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Yamareco

記録ID: 2657679
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

岡山県津山市 廣戸神社〜金山谷林道〜甲山〜広戸仙〜声ヶ乢

2020年10月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:30
距離
12.6km
登り
876m
下り
867m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:22
休憩
1:04
合計
6:26
8:37
0
廣戸神社境内スペース
8:37
8:53
6
廣戸神社
8:59
9:01
31
五穀寺
9:32
9:41
46
ヤブミョウガ実撮影地点
10:27
10:27
26
金山谷林道登山口
10:53
10:53
4
兜神社跡
10:57
11:06
34
11:40
11:41
32
矢櫃城跡
12:13
12:18
10
三角点「爪ヶ城」&第3展望所
12:28
12:31
7
12:38
12:38
3
三角点「爪ヶ城」(2回目)
12:41
12:50
23
岩場展望所
13:13
13:16
43
第2展望所
13:59
13:59
7
声ヶ乢登山口
14:06
14:13
50
ウッドパーク声ヶ乢の茅場
15:03
廣戸神社境内スペース
展望や旬の動植物観察などを楽しむコース
歩行距離12.5km、歩行時間5時間20分、歩行数23,300歩、消費カロリー3,060Kcal
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 廣戸神社<写真01〜06>の境内に自動車を停めました。邪魔にならないのは1,2台まででしょうか。五穀寺<写真09,10>向かいには寺専用駐車場があるので、許可を得れば利用可能かもしれません。
 また、広戸仙(ひろどせん)麓のウッドパーク声ヶ乢(こえがたわ)に、声ヶ乢登山口や峠の茶屋前など何ヶ所か駐車場があり、合計約50台停められます。
コース状況/
危険箇所等
 危険箇所はありません。金山谷林道登山口<写真36>から広戸仙(ひろどせん)頂上<写真56>を経て声ヶ乢(こえがたわ)登山口までが登山道、それ以外は舗装道路です。
 なお、声ヶ乢(こえがたわ)登山口には、金山谷林道登山口からのコースは通行止めとの掲示が出たままでしたが、金山谷林道登山口には掲示がなく、この整備具合からすると、通行止めの掲示を撤去し忘れているだけのようにも思えました。歩きやすくなったので、下りで利用しても心配なく、道迷いを避けるには下山で利用したほうがいいでしょう。

 金山谷林道登山口<写真36>から広戸仙(ひろどせん)頂上<写真56>までは、一部、小石がゴロゴロした箇所がありますが、歩くのに支障はありません。テープがなくなり、今回のように上りで利用するとわかりにくい箇所があります。
 金山谷林道登山口<写真36>から登りはじめてすぐの標高630mで小石がゴロゴロした所を横断します。ピンクテープがなくなったようで、知らなければそのまま北上してしまうかもしれません。
 甲山<写真39>南の標高750m辺りの東から西に折り返す地点付近にロープが設置されており、いったんくぐりました。ロープ沿いに直登できそうでしたが、つづら折りの道があったので、そちらを歩いて兜神社跡<写真38>に寄りました。ロープは兜神社跡のすぐ東まで北上していました。ここから先もつづら折りの道が続いていたようですが、一部、適当に直登してしまいました。上りのほうが道がわかりにくいと思います。
 標高1075.4m三角点「爪ヶ城(つめがじょう)」<写真53,54>の南、地形図の実線の道の南端から三角点までは小石がゴロゴロした上に落ち葉が積もっています。気を付ければ下りも大丈夫でしょう。

 広戸仙(ひろどせん)頂上<写真56>から声ヶ乢(こえがたわ)登山口までは、丸太と土の階段状の道や石が埋まった道が多く、わかりやすく歩きやすいです。小石がゴロゴロした箇所も気にならないレベルです。
 今回、初めて標高770mの第1展望所をスルーし西側の道を下りました。普通に歩けますが、落ち葉が積もって少し滑りやすく、倒木もあったので、第1展望所を通り抜けたほうがずっと歩きやすいと思います。
その他周辺情報 津山市高野本郷の焼き肉バイキング店「美作の丘」は残念ながら7月31日に閉店しました。津山インターチェンジ前にイオンモール津山があり、飲食や買い物ができます。
01廣戸神社境内の杉
       (尼子杉)
目通周囲5.6m、根元周囲10.5m、樹高28.0m、推定樹齢500年で津山市指定天然記念物です。天文2(1533)年から矢櫃(やびつ)城<写真48>を攻めた尼子氏の軍勢が焼き討ちし、後に社殿を新築、この杉と藤<写真06>を植えたとされています。
01廣戸神社境内の杉
       (尼子杉)
目通周囲5.6m、根元周囲10.5m、樹高28.0m、推定樹齢500年で津山市指定天然記念物です。天文2(1533)年から矢櫃(やびつ)城<写真48>を攻めた尼子氏の軍勢が焼き討ちし、後に社殿を新築、この杉と藤<写真06>を植えたとされています。
02廣戸神社狛犬越しに拝殿
チワワのような狛犬が可愛いです(*^^*)
02廣戸神社狛犬越しに拝殿
チワワのような狛犬が可愛いです(*^^*)
