泉ヶ岳(滑降コース〜水神コース) 相棒出現


- GPS
- 06:36
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 663m
- 下り
- 659m
コースタイム
天候 | 晴れ。 -6℃〜-2℃。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
泉ヶ岳に行って来ました。
今回は珍しく同行者あり。私よりも10歳若い職場の相棒(はぐりん)が「雪山に行ってみたい」というのでまずは泉ヶ岳。「derakkumaの行ってないコースがいい」というので滑降コースを選びました。
開始時刻はかなり遅め。1名ぶんのツボ足のトレースを追います。20cmほどがフカフカの新雪で、それより下は固められている印象。山スキーのトレースが出てきたあたりから、滑降コースから急遽三角山に寄り、斜面のラッセルを体験して貰います。三角山から泉ヶ岳山頂を見て、「まあ北に向かって好きなところを進めばいいんだよ」とテキトーに助言します。相棒を先頭に三角山から北に進むと自然に滑降コースに戻り、2組3名の方とすれ違い、「体調が悪くて見返平から引き返してきた。今日は滑降コースから登頂した人はいない」という情報を頂きました。
お別れ峠を越えて見返平に行くと、確かにトレースがありませんでした。「ここまで来て、なんで引き返したんだろう」と思いながら、ラッセルを開始すると、その理由が分かりました。ときどき覗える素晴らしい展望とはウラハラに、ともかく雪が重い。ハンパなく重い。湿った雪が表層で固まって、ワカンがツボ足のようにブスッと沈みます。局所的にはほとんど沈まず歩ける場所もあるのに、急斜面だと膝まで沈み、表層20cmと50cmくらいで二段階に崩れていくという難儀なラッセルとなりました。
はぐりん「ドラクエ5で、仲間モンスターって、先頭の壁役で何を使いますか〜?」
derakkuma「えー、ヘルバトラーじゃない? ゴーレムとかギガンテスもいいけど、呪文も使えて打撃も強いのはヘルバトラーかな」
はぐりん「じゃあ、ヘルバトラーで!! 僕は後からザオリクとベホマかけますから〜」
会話の流れでヘルバトラーを拝命し、先頭交代します。その場の空気で「イオナズン!」「メラゾーマ!」「いてつくはどう!」「ルカナーン!」などと叫びつつ、途中で赤テープを見失いながら上を目指していくと、頂上直下でようやくかもしかコースと合流することができました。東へのトラバースが不足していたようです。もちろん回復魔法の効果は感じられず、見返平から山頂まで2時間でした。
時間が遅かったため、山頂には誰もいませんでした。急いで北泉方面に行き、北泉と三峰と後白髪を紹介した後、ヘッドランプを点灯しながら水神コースで帰りました(水神からツボ足)が、相棒はかなり楽しかったようです。
はぐりん「ヘッドランプってイイですね〜。次は、船形山ですね!」
derakkuma「いやー、船形はちょっとキツイんでないの?」
はぐりん「どこでもいいですよ〜。次、別なとこ行きましょう!」
「やはり同行者がいると安全を優先するなぁ。ううむ、自分がブレーキ役かぁ・・・」
そんな年長者のロールプレイングを感じた山行でした。
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