「サンライズ出雲」で行く伯耆大山🚅

2020年10月23日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.6km
• 登り: 933m
• 下り: 933m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:47
• 休憩: 0:25
• 合計: 5:12

10:23 夏山道登山口（大山寺橋側）
11:10 11:10 三合目
11:41 11:41 五合目
11:44 11:44 行者谷分かれ
12:00 12:10 六合目避難小屋
12:51 12:51 八合目
12:59 12:59 石室方面との分岐
13:15 13:30 大山頂上碑
15:35 15:35 夏山道登山口（大山寺橋側）
15:35 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

　米子駅から登山口までレンタカー利用。30分。一番近い南光河原駐車場は休日は早くから満車になりますが、他に下山駐車場、県営駐車場第1~第4があり、キャパシティは充分です。「ホテル大山しろがね」は宿泊者は下山まで駐車OKです。
　米子駅からバスも出ています。

コース状況／危険箇所等

　登山道、標識は整備が行き届いています。濃霧でも迷うことなく登頂できました。

その他周辺情報

　宿泊施設が多数あります。「ホテル大山しろがね」では早朝出発者向けに朝食をお弁当にしてくれます。昼食も用意していただけます。

写真

　今までの人生で、かすったこともない鳥取県は米子にやってきました。

　午前0時の静岡駅。時間が前後しますが、愛知県人がサンライズ出雲に乗るには反対方向の静岡まで出向かなければなりません。

　深夜の駅で働く人たちを見られるのも鉄道好きとしては一興。

　キターーーーーー！

　わーい！とはいうものの、実は個室が取れなかったんで固いカーペット敷きで寝ます。つらい。(T_T)

　米子駅前からレンタカーで南光河原駐車場に到着。

　寝不足、最近足がつり易い、原因不明の右足首の腫れの三重苦で登山開始。

　不安がいっぱい。

　怪我をしないよう慎重に足を運んで、とりあえず一合目。

　ブナの黄葉が現れると少し気分もよくなりました。

　「山路を登りながら、こう考えた」

　「朱に交われば赤くなる」ちがうか。(^^;

　こういうの好きだ！

　階段が途切れるとこんな岩の道もあります。

　ダイセンキャラボクが現れました。

　ガスがひどい。前方から話し声が聞こえても、間近に来るまで見えません。

　登山道は整備が行き届いて、見えなくても迷うような心配はありませんが・・。

　ちょうど1年前の谷川岳を思い出す。いつも遠征するとこんな天気。

　山頂からの日本海の眺めを楽しみにしてきたんですが。

　傷心の乙女心をキャラボクの赤い実が癒してくれます。

　下山も疲労困憊の足を労わりながらゆっくり。

　でもいいこともあったよ。マミチャジナイがいたんだ。（旅鳥なので出会うことは稀です。）

　やっとこ登山口に戻った。フー💦
　登山口にはりっぱな一軒家（？）のモンベルがあります。裸一貫で来ても登山できる。(^○^)

　ホテルで一人、山行を振り返って大山初登頂にカンパイ。

　翌朝、朝食前の散歩で。アトリの群れが地上で採餌していました。

　帰る前に米子水鳥公園におじゃま。開園25周年記念で立派なカモカレンダーいただきました。来てよかった。ありがとうございます。

　今日も大山山頂は雲に覆われています。

　レンタカーを返して米子駅周辺で電車の時間まで時間つぶし。
　このモニュメント、一瞬、999か、松本零士ってここの出身？って思ったけど、ちがった。「山陰鉄道発祥の地」の意味だそう。誰でも間違えるよな。

　へぇー！古い駅舎もノスタルジックでいいんだけど。

　鬼太郎列車。そうここは水木しげるの故郷に近いのだ。

　「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターでは一番好きかな。性格悪いけど。ノワール小説や映画好きだから。