03廣戸神社本殿
ご祭神は品陀和気命(応神天皇)・息長帯比売命(神功皇后)・大山祇命・武内宿禰・須勢理比売命・志那津比古命・志那津比売命の7柱の神です。
03廣戸神社本殿
ご祭神は品陀和気命(応神天皇)・息長帯比売命(神功皇后)・大山祇命・武内宿禰・須勢理比売命・志那津比古命・志那津比売命の7柱の神です。
04兜神社
ご祭神は少彦名神(すくなひこなのかみ)です。明治の終わりに甲山(かぶとやま)<写真39>の南面にある兜(かぶと)神社を廣戸(ひろど)神社の境内に移したようです。
04兜神社
ご祭神は少彦名神(すくなひこなのかみ)です。明治の終わりに甲山(かぶとやま)<写真39>の南面にある兜(かぶと)神社を廣戸(ひろど)神社の境内に移したようです。
05廣戸神社池&弁財天祠
蓮が生えた池には弁天様が祀られていました。背後に尼子杉<写真01>など杉の大木が3本見えています。
05廣戸神社池&弁財天祠
蓮が生えた池には弁天様が祀られていました。背後に尼子杉<写真01>など杉の大木が3本見えています。
06廣戸神社境内の藤
       (尼子藤)
石段を下りた所で、案内板などはありませんでした。杉<写真01>と一緒の時期に植えられたといわれています。精霊が宿っていそうです。
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06廣戸神社境内の藤
       (尼子藤)
石段を下りた所で、案内板などはありませんでした。杉<写真01>と一緒の時期に植えられたといわれています。精霊が宿っていそうです。
07五穀寺供養塔&護国塔
太平洋戦争の戦没者の供養塔と、皇紀2600年記念で建てられた護国塔です。五穀寺前に設置されていました。
07五穀寺供養塔&護国塔
太平洋戦争の戦没者の供養塔と、皇紀2600年記念で建てられた護国塔です。五穀寺前に設置されていました。
08十月桜?
五穀寺の塀の外から見えました。狂い咲きにしては花数が多かったので、雰囲気から十月桜かもしれないと思いました。
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08十月桜?
五穀寺の塀の外から見えました。狂い咲きにしては花数が多かったので、雰囲気から十月桜かもしれないと思いました。
09五穀寺山門
山号を作本山、院号を豊饒院とする真言宗東寺派の寺院です。住職であった大僧正岩原諦信師(1883〜1965)は、仏教の経文に節をつけて唱える声明(しょうみょう)の権威で、日本語のアクセントの研究者としても知られる国語学者の金田一春彦氏が寺を訪れ、師の教えを受けられました。
09五穀寺山門
山号を作本山、院号を豊饒院とする真言宗東寺派の寺院です。住職であった大僧正岩原諦信師(1883〜1965)は、仏教の経文に節をつけて唱える声明(しょうみょう)の権威で、日本語のアクセントの研究者としても知られる国語学者の金田一春彦氏が寺を訪れ、師の教えを受けられました。
10五穀寺の紅梅
県内にある紅梅のうち2番目とされる老樹で、推定樹齢300年、根元周囲2.55mです。言い伝えによれば、享保年間(1720年頃)に寺は炎上しましたが、その大火を凌いだ記念の木だそうです。
10五穀寺の紅梅
県内にある紅梅のうち2番目とされる老樹で、推定樹齢300年、根元周囲2.55mです。言い伝えによれば、享保年間(1720年頃)に寺は炎上しましたが、その大火を凌いだ記念の木だそうです。
11こちらを伺う猫
イヌタデを背景にリラックスしていましたが、我々に気が付くとガン見した後、逃げていきました。
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11こちらを伺う猫
イヌタデを背景にリラックスしていましたが、我々に気が付くとガン見した後、逃げていきました。
12イヌホオズキの仲間
イヌホオズキはソラニンなどのアルカロイドを含む毒草ですが、開花期の全草を天日で乾燥した生薬は解熱や利尿などに利用されています。
12イヌホオズキの仲間
イヌホオズキはソラニンなどのアルカロイドを含む毒草ですが、開花期の全草を天日で乾燥した生薬は解熱や利尿などに利用されています。
13ヤマトシジミ
オスの翅の表側は青色、メスは黒っぽい色です。翅の裏側はルリシジミなどに似ていますが、後翅の黒斑の配置で区別できます。
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13ヤマトシジミ
オスの翅の表側は青色、メスは黒っぽい色です。翅の裏側はルリシジミなどに似ていますが、後翅の黒斑の配置で区別できます。
14ハキダメギク
    &ニシキソウ
直径5mm程の白い花を咲かせるハキダメギクは、発見された場所が掃き溜めだったためにかわいそうな名前をつけられました。ニシキソウはコニシキソウよりも葉や茎の色が鮮やかなことが多く、葉には斑紋がほとんどありません。
14ハキダメギク
    &ニシキソウ
直径5mm程の白い花を咲かせるハキダメギクは、発見された場所が掃き溜めだったためにかわいそうな名前をつけられました。ニシキソウはコニシキソウよりも葉や茎の色が鮮やかなことが多く、葉には斑紋がほとんどありません。
15ヨメナ
花の直径は3cm程でした。ノコンギクによく似ていますが、葉の表裏に毛がほとんどないため、触ってもザラついた感じがしません。また、葉柄がないように見えることが多いように思います。
