で

10/11 13:05

奥座敷には鬼面山
それぞれに思い出が詰まってる

10/11 13:10

フジアザミの咲く
夕立神展望台の駐車場

10/11 13:12

夕立神展望台からの
展望を紹介しましょう

10/11 13:14

聖・赤石・荒川・小日影・小河内

10/11 13:14

聖と赤石方面
ちょいとアップ

10/11 13:15

聖岳
雲の下には大沢・兎・丸山
この反対側は
中央アルプスの展望

10/11 13:32

鳥倉林道の通行止め地点まで移動
駐車場もあります

10/11 13:42

パラグライダーの離陸スポットから
鬼面山と大西山

10/11 13:41

前景のススキ
決して脇役なんかじゃない

10/11 14:03

いざ鳥倉山
カラマツ林を行く
最高の錦繍ロードだ

10/11 14:10

尾根にとりつきます

10/11 14:18

カラマツの樹下
シダとヒヨドリを分けて登ります

10/11 14:45

あっという間に山頂

10/11 14:46

左に三角点
そして、この×印は謎

10/11 14:46

鳥倉山の三角点

10/11 14:47

公式の標高は
小数点一位を切り上げて
2024m
3年後の西暦の山ですよ、みなさん!

10/11 15:10

不思議キャラの
ナギナタタケ

10/11 15:15

鳥ヶ池まで降りて来ました

10/11 15:16

サルオガセが幻想的

10/11 15:22

林道詰めに到着です

10/11 15:24

こんこんとわき出る湧き水
小渋川に注ぎ
天竜川に合流し
遠く太平洋へ

10/11 16:01

奥茶と前茶のホイップクリーム仕立て

10/11 16:50

「こんにちは！」
夕立神ではガールズが
山ごはん中でした

10/11 16:51

小日影
小河内
豊口山

10/11 16:52

前茶＆奥茶
左手には
丸山・兎・大沢・聖

10/11 17:01

夕立神のあずまやと鳥倉山
さあて
帰ろう

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

感想

ふらり

鳥倉林道は、南アルプス主脈を五日間かけて縦走して以来です。懐かしいなぁ。フジアザミの咲く夕立神パノラマ展望台。いきなりの大展望に酔いしれる。つい先ほどまで山頂に立っていた大西山も目と鼻の先。

正面奥が鬼面山、そして青田山からせりあがる栂村山、前茶臼、奥茶臼。ところどころ綿のような雲がかかっています。大沢岳、聖岳、赤石岳、荒川岳が目の前に迫ります。ひときわ大きいのが小日影山、小河内岳。三伏峠方面はその奥だ。

大西山の右肩をなぞっていくと、中央アルプスの雄者たちが並んでいます。越百山、仙崖嶺、南駒ヶ岳、空木岳、宝剣岳、木曽駒ヶ岳、伊那前岳、そして北アルプスがちらり。

車でゆるゆると車止めまで進みます。「7月15日から『当面の間』は道路工事のため通行止め」という玉虫色の工事案内です。ここが塩見岳方面への駐車場。ラッキーなことに、鳥倉山へはこの分岐からさらに車で行けるんですよ。パラグライダーの離陸ポイント広場に車を停めました。

吹き流しのそよぐ広場で足ごしらえ。錦繍をまとう森。日本の原風景を思わせるススキの向こうに、山並みがふんわり雲のヴェールをまとっています。

鳥倉山に直登する尾根にとりつきました。色づき始めたカラマツの疎林。綿毛になったヒヨドリバナを踏み分けて歩きます。

二等三角点のある山頂には、不思議に幅広い×印付きの標石がありました。針葉樹につけられた山名看板を確かめてから、サルオガセの揺れる鳥ヶ池へと降りていきます。

林道詰めに立つと、不思議なことに水がこんこんとわき出していました。これは小渋川の源流の一つですね。

車に戻ると、空はダイナミックなショーの真っ最中。柔らかな光が注ぎ、奥茶臼山には雲のホイップクリームのデコレーション。時間を忘れてただただ眺め続けました。