前黒山(91/栃木百):大沼・ヨシ沼は紅葉真っ盛り、半袖隊長、塩原自然研究路を伝って温泉街から往復
- GPS
- 06:33
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,280m
- 下り
- 1,291m
コースタイム
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 6:22
累積標高(上り): 1456m / 累積標高(下り): 1485m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:40.605=18.46+(1456÷100)+(1485÷100÷2)
→→→判定「●EK40〜50未満 日帰りとしては非常にきつい」
(注)顕著なアップダウンはなかったので、累積標高差は過剰計測されていると思われ、実際には「日帰りとしてはきつい」程度だろう。
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【参考文献】なし
【参考記録】なし
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(注1)池袋乗換えは走らないと無理…但し次便でも後の乗換え結果は同じ 【復路】塩原塩釜BS16031645西那須野駅17001742宇都宮駅17561942新宿駅地元駅 (注2)JR バス関東(西那須野駅始発−塩原温泉BT 行き)往復とも940円・現金のみ・回数券/バスカード等のお得制度なし……往路乗客は7〜8名・復路は10名ほど |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況【emj:158]】⇒後刻詳述。 特段の危険箇所なし。 今回の道路歩きはせいぜい数キロ程度です。 ●湯の花荘BS⇒前黒山登山口 塩原自然研究路として整備されているハイキング道。 道標完備・踏み跡明確で特段の危険箇所なし。 ●前黒山登山口⇒前黒山 緩急を繰り返すもアップダウンはほぼない登り一方の道。 幅広の広葉樹林地帯では部分的に踏み跡が薄くなるが、テープ類を丹念に拾えば良し。 二ヶ所で急登(激登り)があるがいずれも短い。 下りでは勢いが付くと止まらないので転倒注意。 ●大沼岸辺 最初は木道だがいずれ岸辺の土道となり、水面に映る紅葉が晴らしい。 往復で異なる道を選択することをお勧め。 ★水場:あり(分岐〜大沼の間) ★渡渉箇所:なし⇒全て木道/桟橋が架けられている ★泥濘状況:あり⇒木道前後の約10m ★積雪状況:あり⇒標高1500m手前から初雪の名残りあり ★蜘蛛の巣 :ごく僅かに引っ掛った ☆半袖 タイム:終日 ★半袖 出会い指数:ゼロ ☆半袖 驚かれ指数:ゼロ ★入山者:ゼロ…大沼散策の観光客を見掛けるも登山者との出会いなし |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし ★駐車場:なし ★トイレ:大沼駐車場 ★携帯 :ほとんど圏内(だったと思う) ★食料調達処:全て持参 ★酒類調達処:せず ★お土産処:Gift Garden(宇都宮駅構内) ★飲食店:寄らず ★温泉:寄らす /green.html 【注】下山した塩原塩釜BSの隣の七ツ岩吊橋BSには無料足湯あり ★宿泊施設:日帰り |
写真
感想
【プロローグ】
まだ紅葉が残っていることを期待し、塩原山塊の栃木百の一つ・前黒山へ。
前黒山登山口に近い大沼・ヨシ沼へは観光用舗装路が通じているが、残念ながら塩原温泉街からバス便はない。
また分県登山ガイド「栃木県の山」には紹介されておらず、ヤマレコでも頻繁にレコ・アップされる山ではないので、何となく敬遠してきた。
しかし、やはり登山口までバス便がない近隣の黒滝山や弥太郎山に日帰り登山した実績を基に赤線を引っ張って(=山行計画を練って)みた。
その結果…行けるかもしれないぞ(^^)v
しかし交通費節約となる「東武・野岩(上三依塩原温泉口駅)塩原市営バス」利用だと、「JR(西那須野駅)JRバス関東」利用より出発時刻が35分も遅くなるし、道路歩きが2km長くなる。
ヘッ電を点灯させる事態になるのは嫌なので…少しでも早い出発を選んでJR西那須野経由を選択した。
【紅葉真っ盛り】
塩原温泉へ向かう車窓からだけでも、箒川沿いに今が盛りと彩り豊かな紅葉が広がっていた。
塩原温泉から大沼・ヨシ沼へは「自然研究路」と言う名のハイキング道(⇒遊歩道以上・登山道未満)が整備されている。
途中は人工林の山腹道のため華やかさはないが、緩い傾斜でとても歩きやすい。
大沼湖畔に出ると急に開放的な空間が広がり、やや終盤に差し掛かっているとは言え、素晴らしい紅葉の道が待っていた。
ヨシ沼を回って前黒山登山道に取付くと、緩急を織り交ぜ、落葉樹林・針葉樹林を繰り返し乍ら登って行く。
とりわけ困難な箇所がある訳でなく、途中で背後(北方向)に塩原山塊の稜線を楽しみ、割りとあっさり山頂にトウチャコ。
意外に小広い山頂からは、樹木に邪魔されながらも近くに高原山・遠くに奥日光山塊を望む。
誰もいない山頂でのんびりしたいところだが、ヘッ電点灯回避のため、さっさと下山。
特に障害物がある道ではないので、下りは早い・速い!!
