スリバチ池 麦草峠〜白駒池〜ニュウ〜中山峠


- GPS
- 06:34
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 660m
- 下り
- 658m
コースタイム
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 6:33
8:05 麦草峠駐車場到着 13℃
8:07 麦草峠駐車場出発
8:22 白駒の奥庭到着
8:44 白駒荘到着
9:23 白駒・ニュウ分岐到着
9:51 ニュウ到着
10:04 ニュウ出発
10:43 中山分岐到着
10:56 黒百合ヒュッテ到着
11:04 スリバチ池到着
11:46 スリバチ池出発
11:52 黒百合ヒュッテ到着
12:08 中山分岐到着
12:44 ニュウ到着
12:54 ニュウ出発
13:38 白駒・ニュウ分岐到着
14:11 白駒荘到着
14:41 麦草峠駐車場到着
平面距離 12.8km
沿面距離 13km
記録時間 06:34:38
最低高度 2,095m
最高高度 2,457m
累計高度(+) 815m
累計高度(-) 818m
平均速度 2km/h
最高速度 7.5km/h
天候 | 曇り一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白駒池〜ニュウの平坦な場所はひどい泥濘 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
GPS
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
前日の10時ころに白駒池の紅葉を見に麦草峠に来たが、駐車場が激混みで長い長い駐車待ちの列に並ぶしかない状態だった。それどころか白駒池の有料駐車場を佐久方面に通り過ぎてしまうと渋滞の列に並ぶ以外に国道299号線を茅野方面に引き返すことさえ出来ない。
何時間かかるかわからない渋滞の列に並ぶ気にはなれず、松原湖に立ち寄ってから野辺山、清里を通って帰宅した。
白駒池の紅葉は1度見てみたいと思っていたし、たぶん今が最高潮だろう。天気も次第に回復して来ている。
久しぶりに麦草峠から天狗岳に行ってみることにした。
平日なので早朝出発はやめ、行きと帰りに白駒池に寄ることにした。
麦草峠の駐車場は残り4、5台で余裕があり、出発準備をされているグループもあった。
麦草ヒュッテの前を通って樹林に入ると登山道は濡れて滑りやすくなっている。
白駒の奥庭を通る木道は濡れていないのでいいが、3年前は霜で滑った記憶がある。
白駒池には既に観光客やカメラマンの方達がいたが、池のほとりに並ぶもみじには直射日光が当たり、一部青空も見えている。
紅葉を撮影して池を反時計回り(CCW)に半分周回してニュウに向かった。
ここの木道は湿気っていて傾斜もあるので、打たれている滑り止めを使って登る。
ここで思い出すのは木道を登り終えた後の水平歩きで水たまりと泥濘に悩まされたことだ。あの時は6月で雪解け時期であったが、ここは大量の苔が示すように1年中湿気って泥濘は避けられないようだ。
あまり歩きたいルートではないが、ニュウから白駒池を見下ろすには避けて通れない。
複数の丸太の上をバランスを取りながら歩いたりして、泥と水との戦いでテンションが下がっていく。
いやいや歩いていると三脚にカメラを付けて苔を撮影している青年がいた。挨拶を交わしただけだが、人に会うことでテンションが元に戻った。
2つ目に思い出すのは泥濘が終了して登っている途中で岩のあるルートから左に外れて森の中のフカフカの地面を歩いていたことだ。この時は地図を見て右に下りながらルートに戻った。
ゴロゴロと岩の並ぶ所を歩いていればルートを外すことはないが、時々進むルートを確認しながら上る。
泥濘で汚れた靴底で岩の上は滑るのでどこに足を置くのか慎重に考えながら歩く。木の根は間違いなく滑るので水平になっていない限り避けるようにしたが、それでもスリップする。
泥濘とスリップだけでメンタル疲労が大きい気がする。
白駒池からニュウまでたったの30分弱とは信じがたい。ニュウから黒百合ヒュッテと同じくらいに感じるし、登り下りでコースタイムがほとんど変わらないのは、いかに歩き辛いかを示しているようだ。
ニュウに到着すると大勢の登山者が休憩していたが、眺望は一切なし。行動食をとりながらしばらく休憩したがガスの取れる様子はないので、中山峠に向かった。
左側が大きく切れ落ちたふちの近くを通るが、黄色や赤色の見事に紅葉した木々が裏からのぞくように見られる。
中山、高見石小屋へのルートの分岐点で先行者が高見石小屋から来たがこのルートも泥濘がひどいと話していた。
帰りには高見石小屋を通ろうと思っていたが、迷うところだ。
中山峠の手前で日差しが時折差すようになったが、東天狗岳はガスに包まれたままだ。
眺望なしではピークハントもむなしいので、東天狗岳の登頂をあきらめて黒百合ヒュッテ経由でスリバチ池に行くことにした。
黒百合ヒュッテからスリバチ池への登りは残雪期以外では始めてで、こんなに登りにくい岩場だったとはと思い知った。
3年前に1度下っているが、その時は一部が残雪に覆われていた。
スリバチ池も到着当初はガスで見えなかったが、しっかり水を蓄えて池らしい姿になっていた。
昼食をとりながらねばっていると東西天狗岳の山頂も見え隠れするようになったが、登頂意欲は完全に消えてしまっていた。
ニュウから見下ろす白駒池の眺めを期待して高見石小屋へのルートでなく、ニュウ経由で下山することにした。
ニュウでは茶臼山の山頂は見られなかったが、白駒池と麦草峠を一望することが出来た。
ただし、天狗岳はまたガスの中となってしまった。
ニュウから白駒池へのルートはまだ歩きやすい方だと思うが、泥で汚れた靴底では滑るので慎重に進む。
年中水没していそうな所は登山道脇に濡れを避けるように踏み跡があるのでそちらを通るが、ずっとは続かないので窪んだルートに戻ったり、避けたりを繰り返す。この時に滑ってコケそうになる。
泥濘や水溜まりを避けてようやく白駒池に下る木道に出た。この木道が靴底の汚れで朝以上に滑るので慎重に歩くが、それでも滑る。
朝は白駒池を周回しなかったので、右に折れて周回した。
時折紅葉のきれいなスポットがあるので、撮影を堪能しながら白駒荘までまわってから麦草峠に戻った。
目的だった天狗岳に行けなかったし、晴れ渡る絶景も望めない山行となってしまったが、白駒池の紅葉は最高のタイミングで直射日光と青空にも恵まれて絶好の紅葉狩りが楽しめた。
帰路もビーナスラインとアザレアラインを使って秋の高原ドライブを満喫した。
この時期の週末に麦草峠を起点とする山行を計画する場合は4時くらいには駐車場に到着していないとならないようだ。
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