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15ヨメナ
花の直径は3cm程でした。ノコンギクによく似ていますが、葉の表裏に毛がほとんどないため、触ってもザラついた感じがしません。また、葉柄がないように見えることが多いように思います。
16キツネノマゴ
小さな花と低い背丈で目立ちませんが、名前が印象的です。花の根元に密集している細い萼のような穂が、狐の尻尾に似ているからという説がありますが、孫の意味は不明です。
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16キツネノマゴ
小さな花と低い背丈で目立ちませんが、名前が印象的です。花の根元に密集している細い萼のような穂が、狐の尻尾に似ているからという説がありますが、孫の意味は不明です。
17クリの実
イガ栗がたくさんなっていましたが、落ち栗もかなりありました。
17クリの実
イガ栗がたくさんなっていましたが、落ち栗もかなりありました。
18メマツヨイグサ
夕方に上部の葉腋に1〜数個の花を咲かせ、朝にしぼみます。しぼんでも赤くならないのが最大の特徴です。花の直径は6cm程ありそうで、メマツヨイグサにしては大型でした。
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18メマツヨイグサ
夕方に上部の葉腋に1〜数個の花を咲かせ、朝にしぼみます。しぼんでも赤くならないのが最大の特徴です。花の直径は6cm程ありそうで、メマツヨイグサにしては大型でした。
19ホオジロ♂
地鳴きは「チチッ、チチッ」です。鳴いているシーンを動画にも撮りました。
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19ホオジロ♂
地鳴きは「チチッ、チチッ」です。鳴いているシーンを動画にも撮りました。
20巣を直すジョロウグモ♀
雨上がりなので巣を補修しているのでしょうか?その様子を動画にも撮りました。
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20巣を直すジョロウグモ♀
雨上がりなので巣を補修しているのでしょうか?その様子を動画にも撮りました。
21半分食べられた柿
この柿だけがよほどおいしかったのでしょうか、半分食べられていました。ヒヨドリたちの鳴き声がしていたので、犯人はおそらく(*^^*)
21半分食べられた柿
この柿だけがよほどおいしかったのでしょうか、半分食べられていました。ヒヨドリたちの鳴き声がしていたので、犯人はおそらく(*^^*)
22ユズ
奈良時代から栽培されており、歴史の古い柑橘です。一般的に流通しているのは、黄色く熟してから収穫する黄ゆずで、11月頃に旬を迎えます。トゲの多い枝と、大きな翼のある葉、デコボコした実でわかりやすいです。
22ユズ
奈良時代から栽培されており、歴史の古い柑橘です。一般的に流通しているのは、黄色く熟してから収穫する黄ゆずで、11月頃に旬を迎えます。トゲの多い枝と、大きな翼のある葉、デコボコした実でわかりやすいです。
23ツリガネニンジン
サイヨウシャジンに似ていますが、めしべの花から突き出た部分の長さが花の長さよりも短く、少し裾が広がったような形の花です。
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23ツリガネニンジン
サイヨウシャジンに似ていますが、めしべの花から突き出た部分の長さが花の長さよりも短く、少し裾が広がったような形の花です。
24ヤマハッカ
8月から10月にかけて筋模様のある青紫色の花を咲かせます。ハッカの名前がついていますが、ほとんど香りません。
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24ヤマハッカ
8月から10月にかけて筋模様のある青紫色の花を咲かせます。ハッカの名前がついていますが、ほとんど香りません。
25観音堂池より西方面
オビサオ山の南麓にある観音堂池より左奥に山形仙方面、手前右に佛山(ひじりやま)が見えました。
25観音堂池より西方面
オビサオ山の南麓にある観音堂池より左奥に山形仙方面、手前右に佛山(ひじりやま)が見えました。
26ヤブミョウガ実
緑白色の実は、黄緑から茶色、10月中旬過ぎには藍紫色へと変化していきます。両性花と雄花があり、両性花の分しか実を結びません。写真を撮っていると、地元の方に声を掛けられました。ここ数年で急に増え、畑にも生えて困っておられるそうです。この後、花の話で盛り上がり、安納芋<写真81>をいただきました(^^♪
26ヤブミョウガ実
緑白色の実は、黄緑から茶色、10月中旬過ぎには藍紫色へと変化していきます。両性花と雄花があり、両性花の分しか実を結びません。写真を撮っていると、地元の方に声を掛けられました。ここ数年で急に増え、畑にも生えて困っておられるそうです。この後、花の話で盛り上がり、安納芋<写真81>をいただきました(^^♪
27ナギナタコウジュ
そり返った花の穂がナギナタに似ており、シソ科の植物特有の強い香りがあるのでナギナタコウジュ(長刀香需)と呼ばれています。花が穂の片側にしかつかないのでわかりやすいです。
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27ナギナタコウジュ
そり返った花の穂がナギナタに似ており、シソ科の植物特有の強い香りがあるのでナギナタコウジュ(長刀香需)と呼ばれています。花が穂の片側にしかつかないのでわかりやすいです。