往路と異なり、大沼では岸辺の道を歩いたが、これが正解!
紅葉が素晴らしいのはもちろんだが、水面に紅葉が鮮やかに反射し、逆さ富士(=新湯富士)も見事。
いやいや、好い時期に来たな、混雑はないし…ってか、ハイカーとは会わず仕舞いだったし…空いているっていいものですね。
【温泉は…残念】
調子よく下山したのは好かったが、バス停に付いてみたらまさかの3分後。
もう一つ先のバス停の近くで無料の足湯を楽しむ積りだったが、次のバスは50分後となるので止む無く断念。
夕暮れとなった西那須野駅から前黒山の山容を振り返って帰路につきました。
思っていた以上に好い道・好い山だったな。
塩原温泉街からエッチラオッチラ往復した甲斐があったというものだ。
【今日登った主な山】
★前黒山(まえぐろやま)1,678.4m:栃木百…91座目
★須巻富士(すまきふじ)710m:無冠
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
【個人用参照過去レコ:塩原温泉関連】
◆2015年10月17日(土)〜18日(日)
高原山(95/関東100)+新湯富士:川治温泉から塩原温泉へ、半袖隊長、拘りの温泉ハシゴ旅
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-747103.html
◆2015年10月19日(月)
日留賀岳(96/関東100):紅葉真っ盛り、半袖隊長、素晴らしい錦繍美に染まる
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-746336.html
◆2019年05月27日(月)
弥太郎山(76/栃木百):バスがなけりゃ歩くしかないぜ、半袖隊長、高原山を眺めながら九十九折りを行く
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1869416.html
◆2019年06月18日(火)
塩原渓谷:「塩原渓谷歩道」とは名ばかりのほぼ登山道、半袖隊長、赤線繋ぎに精を出しました
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1897490.html
コメント
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こんにちわ。
紅葉がちょうどいい時期ですね。
大沼とかヨシ沼とか、逆さ富士とか、楽しそうなコース。ハイキング道として整備されて歩きやすそう。こんな、いい感じのところなのに、ハイカーが少ないのは、もったいないですね。
塩原温泉街の周辺には塩原渓谷などいくつかの自然研究路が整備されています。
遊歩道とまでは言えませんが、初心者・初級者でも歩きやすいように道が付けられています。
拙者が歩いたのが平日(金曜)だったこともあるでしょうが、大沼周辺の観光客も少なかったです。
首都圏からの比較的アクセスの好い塩原温泉でも往年の賑わいぶりはないそうで、コロナ禍も加わって地方旅館の苦境が続いています。
せめて足湯に浸ってPRしたかった
隊長
桧枝岐村に向かう途中にレンタカーで通ったような
渓流沿いの遊歩道があって歩いてみたいな〜と思いましたが
お山ももちろんあるんですね
夏よりも紅葉の季節が良さそうですね〜
塩原渓谷遊歩道は昨年歩きましたが、けっこうな山道です。
遊歩道の名を付けるにはちょいと難しい(厳しい)だろ…と思いました。
今回はたまたま「紅葉が当たり!」でしたね。
でも「山の地名」の中に表示されている「月ごとの山行回数」に拠れば
5月が一番多くて、二番目が6月、三番目に11月が来ています。
初夏(5〜6月)が多いのは新緑あるいは花(ツツジ系)の魅力があるのでしょうか?
隊長
こんにちは😄
東京から日帰りで、しかも電車・バス。
ひれ伏します、恐れいります(・∀・)
おまけに前黒山とは(^_^*)
私達はまだ未踏で、新湯富士止まりです。
今回も良く歩き、登りましたね。
天気も紅葉も大当たりで良かったですね。
塩原の帰路のバス、紅葉渋滞とかは如何でしたか⁉
二週間前は道路工事があって大渋滞でしたが、、。
お早うございますm(__)m
この数日、ググっと冷え込んでいますね。
宇都宮でも初氷を観測したとか…。
さて拙者も高原山(ゴンドラ下)から塩原温泉に下る途中に新湯富士に立寄ったことがありました。
その際にゴンドラ上から前黒山まで直線距離では近いのに登山道はないんだぁ…と残念に思いながらそのままになっていました。
(⇒実際には獣道はあるようで、レコもありますね。)
塩原温泉街の風景を形作っている箒川沿いを走る国道400号線にまだバスが通っていることが強みです。
日留賀岳や弥太郎山、安戸山と同じ条件だから、実は何とかなるんじゃないか…と赤線を引っ張ってみたら…何とかなりそうだったので挑戦してみました。
朝9時台に歩き出せるのは有難いですねぇ
しかしこの電車バス作戦も、次に狙っている明神ヶ岳(湯西川)が当面の最後になりそうです。
特に福島県境の山々は前泊しても厳しそう
西那須野駅に戻るバスは特に観光渋滞・工事渋滞に巻き込まれることはなく、スイスイと走りました。
平日だったからでしょうか?
隊長
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