鷹ノ巣山と‘天空の架け橋’石尾根縦走路 【動画有】


- GPS
- 09:04
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,751m
- 下り
- 1,979m
コースタイム
天候 | 終日晴れ♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.jreast-timetable.jp/list50on/list50on_chi.html 奥多摩駅バス停から東日原バス停 平日:土日時刻表 http://bus.ekitan.com/rosen/Rp610?t=0&b=310606&f=0&com=31&cn=%90%BC%93%8C%8B%9E%83o%83X&r=62 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<中日原登山口から鷹ノ巣山山頂> WCは東日原バス停を過ぎますと下山するまでありません。 東日原バス停中西原登山口までは歩いて五分ほど、左手に「稲村岩を経て鷹ノ巣山登山口」の標識の階段を下りるのですが当日は直ぐに凍結箇所、山頂まで圧雪がありましたのでアイゼンは装着しておいたほうが良いかと思います。 <鷹ノ巣山山頂から奥多摩駅> 山頂から少し下ると一旦雪がなくなりますがその先は再び雪深い箇所があります。 六ッ石山の手前に急傾斜がありますので注意してください。 |
写真
感想
私にとって奥多摩での主だった未登頂の山は蕎麦粒山、御前山そして鷹ノ巣山。
蕎麦粒山、御前山に対しては特に理由も無くこれまで出掛けていないだけ。
しかし、鷹ノ巣山頂は開けていて‘第一級の展望が得られる秀峰’は以前から知っているのだが未登頂の理由を正直に言ってしまうと‘中日原ルートからの登頂は奥多摩髄一の急坂で有名’とのこと。
ヤマユキブログをググッてみても‘稲村岩からの延々と続く急斜面はキツイ’とか‘1000mの高度差なので覚悟を決めろっ!’とか相当難儀している様子が書かれていて足が向かなかったのだが上記の三座まで絞られてきてしまうとボチボチ自分に対しての言い訳も無くなりトウトウ年貢も納め時、潔く覚悟を決めた。
9:20 週明の予報では‘雨のち曇り’とのことであったが中日原登山口の朝はガスってはいるものの時折日差しが差し込む気温14℃のポカポカ陽気、山道は圧雪が凍結していたので直ぐにアイゼンを装着し吊橋を渡ると急斜面の連続が始まる。
10:33 稲村岩 カラカラに渇いた口を濯いで一口飲み登り続け徐々に高度を上げてくると雪面が増えて急坂の斜度も増し、足を掛けた部分の雪が剥がれ落ち本コケまでには至らぬものの何度か半ゴケ、12:53‘ヒルメシクイノタワ’で休憩する予定であったが三十分近く予定より遅れていたのでそのまま通過、白樺の森の向こうにブワッと神々しく輝き開けた場所が見えた。
13:32山頂到着、握飯を頬張りながら少々霞んではいるものの冬晴れのクッキリとした三頭山、御前山、御岳山を見渡すことが出来た。
でも予定より一時間近く登頂が遅れており早々に下山を開始しなければならないのだが折り返せば日没までに中日原まで確実であるが、しかし気持ちの中で‘折角鷹ノ巣山頂まで来たのだから石尾根縦走路を六ッ石山を経て駅まで♪’ともう一人の自分の誘惑に負け、思案する間もなく日没覚悟でエイッと下山開始。
少し下ってくると‘ココが本当に高度1700mなのだろうか?’と思えるほどなだらかに何処までも続く道が現れ燦燦と降り注ぐ冬空の日差しの中、北側の白樺林の向こうには川乗山、本仁田山をはじめ奥秩父の山々も望むことが出来る。
普段のヤマユキからは得難いと思えるほど美しい光景、私には‘天空に架かる橋’に思えた。
日が西の山脈に落ちた頃、越路の森の向こうから同じ年頃の男性が一名、テン箔装備で登ってくる。
挨拶をして一旦擦れ違ったのだが気になって「これからですか?」と声を掛けると「山頂からココまでどのくらいでしたか?」と満面の笑みで聞き返してきたので釣られて私もニコッと「一時間半くらいでしたでしょうか?」と答えるとまた一礼し、すっかり薄暗くなった尾根を登っていった。
早速お邪魔します
石尾根ルートいらしたんですね!
私たちも当初このルートを検討していたんですが、日没までに全く間に合わないので浅間尾根を下りました。やはり、間に合わないですね。。
日が長くなったらこのルートも挑戦してみます
いらっしゃいませぇ〜
さっさっ遠慮せずに奥までずいぃ〜っと、飲み物は取り合えずテキトーに頼みましたが。。 チャウっ
ワタクシも当初はピストンするか熱海だったのですが石尾根からの見晴らしと下り心地があまりに清々しかったので日没覚悟でツイツイ駅まで歩いてしまいました
kerolina様も感激していただけることと思いますので次回は是非こちらからお帰りくださいませ
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