28コウヤボウキ&
  クチナガガガンボの仲間
コウヤボウキという名は、高野山でこの植物を用いて箒を作っていたことから付けられた名前です。文字通り口が長いガガンボが蜜を吸いにきたのでしょうか。
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28コウヤボウキ&
  クチナガガガンボの仲間
コウヤボウキという名は、高野山でこの植物を用いて箒を作っていたことから付けられた名前です。文字通り口が長いガガンボが蜜を吸いにきたのでしょうか。
29アキチョウジ
秋になると紫色で長さ2cm程の筒状の花を咲かせます。漢方薬やスパイスに使われる「丁字」に花の形が似ていることから名付けられました。
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29アキチョウジ
秋になると紫色で長さ2cm程の筒状の花を咲かせます。漢方薬やスパイスに使われる「丁字」に花の形が似ていることから名付けられました。
30テンナンショウの仲間の実
まるでミニミニトマトが鈴なりに群れているようです。残った葉などからすると、コウライテンナンショウあたりでしょうか。
30テンナンショウの仲間の実
まるでミニミニトマトが鈴なりに群れているようです。残った葉などからすると、コウライテンナンショウあたりでしょうか。
31オサムシ科の昆虫
体長2cm程でした。オサムシ科は日本には約1,300種ほどが確認されている大きなグループです。樹上性で植物食のものもいますが、その多くは地上性で肉食のものが多いです。走り去る姿を動画に撮りました。
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31オサムシ科の昆虫
体長2cm程でした。オサムシ科は日本には約1,300種ほどが確認されている大きなグループです。樹上性で植物食のものもいますが、その多くは地上性で肉食のものが多いです。走り去る姿を動画に撮りました。
32金山谷林道起点
舗装道路の途中で不意にこの標柱が現れました。佛山(ひじりやま)とオビサオ山の間から金山谷林道が始まりました。ここから登山口<写真36>まで林道を歩きました。
32金山谷林道起点
舗装道路の途中で不意にこの標柱が現れました。佛山(ひじりやま)とオビサオ山の間から金山谷林道が始まりました。ここから登山口<写真36>まで林道を歩きました。
33タマバシロヨメナ
花の直径は1.5〜2cm程と小さく、シロヨメナ<写真61>に似ていますが、葉は丸みを帯び葉柄があります。
33タマバシロヨメナ
花の直径は1.5〜2cm程と小さく、シロヨメナ<写真61>に似ていますが、葉は丸みを帯び葉柄があります。
34イタドリ実
草とは思えないほど大きくなり、見上げることも多いです(*_*;まだ緑の実は、周りに透き通った羽をまとい、その真ん中に種子が入っています。かつて、シーボルトがこれを観賞用にヨーロッパに持ち帰り大繁殖しました。
34イタドリ実
草とは思えないほど大きくなり、見上げることも多いです(*_*;まだ緑の実は、周りに透き通った羽をまとい、その真ん中に種子が入っています。かつて、シーボルトがこれを観賞用にヨーロッパに持ち帰り大繁殖しました。
35テングチョウ
盛夏には休眠し、秋に再び活動を再開したようです。県南では早春に見かけることが多いです。
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35テングチョウ
盛夏には休眠し、秋に再び活動を再開したようです。県南では早春に見かけることが多いです。
36広戸仙金山林道登山口
金山谷林道起点<写真32>から約1.5km歩いた所に甲山(かぶとやま)<写真39>経由で広戸仙に上る登山口があります。案内板は新調されたようです。このすぐ東でシロヨメナ<写真61>を動画に撮りました。
36広戸仙金山林道登山口
金山谷林道起点<写真32>から約1.5km歩いた所に甲山(かぶとやま)<写真39>経由で広戸仙に上る登山口があります。案内板は新調されたようです。このすぐ東でシロヨメナ<写真61>を動画に撮りました。
37マツカゼソウ
26種ぐらいある日本のミカン科の仲間はほとんどが樹木ですが、唯一このマツカゼソウだけが草本(草として育つ植物)です。足元の小石ゴロゴロは前回(去年4月15日)よりもずいぶんマシでした。
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37マツカゼソウ
26種ぐらいある日本のミカン科の仲間はほとんどが樹木ですが、唯一このマツカゼソウだけが草本(草として育つ植物)です。足元の小石ゴロゴロは前回(去年4月15日)よりもずいぶんマシでした。
38兜神社跡
明治の終わりまでここに神社がありました。現在の兜(かぶと)神社<写真04>は廣戸(ひろど)神社の境内に設置されています。
38兜神社跡
明治の終わりまでここに神社がありました。現在の兜(かぶと)神社<写真04>は廣戸(ひろど)神社の境内に設置されています。
39甲山頂上二級基準点
        「防3」
標高777mのラッキーセブンな山です!(^^)!
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39甲山頂上二級基準点
        「防3」
標高777mのラッキーセブンな山です!(^^)!
