北八甲田 銅像茶屋から銅像ルート


- GPS
- 04:07
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 434m
- 下り
- 425m
コースタイム
09:20 標高800m
09:50 標高900m
10:08 標高1000m
10:38 標高1100m
10:46 標高1140m
ツェルトを張って昼食・休憩
12:21 滑走開始
12:30 標高1000m
12:43 標高800m
12:52 銅像茶屋前 到着
天候 | 吹雪! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※ 八甲田周辺の道路は冬季規制中ですので気を付けてください。 詳細は下記のリンクを参照してください。 http://www.koutsu-aomori.com/Road/HakkodaMain.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山ポストはありませんので、各自それなりの対応が必要となります。 ※ 登山口周辺には使えるトイレも何もありません。 目の前にあるのは冬季閉鎖中の銅像茶屋と、雪に埋まりきった公衆トイレです。 ※ 北八甲田にはスキーのツアールートが何通りかありますが、今回はその中の銅像ルートを登って滑ってきました。 この時期はルートを示すポールはまだ立てられていませんので、入山するにあたっては、 地図とコンパスなどを持ち、それなりの覚悟で入山する事をお勧めします。 ※ ルート上には一応昔に取り付けられた指導標が残っている所がありますが、 かなり落ちている物もありますので、それに頼り切ることはしないようにして下さい。 ※ 北八甲田の代表的な山岳スキールートは下記のリンクを参照してください。 http://www.hakkoda-ropeway.jp/images/ski/tourroute.pdf この他にも様々なルートはありますが、危険個所はこの図で共通してわかると思います。 |
写真
感想
今回は私にとって初めての銅像ルートでした。
去年一回前嶽に登り、このルートを横切った事はありますが、
なんせロープウエーにもまともに乗って滑った事がないもんで(^^ゞ、
銅像茶屋まで滑り降りる事はありませんでした。
冬山登山というか、バックカントリーの世界に足を踏み入れてから、
気にはなっていたルートでしたので、山行計画が出た時点で参加を素直に決めていた山行でした。
その期待と裏腹に、天気はロープウエーも止まるような吹雪模様。。。。。
聞くところによると、ロープウエーは風速25m/sを超えると止まるようです。
そんな天気の中、参加者が続々と銅像茶屋に集まってきました。
まったくたいしたもんですよ、なんなんですかね・・・・・この人達って(笑)
やめようと言う言葉は一切耳にすることなく、一応前嶽の鞍部程度まで行ってみようという話になり、
黙々と準備を進め、意気揚々と山に入り込んで行きます。
樹林に入れば吹雪は弱まるかと思っていましたが、甘かった。。。。。
私は軽くですが、これまで数回頬など顔に凍傷を経験したためか、
少し強めの風雪に顔をさらすと、以前と違って顔にギンギン突き刺す感覚が出てくるようになりました。
顔の皮膚の脂分を補給するために、最近はニベアクリームを塗ってきていますが、この日はそれでもダメ。。。。。
途中で我慢しないでサッサとバラクラバを付けて歩いていきました。
雪の状態は前日までの気温の上昇で、下の方にバリバリに凍った層ができているようで、
その上に10cm程度の新雪が吹雪で詰まっている感じでした。
ラッセルも深くて足首ほどで、それほど苦しくはないようでしたが、結局先頭はKさんがぶっ通し(爆)
ありがとうございました!
私はYOCHINさんにストックを一本貸していたのもありますが、
終始ホボ最後尾の方で、皆さんがつけてくれた高速道路で楽をさせていただきました(^^ゞ
目標は前嶽の鞍部。コンパス通りに進んでいくと、いくつかの小沢を横切りながら高度を上げていきます。
徐々に周囲の樹林が太くなっていき、傾斜もきつめになってくると吹雪も一段とパワーアップ!
急な斜面をトラバースするんですが、周りの景色なんか見えるはずもなく、
斜面の下はどうなっているやらサッパリ見えません。
滑るにしては楽しそうな傾斜なんですが、全員がそう感じられるような斜面ではないはずです。
見えないからトラバースできたんでしょうかねぇ(笑)
そんなトラバース斜面でも雪の状態は結構シッカリしていて、もし滑るとなっても雪崩の心配はそれほどなさそうでした。
そんな事を一人でチェックしつつ猛吹雪の中を登っていくと、ようやく傾斜が緩くなり、目的地の鞍部に出たようです。
リーダーがこの辺で終わりにするとの事で、ツェルトを二張張って昼食にすることにしました。
ナカナカ強い風のためツェルトを張るのも一苦労でしたが、何とか無事に張り上がり、全員ツェルトの中でおいしい鍋やシチューで体を温めました。
食後にシールを外し、いよいよ吹雪の中を滑り降ります。
雪質はパフパフで最高なんですが、なんせ視界が悪くてトラバース気味に斜面を斜めに滑り降りると、小沢のえぐれに突っ込みます(笑)
やっぱり素直に下に滑り降りれば沢のえぐれもないし、滑りそのものも楽しいんですが、ここはグッと我慢のしどころ!
調子に乗って直線的に滑り降りると、車に戻れませんからねぇー。
なんとか我慢しつつ、ちょこっと滑ってはトラバースを繰り返し、何個かの沢を越えて行くと銅像ルートを示す指導標を発見しました。
その後は指導標を参考にダラダラ滑り降りて行くだけ。
この頃には天気も回復してきて難なく銅像茶屋前に出る事ができました。
今回は皆さんと一緒だったから行けた山行だと思います。
一人だと途中であきらめたでしょうねぇー。
参加された皆様、今回もありがとうございました。
次回も宜しくお願いします。
最後に、本当にシチューと鍋はおいしかったです!
ありがとうございました。
ロープウェーも運休するくらいの悪天パワー炸裂!
いつもならロープウェーからツアーなどでも通ったことがある
銅像ルートを、下から登る企画に参加しました。
スキー隊に混ざって、ただ一人、スノーボード参加でした。
ところがどっこい!
ポールを車に置いてきてしまった・・・(;・∀・)
誰も予備ストックを持ってきてなかったため、
体力的に余裕がある(!?)シュンさんから貴重な1本をお借りして
事なきを得ました。
いちおう、風は弱まる予報でしたが全く弱くもならず、
当然ツアーで下ってくる人の気配もなく。
貸切状態での銅像ゲレンデ♪
とりあえず樹林帯抜けたあたりでツェルト張って、
ちょっとゴージャスなお昼ごはん。
鍋とかシチューとか手作りパンとか、自分が持ってきたパンに
全く手をつけることなく
お腹いっぱいになったところですばやく撤収。
そして、待ってましたのガリパウをいただいて来ました!
はじめはスノーボードのスピードを生かし、見えないながらも
順調に飛ばして行きましたが、
後半の緩斜面でやはりブレーキがかかってスキーに置いてかれそうに…。
再度、シュンさんのストックをお借りして無事ゴールしました。
ツアールートを下から登る企画、次は八甲田温泉ルートですかね♪(´∀`*)
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