　特急「やくも」が入線。

　電車旅のお楽しみはこれに尽きる。いつもは夜の新幹線でやってますが、今日は昼間から失礼します。

　「ホテル大山しろがね」の登山弁当。なかなか豪勢やん。

　岡山で新幹線に乗り換え。山陽新幹線は7年ぶり乗車。

　乗換時に岡山駅で留守番家族のために「桃太郎祭り寿司弁当」を調達してきました。岡山といえば「ままかり寿司」もおいしい。

　goto地域共通クーポンでお土産もどっちゃり。

　ホテルでこんなの作ってくれた。いい記念です。鳥取の皆さん、お世話になりました。)^o^(

感想

shinaihito

　深夜ふと目が覚めると、かすかに電車の走行音が聴こえてくる時があります。国内唯一定期運行の寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」がひた走る音です。いいな、乗っている人たちは帰省とか旅行かな、安眠できてるかなとか思いながらまた眠りにつきます。
　憧れの「トワイライトエクスプレス」も「北斗星」も「カシオペア」も乗りそびれた身としてはなんとしても一度乗りたい。寝台特急は30年ほど前のブルトレ「あさかぜ」以来乗っていない。
　そして考え付いたのがこのプラン。gotoキャンペーンとまだ1円も使っていない10万円をつぎ込んでの鳥取行き。帰りは特急「やくも」に乗れるし、伯備線も完乗できる。決定！ついでに伯耆大山登ってこよう。
　なんか本末転倒のような気がしないでもないけど、ホントにこんな感じで計画立てたんです。
　お天気はイマイチだったけど、体調不良でも山頂は踏めたこと、ブナの原生林が雰囲気よかったこと、マミチャジナイに会えたこと、ホテルのホスピタリティがよかったこと等忘れがたい山行となりました。また行きたい。

コメント

れっず

Go to 大山ですね！
shinaihitoさん、こんばんは。

「サンライズ出雲・瀬戸」は5年前に東京から出雲まで乗りました。
初めての寝台特急で深夜の走行音と新鮮な夜明けが記憶にあります。
嬉しくなかなか眠れず・・・（谷川岳への夜行とはえらい違いです）
さて「サンライズ」の個室チケット取得はかなり激戦のようですね。

山陰の名峰「伯耆大山」ガス天候は残念でしたね。
またって事でしょうか？
でもその他の沢山の写真からは楽しさが伝わってきましたよ
秋の山陰旅行、いいですね！

shinaihito

Re: Go to 大山ですね！
こんばんは s4redsさん
　我が家は東海道本線の線路から150ｍくらいの距離にあります。サンライズの通過時刻はだいたい午前2時10分くらいなので、深夜に見に行くわけにもいかず、実際見たのは今回が初めてでした。5年前に通られたんですね。
　ノビノビ座席は畳1枚くらいのスペースで一応横にはなれるので、昔の夜行列車に比べれば天国のようなものですが。（直角の座席に、混みあう時は床に新聞紙を敷いてごろごろ登山者が寝てました）
　個室チケットはまた挑戦したいと思ってます。

　天候は、早くからチケットや宿を確保するため、どうにもなりませんね。心がけが悪いのかなぁ？

　コメントありがとうございます。ヽ(^o^)丿

sireotoko

Wの楽しみ
こんばんは　shinaihitoさん
　どこに行っているのかと思ったら、大回りで鳥取までとは？恐れ入ります。さすがてつこですね。出雲？お願いしてきたんでしょうか大社へ？
　大山の階段、きつかったでしょう？そうか？何山だったか忘れましたが、関東の方で階段地獄のトレーニングは終えていたんですね。ならここは大丈夫だったと思います。でもガスで展望が効かなかったのは悔しいでしょう？クーポンを使ったということはgotoですか？
　電車の旅、私には憧れですよ。

shinaihito

Re: Wの楽しみ
　サンライズの終点は出雲市ですが、手前の米子駅で下りてるので出雲大社へは行ってないんです。お願いしたところでムダだし。

　塔ノ岳の階段地獄のことですね。大山の階段もこれほど体調が悪くなければもっと快適に登れたと思います。山頂で記念写真撮っていただいたけど、exhaustedって感じでひどい顔してます。

　goto使いました。もうすぐ終了なのでｓさんも行ってはいかが？

tomo0105

遠征お疲れ様でした！
shinaihitoさん、こんばんは。

gotoキャンペーンを活用した山行、お疲れ様でした。
お天気は今一だったようですが、収穫の多い山行で良かったですね。
私も寝台特急には一度だけ乗ったことがあります。娘と両親を連れて北海道旅行をした時の帰りに、今はなきカシオペアを使いましたが、中々良かったです。

マミチャジナイに会えて良かったですね。
私も奥日光で一度だけ見たことがあります。
西日本を中心に越冬するマミチャジナイは、他の大型のツグミ類よりも渡りの時期が早く、越冬地では1羽で生活するものの、渡りの時期は群れでいるのが普通の様ですね。2羽映っていますので、渡ってきたばかりと言うことでしょうか。

shinaihito

Re: 遠征お疲れ様でした！
こんばんは tomo0105 さん
　「カシオペア」乗られたとはうらやましいですね。牽引機関車の形が好きでした。列車で北海道旅行ってゴージャスな感じがします。

　下山中、林の中に4,5羽いるのを見つけてあわてて撮ったんです。確認するまでツグミと思ってました。
　実は先週、県内の公園にマミチャジナイが来ていると聞いて、近くにいたので行ってみました。（普段あまりこういうことはしません。バズーカの砲列に気後れしてしまいます。）少し砲列に混じって待ちましたが出てきませんでした。なのでここで出会えたのは僥倖といえます。

　コメントありがとうございます。