40ツツジ科の紅葉
ツツジ科の植物の一部は紅葉していました。
40ツツジ科の紅葉
ツツジ科の植物の一部は紅葉していました。
41甲山北尾根より那岐山
手前が那岐山(なぎさん)三角点<標高1,240.3m>でその奥に頂上<標高1,255m>が見えました。
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41甲山北尾根より那岐山
手前が那岐山(なぎさん)三角点<標高1,240.3m>でその奥に頂上<標高1,255m>が見えました。
42甲山北尾根より
      滝山南西斜面
ピラミッドのような形をした山は滝山の南西小ピークでその奥に滝山頂上があります。
42甲山北尾根より
      滝山南西斜面
ピラミッドのような形をした山は滝山の南西小ピークでその奥に滝山頂上があります。
43甲山北尾根より広戸仙
このアングルから見る広戸仙(ひろどせん)は東西になだらかに広がる山容です。広戸仙から那岐山までを動画に撮りました。
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43甲山北尾根より広戸仙
このアングルから見る広戸仙(ひろどせん)は東西になだらかに広がる山容です。広戸仙から那岐山までを動画に撮りました。
44甲山北尾根より
     矢櫃城跡南西岩場
この付近に洞窟がありますが、現在は洞穴コースが立入禁止になっており、近づくこともできません。
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44甲山北尾根より
     矢櫃城跡南西岩場
この付近に洞窟がありますが、現在は洞穴コースが立入禁止になっており、近づくこともできません。
45甲山北尾根より
    矢櫃城跡&爪ヶ城跡
甲山北西尾根上に矢櫃(やびつ)城跡<写真48>のある標高910m小ピーク、その背後に標高1,075.4m三角点「爪ヶ城」<写真53>のあるピークが見えました。今度は那岐山(なぎさん)から広戸仙(ひろどせん)を動画に撮りました。
45甲山北尾根より
    矢櫃城跡&爪ヶ城跡
甲山北西尾根上に矢櫃(やびつ)城跡<写真48>のある標高910m小ピーク、その背後に標高1,075.4m三角点「爪ヶ城」<写真53>のあるピークが見えました。今度は那岐山(なぎさん)から広戸仙(ひろどせん)を動画に撮りました。
46ニホンカナヘビ
ニホントカゲよりもほっそりしています。つぶらな瞳が可愛いです(*^^*)本人はこれで隠れているつもりです(+_+)
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46ニホンカナヘビ
ニホントカゲよりもほっそりしています。つぶらな瞳が可愛いです(*^^*)本人はこれで隠れているつもりです(+_+)
47尾根コース
    &洞穴コース分岐
向かって左の洞穴コースは立入禁止で、そのまま岩場の尾根コースを進みました。
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47尾根コース
    &洞穴コース分岐
向かって左の洞穴コースは立入禁止で、そのまま岩場の尾根コースを進みました。
48矢櫃城跡
矢櫃(やびつ)城の全長は200m程で、尾根上に直線的に曲輪(くるわ)を配した連郭式山城で前後二郭で構成されています。背後に土塁<写真49>が見えています。
48矢櫃城跡
矢櫃(やびつ)城の全長は200m程で、尾根上に直線的に曲輪(くるわ)を配した連郭式山城で前後二郭で構成されています。背後に土塁<写真49>が見えています。
49矢櫃城跡土塁
登山道はこの土塁を乗り越えるようになっています。振り返ってみると、高さ2m程ありました。矢櫃城の北西背後は土塁と三重堀切を設けて遮断しています。実は、何度もここを通っていますが、土塁であることに気づきませんでした(*_*;
49矢櫃城跡土塁
登山道はこの土塁を乗り越えるようになっています。振り返ってみると、高さ2m程ありました。矢櫃城の北西背後は土塁と三重堀切を設けて遮断しています。実は、何度もここを通っていますが、土塁であることに気づきませんでした(*_*;
50桜の倒木
これを世間では「根こそぎ」というのでしょう。日本三大局地風の一つである広戸風でやられたのでしょうか。気象庁の観測点は奈義町にありますが、津山市がここ旧勝北町に設置している風速計では、奈義町を超える風速が観測されることもあるそうです。以前お会いした地元の方によれば、「奈義、奈義と言われるが、広戸風はうちが本家」なのだそうです。
50桜の倒木
これを世間では「根こそぎ」というのでしょう。日本三大局地風の一つである広戸風でやられたのでしょうか。気象庁の観測点は奈義町にありますが、津山市がここ旧勝北町に設置している風速計では、奈義町を超える風速が観測されることもあるそうです。以前お会いした地元の方によれば、「奈義、奈義と言われるが、広戸風はうちが本家」なのだそうです。
51モミジの紅葉
イロハモミジでしょうか。モミジも一部紅葉が始まりました。
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51モミジの紅葉
イロハモミジでしょうか。モミジも一部紅葉が始まりました。
52カワラタケ
倒木に多数生えていました。柄はなく、扇形のカサだけが倒木から伸びています。
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52カワラタケ
倒木に多数生えていました。柄はなく、扇形のカサだけが倒木から伸びています。
53三角点「爪ヶ城」越しに
        第3展望所
爪ヶ城は岡山県で一番高い所にある城址といわれ、標高1,075.4m三角点<点名:爪ヶ城>が設置されています。
53三角点「爪ヶ城」越しに
        第3展望所
爪ヶ城は岡山県で一番高い所にある城址といわれ、標高1,075.4m三角点<点名:爪ヶ城>が設置されています。
54第3展望所より
