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記録ID: 2656257
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ハイキング
大峰山脈

大普賢岳《紅葉を求めて…》

2020年10月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
mikimiki その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:02
距離
8.0km
登り
1,261m
下り
1,253m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:48
休憩
1:04
合計
5:52
9:12
9:13
37
9:50
9:50
9
9:59
9:59
6
朝日窟
10:05
10:06
4
10:10
10:10
11
10:21
10:21
16
日本岳
10:37
10:48
2
10:50
10:52
37
11:29
12:10
43
12:53
12:54
3
12:57
13:04
18
13:22
13:22
11
13:33
13:33
3
13:36
13:36
3
13:39
13:39
1
13:40
13:40
30
14:10
14:10
19
14:29
14:29
8
14:37
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
〈駐車場〉-和佐又ヒュッテ建屋老朽化のため2020年8月に解体
   ヒュッテから10分程下った林道横に新たな駐車場有
   15〜20台位駐車可
コース状況/
危険箇所等
〈道の状況〉
 (登山口〜窟)-広く明るい緩やかな広葉樹の尾根道、危険個所なし
 (窟〜日本岳コル出会い)-窟(いわや)が連続します。
 「シタンの窟」 からはじまり、「朝日窟」「笙の窟」「鷲の窟」。
  垂直に切り立った岩壁の下を通って進みます
(日本岳コル出会い〜大普賢岳直下)-登山道の両側が切れ落ちた狭い急坂の岩稜尾根。20カ所以上の長短の鉄梯子・鎖場が連続する。
雨で濡れている場合は滑り易く要注意。よく手入れされているので慎重に歩けば大丈夫です。
(大普賢岳直下〜山頂)-緩やかな笹の夏道は歩き易い。
 大峰奥駈道出会いから山頂までは100m。危険個所なし
 また、下山時の梯子や鎖場は要注意、慎重に
 〈登山ポスト〉
  登山口に設置されている  
「和佐又ヒュッテ」前から登山開始します
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「和佐又ヒュッテ」前から登山開始します
「和佐又のコル」に到着です
左は和佐又山、左の大普賢岳を目指します
「和佐又のコル」に到着です
左は和佐又山、左の大普賢岳を目指します
大樹の上部は紅葉が始まっている
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大樹の上部は紅葉が始まっている
ブナ、ナラ、ヒメシャラの大樹が拡がる
広く明るい尾根道を行く
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ブナ、ナラ、ヒメシャラの大樹が拡がる
広く明るい尾根道を行く
ヒメシャラの樹が目立ちます
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ヒメシャラの樹が目立ちます
倒木に誰が細工したのか?
ワニに見えますね
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倒木に誰が細工したのか?
ワニに見えますね
最初の窟「シタンの窟」前で
紅葉と湧き上がる霧
垂直に切り立った岩壁の下、狭い山道が続く。修験道の窟(いわや)が連続します。
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最初の窟「シタンの窟」前で
紅葉と湧き上がる霧
垂直に切り立った岩壁の下、狭い山道が続く。修験道の窟(いわや)が連続します。
「シタンの窟」前方に拡がる紅葉
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「シタンの窟」前方に拡がる紅葉
「朝日窟」に到着です
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「朝日窟」に到着です
「朝日窟」付近の紅葉
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「朝日窟」付近の紅葉
「朝日窟」岩壁の樹木の紅葉が始まる
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「朝日窟」岩壁の樹木の紅葉が始まる
「笙の窟」に到着です
日本岳の中腹南面岩壁に開口する自然窟であり、「大峯山行所・七十五靡(なびき)」のうち、「六十二靡」の行場霊地です。金銅不動明王像が祀られています。
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「笙の窟」に到着です
日本岳の中腹南面岩壁に開口する自然窟であり、「大峯山行所・七十五靡(なびき)」のうち、「六十二靡」の行場霊地です。金銅不動明王像が祀られています。
「笙の窟」岩壁を彩る紅葉
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「笙の窟」岩壁を彩る紅葉
「鷲の窟」周辺の紅葉
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「鷲の窟」周辺の紅葉
「日本岳のコル」に到着です
コルの取り付けからコルまでは急坂・鎖場の岩道
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「日本岳のコル」に到着です
コルの取り付けからコルまでは急坂・鎖場の岩道
「日本岳」斜面の紅葉が始まる
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「日本岳」斜面の紅葉が始まる
「石の鼻」に到着です
「日本岳のコル」からは急斜面の岩場、沢山の鉄梯子や鎖場が連続する。
遠方には、厚い雲の下に大峰奥駈道の山脈が拡がっている
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「石の鼻」に到着です
「日本岳のコル」からは急斜面の岩場、沢山の鉄梯子や鎖場が連続する。
遠方には、厚い雲の下に大峰奥駈道の山脈が拡がっている
「石の鼻」にて
大台山地も雲に隠れています
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「石の鼻」にて
大台山地も雲に隠れています
「小普賢のコル」に到着です
「笙ノ窟尾根」北側岩壁、少しづつ紅葉が始まる
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「小普賢のコル」に到着です
「笙ノ窟尾根」北側岩壁、少しづつ紅葉が始まる
「笙ノ窟尾根」北側岩壁の紅葉
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「笙ノ窟尾根」北側岩壁の紅葉
「小普賢のコル」から暫く長い鉄梯子・鎖場が続く
標高が上がるに従い鮮やかな紅葉が見える
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「小普賢のコル」から暫く長い鉄梯子・鎖場が続く
標高が上がるに従い鮮やかな紅葉が見える
鉄梯子が終わると緩やかな笹の夏道へ
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鉄梯子が終わると緩やかな笹の夏道へ
振り返ると、紅葉の後方に「日本岳」「小普賢岳」が姿を現す
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振り返ると、紅葉の後方に「日本岳」「小普賢岳」が姿を現す
「大峯奥駈道の出合」に到着です
西側斜面には鮮やかな紅葉が拡がっている
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「大峯奥駈道の出合」に到着です
西側斜面には鮮やかな紅葉が拡がっている
急坂の鉄梯子の連続で足が重い
漸く大普賢岳山頂です
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急坂の鉄梯子の連続で足が重い
漸く大普賢岳山頂です
「大普賢岳山頂」に到達しました
残念ですが霧が湧き視界が効きません
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「大普賢岳山頂」に到達しました
残念ですが霧が湧き視界が効きません
山頂付近のカエデの紅葉
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山頂付近のカエデの紅葉
下山時、紅葉が綺麗ですね
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下山時、紅葉が綺麗ですね
「笙ノ窟尾根」北斜面の紅葉はこれから見頃です
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「笙ノ窟尾根」北斜面の紅葉はこれから見頃です
下山時の「笙の窟」付近にて
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下山時の「笙の窟」付近にて
「笙の窟」で祈祷する行者
幸運にも行者に出会う、法螺貝を吹きながら降りて行く
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「笙の窟」で祈祷する行者
幸運にも行者に出会う、法螺貝を吹きながら降りて行く
無事下山しました
天候が回復し、前方に大台山地が見えてきました
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無事下山しました
天候が回復し、前方に大台山地が見えてきました

