水剣山

2013年01月29日(火) [日帰り]

• GPS: 05:57
• 距離: 5.6km
• 登り: 763m
• 下り: 780m

コースタイム

9:23駐車地→9:31登山口(奥の方)→10:00アイゼン装着→10:07稜線→10:30鉄塔→
10:417本カシ→11:17TV反射板(808m)→12:15北東のピーク→12:19水剣山(872m)
13:00→15:11登山口→15:20駐車地
所要時間　約6時間(休憩含む）　沿面歩行距離　約6.5Km

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山崎ICの北「道の駅　山崎」を左折、県道429号線を蔦沢へ向け、郵便局を右折
県道523号を山崎町大谷へ　大谷の集落を過ぎ浄水場の先左の片側に駐車

コース状況／危険箇所等

昨日降った雪がルート全体に残り、すっかり雪上ハイキングとなった。
今後も天候状態にもよるが、アイゼンは当分必携となるだろう。
2月中旬過ぎに行われる登山ツアーの下見に登ったが、残雪に結構足を取られて
しまった。
登りだして30分を過ぎて、雪が深くなった所で軽アイゼンを装着。
最初は快適だったが、急坂ではかえって足裏で雪玉を作ってしまい歩きにくかっ
た。おかげで何度も何度も木や岩に靴先をぶつけて、雪玉を落とす作業が続いた。
でも「ツボ足」では、足のかかりが心もとないし、難しいところだ。ちなみに、
相方のTさんのアイゼンは6本爪でアンチスノープレートが貼ってあり、快適そう
だった。
TV反射板のあるP808から吊り尾根の通過となるが、ゆっくり足を運んでゆけば
大丈夫。1箇所大岩の通過があるが、右側にトラーバースの道がある。
登り約3時間弱、下りも約2時間20分と、雪のハザードもあり、今の時期はかなり
手ごわい山となる。稜線歩きが多いので、標識やテープ通りに行けば迷わない。
登山後は、生谷温泉で、疲れと汗をとって帰ろう。

写真

路肩に駐車、これより奥は
Uターンできない

人工林の中にある登山口
奥の方から入り手前へ下り
てくる

アイゼン装着

稜線へ出ると一度に見晴ら
しが開ける

ここから尾根道歩き

ネットを潜り鉄塔へ到着

目指す水剣山まだ遠い

七本カシ

P808やっと着く

ここから吊り尾根へ急降下

北東のピークから黒尾山を
見る

水剣山頂上

下りも結構きつい

川を渡り登山口標識へ出る

手前の登山口標識

撮影機器：

KODAK V570 DUAL LENS DIGITAL CAMERA EASTMAN KODAK COMPANY

感想

finecloud

宍粟50名山の中でも、難関の山の一つ「水剣山」。ガイドの下見を兼ね山友のTさ
んを誘い、それも厄介な積雪時に出かけてみた。
雪は昨日の朝にかけて、兵庫県南部の平野部にも積もった位で、山の中ではやはり
想像以上のものがあった。深いところで約20cm位、また登山路の上からも容赦の
ない雪のシャワーが溶けて降ってきた。また、滑り止めに使った筈の軽アイゼン
に、爪の間に雪玉となってくっつき、まるで大きなインク消し(インクのにじみを
取る文房具)の上に、足を載せているような具合で、急登では不安定で滑ることお
びただしかった。思った以上に、手ごわかった印象である。
でも、積雪時にしか見れない自然の表情や、きつかったけど意外と爽やかな疲れ
と達成感は、十分納得できるものではあった。