     滝山&那岐山
ここからは滝山の全容とその背後に那岐山の頂上部が見えます。広戸仙南斜面から那岐山(なぎさん)、麓の奈義町中心部などを動画に撮りました。
54第3展望所より
     滝山&那岐山
ここからは滝山の全容とその背後に那岐山の頂上部が見えます。広戸仙南斜面から那岐山(なぎさん)、麓の奈義町中心部などを動画に撮りました。
55ニカワホウキタケ
橙黄色から濃黄色をしており、サンゴまたはホウキタケに似た姿をしています。これは高さ3cm程で、ツノマタタケを大きくした感じです。
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55ニカワホウキタケ
橙黄色から濃黄色をしており、サンゴまたはホウキタケに似た姿をしています。これは高さ3cm程で、ツノマタタケを大きくした感じです。
56広戸仙頂上岩
この辺りが広戸仙の最高地点<標高1,115m>で、南麓の集落が一望できます。このすぐ北にベンチや登山コース案内板があります。
56広戸仙頂上岩
この辺りが広戸仙の最高地点<標高1,115m>で、南麓の集落が一望できます。このすぐ北にベンチや登山コース案内板があります。
57岩場展望所より広戸仙
爪ヶ城<写真53>より、数分程南西に進んだ尾根の分岐を北西に進んだ岩場から広戸仙が見えました。展望所の道標はなくなってしまいましたが、道はちゃんとあります。天狗寺山(てんぐうぎさん)や津川ダム公園などを動画に撮りました。
57岩場展望所より広戸仙
爪ヶ城<写真53>より、数分程南西に進んだ尾根の分岐を北西に進んだ岩場から広戸仙が見えました。展望所の道標はなくなってしまいましたが、道はちゃんとあります。天狗寺山(てんぐうぎさん)や津川ダム公園などを動画に撮りました。
58アキノキリンソウ
文字通り、秋に咲く麒麟草であり、花が美しいのでベンケイソウ科のキリンソウにたとえたものだといわれています。
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58アキノキリンソウ
文字通り、秋に咲く麒麟草であり、花が美しいのでベンケイソウ科のキリンソウにたとえたものだといわれています。
59広戸仙南西尾根より山形仙
声ヶ乢(こえがたわ)を境に南西にある山形仙の全容が見えるスポットです。
59広戸仙南西尾根より山形仙
声ヶ乢(こえがたわ)を境に南西にある山形仙の全容が見えるスポットです。
60タンナトリカブト
中国地方では最も多いトリカブトです。葉が大きく裂けたような形をしています。この仲間は猛毒であるものが多く、鹿などの大型草食獣によって周辺の植物が食べ荒らされないと生育するのが難しいのかもしれません。つぼみもたくさんありました。
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60タンナトリカブト
中国地方では最も多いトリカブトです。葉が大きく裂けたような形をしています。この仲間は猛毒であるものが多く、鹿などの大型草食獣によって周辺の植物が食べ荒らされないと生育するのが難しいのかもしれません。つぼみもたくさんありました。
61シロヨメナ
ヨメナ<写真15>よりも花が小さく、直径1.5〜2cmです。葉はヨメナと同様、毛がほとんどなく触ってもザラついた感じがありません。
61シロヨメナ
ヨメナ<写真15>よりも花が小さく、直径1.5〜2cmです。葉はヨメナと同様、毛がほとんどなく触ってもザラついた感じがありません。
62オオバヤシャブシ実
花の後にできる実(果穂)は長さ2cm程で10〜11月にかけて成熟します。1つずつまばらになる付き方と大きさで他のカバノキ科と区別できます。種はタンニンを多く含み、黒八丈などの染料に使われます。
62オオバヤシャブシ実
花の後にできる実(果穂)は長さ2cm程で10〜11月にかけて成熟します。1つずつまばらになる付き方と大きさで他のカバノキ科と区別できます。種はタンニンを多く含み、黒八丈などの染料に使われます。
63ナワシログミ
良い香りの花をいっぱいに付けています。グミの花期は様々でナワシログミ、マルバツルグミ、ツルグミは10〜11月に花をつけます。萼筒が太めなのが特徴です。この辺りからマルバツルグミ<写真66>とともに登山道沿いに多数見られました。
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63ナワシログミ
良い香りの花をいっぱいに付けています。グミの花期は様々でナワシログミ、マルバツルグミ、ツルグミは10〜11月に花をつけます。萼筒が太めなのが特徴です。この辺りからマルバツルグミ<写真66>とともに登山道沿いに多数見られました。
64ススキ越しに広戸仙麓
この一角だけでしたが、風情がありました。
64ススキ越しに広戸仙麓
この一角だけでしたが、風情がありました。
65ガマズミ実
葉は円形に近いものも多く、初夏に小さく白い花が多数咲き、秋に果実が赤く熟します。霜が降りる頃になると、白い粉をふいて甘くなり食べ頃となります。ゴマギとは違い、実がついた柄は赤くなりません。
65ガマズミ実
葉は円形に近いものも多く、初夏に小さく白い花が多数咲き、秋に果実が赤く熟します。霜が降りる頃になると、白い粉をふいて甘くなり食べ頃となります。ゴマギとは違い、実がついた柄は赤くなりません。
66マルバツルグミ
ツルグミとナワシログミの雑種とされ、葉がツルグミに似ていますが、葉裏が白く、別名ウラギンツルグミともいわれています。また、枝に短いトゲがあります。ナワシログミ<写真63>よりも萼筒が細いです。
66マルバツルグミ
ツルグミとナワシログミの雑種とされ、葉がツルグミに似ていますが、葉裏が白く、別名ウラギンツルグミともいわれています。また、枝に短いトゲがあります。ナワシログミ<写真63>よりも萼筒が細いです。
67アザミの仲間
裂けた葉の形や、ぴったりくっついた総苞片はノアザミに似ていましたが、触っても粘性はありませんでした。この少し東でナワシログミ<写真63>を動画に撮りました。グミロードは声ヶ乢(こえがたわ)登山口まで続いていました。
