犬上川ダム(二丈坊)〜八ッ尾山・高取山・アカイシ 周回縦走
- GPS
- 05:57
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,052m
- 下り
- 1,088m
コースタイム
天候 | 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※今回のルートは八ッ尾山〜高取山〜アカイシの縦走区間、最初と最後の一般道・林道区間を除き、ほぼバリルートになります。 バリルートが不慣れな方や苦手な方、初心者の方にはお薦めできません。 ほとんどの区間でGPSやコンパス等でのルーファイ必須です。 ◎二丈坊〜上山林道〜登山道取付き 一般道と林道を歩くだけですので、特に危険箇所等はありません。 登山道取付きを行き過ぎないように注意するくらいでしょうか。 ◎登山道取付き〜八ッ尾山 この区間はバリルートになりますが、それなりに歩く人がいるのか、踏み跡も濃く驚く程歩きやすいです。 ただ、踏み跡が薄い箇所・消えている箇所、分岐等も多くありますので、GPS等でのルーファイは必須です。 ◎八ッ尾山〜高取山〜アカイシ この区間は、基本的にすべて破線ルートになります。 踏み跡や目印等はそれなりにありますが、荒れてしまっている場所、踏み跡が消えている箇所もありますので、GPS等での一応ルーファイは必須で。 あと、距離が結構長いうえ風景や雰囲気の変化があまり無く、アップダウンも多いので凄く疲れる気がします。 また、この区間はイバラが凄く多く、昨年歩いた際はズボンと腰に付けてたタオルがボロボロになってしまいました。 ◎アカイシ〜大滝大師堂 この区間は完全にバリルートになります。 歩きにくさはあまりありませんが、所々足元の悪い箇所・滑りやすい激下り等、緊張感のある危険箇所もありましたので十分に注意が必要です。 また、踏み跡・目印等はほとんど無く、地形的に分かりづらい箇所(支尾根・ゆったり尾根・分岐等)も多くありますので、GPSやコンパス等でのルーファイ必須です。 |
写真
感想
このエリアを歩く計画は以前から持っており、ネット等でいろいろ調べながら計画を練っていた。
計画当初は、二丈坊から上山林道の登山口経由で八ッ尾山・高取山・アカイシを周回し、そのまま上山林道の登山口まで降りていくルートで計画していた。
しかし、何気なく愛読書である通称西内本、「地図で歩く鈴鹿の山 ハイキング100選」を見ていたら、偶然アカイシの東側の尾根から二丈坊近くの大滝大師堂に下っていく尾根道を歩くルートを発見!下りでこの道を利用する事にした。
山行当日、前日の雨が地面を濡らし、まだ乾いていない。
先週に続き、今週も泥んこになってしまうのか・・・。
二丈坊から少し一般道を歩き、上山林道に入っていく。
先週に比べ、雨の影響が少なく感じる。歩きやすい。
太陽も顔を出し、自然と気分も乗ってくる。
林道を30分程歩くと八ッ尾山への登山道の取付きにたどり着いた。
ここからやっと登山の始まりだ。
この登山道はもちろんバリルート、ネット等で色々と調べてみたのだが、とにかく記録等が少なく、八ッ尾山までは小さな冒険気分だ。
もちろんGPS等でのルーファイは必須、安全第一で登っていく。
登り始めて驚いた。
とにかく道が明瞭で歩きやすいのだ。
急登ではあるものの、とにかく歩きやすい。
嬉しい誤算だった。
この時点で足元が意外と悪くないので、今日は泥んこにならなくてもよさそうだ。
途中、分岐や多少道が不明瞭な箇所もあるし、八ッ尾山までの後半部分はそれなりに藪っぽい箇所等もあるのでルーファイは必須だが、楽しく登れた事には変わりは無かった。
八ッ尾山からは高取山を経由しアカイシまで歩いていく。
実はこの区間、昨年歩いている。
とにかくイバラが多くて、ズボンや腰に付けてたタオルがボロボロになってしまった苦い経験がある。
今季は一応ゲイターも用意し(結局使わなかったが)、歩き方も工夫した。
おかげで昨年みたいな被害も無く、順調に歩くことができた。
少しは学習出来たということか・・・。
アカイシで食事休憩をし、後半戦に突入する。
実はここからが自分の中で本日の核心だった。
アカイシの一本東側の尾根から稜線(尾根)伝いに降下地の大滝大師堂まで直接下っていくのだ。
西内本「地図で歩く鈴鹿の山 ハイキング100選」で見つけたこのルート、この本以外にネット等でも一切類似のルートを見つける事は出来なかった。
面白い!こうなるとますます歩きたくなってくる。
本自体が、もう十数年前に出版されたものなので、状況が変化している可能性も勿論あるので無理は禁物だが。
実際に歩いてみると心配は杞憂に終わった。
一部、激下りで滑りやすく少し緊張感のある箇所もあったが、ほとんどは踏み跡こそは付いてないものの地形も意外と分かり易く、ルーファイさえしっかりすれば特に問題は無いと感じた。
ただ、やはりここを歩くには多少のバリルート経験は絶対に必要だとは思う。
今回の山行は、計画段階ではいつもより不確定要素が多く、多少の気掛かりはあったが、実際に歩いてみると意外に歩きやすい区間が多くて驚いた!って感じでした。
しかし、これからも油断は禁物、これまで以上に気を引き締め、安全第一で山登りを楽しんでいこうと思います。
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