感想

昨日は一日中雨のため順延、今日の山行を迎えた。
天気予報は晴れ、3年振りの大普賢岳で気分は少し高揚している。
過去の登山歴は積雪期、しかし今回の大普賢岳は秋の紅葉を見るため。
大阪から2.5時間で「和佐又ヒュッテ」、その直前に駐車場があり沢山の車が止まっている。他県ナンバーの車も沢山駐車している。
「あれッ?」と思ったが、和佐又ヒュッテが老朽化のため、昨年11月に所有する上北山村が取り壊さしを決定、今年の夏に解体された。
今後、建屋を新調し営業再開する方向ではあるが、時期や、どんな建屋になるのか等、具体的なことは現段階では決まっていないようだ。
登山口に着くと建物は取り壊され、平地になっている。
大きな重機の先に、大きな栃ノ木だけが昔の儘迎えてくれる。
様々な思い出の舞台である和佐又ヒュッテ、やはり寂しは隠せません。

登山口に立つ、東に拡がる台高山地は雲と霧で判然としない。
時間が経てば霧は消滅し、素晴らしい秋の大峰の山々見ることができると期待して出発する。
30分ほど登ると「和佐又のコル」に到着する。
コルからは広く明るい緩やかな尾根道です。ブナ、ヒメシャラやナラ等の大樹が拡がる気持ち良い尾根歩きです。

暫く歩くと修験道の修行が行われてきた窟(いわや)が連続します。
「シタンの窟」からはじまり、「朝日窟」「笙の窟」「鷲の窟」と更に進むと日本岳のコルの取り付きに到着、コルまでの急傾斜が壁のように迫る。
濡れた鎖場の岩道を慎重に上り詰め「日本岳のコル」に到着する。
この辺り来ると樹々の紅葉が始まっている。

コルからは狭い岩尾根、沢山の鉄梯子や鎖場が連続し1時間ほどで「石の鼻」に立つことができる。本来ならば素晴らしい展望の場所であるが、霧のため視界が効かない。
それでも厚い雲に覆われた遠方に「大峰奥駈道」の山脈や「台高山地」の山々を垣間見ることができた。
「石の鼻」から「小普賢岳」までは近い。小普賢のコルは急坂の岩道で注意が必要です。
ここから先も急傾斜の長い鎖場・梯子が連続する。
「大峯奥駈道の出合」までの夏道はミヤコザサに覆われた緩やかな歩き易い道になる。
出合付近は鮮やかな紅葉が拡がり、秋の山を実感する。

11時30分、「大普賢岳」山頂に到達する。
山頂で昼食を摂り、暫らく休息するが霧が湧き上がり、冷気が漂い始める。
山頂からの眺望は視界が効かず「八経ヶ岳」や「稲村ヶ岳」、「山上ヶ岳」などの大峰の山脈を見ることができなかった。

短い山頂滞在のあと下山を開始する。
連続する急坂の鉄梯子や鎖場は、足の疲労もあり登り以上に慎重になる。
いつもの様にスイスイと下山することができない。
標高が下がるに従い天候も回復、好転の兆しを見せ始め、紅葉が一段と鮮やかに映る。
途中の「笙の窟」で行者に出会い、改めて大普賢岳は修験道の山、行場霊地であることに感動する。
青空が覗き、眼前に台高山地が展開する登山口に無事下山、今日の山行は終了する。
紅葉の盛りはもうちょっと…1週後が最高かな
秋の大普賢も最高でした。
ありがとうございました。

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