67アザミの仲間
裂けた葉の形や、ぴったりくっついた総苞片はノアザミに似ていましたが、触っても粘性はありませんでした。この少し東でナワシログミ<写真63>を動画に撮りました。グミロードは声ヶ乢(こえがたわ)登山口まで続いていました。
68ハダカホオズキ実
同じナス科のホオズキとは違い、液果を覆うものが何もないことからハダカホオズキと名付け られたといわれています。直径1cm程の実はヒヨドリジョウゴなどに似ていますが、付け根の形から見分けられます。
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68ハダカホオズキ実
同じナス科のホオズキとは違い、液果を覆うものが何もないことからハダカホオズキと名付け られたといわれています。直径1cm程の実はヒヨドリジョウゴなどに似ていますが、付け根の形から見分けられます。
69ヨウシュヤマゴボウ実
よく熟れた実を潰すと、ブドウのような赤紫色の汁が出るので、この汁をなすりつけて遊んだ人もいると思います。全草に毒があるので、見るだけにしましょう。
69ヨウシュヤマゴボウ実
よく熟れた実を潰すと、ブドウのような赤紫色の汁が出るので、この汁をなすりつけて遊んだ人もいると思います。全草に毒があるので、見るだけにしましょう。
70クルマバッタ褐色型
一般的には緑色が多いですが、これは褐色型でした。後翅の中央部に半月状の黒帯があり、飛ぶときにこれが黒い半円に見えるため、クルマバッタの名が付きました。クルマバッタモドキは胸部の背面の白っぽい模様が「く」の字形だけです。ここから茅場(かやば)に入りました。
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70クルマバッタ褐色型
一般的には緑色が多いですが、これは褐色型でした。後翅の中央部に半月状の黒帯があり、飛ぶときにこれが黒い半円に見えるため、クルマバッタの名が付きました。クルマバッタモドキは胸部の背面の白っぽい模様が「く」の字形だけです。ここから茅場(かやば)に入りました。
71ススキ越しに南方面
ウッドパーク声ヶ乢がススキに覆われ広大な茅場と化していました。奥に464m峰が見えました。道はないので適当に歩いて舗装道路に下りました。
71ススキ越しに南方面
ウッドパーク声ヶ乢がススキに覆われ広大な茅場と化していました。奥に464m峰が見えました。道はないので適当に歩いて舗装道路に下りました。
72ススキ&チカラシバ越しに
         南西方面
共にイネ科の植物でまるで勢力争いをしているようでした。奥に山形仙の北東斜面が見えました。
72ススキ&チカラシバ越しに
         南西方面
共にイネ科の植物でまるで勢力争いをしているようでした。奥に山形仙の北東斜面が見えました。
73セイタカアワダチソウ
秋の花粉症の原因となるブタクサに見た目が似ていることもあって、アレルギーや喘息をひき起すのではないかと誤解されることも多いのですが、ハチなどの虫によって受粉する虫媒花で、風で花粉が飛んで受粉する風媒花ではありません。
73セイタカアワダチソウ
秋の花粉症の原因となるブタクサに見た目が似ていることもあって、アレルギーや喘息をひき起すのではないかと誤解されることも多いのですが、ハチなどの虫によって受粉する虫媒花で、風で花粉が飛んで受粉する風媒花ではありません。
74アレチハナガサ?
直径3mm程の小さな花が可愛いですが、セイタカアワダチソウ<写真73>と共に日本の生態系を脅かす外来種とされています。なぜか葉が見えず、ダキバアレチハナガサとの違いがはっきり確認できませんでしたが、ひょろ長い茎には毛がなかったような気がします。周辺に群生していました。
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74アレチハナガサ?
直径3mm程の小さな花が可愛いですが、セイタカアワダチソウ<写真73>と共に日本の生態系を脅かす外来種とされています。なぜか葉が見えず、ダキバアレチハナガサとの違いがはっきり確認できませんでしたが、ひょろ長い茎には毛がなかったような気がします。周辺に群生していました。
75ツマグロヒョウモン♀
     &コセンダングサ
ツマグロヒョウモンはコセンダングサが好物のようですが、我々人間はひっつき虫地獄に遭うので、簡単には近づけません(*_*;動画も撮りました。
75ツマグロヒョウモン♀
     &コセンダングサ
ツマグロヒョウモンはコセンダングサが好物のようですが、我々人間はひっつき虫地獄に遭うので、簡単には近づけません(*_*;動画も撮りました。
76ツリフネソウ
文字通り、花の様子が吊り下げられた帆掛け船に似ています。花言葉は「私に触れないでください」なので、そぉーっと観賞しました(´・ω・`)
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76ツリフネソウ
文字通り、花の様子が吊り下げられた帆掛け船に似ています。花言葉は「私に触れないでください」なので、そぉーっと観賞しました(´・ω・`)
77ヤクシソウ
   &ホソヒラタアブ♀
ヤクシソウ(薬師草)は黄色の野菊で葉の形が薬師如来の後光に似ているというのが名前の由来とされています。葉柄の基部が張り出し茎を抱くことが多いのですが、この株の葉は微妙な形でした。動画も撮りました。
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77ヤクシソウ
   &ホソヒラタアブ♀
ヤクシソウ(薬師草)は黄色の野菊で葉の形が薬師如来の後光に似ているというのが名前の由来とされています。葉柄の基部が張り出し茎を抱くことが多いのですが、この株の葉は微妙な形でした。動画も撮りました。
78モミジ越しに吹上の丘
周辺は左右にモミジが見られるモミジロードでした。見頃は11月初旬ぐらいでしょうか。背後に吹上の丘(山形仙北東の584m峰)が見えました。
78モミジ越しに吹上の丘
