【安蘇】岳ノ山〜大鳥屋山・葛生駅まで町界尾根
- GPS
- 08:10
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 981m
- 下り
- 1,097m
コースタイム
御神楽山三角点377.8m.14:30.→南尾根分岐14:57.→古越路峠トンネル下16:10.→葛生駅17:10/31発
天候 | 晴れ・最後の藪突破で体温上昇して脱水症状の感じも・ 地形図とコンパスは必携「仙波」から「田沼」 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
さーのって号秋山線で葛生駅8:35→五丈の滝入口9:00(300円) 葛生17:31→北千住(940円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
五丈の滝入口から沢筋を北に登る道は急だが行ける。 473m点から岳ノ山までの北東尾根は600mあたりが急 大鳥屋山まではハイキングコース 576m(榛名山)までの鞍部が車道の切りとおしで遮断され下降点が不明、登りも急 石尊山までは小さなこぶが連続して先が見えずにつらい 急崖を下った後は御神楽山三角点までは歩きやすく南尾根分岐までも良い道 南尾根は富士重工の有刺鉄線ぞいに進むがやぶとつるがうるさく極めて歩きにくく古越路峠トンネル下からは車道を約60分で駅に戻る・葛生駅17:10/31発 |
写真
感想
安蘇山塊の中心といえば葛生町。さーのって号秋山線を使って葛生町の境界を一周すべしと思い立ち、その第一回が西の田沼町との境界尾根を岳ノ山から駅までという計画である。
五丈の滝バス停を9:00に出て「滝左400m」標識を直進して凹みを辿って473mの左の鞍部に達し、473mに寄れば小さな祠。岳ノ山の途中540mあたりにも祠があり、この尾根はかつての参道の雰囲気がある、雪が落ち葉にかぶって600mあたりの急斜面などなかなか歩きにくく、バス停から80分で岳ノ山山頂に着くが見晴らしは悪い。
南南東へ100mほど急な崖を下ればあとはなだらかなハイキングコースで55分で大鳥屋山に着き、ここを直進して東の肩の小さな祠のある点を南下すれば576m榛名山の姿が良い。正面のこぶ二つ越えて左がそれっぽい。が、左に車道を見て悪い予感がわき、案の定旧峠のお地蔵さんを過ぎてしばらくして峠を大きく切り通す車道に当たる。ここはコンクリートの上を右に行き5mほど木につかまって下ったが多分お地蔵さんあたりから右か左に車道へ降りるのが正解だろう。車道からこぶを二つ越えて左に行けば鞍部から大鳥屋山の姿が良く、一登りした576mの祠には「榛名山」と刻まれているのでここを榛名山と呼ぶのだろう。南が切り払われて展望が良い。
南東に下り555.0m三角点のある唐沢山までは気持ちよくいけたがその先の458mの次のピーク石尊山までは小さなきついこぶがたくさんあってこれでもかという感じでもうやめてと言いたいくらい先の見えない辛い歩きだった。大分疲れも出てきたようだ。
14:00石尊山から南南東の尾根を慎重に確認して大きく下ればあとはゆるい山道で30分で377.8m三角点御神楽山に着き、10分南下したピークから東に折れて南尾根分岐を探すが、15:00前に怪しい石祠数個を発見。こういったものは大体は道しるべとして分岐にあるものだから・・ということでここを右折して進めばすぐに左から富士重工の有刺鉄線の柵があり、これが古越路峠への道とわかる。が・・・・道らしきものはなく藪がうるさく、ツタも足に絡んで峠のトンネル下の車道まで70分の本日最大の難行となってしまった。すなおに東に直進すれば楽なのだが、なにせ葛生町ぐるりっぷ計画にはこの尾根は外せない。
ということで駅まで8時間の長丁場になってしまったので駅前でチャーシューメンと生ビールで疲れをいやしたもんだった。でも館林に着いても寝ていたので電車を一本逃してしまったとさ。※大鳥屋山は栃木百名山の33座目。
※次回の岳ノ山から北(20130317)はhttp://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-277373.html
コメント
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さーのって号秋山線を使って旧)葛生町と田沼町の尾根筋を歩くプラン、常盤中学校を卒業した者としてはこんなルートがあるのかと驚き、そのまま使わせて頂きました
2便を使い、バス停を7:38(-1h20min)に出発。停留所周辺には、梅林があり、こちらも満開。山ヒル注意の看板を目にしたが、11月〜4月は越冬期でありセーフ
雪の少ない地域ですので、今年の大雪による倒木が顕著。林道は各所で寸断されていました
五丈の滝の崖に咲く雪桜躑躅の薄ピンク色がとても印象的。
そのまま進んでも行けそうでしたが、「滝左400m」標識まで一旦引き返して、
倒木を避けながら谷筋を直進。473m点の鞍部近辺でも雪桜躑躅が満開。山では早咲きのツツジが各所で咲いていました(平地では5月が盛りですが)
岳ノ山には9:30に到着。低山から見上げる白根山・男体山の雪山は神々しく光っていました。大鳥屋山には10:30で、標高700mの躑躅を満喫
上りの道路を右側に見つけ、尾根筋を見失ったことに気づき、小さな祠まで引き返して南進
お地蔵さんから少しづつ右に下り、無事車道まで到達(11:50)。尾根筋に咲く薄紫の片栗の花を見つけて、榛名山には12:30到着
当日は午後から崩れる予報もあり、唐沢山(12:50)から多少焦りか、今度は旗川方面の稜線を下り、3度引き返して、石尊山到着は16:00(+2h)。ここで、尾根歩きは断念し、サンモリッツゴルフ場方面に降下。降りた所は誰もいない16番ホール(16:30)。雨に降られることなく、不動尊橋を渡り、満開桜の常盤中学校へはヘロヘロ17:30
駅前あづま食堂で、ケンミンショーで知った『マニングライス\1200』で栄養補給。オムレツのように卵で包む必然性は感じられないが、肉は旨かったです
四月ともなればもうツツジの季節なんですね
途中の榛名山あたりは開けていて眺めがよかったのを思い出しました
また安蘇の山にもでかけたいものです
山行実績は大変参考になり、ありがとうございます。
途中出くわしたのはサルだけで、誰にも会わない静かな山行でした。
歩数計では38千歩もあり、侮ってはいけませんね。
登山道として整備されていない低山は、新緑前までが無難です。
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