周辺は左右にモミジが見られるモミジロードでした。見頃は11月初旬ぐらいでしょうか。背後に吹上の丘(山形仙北東の584m峰)が見えました。
79アメリカアサガオ
家畜の飼料に紛れて日本に入って来たと考えられており、野生のアサガオと呼ばれています。くびれのある独特の葉の形と、細く外側に曲がった萼が特徴です。
79アメリカアサガオ
家畜の飼料に紛れて日本に入って来たと考えられており、野生のアサガオと呼ばれています。くびれのある独特の葉の形と、細く外側に曲がった萼が特徴です。
80ヒガンバナ
なぜかこの一株だけが咲き残っていました。
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80ヒガンバナ
なぜかこの一株だけが咲き残っていました。
81観音堂池付近でいただいた
          安納芋
ヤブミョウガの実<写真26>を撮影中に地元の方に掘り立てをいただきました。失敗したとのことでしたが、長さ15cm程でおいしそうでした。
81観音堂池付近でいただいた
          安納芋
ヤブミョウガの実<写真26>を撮影中に地元の方に掘り立てをいただきました。失敗したとのことでしたが、長さ15cm程でおいしそうでした。
82安納芋を食べる(*^^*)
家でオーブンレンジで焼き芋にしました。安納芋にしては甘さ控えめでしたが、薄皮周辺が香ばしく味が凝縮されており、連れがむいた皮まで食べてしまいました。尻尾が激ウマだったそうです(*^^*)
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82安納芋を食べる(*^^*)
家でオーブンレンジで焼き芋にしました。安納芋にしては甘さ控えめでしたが、薄皮周辺が香ばしく味が凝縮されており、連れがむいた皮まで食べてしまいました。尻尾が激ウマだったそうです(*^^*)

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex22x(GPSナビゲーター) 虫よけスプレー

感想

 出発点としたのは広戸仙(ひろどせん)南の佛山(ひじりやま)とオビサオ山の南にある廣戸神社<写真01〜06>です。「美作神社資料」によれば、宝亀元年(770年)、山城国(京都府)男山八幡宮(石清水八幡宮)を廣戸村奥津川字宮谷に勧請し、廣戸八幡宮と唱えました。その後、文治5年(1189年)に廣戸村大吉字宮の奈留に社殿を移し、応永5年(1398年)、現在の大吉字平野に遷座しました。
 その隣には五穀寺<写真09,10>があります。奈良時代から始まったわが国固有の神の信仰と、伝来した仏教の信仰が折衷して融合調和した神仏習合(神仏混淆)は、明治のはじめまで続きました。廣戸神社と五穀寺の境内は、当時の姿を今にとどめています。古い大木などもあり、歴史を感じました。

 さて、廣戸神社と五穀寺を出た後、大岩集落を歩いて金山谷林道の方に向かいました。大岩集落では写真でも紹介していますように、たくさんの花が咲いておりなかなか歩が進みませんでした。
 そのうち、地元の方がウロウロしている我々に気が付き、声をかけてこられました。我々の行き先を確認した後、掘り立ての安納芋<写真81>をくださいました。その後はお互いにこの辺りに咲く植物の話で盛り上がりました。こうした思わぬふれあいはうれしいものです。

 佛山とオビサオ山の間に来ると、金山谷林道の起点<写真32>に入り、そのまま、金山谷林道登山口から甲山(かぶとやま)を目指しました。前回(去年4月15日)よりも整備され、転がっている石が少なくなっていました。つづら折りの道が増えたので、下りで利用したほうが道迷いしません。
2019年4月15日 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1794963.html
 なお、声ヶ乢(こえがたわ)登山口には、金山谷林道登山口からのコースは通行止めとの掲示が出たままでしたが、金山谷林道登山口には掲示がなく、この整備具合からすると、通行止めの掲示を撤去し忘れているだけのようにも思えました。
 さて、今回も途中で兜神社跡<写真38>に寄りました。廣戸神社に移される前はここにあったようです。この兜神社のすぐ北に標高777m(ラッキー7)の甲山(かぶとやま)があり、頂上および北西尾根から広戸仙、滝山、那岐山などの名峰が見られます。
 さらに北西尾根を登っていき、矢櫃(やびつ)城跡<写真48>のある標高910m峰を経て、標高1075.4m三角点「爪ヶ城(つめがじょう)」<写真53,54>に着きました。爪ヶ城は岡山県で一番高い所にある城址といわれ、第3展望所が設置され、休憩とパノラマ展望を楽しめます。

 爪ヶ城から広戸仙頂上を往復し、第2展望所に寄り道し声ヶ乢(こえがたわ)に下りました。
 今回、初めて第1展望所をスルーし西側の道を下りました。普通に歩けますが、落ち葉が積もって少し滑りやすく、倒木もあったので、第1展望所を通り抜けたほうがずっと歩きやすいと思います。
 声ヶ乢に下るコースでもたくさんの植物が見られました。最後はナワシログミとマルバツルグミのいい香りに包まれたグミロードでした(^^♪また、こちらは広戸仙のメジャー登山コースだけに、3組4人の登山者とすれ違いました。
 声ヶ乢からはウッドパーク声ヶ乢<写真71>に寄り、茅場(ススキ群生地)を抜け、再び舗装道路を歩き、廣戸神社まで戻りました。
 この間にもたくさんの植物が見られ、この日は絶えることのない秋の風物詩を楽しむことができました。期待していたツツジ科の紅葉は、広戸風でカリカリになって茶色いものも多く、モミジは大半がこれからのようでした。麓のウッドパーク声ヶ乢のモミジは2〜4割の色づきです。また機会があれば、紅葉狩りを楽しみたいと思います。
 翌日、いただいた安納芋を焼き芋<写真82>にして食べました。ご馳走様でした(*^^*)植物の秋のはずが、最後は食物の秋⁉



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